メイドインアビスの笛について!色や種類、効果について解説
過激な描写を交えながらの可愛いキャラクターたちの活躍と、多くの謎に包まれているアビスへの冒険が魅力の【メイドインアビス】
今回は、そのメイドインアビスに登場する笛についてご紹介をしていきます。
物語では未だにいろいろと謎が多い笛ですが、各笛がどのような役割を持ち、どのような所持者がいるのかをできる限り詳しく説明していくので参考にしてください。
【メイドインアビス 笛について】
©つくしあきひと/竹書房
メイドインアビス 1巻より引用
笛は、メイドインアビスにおいては穴を冒険する探窟家の地位を示すものです。
特に笛の最上位である「白笛」は、探窟家だけでなく一般人にも絶大な人気があり、レプリカの笛がグッズとして販売されているほど。
笛は実際に鳴らすことができますが、基本は首にかけているだけのことが多いです。
恐らくはもとは周りに危険を知らせていたものが、長い間の形骸化して身分を証明するだけのものに変化したのでしょう。
【遺物について】
「遺物」とは、アビス内に存在している不思議な性質を持つ物体です。
アビス内のさまざまな場所で見つかること以外は、材質や作られた経緯は、ほとんどが明かされていません。
そして特級から4級までの5種類にランク付けされており、特級までとなるとその能力で国家間の力関係が変わってしまうとされています。
また4級の特に効果がない遺物でも、外国では高値で売買されており、一獲千金を狙う探窟家たちがアビスに潜る大きな目的になっています。
また一部の遺物は探窟家たちが所持しており、特に白笛はその力を用いてアビスの謎や深度のアビス探索に挑んでいます。
【笛の種類】
©つくしあきひと/竹書房
メイドインアビス 1巻より引用
【笛の色】 | 【階級】 | 【所持者】 |
赤笛 | 見習い | リコ、レグ、シギー、ナット |
蒼笛 | 一人前 | マルルク |
月笛 | 師範代 | ジルオ、イェルメ、ザポ爺 |
黒笛 | 達人 | ハボルグ、シムレド、トーカ、ギャリケー、グェイラ |
白笛 | 英雄・奈落の星(ネザースター) | ライザ、オーゼン、ボンドルド、スラージョ、ワクナ |
笛は下の階級から「赤笛」➞「蒼笛」➞「月笛」➞「黒笛」➞「白笛」の5種類。
それぞれが「見習い」「1人前」「師範代」「達人」「英雄」のような立場であるとされています。
基本はその呼び名の色の笛になっており、呼び方が色に関係のない「月笛」の笛は薄紫色をしています。
また白笛はそれぞれが特殊な形をしており、それ自体が人間を材料とする遺物から作られています。
そして、白笛を用いて動く遺物も存在するようです。
【アビスの呪い】
「アビスの呪い」とは、「上昇負荷」や単純に「呪い」と呼ばれる不思議な現象です。
10メートルほど現在いる場所から上昇すると発症する体の不調で、下の階層に進むにつれて強い症状が出ます。
特に六層より下では、人間のまま地上に戻るのは不可能とされており、六層から上昇すると生きていても「成れ果て」と呼ばれる異形の怪物に変わってしまいます。
そのため五層から六層に向かうことを「絶界行(ラストダイブ)」と呼び、無事に帰れない旅になると判断されます。
しかしアビスの呪いには、何らかの方法で呪いを回避すると「祝福」と呼ばれる体の変化が起きます。
その詳細は明らかではありませんが、体が人間でない何かに変化した様子も見られるため、アビスの呪いの正体は人間を人間以上の生物へ進化させるものなのかもしれません。
【各笛の詳細】
【赤笛】
【概要】
「赤笛」は、見習いとされている新米探窟家たち。
主人公リコもこのランクであり、一層の上部でのみ活動可能です。
そのためおそらくリコたちがそうだったように、月笛クラスのリーダーが指導しながら、アビスについて体験しているのだと思われます。
ちなみにこの赤笛の下には「鈴付き」と呼ばれる、探窟家予備軍も存在します。
鈴付きはレグが短期間だけ在籍した以外に、まだ幼少のキユイが現在も在籍中。
探窟するための知識を学ぶことを目的として、初探窟で卒業するようです。
