キャプテン翼を見る順番!アニメシリーズの見方をご紹介
1980年代に初連載がされて、連載中に日本でサッカーブームを引き起こし日本を代表するサッカー漫画として君臨する作品「キャプテン翼」。
本シリーズではサッカーをプレイする少年たちの姿を描いた作品で、「ボールが友達」が信条の主人公、大空翼を成長していきます。
原作でのストーリーは小学生編から大人となって海外チームに所属するなど壮大な内容となっています。
また「キャプテン翼」は、アニメ、映画、実写、ゲームなど幅広くメディアミックスされており、さらに数多くのサッカープレイヤーに影響を与えています。
その中でもアニメや映画は昭和から平成にかけて各4作品あります。
そこで今回はTVアニメシリーズ・映画の「キャプテン翼」を見る順番をご紹介しますので参考にしてみてください。
【キャプテン翼 アニメシリーズを見る順番】
【キャプテン翼シリーズの見る順番】 | |||
【分類】 | 【作品名】 | 【放送・公開日】 | |
① | TVアニメ | キャプテン翼(第1作) | 1983年10月~1986年3月 |
② | 映画 | キャプテン翼 ヨーロッパ大決戦 | 1985年7月13日 |
③ | 映画 | キャプテン翼 危うし!全日本Jr. | 1985年12月21日 |
④ | 映画 | キャプテン翼 明日に向って走れ! | 1986年3月15日 |
⑤ | 映画 | キャプテン翼 世界大決戦!! Jr.ワールドカップ | 1986年7月12日 |
⑥ | OVA | 新キャプテン翼 | 1989年7月~1990年7月 |
⑦ | TVアニメ | キャプテン翼J(第2作) | 1994年10月~1995年12月 |
⑧ | TVアニメ | キャプテン翼(第3作) | 2001年10月~2002年10月 |
⑨ | TVアニメ | キャプテン翼(第4作) | 2018年4月~2019年4月 |
●「キャプテン翼」の見る順番は上記の表のようにまずは公開された順番で視聴していくのがセオリーです。
●①⑦⑧⑨は過去作の続編というわけではなく、過去作をリメイクした作品です。
①は「キャプテン翼」の小学生編から中学生編まで、
⑦は「キャプテン翼」の小学生編から、「キャプテン翼 ワールドユース編」のアジアユース編まで、
⑧は「キャプテン翼」「キャプテン翼 ワールドユース編」の一部、「キャプテン翼 ROAD TO 2002」の一部、
⑨は「キャプテン翼」の小学生編から中学生編までとなっています。
●そして②③④⑤⑥の劇場版とOVAは、テレビアニメシリーズで言う第1作目の時期に制作されていますので、①のテレビアニメを視聴後に見ていただくのがお勧めです。
●以上のことから本シリーズは基本的には「①~⑥」、「⑦」、「⑧」「⑨」の4つのグループに分かれていると考えてよいでしょう。
【キャプテン翼 アニメシリーズ各作品詳細】
【キャプテン翼(第1作)】
参照元:https://www.amazon.co.jp/
【公開日】 | 1983年10月~1986年3月 |
【視聴時間】 | 各話24分(全128話) |
【監督】 | 光延博愛 |
【キャスト】 | 大空翼/小粥よう子 岬太郎/山田栄子 若林源三/橋本晃一 日向小次郎/鈴置洋孝 若島津健/飛田展男 松山光/鈴木みえ 三杉淳/溝口綾、木藤玲子 石崎了/丸山裕子 ロベルト本郷/田中秀幸 大空広大/若本紀昭 大空奈津子/猪瀬明子 中沢早苗/坂本千夏 他 |
【あらすじ】
幼いころからサッカーボールを親友として生活をしていた少年、大空翼は南葛小に転入し、強豪校、修哲小にいる天才キーパー若林源三と出会った。
そして両校の対抗戦において対決することになり、翼はプロプレイヤーのロベルト本郷の指導を、石崎たちチームメイトとともに受けることになる。
試合では強豪相手に南葛小が奮闘して延長戦まで持ち込み、2-2のスコアで引き分ける。
この時から、翼はロベルトから勧誘を受け、全国大会優勝をすることを決意する。
【見どころ】
放送当時はJリーグもないマイナースポーツで今のようにサッカーが日常にありませんでした。
しかし本作が放送されたことで、日本にサッカーの面白さを広めた要因の一つといえる名作です。
あまり現実的でないがかっこよく派手な必殺技や「ボールは友達」の名言など、現在においても影響力がある作品で、再度視聴すると古臭さもありますがサッカーが好きな人にはサッカーといえば「キャプテン翼」といえるほどの凄さがあります。
「キャプテン翼」のアニメを視聴しようと思っているのであれば、まずは一番古い本作を見ると一番しっくりとくるでしょう。
【キャプテン翼 ヨーロッパ大決戦】
参照元:https://www.amazon.co.jp/
