ローゼンメイデンを見る順番！アニメシリーズの見方をご紹介

【ローゼンメイデン】

【あらすじ】

引きこもりの中学生、桜田ジュンはネット通販で買った商品をクーリングオフすることを楽しんでいた。

そんなある日、彼のもとに心当たりのない怪しげなバラの装飾金具がついた革製の鞄が届く。

鞄を開けると中には生きているかのような精巧に作られたドールと螺子が入っていた。

彼が興味本位で螺子を回すと、ドールが目覚め動き出してしまう。

少女のようなドールはローゼンメイデンの第5ドール「真紅」と名乗り、契約して家来になるように命令される。

最初こそ彼は反発していたが、そんな彼の部屋に違うドールが侵入して来て、命を狙われた末に契約を結ぶ。

【見どころ】

原作と展開が異なるとあまり人気が集まらないことが多いですが、本作はそんな不安もなく原作を知っている方からも好評です。

1期目では7体の内5体のドールが登場しており、彼女たちと主人公が一緒に暮らす日常と、彼女たちが抱える気持ちを中心に描かれています。

とくに本作では何気ない日常が多く描写されているため、それぞれのドールたちの可愛さや個性が深く伝わってきます。

【ローゼンメイデン トロイメント】

【あらすじ】

ドールである真紅と契約して下僕となった引きこもりの少年、桜田ジュンはドール同士によって繰り広げられる争いに巻き込まれていた。

しかし、そんな争いも一段落したことで彼は二学期から登校するために勉強、ドールたちも依然と変わらず賑やかな日々を送っていた。

そんな彼らのもとに、薔薇水晶と名乗る第7ドールが現れ、再び争いが繰り返されてしまう。

【見どころ】

こちらは前作と違い、序盤は可愛らしいドールたちによる日常、そして中盤以降からドールたちによる戦いが本格化します。

相変わらず主人公の家の窓ガラスは割れてばかりですが、雰囲気などは前作よりも劣っていると感じさせない2期となっています。

また、今回は登場していなかったドール2体も参戦しており、戦いは激しさを増しています。

終盤の戦いはドールやマスターたちの想いには感動してしまうでしょう。

【ローゼンメイデン オーベルテューレ】

【あらすじ】

ある日、争いが終わりドールたちが集まって賑やかとなった桜田家で、ふとしたことで真紅の薔薇の飾りが外れてしまい、桜田ジュンは修繕を命じられる。

そんな彼は偶然にもきれいなブローチを発見し付け替えようとしたが、彼女は日ごろからでは全く考えられないほど拒絶した。

その日の夜、別のドールの蒼星石にドールたちの悲しい過去を聞くことになる。

【見どころ】

前作などで対立している水銀燈と真紅の間に起きた過去の出来事がメインとなった物語となっています。

犬猿の仲と思ってしまうほど仲の悪い二人ですが、本作を視聴すればなぜそうなってしまったのかよくわかり、彼女たちの行動にとても深い理由があると納得できます。

こちらは本編と言える作品ではありませんが、本編を補足する観点からいえばとても重要で、興味深い話となっており、水銀燈や真紅がお気に入りである方なら是非とも視聴してほしい作品となっています。

【ローゼンメイデン（スタジオディーン版）】

【あらすじ】

ある日、引きこもりの中学生である桜田ジュンの元にとあるメールが届く。

彼の選択によって世界は枝分かれしており、ここでの彼は「まくこと」を選択せず「まかないこと」にした。

その後、彼は別の世界と違って第5のローゼンメイデン「真紅」と出会うことなく大学生となっていたが、現状に馴染めず日々を送っていた。

そんな彼は、バイト先で「週刊　少女のつくり方」という雑誌を見つけるがすでに休刊していて途方に暮れるが、「まくこと」を選択した世界のジュンから自分の代わりに真紅を完成してほしいとパーツが届くようになる。

【見どころ】

原作における第1部の内容をダイジェストに近い形で1話目にまとめており、過去に放送されたアニメと原作の結末も少し異なるので、原作を知らなければ納得できない部分もあるかもしれません。

ただ、過去のアニメを視聴していればそこまで内容が分からない展開にはなっていないので、ひとまず本作は最後に視聴すると良いでしょう。

制作会社は変わっていますが、声優などはほとんど同じなので懐かしい気持ちで視聴できます。