【蒼笛】
【概要】
「蒼笛」は、一人前の探窟家として比較的安全な一層だけでなく、危険な原生生物が増えるとされている二層へも進めるようになっています。
15歳以上しか取得できないとされていますが、作中の「前線基地(イドフロント)」で登場するマルルクは、白笛の弟子であると言う理由に例外的に所持。
作中ではあまり登場しませんが、蒼笛は一層で狩りをおこない穴周辺の街・オースへ肉などの食料も調達しており、ある程度安全な上層部にて活動している探窟家たちなのでしょう。
またリコやレグは二層まで行った際には、赤笛でないのがばれないように、白笛のオーゼンから一時的に蒼笛を渡されています。
【月笛】
【概要】
「月笛」は師範代の立場である探窟家で、蒼笛や赤笛の上司的な存在だと考えられます。
物語の主要人物においては、孤児院の隊のリーダーを務めるジルオがこのランクにあたります。
ジルオは白笛ライザに弟子入りした上、白笛オーゼンにも勧誘されており、他にも白笛オーゼンの率いる探窟家「地臥せり(ハイドギヴァー)」にも月笛であるキャラクターがいるため、月笛はかなり重要な立場である役職とも予想できます。
また月笛は四層には入れないとされていたため、
もしかすると、白笛の依頼や白笛の部下などという理由さえあれば、月笛は四層まで活動できるのかもしれません。
それともボンドルドの提言で、黒笛が五層まで行けるようになったときに、月笛も四層までの移動が解禁になった可能性もあります。
【黒笛】
【概要】
「黒笛」は、達人と呼ばれるているベテランの探窟家です。
主要キャラクターとしては、リコたちにも慕われているハボルグが序盤より登場しましたが、それ以外にも白笛部隊の探窟家としてシムレド(オーゼン隊)やグェイラ(ボンドルド隊)、ギャリケー(ボンドルド隊)などが登場しています。
またリコの父親であるトーカも黒笛です。
黒笛は、多くの人員が参加する「合同大探窟」のリーダーを務める場合もあり、白笛が少ない今の現状ではすべての探窟家たちのリーダー的な役割だと思われます。
そして到達できる階層は以前は四層まででしたが、ボンドルドの提言で現在は五層まで。
しかしこれは、ボンドルドが実験用の一般人すら五層に送るためだとされているため、自身で五層に向かう黒笛は少ないでしょう。
また白笛の探窟隊には何人もの黒笛が登場しているため、まだ詳しく描写されていない神秘卿スラージョの探窟隊「呪詛船団」(ヘイルヘックス)や、先導卿ワクナの探窟隊にも何人かの黒笛がいる可能性も高いです。
【白笛】
【概要】
「白笛」は、探窟家だけでなく一般の人々が憧れる探窟家の頂点とされている存在。
公式には「ライザ」、「オーゼン」、「ボンドルド」、「スラージョ」、「ワクナ」の5人であるとされています。
それぞれが独特な形の白笛を所持しており、笛は人間が変化した遺物をもとに作り出され、白笛を用いないと起動しないアビスの遺物もあります。
また各自の名前の前には人物の特徴を表す通り名がつけられており、それ以外にも「ライザ」なら「殲滅卿」というように「~卿」とも呼ばれています。
すべてのメンバーは変わり者とされており、アビスの謎に魅入られている様子。
「ライザ」、「スラージョ」、「ワクナ」の3人は、人間として帰っては来れないとされているアビス六層より下の探索・ラストダイブ(絶界行)へ赴いており、その安否は定かではありません。
以上が各笛の説明です。
笛については、まだすべては明かされておらず、笛が昇級する仕組みやその役割、歴史は不明な部分が多いです。
また物語内では黒笛や白笛のキャラクターが多く登場しますが、赤笛や蒼笛の探窟家は、紹介した以外にも多く在籍している可能性があります。
しかしメイドインアビスの物語内では、リコたちはすぐに黒笛や白笛でしか挑めない四〜五層にたどり着き、コミック6巻やアニメ2期以降では、白笛ですら挑むのは命懸けとされている六層にまで挑戦しています。
そのため、本編では黒笛か白笛クラスの上級探窟家が多く登場するのだと思われます。
