ARIA(アリア)を見る順番！アニメ、映画シリーズの見方をご紹介

【ARIA The ANIMATION】

【あらすじ】

テラフォーミングによって水の惑星となった未来の火星は、「アクア」と呼ばれていた。

そんなアクアの中でも観光都市ネオ・ヴェネツィアでは、ゴンドラ漕ぎによる観光案内を女性が担っており、その職業はウンディーネと呼ばれ重要な役割となっていた。

そんなとき、地球からやって来た少女、水無灯里は一人前のウンディーネとなるために、小さなゴンドラ観光会社「ARIAカンパニー」に入社する。

【見どころ】

とにかく癒されるヒーリングアニメとしてよく挙げられる本作ですが、まずオープニングからリラックスできる素晴らしい作品です。

物語は日常生活における何気ないことの中にある小さな幸せについて、友達や先輩たちとの心温まる明るい話が多く、ストレスを全く感じさせません。

そして1期においては、「恥ずかしいセリフ禁止！」などの有名なセリフが登場します。

【ARIA The NATURAL】

【あらすじ】

ARIAカンパニーで働く水無灯里は、同じ志を持つ友達たちとともに修行に励んでいた。

彼女たちはペア（見習い）からシングル（半人前）となったことで、一定範囲内での営業が認められ観光案内ができるようになった。

そのため彼女たちは、今まで以上に多くの人たちと出会い、そして同じ数だけ別れを経験していく。

【見どころ】

主人公たちがウンディーネを目指してまったりと修行の日々を送っていますが、色々な経験をして徐々に成長しています。

さらに第1期ではあまり描かれていなかった、アクアの世界観に触れることが多く、妖精・ケットシーや蜃気楼など新しい話題が尽きません。

そして音楽は相変わらず素晴らしく、また同じOP映像が流れる他作品と違って話が進むので、そちらにも注目しましょう。

【ARIA The OVA 〜ARIETTA〜】

【あらすじ】

ある日、水無灯里はプリマ（一人前）となって、先輩のアリシアがいなくなってから、見知らぬ後輩と働く夢を見た。

目が覚めた後も、戸惑いを覚え「なぜ自分をプリマに選んだのか？」と一つの疑問を抱えていた。

そして灯里はその疑問をアリシアに問いかけると、彼女は自らの過去を語り始めるのだった。

【見どころ】

灯里がARIAカンパニーに入る前の出来事を描いた物語で、ARIAカンパニーの伝統や先輩のアリシアの想いなど、今までは表に出ることがなかった主人公以外の視点となります。

出会いがあれば当然ながらいずれは別れもある。

悲しいことですが、人と人との大事な繋がりは切れることがない優しいお話です。

【ARIA The ORIGINATION】

【あらすじ】

プリマ（一人前）・ウンディーネとなるために所属する会社は違ってもお互い修行に励んできた灯里たちはたくさんの出会いと別れを経験してきた。

そんな彼女たちの日々の頑張りによってプリマの昇格が近づいていた。

【見どころ】

今までのシリーズでも感動する話や涙を流してしまうエピソードがありましたが、3期の本作は主人公たちの運命がガラリと変わる物語が多く、シリーズの最終章となっています。

1話目から涙頂戴のエピソードで、その後の物語も今までシリーズを視聴している方なら、間違えなく感動してしまう心温まるエピソードばかりです。

最終話まで見終わったとき、色々な感情がこみ上げてくるでしょうが、観といてよかったと思ってしまう満足度の高い作品です。

そして、元々はアニメオリジナルキャラクターで登場数も少なかったアイちゃんが原作に逆輸入されるので、そんな彼女にも注目してください。

【ARIA The AVVENIRE】

【あらすじ】

プリマ（一人前）の先輩、灯里に同乗してもらって練習に励んでいたアイは、先輩と同じくプリマである藍華とアリスに遭遇する。

プリマとなったことで忙しい日々を送っていた3人は、僅かな時間の間でも偶然にも同時に出会えたことに喜びながらも、灯里は過去にあったある出来事を思い出し、アイに語り始める。

【見どころ】

回想場面が多く、過去の主題歌や挿入歌がたくさん流れ、3期から5年以上経ってからの本作なので懐かしいと思う方も多いはずです。

師から弟子へと技術や志が引き継がれる様子を見ていると、過去の師弟関係が浮かび上がってきます。

そして3期最終話で感じてしまう寂しさを吹き飛ばしてしまう彼女たちの再会が、本シリーズの素晴らしさを思い出させてくれます。