ヴァイオレットエヴァーガーデンの簡単なあらすじ!物語のキーポイントも含め簡潔にご紹介

ヴァイオレットエヴァーガーデンの簡単なあらすじ!物語のキーポイントも含め簡潔にご紹介

 

「ヴァイオレットエヴァーガーデン」は2015から2020年に刊行された小説が原作となっています。

 

また、2018年に京都アニメーションによってテレビアニメ化され、その映像美も話題となり2020年には劇場公開もされました。

 

今回はそんな「ヴァイオレットエヴァーガーデン」のあらすじやキーポイントを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

Sponsored Link

 

【ヴァイオレットエヴァーガーデンの物語】

 

参照元:https://twitter.com/

 

2018年に京都アニメーションにて制作された「ヴァイオレットエヴァーガーデン」

 

美麗なアニメーションに加え、様々なキャラの心情を非常に細やかに描かれた本作品は、全編通して感動の一言につきる作品です。

 

▼あらすじはこんな感じ▼

4年間にわたる大陸戦争が終結。その戦場で感情を持たず武器として戦ってきた主人公ヴァイオレット。

 

激化する戦場で両腕を失う大けがをし義手をつけることを余儀なくされます。

 

大戦後、軍の療養施設で療養中のヴァイオレットの下に後見人として現れるホッジンズ。

 

その後、「自動手記人形(ドール)」と呼ばれる代筆業としてC.H郵便社で働き始めます。

 

ヴァイオレットにはかつて、誰よりも大切な人ギルベルト少佐という人がいました。

 

彼に最後に聞かされた「愛してる」という言葉の意味を感情を持たずに生きてきたヴァイオレットには理解できませんでした。

 

大切な人が残した言葉の意味を理解するため、代筆業の仕事や日常を通じて人と触れ合いながらその言葉の意味を探していきます。

 

▼要約すると

かつて兵器として戦い、感情を持たず両腕を失った主人公が、手紙の代筆業という新たな仕事を経て人の想いに触れ感情を育てていく物語。

となります。

 

戦争兵器として感情を持たずに戦ってきた主人公。

 

かつて大切な人に言われた「愛している」という言葉の意味を理解出来ずにいた為、自動手記人形と呼ばれる代筆業をしながら、その意味を見出そうとしていました。

 

そして、周りの人との触れ合いや仕事を通じてあの日告げられた言葉の意味に近づいていくという群像劇の物語です。

 

ヴァイオレットエヴァーガーデンを視聴する際に、注目していただきたいポイントをいくつかご紹介していきます。

 

Sponsored Link

 

【ヴァイオレットエヴァーガーデンのキーポイント】

 

【自動手記人形(ドール)】

 

自動手記人形、通称ドールと呼ばれる代筆業をしているヴァイオレット。

 

自動手記人形とは、代筆業の事で、文字の書けない人や大事な手紙を送りたい人のために、タイプライターを使って代筆を受け持つ職業の事を差します。

 

基本的に会社に訪れた人の依頼を受けますが、出向けない人には出張代筆も行っています。

 

ヴァイオレットは様々な地に赴き依頼人の願いや想いを代筆していくうち、少しずつ誰かを想う気持ちや直接伝えられない思いを手紙として表現しているのだと気づいていくのです。

 

人形のように黙々とタイピングするのではなく、一人の人間として依頼人の代わりに思いを文字に載せて綴っていく自動手記人形のお仕事。

 

現代では少なくなってきた手紙のやり取り、この作品を見ると誰かに手紙を書きたくなってくるかもしれません。

 

【ドールの仕事は手紙の代筆だけではない】

ドールは手紙を代筆するだけではなく、保存状態の悪い貴重な書物を解読したものを、代筆するというのも仕事もあります。

 

流れとしては、写本課の職員が書物を解読し、その解読したものをドールが文章化するといった感じです。

 

つまり、ドールは歴史的文献等の保存にも役立っているという訳です。

 

Sponsored Link

 

【ヴァイオレット・エヴァーガーデン】

 

最初はただ伝えられる言葉そのままを綴り報告書のような文章しか書けなかったヴァイオレット。

 

依頼人や仕事仲間と言葉を交わすうち、少しずつその言葉の裏に隠された感情を読み取り手紙に綴るようになります。

 

戦争によって感情を持たず操り人形のように戦い過ごしてきたヴァイオレットが、ドールと呼ばれる代筆の仕事をすることにより少しずつ自身の感情や想いが育まれていきます。

 

人の気持ちや痛みを理解し始めてきたヴァイオレットは、戦争でしてきたことと今している仕事が相反することでありそれにより葛藤することもあります。

 

その葛藤こそヴァイオレットの成長が見え、ギルベルト少佐が言った「愛している」や「生きていてほしい」という言葉の意味、気持ちが理解できるようになっていくのです。

 

【ライデンシャフトリヒの戦闘人形】

ヴァイオレットは元ライデンシャフトリヒ陸軍の女子少年兵であり、大戦中は圧倒的な戦闘力を発揮していました。

 

その戦闘力は一個分隊に相当する程のものでした。

 

その圧倒的な戦闘力に、「ライデンシャフトリヒの戦闘人形」と呼ばれ、恐れられていました。

 

Sponsored Link

 

【ギルベルト少佐とヴァイオレットの過去】

 

この作品のキーになるポイントは、ヴァイオレットの過去にあります。

 

ヴァイオレットは孤児で名前もなく言葉も親も知りません。

 

陸軍兵士として拾われたヴァイオレットは武器としてギルベルト少佐の部下に就きます。

 

名前のない少女に少佐は「ヴァイオレット」と名付け言葉と規律を教えます。

 

命令すれば人を殺める殺戮人形として戦場で成果をあげるヴァイオレット、一方少女らしい感情は一切見られませんでした。

 

命令をする上司と武器として命令に従う部下の二人。

 

最終決戦当日少佐とヴァイオレットは戦いに赴きますが、少佐は片目を負傷しヴァイオレットは両腕を失います。

 

瀕死の最中、少佐はヴァイオレットに「愛している」と伝えます。

 

しかし今まで武器として生きてきたヴァイオレットには理解できず、そのまま意識を失ってしまいます。

 

大戦後、療養施設で目覚めたヴァイオレット、少佐も未帰還兵扱いになり行方不明になってしまいます。

 

最後に伝えられた「愛している」の言葉の意味も聞けないまま。

 

この言葉の想い、感情を知るために物語は始まるのです。

 

【ギルベルト少佐】

ブーゲンビリアという名家の息子であり、ディートフリートという兄がいますが、ディートフリートが出奔してしまっている為、次男でありながらブーゲンビリア家の当主も務めています。

 

軍に所属していますが、冷血にはなれない優しい性格のようで、引き取ったヴァイオレットを戦争の道具にしてしまう事を悔やみ苦悩していました。

 

ちなみに原作だと、兄の他に妹がいる事になっています。

 


 

今回は「ヴァイオレットエヴァーガーデン」の簡単なあらすじとおすすめポイントをご紹介させて頂きました。

 

繊細なストーリーと、それを盛り上げる美しい作画が作る物語、涙なしでは観られません。

 

少しでも興味を持った方は、ぜひ原作やアニメをチェックしてみてはいかがでしょうか。

Sponsored Link

   

関連コンテンツ