「なろう」系でアニメになったおすすめ作品10選!見るべきタイトルはこれ!
ここ数年で存在感を現しつつあるWeb小説投稿サイト「小説家なろう」発祥のなろう系アニメ。
なろう特有のテンプレなどがふんだんに使われている作品には厳しい評価がされるなど、面白い・面白くないと賛否両論な作品もいくつかあります。
そのため今回はそんな今も増え続けているなろうアニメの中でも人気が高くおすすめの作品をまとめて見どころなどをご紹介していきます。
【なろう系アニメのおすすめ作品10選】
【この素晴らしい世界に祝福を!】
【総視聴時間】
1期:4時間(各話25分:全10話)
2期:4時間(各話25分:全10話)
《総視聴時間:8時間》
【見どころ】
なろう系でよくある「お約束な展開」を裏切っていくことで肩の力を抜いて楽しむことができる異世界コメディ。
典型的な要素である「異世界転生」・「ハーレム」・「主人公の人間性」などの先入観を片っ端から裏切っていく展開が多く、デジャブ感がほとんどありません。
作中のテンポやキャラクターたちの掛け合いも満足できるもので、ほのぼのとしたコメディではなくドタバタ系コントとなっています。
何より魅力的なところは、個性的すぎて見ていて全く飽きない主人公パーティです。
卑怯さと下種さでありながら仲間思いの主人公はもちろんですが、ヒロインポジションなのにヒロインとしての資質がまったくないツッコミどころ満載の女性3人が、作品を面白くさせています。
面白いと感じるかは個人差がありますが、異世界という世界観だけを上手く取り入れてネタにしているので満足できる異世界ものです。
【この素晴らしい世界に祝福を!が見れるVODサービス】
【U-NEXT】
【FOD】
【dアニメストア】
【ログ・ホライズン】
【総視聴時間】
1期:10時間25分(各話25分:全25話)
2期:10時間25分(各話25分:全25話)
《総視聴時間:20時間50分》
【見どころ】
ゲームの中に閉じ込められるMMORPGものと言われると有名な「ソードアートオンライン」を浮かべる方は多いかもしれないが、物語や特徴が全く違います。
本作は、閉じ込められたゲーム中で死んだとしても、プレイヤーは死にません。
そして、人間味があふれるNPCたちとの交流や大規模のギルドによるクエスト攻略などが特徴となっています。
ギルド間の駆け引きや頭脳戦が多く、政治や戦争、経済政略などをテーマとした物語も含まれています。
爽快感のあるアクション要素などを求める方には不向きかもしれませんが、SAOが少しだけ苦手という方にはお勧めです。
【オーバーロード】
【総視聴時間】
1期:5時間12分(各話24分:全13話)
2期:5時間12分(各話24分:全13話)
3期:5時間12分(各話24分:全13話)
《総視聴時間:15時間36分》
【見どころ】
圧倒的な力を持つたった一人のプレイヤーとプレイヤーたちが作成したNPCがギルドの本拠地ごと転移するダークファンタジー。
おおまかな世界観はよくある人類が繁栄している異世界ですが、プレイヤーはもちろんのこと主人公陣営の中に人間はほぼいません。
一瞬で敵を滅ぼすプレイヤーである主人公と主人に心酔しすぎて狂気すら感じるNPCたちは、まさしく魔王とその配下です。
厳つい骸骨の外見とは裏腹に、臆病で人間的な考えを持つ主人公の心の声がとてもコミカルで愛着がありました。
作中に登場するキャラクターは多種多様で非常に多く、飽きることはほとんどありませんのでとりあえず一気に2期まで見てほしいお勧めの作品です。
【オーバーロードが見れるVODサービス】
【U-NEXT】
【FOD】
【dアニメストア】
【君の膵臓をたべたい】
【総視聴時間】
1時間48分
【見どころ】
書籍化され今となっては知らない人の方が少ないのでは?と思わせるほど小説が大ヒットした青春物語。
少しアレンジが加えられ意見が分かれた実写版と違い、本作のアニメ映画は特にいじられたところがない原作に忠実な物語となっています。
原作を読んでいない方には、短時間で完結する必要がある映画なので情報量が少なく、作品の魅力がすべて伝わるか微妙なところがありますが、他は特に何の問題もなく感無量でした。
物語の結末が分かっていても、感動してお腹がいっぱいになりました。
原作を読んだ方は映像で直接感じてもらって、原作をまだ読んでいない方は読んでからすぐに視聴してほしい、そんなお勧めの作品です。
【転生したらスライムだった件】
【総視聴時間】
10時間(各話24分:全25話)
【見どころ】
2019年に小説家になろうに投稿されている60万以上の作品の中で累計ランキング1位となったことでも注目されている異世界転生もの。
この作品の特徴としては、ファンタジーなRPG雑魚キャラとしてよく登場するスライムが主人公ですが、スライムなのにすごく強いのです。
こうしてみると、悪い意味で典型的な「なろう系アニメ」と雰囲気が似ていると感じる方が多いかもしれませんが、他と比べると中二病くさいセリフや目も当てられない妄想に近いハーレムのようなものはありません。
プレイヤーが序盤で経験値稼ぎのため戦う弱いイメージがあるモンスターが強くなっていく姿にハマってしまう方は多いはず。
【魔法科高校の劣等生】
【総視聴時間】
10時間24分(各話24分:全26話)
【見どころ】
主人公が劣等生を演じる近未来魔法アクション。
長所であり短所である緻密な設定がとてもしっかりとしており、魔法は何でも可能のように思えて出来ないこともたくさんある不完全さが上手く魅力を引き立てています。
主人公の強さと存在感を除けば、一部の人間のみが魔法を使うことが出来る世界であるがゆえに、発生してしまう社会問題や政治経済を取り上げているのでリアリティをとても感じます。
強すぎる主人公による爽快感と緻密で魅力的な設定・世界観を体験してみてください。
【ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか】
【総視聴時間】
1期:5時間12分(各話24分:全13話)
2期:???