ただし、メイドインアビスはリコたちを中心とした本編以外にも、ハウアーユードコカと呼ばれる外伝的なストーリーも描かれています。
そちらは主にアビスの謎についての話になっているため、そこでは今後に新たな赤笛や蒼笛も登場するのかもしれません。
【ラストダイブ(絶界行)とは?】
ラストダイブ(絶界行)は、アビスの五層から六層へ向かう旅を指します。
六層へ向かうと、アビスの呪いにより人間の姿で帰還するのが不可能とされているため、白笛でさえも死んだものと考えられてしまうようです。
しかし現在、白笛である「ライザ」、「スラージョ」、「ワクナ」は、何かしらの意図をもってラストダイブを決行しています。
その背景には、アビスへの好奇心だけでなく、2000年ごとに起こる謎の現象が関係しているようですが、その詳細はまだ明らかではありません。
【白笛のメンバー解説】
【ライザ】
【概要】
「殲滅のライザ」と呼ばれ、多くの武勲を残している女性探窟家。
10年前に、アビスの真実を探るため六層より下へのラストダイブを決行。
その後、最近になり娘のリコヘ「待っている」との手紙を送られ、それがリコをアビスへの旅へ向かう原因となっています。
最近では四層で墓が作られていますが、そこに死体はなく墓が作られた意図や経緯も不明。
【オーゼン】
【概要】
「不動のオーゼン」や「動かざるオーゼン」との異名を持つ大柄の女性。
一級遺物「千人楔」というパワー強化型のアイテムを大量に身につけており、尋常ではない力を持ちます。
そして近年は二層の監視基地の番人となっています。
またライザの師匠でもあり、かなりの好意を持っていたため、その娘のリコへは複雑な心境で接してきます。
【ボンドルド】
【概要】
「新しきボンドルド」や「黎明卿(れいめいきょう)」との呼び名の白笛。
五層下部の基地「前線基地(イドフロント)」で、さまざまな凶悪な実験を行う科学者です。
常にマスクをつけており、話し方は非常に丁寧ですが、人の命をなんとも思っておらず、子供を切り刻んで箱に押し込め呪いを押し付ける発明「カートリッジ」などの狂気な発明と実験を繰り返しています。
また特級遺物である「精神隷属機(ゾアホリック)」を所持しており、自らの精神を部下である「祈手(アンブラハンズ)」へ植え付けているため、体が死んでも意識を部下の体へ移すことで取り替えが効きます。
そのため、ある意味不老不死である存在です。
【スラージョ】
【概要】
「神秘卿(しんぴきょう)」と呼ばれる白笛の1人。
本来なら許可が必要なラストダイブを無断で行い、六層より下へと赴いています。
まだ多くの謎に包まれた人物ですが、部下の「呪詛船団(ヘイルヘックス)」を率いて、若い女性の外見をしているのが判明しています。
【ワクナ】
【概要】
「選ばれしワクナ」や「先導卿(せんどうきょう)」などの呼び名を持つ高齢の老人。
ラストダイブを行っていますが、六層へは本来のルートではなく、自らの遺物を用いて降りたこと以外、ほとんどが謎に包まれています。
【白笛の材料について】
白笛は、他の笛と違い「命を響く石(ユワアース)」と呼ばれる2級の遺物を削って作られています。
その材料は主となる人物へ命を捧げる覚悟を持った人間とされており、一部の遺物を使うことができるなど不思議な力を持ちます。
また白笛の力は本人以外は使用できないそうですが、その製造方法は不明です。
ただ主人公のリコは、五層にて友人となったプルシュカが突然変化したことで偶然白笛を手に入れています。
そのためリコも、ある意味白笛であるといえるのかもしれません。
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今回は、メイドインアビスの笛の種類や役割について紹介しました。
笛は5種類存在しており、現在では主にその地位を示すものとなっています。
しかし主に白笛は不思議な力を持っており、その持ち主と合わせて今後の物語にも大きな影響を与える可能性が高いです。
そんな、メイドインアビスを知る上で大事な要素となる笛。
この記事が、笛について知る手がかりになれば幸いです。