異世界アニメで面白い最近の作品は？【2020年～2022年】多くの人が認めた人気作もご紹介

【Re:ゼロから始める異世界生活】

【概要】

『Re:ゼロから始める異世界生活』は、異世界に突如飛ばされてしまった主人公のナツキ・スバルが活躍するダークファンタジーアニメ。

この作品は、スバルが死ぬことで時間をやり直すことができる「死に戻り」と呼ばれる能力を持つのが特徴。

スバルが何度も失敗して苦しみながらも、一生懸命考えながらやり直して、最後には幸せな結末を掴み取るのが魅力です。

女の子キャラクターは可愛く、明るいシーンも随所にありますが、少しの油断で容赦なく自身や仲間死亡する緊迫感。

必死にやり直しても、別の失敗してしまうという絶望感が凄いです。

しかし何度もやり直すことで、その真相を推理して最後には乗り越えるスバルの姿が美しく、その過程で敵対的だった人々と仲良くなるところが微笑ましいです。

またところどころの感動シーンによって、涙する人も多い作品になっており、息をつかせない展開も含めてかなりおすすめのアニメにです。

アニメは、2022年現在2期まで制作されており、OVAも2作品あります。

OVAは本編の外伝的な作品のため、興味が有ればまずは1期から見てみると良いでしょう。

【転生したらスライムだった件】

【概要】

『転生したらスライムだった件』は、不慮の事故で亡くなった主人公サラリーマン・三上悟（みかみさとる）が異世界で最強のスライム・リムルとして転生して無双する異世界ファンタジーアニメ。

最弱のモンスターであるはずのスライムが、「大賢者」をはじめとするさまざまなスキルを駆使して最強になっていくチートな展開が魅力な作品。

またゴブリンやオーガなどの仲間モンスターも可愛く、過激なシーンも少ないため子供にも気軽見られるアニメです。

しかし、ところどころは綿密な戦略が練られている知的アニメ。

スキルを駆使しつつ、さまざまな問題を解決してしまう展開は見事です。

可愛いキャラクターたちの活躍する、主人公が最強となる爽快なストーリーが楽しめ、ありそうであり得ない不思議な魅力を持つアニメです。

アニメは第2期とほのぼの日常を描いたスピンオフ作品『転スラ日記』が放送され、第3期の制作も期待されています。

【この素晴らしい世界に祝福を！】

【概要】

『この素晴らしい世界に祝福を！』（公式略称「そのすば」）は、主人公・佐藤和真（さとう かずま）が、死後に異世界へと転生して活躍する異世界ファンタジーアニメ。

シリアスさが全くないコメディ感満載な作品で、和真が能力値は高いも残念な性格の少女たちと、愉快な冒険を繰り広げていくのが物語がとても面白い。

特徴として、まず主人公パーティーが変なメンバーばかり…w。

主人公である和真自身も元引きこもりニートで、他の仲間も駄女神と呼ばれ、ヘタレた性格の女神・アクア。

強力な爆裂魔法に魅入られ、強力な魔法を1日に一発しか使えない魔法使い・めぐみん。

クルセイダーと呼ばれる上級の戦士で有りながら、ドMな性格で攻撃はほとんど当たらないダクネス。

とメンバーを簡単に説明するだけでも、ダメなパーティーと成り行きで冒険することなってしまいます。

また他の敵味方ともに個性的でノリの良いキャラクターばかりで、テンポの良いギャグの掛け合いが非常に面白く、気持ちを明るくさせるストーリーとなっています。

冒険も行き当たりばったりで、その状況を可笑しく見るのが基本のアニメですが、要所では和真が鋭い戦略を立てて冒険を成功させていきます。

ファンタジー的な世界観の、明るいアニメを楽しみたい人におすすめです。

ちなみにこの作品は、1、2期のアニメシリーズと劇場版1作品が制作されており、3期とめぐみんが主人公であるスピンオフ作品の『この素晴らしい世界に爆焔を！』のアニメ化が決定しています。

【ソードアート・オンライン】

【概要】

『ソードアート・オンライン』（公式略称「SAO」）は、多人数参加型のオンラインVRゲームの世界に閉じ込められた主人公・キリトと、その仲間たちの活躍を描いたファンタジーアニメ。

死ぬと現実世界でも死んでしまうオンラインゲーム「ソードアート・オンライン」に突然閉じ込められてしまい、そこから脱出するために壮大な旅をしていくのが中心となるストーリーで、ゲームならではのスキルやアイテムを駆使して、仲間たちとともに強力な敵を打ち倒していきます。

まるでゲームようなアニメで有りながら、デスゲームならではの緊迫感には手に汗握る非常に見所。

このアニメは『ソードアート・オンラインII』（2期）や『ソードアート・オンライン アリシゼーション』（3期）などの続編と、『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』や『ソード・アート・オンライン　オーディナルスケール』などのいくつものスピンオフ作品があります。

面白ければまずはアニメ2期や3期から見てみましょう。

また主人公がゲームのキャラクターになってしまう異世界アニメは、『オーバーロード』をはじめ多く存在するので、同系列のアニメに興味があればそれらもチェックですね。

【盾の勇者の成り上がり】

【概要】

『盾の勇者の成り上がり』は、異世界に勇者として召喚された大学生・岩谷尚文（いわたに なおふみ）が世界を救うために奮闘する異世界ファンタジーアニメ。

しかし尚文は、盾という攻撃力を持たない勇者だったため、同時に呼び出された剣・槍・弓の勇者と違って冷遇される立場に…。

異世界召喚後、人に騙されることで無一文の犯罪者扱いにされてしまいます。

初めからどん底に陥る展開となりますが、一度は絶望した尚文が様々な出会いによって成り上がっていくストーリーです。

特にヒロインでもある亜人・ラフタリアとの出会いで、少しずつ尚文が立ち直っていく過程は感動的。

奴隷であったラフタリアが尚文と、さまざまな出来事から心を通わせていくシーンは、心が温かくなります。

また能力を交えて戦う頭脳戦も面白く、多くの謎を少しずつ解いていく過程は爽快です。

アニメは、第1期と第2期が放送されているだけでなく、第3期の制作も決定しており今後も楽しみな作品です。

【ノーゲーム・ノーライフ】

【概要】

『ノーゲーム・ノーライフ』は、ゲームで全てが決まる異世界へ召喚された空（そら）と白（しろ）の兄妹が、不思議な能力を持つさまざまな種族とオリジナルのゲームで戦う異世界ファンタジーアニメ。

