魔法少女リリカルなのはを見る順番！アニメシリーズの見方をご紹介

【魔法少女リリカルなのは】

【あらすじ】

平凡な小学生・高町なのはは、ある日ユーノと名乗るフェレットのような魔法生物に出会う。

そして彼に渡された魔法の宝玉・レイジングハートによって、自身に眠っていた強力な魔法の資質に目覚め、次元を超えた魔法世界の治安組織「時空管理局」に協力していくことになる。

ユーノの依頼により強力な魔力を秘める宝玉・ジュエルシードを集めるが、同じ宝玉を狙うフェイト・テスタロッサやその使い魔アルフと戦うことになる。

時空管理局はフェイトを犯罪者として処罰しようとするが、なのははフェイトの瞳に哀しい色を見て事情を聴きたいと考えるようになっていく。

【見どころ】

シリーズの初代作品として、主人公の高町なのはがいかにして魔法少女になったのか、またどのように成長していくのが大きな見所です。

将来への展望が乏しかった少女が、偶然な出会いによって魔法世界の嘱託として戦っていく成長物語になっています。

また後の盟友であり、家族のようにもなっていくフェイトとのバトルも注目です。

「魔法」を超化学としてとらえた世界観や、その設定を活かした戦闘描写など、従来の魔法少女よりも斬新なものとなっています。

フェイトと向き合おうとするなのはや、フェイト自身の出自にまつわる話などのドラマ部分は、シリーズ全体に通じる特色とも言えそうです。

【魔法少女リリカルなのはＡ‘ｓ】

【あらすじ】

以前の事件で絆を結んだフェイトと交流を続けていたなのはの元に、正体不明の魔道士の接近が知らされる。

表れた敵の騎士たちに、駆けつけたフェイトと共に迎撃するなのは。しかし、強力な敵勢力の前に敗れてしまう。

敵は「闇の書」という、ジュエルシードよりも危険な事物の関係者と判明する。時空管理局と共に対抗策を進めるなのは。

一方、敵の騎士たちにも一刻を争う事情が絡んでいた。

【見どころ】

今作の見所は、やはり前作の当初では敵として相まみえたフェイトとの共闘や、友達になったことでの関係性の描写でしょう。

また今作からは「カッコよさ」重視として、よりバトルの描写も白熱したものとなっています。

ドラマにも注目で、今作では敵側の切なさが特に見所です。

いきなり「闇の書」の主になった足が不自由な少女と、「闇の書」の騎士たちとの関係性は切なくも心暖かくなるような描かれ方をしているので必見です。

また彼らにも対話を望むなのはの活躍も注目です。

【魔法少女リリカルなのはReflection】

【あらすじ】

滅びゆく惑星エルトリアの再生を夢見るフローリアン一家。

しかし父が倒れ、娘のキリエは人工知能・イリスの助言で日本に住むなのはやフェイト、はやての３人の元に向かう。

キリエとイリスの狙いははやての持つ「夜天の書」だった。

３人は抗戦するも「夜天の書」は奪われてしまう。イリスとキリエは、さらに「永遠結晶」を奪いに向かう。

しかし、そこでイリスがキリエを裏切り、永遠結晶に封じられていたユーリという存在を開放する。

イリスにはユーリに対する別の思惑があるようだった。

【見どころ】

この作品は前後編２本の映画で一つのストーリーになっており、劇場版ならではの、麗な作画での戦闘が見れます。

監督が『アップルシード』などの浜名孝行監督ということでハイレベルなアクション描写も楽しめます。

また敵は魔法の通用しない相手であることから、どう立ち向かうかも見所です。

また父の想いを継ぎたいキリエと、彼女を止めたいアミティエの姉妹のドラマも注目です。

【魔法少女リリカルなのはDetonation】

【あらすじ】

イリスによって復讐のために永遠結晶から解き放たれ、イリスに操られる少女・ユーリ。ユーリを操りなのはを襲わせるイリスに復讐の意味を問うアミティエ。

二人を追ってきたことで真実を知り驚愕するキリエと、真実を知られ動揺したアミティエの二人は負傷し、時空管理局に運ばれる。

アミティエと共に訪れたなのは達に、キリエは自らが起こしたことを悔い涙を流す。

