進撃の巨人「アッカーマン一族」とは?判明した秘密をご紹介
進撃の巨人に出てくる人種の中には非常に多様です。
実際に例を挙げるとマーレ人やエルディア人、ヒィズル国の人など様々な人種が登場します。
その中でも少数に数えられる中にミカサの家系である「アッカーマン一族」があります。
前半では謎に秘められていたアッカーマン一族でしたが、物語も終盤に差し掛かりこの一族に関して様々な設定が明かされてきました。
今回はこのアッカーマン一族に関しての情報をまとめてご紹介していきます。
【アッカーマン一族とは?】
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アッカーマン一族とは「エルディア帝国が長年エルディア人の研究をしてきた結果、偶然生まれた人の姿のまま一部巨人の力を引き出せる一族」のことです。
これは28巻で既存の調査兵団達と敵対したエレンがミカサとアルミンに対して説明しています。
以上の情報からはっきり明言されてはいませんが、アッカーマン一族はエルディア人の一つの一族であるということができます。
しかしエルディア人であるにもかかわらず、作中では王の思想に異を唱えることができるという描写がありました。
これは16巻でケニーの祖父が言っていたセリフで東洋の一族とアッカーマン一族のみが他の血族と違い王に異を唱えることができたというセリフでした。
王の思想とは明らかに始祖の巨人の力のことです。
東洋の一族はエルディア人ではないので王に異を唱えることができるのはわかりますが、アッカーマンはエルディア人なので王に反抗できるというのは矛盾が生じます。
この辺りの矛盾はまだ作中では明かされていませんが、予想をするならばアッカーマン一族はエルディア人ではないということも言えると思います。
現時点ではエルディア人の研究の結果偶然誕生したと言っているだけなので、エルディア人から他の人種に対して能力を移植しアッカーマン一族が作られたということも考えられるのでエルディア人でないという可能性もあります。
この辺りはまだ謎が多いですが、アッカーマン一族がどう作られたのかはこの作品の中でも重要な情報なのではないでしょうか。
【アッカーマン一族の習性】
アッカーマン一族は「エルディアの王を守る意図で設計」されました。
そのため現在でもその名残があり、誰かを宿主であると認識したとき血に組み込まれた習性が発動し能力が覚醒するという仕組みになっています。
相手を宿主であると認識したとき、宿主を守らなければならないという考えが植えつけられるのです。
覚醒したアッカーマン一族は突発性の頭痛を起こすことがよくあります。
これは宿主を守るということに抵抗を覚えるときに生じます。
ただしこの設定に関してはミカサたちと敵対したエレンが言ったセリフから読み取れるものなので、本当かどうかは定かではありません。
実際にミカサは頭痛をよく起こしていますが、同じ一族であるリヴァイやケニーはそういった描写がありません。
ネットにある考察などを見ていると、ミカサの頭痛には他の理由があるという考えをされている方もいますので、頭痛がアッカーマン一族の習性であると断定することは現段階ではできないと思います。
宿主の話に関してもエレン言ったセリフが情報ソースなので、断定できず現在もまだ謎に包まれているのがアッカーマン一族の習性についてなのです。
【アッカーマン一族の強さ】
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アッカーマン一族は、普通のエルディア人と比べても比類ないくらいすさまじい身体能力を発揮します。
現にミカサは首席で訓練兵を卒業していますし、マーレの戦士として訓練したライナーたちと比較しても圧倒的な力を持っています。
ケニーやリヴァイも同様にそれぞれ他の兵士とは比べ物にならないくらいの戦闘能力を発揮します。
以上のように常人とは比較にならないくらいの身体能力を持っているのがアッカーマン一族の強さとなります。
【アッカーマン一族の人物まとめ】
現時点で登場しているアッカーマン一族としては上記でも紹介しましたが「ミカサ」・「リヴァイ」・「ケニー」が主要な人物として挙げられるでしょう。
他にも脇役キャラとしてリヴァイの母でありケニーの妹である「クシェル」がいます↓
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名前が判明しているアッカーマン一族は以上の4名です。
他にも名前が判明していないキャラとしてミカサの父やケニーの祖父も一族のキャラクターとして登場します。
ミカサの父については普通の盗賊に殺されてしまっているほどの戦闘能力なので覚醒してはいないと思われます。
ミカサの父のように覚醒せずに一生を終えるアッカーマン一族も存在しているようです。
以上が作中で登場したアッカーマン一族のキャラクターです。
【なぜマーレはアッカーマン一族を量産しないのか?】
巨人学の副産物で生まれたアッカーマン一族ですが、巨人学の研究を現在も続けているマーレ人たちはなぜアッカーマン一族を量産しないのでしょうか?
兵士をアッカーマン一族にすれば各国との戦争も優位に事を運ぶことができますし、メリットしかないはずですよね。
巨人学がまだ研究され続けているということは28巻で登場したトム・クサヴァーの存在により判明しています。
これはまだ解明されていない部分ですので様々な憶測が立てられると思います。
例えば、何らかの事情によりアッカーマンを生み出せないといったことが考えられ、他にもアッカーマンを生み出すには始祖の巨人の力が必要だとか考えられると思いますが、原作で語られるまでは推測の域を出ないのでこのくらいにしておきます。
なんにせよアッカーマンという一族には出生の部分でまだ明かされていない謎がたくさんあるということです。
28巻でエレンがミカサやアルミンと敵対しながらも話し合いをしたときにアッカーマン一族の新しい情報がいくつか公開されました。
まだ判明していませんが、エレンは何らかの自分の目的のために動いており、この話し合いにて明かされた情報は嘘の可能性もあります。
そのため現時点ではアッカーマンについて断定できない情報も多く、考察がはかどる部分も多いです。
この記事を読みアッカーマンについての知識が整理され、考察の手助けとなれば幸いです。