頭脳派アニメとなっており、空と白がアレンジされたゲームの特色を見抜き、イカサマ有りの戦いを予想外の方法で勝利していくのが魅力です。

ゲームは一度見ただけでは、そのルールを理解するのが難しく見応えがあり、また空と白がお互いを信じ合いながら戦っていく姿にほっこりします。

また他のアニメのパロディやちょっとエッチな展開も随所に見られており、ストーリー自体は明るく見ることができるのも特徴です。

ゲーム外を含めた複雑な駆け引きや、イカサマ有りの不思議なゲーム内容を楽しむ作品となっています。

ちなみに続編として、アニメの過去を描いた『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』も劇場版として制作されています。

こちらはゲームで争いの勝負を決めることになった原因が明かされるため、『ノーゲーム・ノーライフ』ファンは必見です。

【灰と幻想のグリムガル】

【概要】

『灰と幻想のグリムガル』は、異世界へ召喚された主人公・ハルヒロたちが戦うことに苦悩しながら冒険を繰り広げるダークファンタジーアニメ。

主人公は強いという異世界アニメが多いなか、ハルヒロたちは序盤においては最弱モンスターであるゴブリン一匹すら苦戦するパーティー。

しかも大切な仲間すらあっさり失う厳しい状況になり、それでも生きるために必死にもがいていくハルヒロたちの姿がリアルに描かれています。

また戦うことの残酷さや命の大切さについて考えさせられる作品になっており、辛い状況のなかでも仲間を信じ合う場面は心が熱くなります。

さらに途中から仲間になるメリイが、トラウマに苦しみながら立ち直っていくシーンにも感動させられます。

そんな『灰と幻想のグリムガル』は、生きることがテーマとなっており、辛い状況でも諦めず仲間とともに歩んでいく心温まる面白い作品です。

【異世界食堂】

【概要】

『異世界食堂』は、毎週土曜日だけ異世界と繋がる「洋食のねこや」に、さまざまな人々が訪れる異世界グルメアニメ。

異世界とグルメを結びつけた独特な作品となっており、美味しそうな食事をさまざまなファンタジーの種族が食べていく姿は、見ている人の食欲を誘います。

料理を中心とした人間物語も描かれており、心温まる場面も多く見られます。

また「ねこや」は、異世界のいくつもの場所に繋がっており、店にたどり着く人々の種族はさまざま。

しかし、お店では全ての人々が料理を通じて仲良くしているほのぼの系アニメです。

そして出てくる料理は、基本私たちが普通の食堂で見られるものですが、異世界の人々がそれらを珍しそうに感じながら美味しそうに食べている姿は、現代料理の奥深さを再認識させられます。

またこの作品が面白く感じたら、アニメ2期以外に居酒屋を中心とした異世界料理アニメ『異世界居酒屋「のぶ」』も存在します。

こちらは居酒屋メニューが中心ですが、同じように美味しそうなメニューが多く登場するので、『異世界食堂』が面白かった人には一見の価値があります。

【慎重勇者〜この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる〜】

【概要】

『慎重勇者〜この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる〜』は、病的に慎重な勇者・竜宮院 聖哉（りゅうぐういん せいや）が召喚された世界を救うために奮闘するファンタジーアニメ。

コメディ要素が強い作品で、特にヒロインであるはずの女神・リスタルテが、聖哉に振り回されヒロインらしからぬ変顔やリアクションをするのが非常に面白いです。

しかし、物語はかなり計算しつくされており、強力な敵も聖哉が周到な準備をすることで見事に撃破してしまうのが見事。

またいくつもの予想外の出来事も、聖哉が鋭い洞察力で看破するシーンは爽快です。

後半には隠された伏線を回収しながらのシリアスなシーンも見られ、かなり感動させられます。

コメディ中心ながらも、シリアス、頭脳戦、さらには感動的な展開も見られ、ちょっと隠れた名作品になっています。

【十二国記】

【概要】

『十二国記』は、異世界に王として召喚された女子高生・中嶋陽子（なかじま ようこ）が、人々との出会いを通じて成長していく異世界ファンタジーアニメ。

モンスターではなく妖魔と呼ばれる魔物や、麒麟と呼ばれる神獣が登場する中華風の世界観の作品になっています。

そして世界が12の国によって構成されており、王は麒麟によって選ばれるなどの神秘的な要素だけでなく、実際に国を治める過程での政治的な要素など、綿密に練られた世界観が凄いです。

また陽子が異世界に戸惑いながらさまざまな人々と出会い、時には裏切られながらも懸命に進んでいくのは、生きることについても深く考えさせられます。

その他のキャラクターたちにおいても細やかな心理描写が描かれており、はじめはネガティブな性格だった陽子が、少しずつ成長していき、王がどのようなものか考えていき答えを出す展開が見事です。

原作者の「小野不由美」は、アニメ化されている『屍鬼』や『ゴーストハント』の原作も手がけており、同じく濃厚な人間描写が描かれているため、この作品が面白く感じた人はぜひ見てください！