【公開日】 | 1985年7月13日 |
【視聴時間】 | 41分 |
【監督】 | 光延博愛 |
【キャスト】 | 大空翼/小粥よう子 岬太郎/山田栄子 若林源三/橋本晃一 日向小次郎/鈴置洋孝 若島津健/飛田展男 松山光/鈴木みえ 三杉淳/溝口綾、木藤玲子 石崎了/丸山裕子 ロベルト本郷/田中秀幸 カール・ハインツ・シュナイダー / 難波圭一 他 |
【あらすじ】
翼や日向などの選手たちで構成された全日本選抜が結成され、フランスでヨーロッパ選抜と対戦することになった。
試合では開始早々に日本の立花兄弟の好プレーで先制するも、皇帝、シュナイダーを中心としたヨーロッパチームによって苦戦を強いられて逆転を許してしまう。
しかし、翼の言葉に奮起して日本チームも反撃に転じる。
【見どころ】
ヨーロッパ選抜ということで、原作などに登場する海外プレイヤーも登場しますが、テレビアニメの第1作でも小学生の翼たちがヨーロッパへ遠征するエピソードとは異なるオリジナルのエピソードである。
しかし日本選抜ということでいつもなら敵である敵校のプレイヤーとも連携する姿はとてもかっこいいです。
【キャプテン翼 危うし!全日本Jr.】
参照元:https://www.amazon.co.jp/
【公開日】 | 1985年12月21日 |
【視聴時間】 | 60分 |
【監督】 | 光延博愛 |
【キャスト】 | 大空翼/小粥よう子 岬太郎/山田栄子 若林源三/橋本晃一 日向小次郎/鈴置洋孝 若島津健/飛田展男 松山光/鈴木みえ 三杉淳/溝口綾、木藤玲子 石崎了/丸山裕子 ロベルト本郷/田中秀幸 カール・ハインツ・シュナイダー / 難波圭一 他 |
【あらすじ】
全日本選抜によるヨーロッパ選抜との対決から1年後、再び日本選抜は雪辱を誓うヨーロッパ選抜と戦うことになる。
しかし日本チームは前回とは違い、岬、若林、日向といった主力がそれぞれの事情により居らず、タイするヨーロッパ選抜のシュナイダーは新必殺技を編み出して勝負に挑もうとしていた。
【見どころ】
原作である漫画とはかなり違いオリジナリティがありますが、本作は前作映画の続編に近い形となっています。
前作では序盤は手を抜いていたヨーロッパ選抜を出し抜く展開でしたが、今回は主力が不足した日本選抜にヨーロッパ選抜が圧倒する逆の展開となっています。
【キャプテン翼 明日に向って走れ!】
参照元:https://www.amazon.co.jp/
【公開日】 | 1986年3月15日 |
【視聴時間】 | 35分 |
【監督】 | 中村憲由 |
【キャスト】 | 大空翼/小粥よう子 岬太郎/山田栄子 若林源三/橋本晃一 日向小次郎/鈴置洋孝 若島津健/飛田展男 松山光/鈴木みえ 三杉淳/溝口綾、木藤玲子 石崎了/丸山裕子 ロベルト本郷/田中秀幸 カール・ハインツ・シュナイダー / 難波圭一 他 |
【あらすじ】
全日本中学生サッカー大会が終了、ヨーロッパ選抜との3回目の対決を控えた全日本選抜のメンバーは強化合宿に入る。
合宿には西ドイツに留学していた若松が合流して紅白戦が行われ、さらに試合中にフランスに渡っていた岬まで現れる。
【見どころ】
本作は次作の映画、「世界大決戦!! Jr.ワールドカップ」のプロローグであり、テレビアニメ第1作目の総集編的な内容となっています。
そのため新しいシーンは少なく、各キャラクターの過去エピソードなどを振り返る形式となっています。
【キャプテン翼 世界大決戦!! Jr.ワールドカップ】
参照元:https://www.amazon.co.jp/
【公開日】 | 1986年7月12日 |
【視聴時間】 | 57分 |
【監督】 | 岡本達也 |
【キャスト】 | 大空翼/小粥よう子 岬太郎/山田栄子 若林源三/橋本晃一 日向小次郎/鈴置洋孝 若島津健/飛田展男 松山光/鈴木みえ 三杉淳/溝口綾、木藤玲子 石崎了/丸山裕子 ロベルト本郷/田中秀幸 カール・ハインツ・シュナイダー / 難波圭一 他 |
【あらすじ】
ヨーロッパ選抜との3回目の対決はヨーロッパではなくアメリカで行われる予定だったが、アメリカ側の提案により、日本、アメリカ、南米の4チームによるトーナメント戦が行わることになる。
1回戦目は日本とアメリカ、南米とヨーロッパによる対戦となり、日本とヨーロッパが決勝進出を果たす。
日本選抜は決勝相手である南米と対決することになるが、南米には翼の師匠であるロベルト本郷が率いていた。
【見どころ】
今までのヨーロッパ選抜と対決を続けていたため、今回はアメリカ、南米と違うチームが相手になったことで新鮮味が出ました。
アメリカチームは噛ませ犬感がありますが、南米チームはチート級の強さで決勝対決はとても面白い展開となっていますのでぜひ視聴してみてください。
