アリスツーベルグとアリスシンセシスサーティの違い!
SAOアリシゼーション編ではメインヒロインともいえるアリスが重要な役割を果たしていきます。
そしてアリスは「ツーベルク」と「シンセシス・サーティ」という2つの名前があります。
この2人のアリスはそれぞれ別の存在となっており、それぞれが別個の意思を持っています。
SAOを見ている方の中には2人の存在の区別が曖昧になっている方もいるのではないでしょうか。
今回はそんな方のために、「アリス・ツーベルク」と「アリス・シンセシス・サーティ」の違いについてご紹介していきます。
【アリスの幼少期(ルーリッド村編)】
参照元URL https://twitter.com/
「ツーベルク」と「シンセシス・サーティ」の違いは、SAOアリシゼーションの時系列を整理して説明した方がわかりやすいと思うので、アリスがどのような人生を歩んできたか最初から順に解説していきます。
「アリス・ツーベルク」は幼少期にユージオやキリトなどと幸せな日々を過ごしていました。
しかし氷を探すために軽い気持ちでダークテリトリーへ続く洞窟へ行ってしまったがためにアリスの生活は一変してしまいます。
洞窟の奥のダークテリトリーに土地に思わず入ってしまい、アリスは禁忌目録を破ってしまうのです。
禁忌目録を破ったアリスはすぐさまやってきた整合騎士によってセントラル・カセドラルに連行されてしまいます。
【アリスの幼少期(セントラルカセドラル編)】
参照元URL https://twitter.com/
カセドラルに来たアリスはまず修道女見習いとして2年間育てられました。
その間はまだツーベルクの意思を持った状態として故郷に帰れるように必死に努力を重ねていました。
しかしその努力は無意味となってしまいます。
修道女として2年過ごしたアリスはある日、シンセサイズの秘儀を受けさせられることになります。
通常のシンセサイズであればシンセサイズの際の術式を唱えればよいのですが記憶をなくしたくなかったアリスはそれをかたくなに拒みました。
そのため強制的に儀式が行われることになったのです。
アリスは三日三晩の間、広間の中央に縛り付けられ元老院長の術式によって拷問にも等しいような扱いを受けました。
そして結局アリスはシンセサイズされてしまい整合騎士見習いとなるのです。
この際にツーベルクとしての記憶は消失し「アリス・シンセシス・サーティ」が誕生します。
【シンセサイズの秘儀を受けた後の2人のアリス】
シンセサイズされた後、整合騎士の方のアリスは騎士長であるベルクーリに預けられ、剣の腕を磨くことになります。
そして5年後キリトたちと再会し、共に最高司祭を倒すのがその「アリス・シンセシス・サーティ」となります。
その間幼馴染だったアリスはどうなっているかというと、最高司祭の部屋の天井に水晶のような形をした記憶の欠片として封印されています。
アリスの記憶の欠片は最高司祭とキリトたちが戦う際に登場します。
カーディナルの力により剣となったユージオはアリスの記憶の欠片と融合します。
結局ソードゴーレムや最高司祭との戦いによってユージオとアリスの剣自体は折れてしまい、2人のフラクトライトは永遠に帰らないものとなってしまいます。
以上の出来事によりアリス・ツーベルクは消滅することになるのです。
【2人のアリスの性格の違い】
少しばかりの記憶を共有しているため、2人のアリスは似ている部分ももちろん存在しているのですが、性格的に異なっている部分もあります。
まず表層的な部分から紹介すると、幼馴染の方のアリス(アリス・ツーベルク)は非常に非常に感情が豊かです。
これは幼少期のエピソードの中の描写で確認することができます。
キリトたちに対して怒ったり、笑ったりと快活な性格をしているのです。
対して、整合騎士の方のアリス(アリス・シンセシス・サーティ)はそこまで表情が豊かというわけではありません。
幼少期の記憶をなくした後は騎士に育てられたからなのか、表情はあまり表に出さず、凛々しい印象があります。
しかしどちらのアリスも正義感が強く人を深く愛するという点では似通っており、そのような心優しい点では共通しているようです。
アリスの違いについて紹介していきましたがいかがだったでしょうか?
まとめると【幼少期のアリスが「アリス・ツーベルク」】であり、【整合騎士のアリスが「アリス・シンセシス・サーティ」】という事です。
アリスのキャラクター設定に関しては複雑な部分が多く、あまり理解できていない人も多いように思われますが、今回の記事がその助けとなれば幸いです。