医療(医者)のアニメのおすすめランキングベスト5!
人間の病気やケガを全知識と技術を持って治し、場合によっては命まで救う医療に携わる人は素晴らしいですね。
そういった現場には一般の人達にはわからないですから、ドラマや漫画等を通して知る人も少なくないでしょう。
しかし、医療系のドラマというのはよく耳にしますが、アニメと聞くとあまり知らない人も多いのではないでしょうか?
実は意外と医療のアニメというのはあるもので、どれも結構面白いものだったりするのです。
そこで今回は、医療アニメの面白い作品ランキングBest5をご紹介します。
【医療アニメのおすすめランキング】
【1位】 はたらく細胞
【概要】
2018年7月~9月まで全13話+特別編1話が放送されている。放送局は、TOKYO MX、とちぎテレビ、群馬テレビ、BS11、テレビ愛知、毎日放送、北海道放送、RKB毎日放送、AT-X、中国放送となっている。
原作は清水茜作のコミックス。
ヒトの体内を舞台に、主に免疫系の細胞などを擬人化した作品で、2015年5月より月刊少年シリウスで連載中。
2017年8月に出た5巻が最新刊となっている。
スピンオフ作品として、『はたらく細菌』、『はたらかない細胞』、『はたらく細胞BLACK』がある。
【あらすじ】
とある『ヒト』の体内。
その中では数十兆個もの細胞が年中無休で働いていた。
赤血球は酸素を身体中に運び、免疫細胞たちは細菌やウイルスなど身体に悪影響を及ぼす脅威と戦う。
その他の細胞も自分たちの働きをこなしている。
様々な騒動が起こる中、新米の赤血球“AE3803”や、白血球“U-1146”などを中心に、細胞たちの日常を描く。
【見どころ】
体内の免疫細胞がどのように機能しているのかがとても分かりやすいです。
方向音痴で少々ドジだが気のいい赤血球(女性として擬人化されている)。
小さな失敗を繰り返しながらも経験を積み重ねて体内で立派に仕事をしていくようになる姿は、心が温かくなります。
また、そんな赤血球をかげながら見守り助ける白血球(男性として擬人化されている)。
まるで騎士のようで、赤血球と白血球が両思いであると信じるファンは多かったと思います。
さらに、血小板(幼児として擬人化されている)のかわいらしさは、微笑みを隠せません。
「ものすごく教育に良いアニメなのでは?」と、Twitterの投稿が親の間で話題になるほど注目されているアニメでもあります。
ネットではアニメのおかげで、子どもにしつけや教育がしやすくなったと高く評価する声が上がっています。
娘が風邪をひいてしまったんですが、最近『はたらく細胞』にハマっていたおかげで『今は白血球さんがバイキンを倒してるところだから…』と言って素直に寝ている。さてはアレものすごく教育に良いアニメなのでは。
— 昆布山葵 (@konbuwasabi) 2018年7月29日
【2位】 ブラックジャック
【概要】
初のアニメ化は1993年のOVAで、2011年までに12話が製作されている。
以降はOVA1作品、劇場版1作品、インターネット配信(全12話)1作品といくつもアニメ化されており、2004年10月~2006年3月まで長期にわたり、よみうりテレビで全61話放送された。
その後2003年と2006年のスペシャル放送2話があり、多くのアニメ作品が存在している。
原作は手塚治虫作の長編コミックス。
無免許の外科医ブラックジャックが、神業ともいえるその技を手術でふるい、患者を助けていく『医療と生命』をテーマとしている作品。
1973年~1983年に週刊少年チャンピオンにて連載されており、単行本は全25巻。
1987年に豪華版全17巻+オールカラー版が、2012年にブラックジャック大全集全15巻なども販売された。
【あらすじ】
天才外科医ブラックジャック。
その見立て、腕や技術は確かで、難病奇病に苦しむ多くの者が彼による治療を望む。
ある者は法外な金額を積み、またある者はひたすらに懇願する。
時には困難な状況が彼を襲うが、それでもブラックジャックは、自身のトラウマを克服しながら多くの患者の病に向き合い続ける。
【見どころ】