【新キャプテン翼】
参照元:https://www.amazon.co.jp/
【公開日】 | 1989年7月~1990年7月 |
【視聴時間】 | 各話24分(全13話) |
【監督】 | 関田修 |
【キャスト】 | 大空翼/小粥よう子 岬太郎/山田栄子 若林源三/橋本晃一 日向小次郎/鈴置洋孝 若島津健/飛田展男 松山光/鈴木みえ 三杉淳/溝口綾 石崎了/丸山裕子 ロベルト本郷/田中秀幸 カール・ハインツ・シュナイダー / 難波圭一 他 |
【あらすじ】
全日本Jr.ユースメンバーに選ばれたに大空翼だったが、中学生大会で負った傷が尾を引いており、ヨーロッパ遠征に参加できなかった。
しかし、そんな彼に見上監督は二週間後の国際Jr.ユース大会までに体調を整えるように伝えた。
彼こそが国際Jr.ユース大会で優勝するために必要な勝利の鍵だった。
【見どころ】
第1作目のテレビアニメが終了したがその3年後に作られた続編で、「キャプテン翼」のジュニアユース編が描かれています。
映画では登場していたカール・ハインツ・シュナイダーなどヨーロッパ選抜プレイヤーが登場し、彼らと日本チームの戦いは見どころとなっています。
【キャプテン翼J(第2作)】
参照元:https://www.amazon.co.jp/
【公開日】 | 1994年10月~1995年12月 |
【視聴時間】 | 各話24分(全47話) |
【監督】 | 福富博 |
【キャスト】 | 大空翼/小粥よう子(小学生編)、佐々木望(ワールドユース編) 岬太郎/小林優子(小学生編)、結城比呂(ワールドユース編) 若林源三/三木眞一郎 日向小次郎/檜山修之 若島津健、カルロス・サンターナ/関智一 松山光/柏倉つとむ 三杉淳/緒方恵美(小学生編)、太田真一郎(ワールドユース編) 石崎了/佐藤智恵(小学生編)、山口勝平(ワールドユース編) ロベルト本郷/堀秀行 葵新伍/菊池正美 中沢早苗/瀧本富士子 他 |
【あらすじ】
南葛小への転校が決まった大空翼は、サッカー部に入部しようとしていたが、グランドでは強豪である修哲小サッカー部が2軍の練習をさせるために、弱小チーム南葛小を追い出そうとしていた。
PK戦で今後を決めようとしていたが、修哲小のゴールキーパー若林が強くて歯が立たない南葛小だったが、やって来た大空翼のシュートが鉄壁を破ったのだった。
【見どころ】
第1作目の小学生編のリメイク及び、キャプテン翼 ワールドユース編の序盤を描いた作品となっています。
放送当時はJリーグが始まってブームとなっており、本作を視聴してサッカーをするきっかけをもらった方も多いでしょう。
【キャプテン翼(第3作)】
参照元:https://www.amazon.co.jp/
【公開日】 | 2001年10月~2002年10月 |
【視聴時間】 | 各話24分(全52話) |
【監督】 | 杉井ギサブロー |
【キャスト】 | 大空翼/井上喜久子(少年期)、関智一(青年期) 岬太郎/雪乃五月(少年期)、鳥海浩輔(青年期) 若林源三/鈴村健一 日向小次郎/松本梨香(少年期)、子安武人(青年期) 若島津健/伊藤健太郎 松山光/石田彰 三杉淳/折笠愛(少年期)、宮崎一成(青年期) ロベルト本郷/宮本充 石崎了/高乃麗 中沢早苗/榎本温子 大川学/長沢美樹 葵新伍/森久保祥太郎 他 |
【見どころ】
第1作目のリメイク作品で、原作における「キャプテン翼」の小学生編、中学生編、そして「キャプテン翼 ワールドユース編」のサッカーサイボーグ サンターナの章、「キャプテン翼 ROAD TO 2002」の序盤まで描かれています。
リメイク版ですが、1作目からかなりの月日が経っており、作画の雰囲気や声優の変更によってほぼ別作品といえる形になっています。
【キャプテン翼(第4作)】
【公開日】 | 2018年4月~2019年4月 |
【視聴時間】 | 各話24分(全52話) |
【監督】 | 加藤敏幸 |
【キャスト】 | 大空翼/三瓶由布子 若林源三/鈴村健一 岬太郎/福原綾香 石崎了/田村睦心 日向小次郎/佐藤拓也 ロベルト本郷/小西克幸 中沢早苗/原紗友里 井沢 /岩中睦樹 他 |
【見どころ】
再びリメイクした作られた作品で声優などはほぼすべてが変更されており、小学生編と中学生編がメインとなっている。
本作は基本的に原作を忠実に再現している一方で、現代らしくスマートフォンやタブレットなどの電子機器が描写されており現代らしい作品となっています。
いかがでしょうか。
「キャプテン翼」はテレビアニメ、映画ともに多くの作品があります。
本シリーズが気になった方は、まず元祖的存在である第1作目のテレビアニメを視聴すれば、どのような作品かよくわかるでしょう。