ピアノの森を見る順番！アニメシリーズの見方をご紹介

【ピアノの森（映画版）】

【あらすじ】

「雨宮 修平」は東京から転校した先で、転校生ということもあってか目立ってしまい、ピアノを弾けるなら「”森のおばけピアノ”を弾いてこい」と男子生徒数人から迫られていました。

そこに「一ノ瀬 海」が割って入ったことで修平から海に標的が変わり、男子生徒の1人、”キンピラ”こと金平と海は喧嘩をします。

そこに仲裁に入ったのが、音楽教師の「阿字野 壮介」でした。

海と修平はその後、森のピアノを2人で見にいくことになり、海も修平と同じくピアノを弾くと知り、2人は親しくなります。

ピアノを見つけ、森のピアノを不思議がる修平は、早速ピアノを弾こうとします。

しかし、いくら弾いても音は出ません。

そんなはずはない、と今度は海が弾くと、さっきとは違い綺麗な音が出ました。

不思議に思い、何か特別な弾き方があるのか、と考えた修平は、海に「何か曲を弾けないか」と提案し、音の出る秘密を探ろうとします。

渋々応える海でしたが、ピアノを弾き始めた途端、彼の雰囲気が変わり、修平は圧倒されました。

そして、「うちのピアノを弾きにおいでよ」と海を家に招きました。

ピアノを練習していた2人でしたが、そこで音楽教師の名が「阿字野」だと知った修平の母から、2人は音楽教師の阿字野壮介が天才ピアニストだったことを知らされます。

翌日、阿字野を修平のピアノの先生にしようと企む母に連れられ、修平は学校へやってきますが、阿字野には早々にことをられてしまいます。

修平は、阿字野に無理な頼みをしたことを謝り、森での出来事を話します。

阿字野は森のピアノの音が出ないことを知っていました。

何故なら、森のピアノは阿字野の所有していたピアノだったからです。

しかし、「海には音が出せる」と修平に言われ、真相を確かめに行った阿字野は、森で海の弾くピアノの音色を耳にします。

そして、海に「一緒にピアノをやらないか」と誘います。

こうして海は本格的にピアノに取り組むことになりました。

【見どころ】

親しみのある日常が舞台でありながら、ピアノの演奏シーンの音色はとても綺麗で、ストーリーとのギャップが注目の作品です。

主人公の海は、決して裕福ではないものの、自分の道を見つけ奮闘していく姿にも注目してみてください。

【ピアノの森　第1シリーズ（TVアニメ版）】

参照元：https://www.amazon.co.jp/

【あらすじ・見どころ】

ストーリーは原作が映画版と同様のため、話の筋はほとんど同じです。

違いとしては、アニメ版は全体的に時代が調整されており、映画版に比べ、海の家は綺麗であり、現代に合った舞台設定になっています。

また、海の母は映画版に比べ、若くスタイルの良い見た目に変わっています。

ストーリーは映画版より、所々詳細に描かれており、その影響で修平の母や海の母の人物像も変わっています。

映画版よりもひとつの出来事に対してのコマが多く、より詳細にストーリーを知ることができます。

映画版と同じシーンでも演奏している曲が異なるなど、アニメ版ならではの違いもあるので、その点においても必見です。

【ピアノの森　第2シリーズ（TVアニメ版）】

参照元：https://www.amazon.co.jp/

【あらすじ】

遂に始まったショパンコンクールで、第1次予選が終了し、参加者たちは記者に囲まれながら結果を待ちます。

参加者には、海や修平の他に、韓国人のアン兄弟や、ポーランド人のピアニストで「ショパンの生まれ変わり」と言われているカロル・アダムスキなどがいました。

審査は難航し、審査結果改められることとなり、結局結果は”2回目”として発表されます。

このことで、審査に手が加わったのではないか、と噂がたちます。

また、有力候補の1人とされていたアダムスキが1次予選を敗退してしまいます。

アダムスキでさえも敗退してしまう、という事実に怯え、修平は自信をなくしてしまいます。

そんな修平を慰めたのは、他でもないアダムスキでした。

アダムスキは、自分のピアノの個性がないと無いと悩む修平に、「ピアノは楽器であり、表現するのは人だ」と言います。

それを聞き、修平の心は変化します。

時を同じくして、結果発表に遅刻していた海も、会場に到着し、無事第1次予選を通過したことを確認しました。

こうして波乱のショパンコンクールが幕を開けました。

【見どころ】

ショパンコンクール編に入り、ストーリーも激化します。

より、本格的にピアノに取り組む海の成長にも注目です。