【見どころ】
タイトルのイメージとはかけ離れた、ただ強さに憧れ強くなることを夢見る少年の王道RPGファンタジー。
女の子目当てで出会いばかりを求める主人公の物語ではなく、一生懸命に迷宮を探索する冒険者の少年の物語です。
RPG的な能力の向上だけではなく、悩み葛藤することで精神的にも成長する主人公を見ていると、物語の軸が全くぶれていないしっかりとした内容だと感じます。
強すぎる主人公というわけでもなく、とても緊迫感のある中でぎりぎりの戦いを続けることで強くなる熱い展開に注目です。
2期が開始されるので今後の熱い展開にも期待できる作品です。
【ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかが見れるVODサービス】
【U-NEXT】
【FOD】
【dアニメストア】
【Re:ゼロから始める異世界生活】
【総視聴時間】
10時間28分(基本的に各話24分、ただし1話目47分・最終話27分:全25話)
【見どころ】
普通の異世界転生ものだと油断していると不意打ちを食らってしまう、ループものダークファンタジー。
とくに一話目は衝撃的で、サクサクっと訳の分からない状態で死に、さらにヒロインとの関係が一度目と二度目では全く違う展開で進むので、続きが見たいと思ってしまいます。
そして色々と制約の多いですが、本人の記憶を残したまま時間を巻き戻す能力を用いて、物語を上手く表現しているので、ループし続けることで徐々に明らかになる真実にはゾクッとします。
後半からは精神が不安定になる主人公にうざいと感じる方もいるかもしれませんが、何度も廃人になってしまいそうな苦難を乗り越え成長する根性の強さに共感できる部分もあるはずです。
正ヒロインよりも注目されているもう一人のヒロインの抱擁には、感動して泣いてしまいますので、ぜひ視聴してください。
【異世界食堂】
【総視聴時間】
4時間48分(各話24分:全12話)
【見どころ】
多種族が生活する異世界に洋食屋を加えたグルメもの。
今までにもあったグルメものとの違いは料理を食べるのは異世界の住人が中心であることです。
週に一回だけ異世界と繋がる洋食屋は特別な高級料理店というわけでもなく、馴染みの深い料理ばかりです。
ほのぼのとした雰囲気もよく、料理を食べる異世界の住人たちがとても美味しそうに食べているので、こちらは和みさらにお腹が空いてきます。
キャラクターに奇抜な個性付けがされていないので、萌えをあまり感じさせない可愛らしさがあるのも特徴です。
シンプルな物語なので、難しく考えずゆるりと視聴できるのでご飯を用意して視聴してはいかがでしょうか。
【盾の勇者の成り上がり】
【総視聴時間】
10時間23分(基本的に各話24分、ただし1話目のみ47分:全25話)
【見どころ】
勇者として誕生後、裏切りに合いすべてを失った男の成り上がり異世界ファンタジー。
今までのなろう系アニメとは違い、主人公はけして強くない為、終始イージーな展開で進まず、さらには他人を信じることが出来なくなり闇落ちしてしまいます。
そんな人間不信な勇者に付き添い支えるヒロインたちはとても健気で、その中でも最初に出会ったケモ耳少女と勇者の関係は別格です。
最初の出会いは最悪だとしても、勇者の救いとして居続けるヒロインはとても魅力的に描かれており、彼女の存在がとてもまぶしく感じます。
物語や作画などはとても丁寧に作られているので、安心して楽しむことができる作品です。
【盾の勇者の成り上がりが見れるVODサービス】
【U-NEXT】
【FOD】
【dアニメストア】
いかがでしたでしょうか。
異世界・チート・ハーレムなどの要素が含まれることが多いなろう系アニメですが、今後アニメ化する予定の作品には有力な作品も多く存在します。
なろう系アニメとは全く思えないような異色の作品もいくつか隠れているのでそういった作品も楽しんでください。