一方、地球では予期せぬイリスの行動によって、キリエに呼び出されていたディアーチェたちは管理局に協力を申し出る。

【見どころ】

今作は前作「魔法少女リリカルなのはReflection」の続きになり、前編ラストから直接物語が続いていきます。

戦闘は最初からクライマックスで、冒頭から激しい空中戦が描かれています。

また、なのはの新形態「フォーミュラモード」も見ることができます。

制作順的に、「なのはシリーズ」の総決算・集大成的な部分もあり、シリーズ最多となる挿入歌数も見所です。

またイリスとユーリの因縁やそれがどうなっていくか、物語のラストにキリエとアミティエの姉妹など登場人物たちは何を得るのかなど、重厚なストーリーが楽しめる作品になっています。

【魔法少女リリカルなのはStrikerS】

【あらすじ】

１９歳になったなのは、フェイト、はやての３人はそれぞれの夢を追うべく時空管理局に所属して活躍していた。

そんな中、新たに発見された「レリック」とそれを狙う謎の機械兵器の出現。

それらに対応するため、はやては「機動六課」という部隊を設立。

なのはの所属する機動六課に所属するスバルとティアナ。

スバルたち新しい世代は次元世界で頻発化していく犯罪行為を追っていく中で成長していく。

そして、それらの裏に潜むものがいることが判明していく。

【見どころ】

今作では、成長して新しい世代の指導役となったなのはを見ることができます。

またなのはに教わりながら成長していく世代、とくにスバルとティアナのコンビの活躍が注目です。

指導者としてのなのはの活躍や新しい世代の青春劇が楽しめます。

またシリーズ恒例の変身バンクのカッコよさも見所です。

前作よりもデバイスが増えたことでバリエーションも増しています。

まるでロボットものアニメのように、ガシャン、ガシャンと機械がカッコいい映像も楽しむことができます。

【魔法少女リリカルなのはViVid】

【あらすじ】

事件も解決したことで機動六課も解散され、ヴィヴィオはなのはの義理の娘となって日々を過ごしていた。

一方、次元世界・ミッドチルダでは「覇王インクヴァルト」を名乗り、格闘家をことごとく叩きのめすという傷害事件が頻発していた。

ヴィヴィオの武装の師範であるノーヴェの前にも表れたことで、その「覇王」の身元が判明する。

覇王を自称していたアインハルトはヴィヴィオと出会い、対峙したことでヴィヴィオと行動を共にしていくことになる。

【見どころ】

この作品では、なのはがついに母親になります。

盟友であるフェイトと、二人で母親として娘に接するなのは達の姿は見所の一つです。

家族描写に心和やかになれそうですね。

また、主人公は娘の方に交代しているので、娘の方の成長物語がもっとも見所になります。

他にも、この作品の目玉としてヴィヴィオたちによる魔法格闘戦が挙がります。

ど派手なバトルや、拳を交えながら変化していく少女たちの関係性も注目です。

【ViVid Strike!】

【あらすじ】

フリーターとして住み込みのアルバイトをしていた孤児院出身の少女・フーカはすさんだくらいを送っていた。

ある日、不良とのけんかで負傷したフーカはアインハルトに助けられ、彼女から格闘技の誘いを受ける。

フーカはナカジマジムで住み込みとして働きながら、フーカは格闘技選手としての道を進み始める。

一方、同じ孤児院出身のリンネは格闘技選手としてワールドランク１位になっていた。

そんなリンネから、フーカの所属するナカジマジム一同にある申し出が行われる。

【見どころ】

今作は「魔法少女リリカルなのはシリーズ」の緻密な世界観を踏襲しながらも、主人公をなのはの周囲とは関わりのない、全く新しい人物にしています。

そのため、また新たな視点で「なのはシリーズ」の世界を改めてみることができます。

また、前作に続いてこの作品も格闘技描写が中心となっているため、そのバトルビジュアルも見所です。

どん底から這い上がるフーカと複雑な過去を持つリンネ、二人の人物描写にも注目です。

ほかには、シリーズの以前の作品に出ていたキャラが要所要所で現れるため、それを見るのも楽しめそうです。