ブラックジャックの病気の見立ての正確さや、手術の際の見事な手さばきは世界屈指の名医と呼んでも過言ではないでしょう。
毎回新たな人や病気と対峙した時の人間ドラマは、『人の命』、『尊厳』にかかわるものが多く、考えさせられることがほとんどです。
また、ブラックジャックを語る際に外せないのは、やはりピノコの存在でしょう。
自称18歳で自分を5体満足な体にしてくれたブラックジャックに並々ならぬ愛情を抱いています。
自分をブラックジャックの『おくたん(奥さん)』と名乗る彼女の口ぐせ「アッチョンブリケ」は有名ですね。
【3位】 MONSTER
【概要】
2004年4月~2005年9月まで全74話が放送されている。放送局は、日本テレビ系列の全国放送局、よみうりテレビ、西日本放送、アニマックスとなっている。
2005年12月27日、28日には日本テレビで、シリーズの総集編『MONSTERスペシャルバージョン』がオンエアされた。
原作は浦沢直樹作のコミックス。
1994年~2001年にビッグコミックオリジナルで連載されており、単行本は全18巻、完全版は9巻となっている。
【あらすじ】
1986年、Dr.テンマは当時の西ドイツにある病院に勤め、院長の娘と婚約、ゆくゆくは院長という出世コースを歩んでいた。
医師として漠然としたジレンマをもちつつも、深く考えずに手術を重ね、研究に打ち込んでいた。
そんなある日、Dr.テンマは、院長の命令を無視して執刀、運び込まれた重傷の少年ヨハンの命を救う。しかしそれがきっかけとなり出世コースから転落する。
そんな中、院長、外科部長らの殺害事件が発生。
同時に、入院中だったヨハンと彼の双子の妹が失踪したのだった……
【見どころ】
天才的な技術を持つ日本人脳外科医として描かれているDr.テンマが、人生の頂点に上り詰めようとしたところからの激動の半生が、サスペンス調で描かれています。
また、登場人物たちの様々な思惑が絡み合い、ストーリーが深みを増していく様子に引き込まれていきます。
6クール(1年半)もの長い間、視聴者を飽きさせることなく、しかも原作をほぼ忠実にアニメ化しているこの作品は、とても見ごたえのある作品となっています。
【4位】 空中ブランコ
【概要】
2009年10月~12月まで全11話放送されているおり、放送局は、全国フジテレビ系列、BSフジ、フジテレビTWO、アニマックスとなっている。
原作は、奥田英朗作の短編小説で、第131回直木賞受賞作品。
精神科医・伊良部シリーズの2作目にあたる。
破天荒な治療を行うエキセントリックな精神科医伊良部と患者が巻き起こす日常の様子を描いている。
2004年に文藝春秋から、作品名と同じ『空中ブランコ』の表題作で出版されている。
【あらすじ】
クリスマス一週間前の東京、サーカスの空中ブランコ乗りの公平は落下を繰り返し不眠症となる。
そんな公平が病院で出会ったのは着ぐるみの精神科医伊良部。
幸平の生活にへばりつく伊良部のもとには、ヘッピリ腰の区役所職員やゴーグル着用のヤクザがやって来る……
面白がっているとしか思えない伊良部はまともな治療をするのか?
そして公平は心の病を克服できるのだろうか?
【見どころ】
主人公の伊良部や、いつも仏頂面をしているナースなどの奇抜な服装に度肝を抜かれます。
そして、本来であればデリケートな問題であろう『心の病』に、奇をてらった治療を施していくストーリーに毎回驚きを隠せません。
視聴後は「こんな風にカウンセリングしてくれる医者がいてくれたらいいのに」と考えてしまうかもしれませんね。
独特な色使いや、お子さんにはちょっぴり刺激が強そうな(笑)描写の数々……
とにかく全てが派手な世界観と言えそうです。
【5位】 陽だまりの樹
【概要】
2000年4月~9月まで全25話放送されている。放送局は、日本テレビ、ミヤギテレビ、熊本県民テレビ、福岡放送、中京テレビとなっている。
原作は手塚治虫作の長編漫画で、1981年~1986年までビッグコミックスで連載された。
単行本は全11巻。
幕末期の日本が舞台となっており、頑固者の武士万二郎と遊び好きでお調子者の蘭方医良庵が主人公となっている。
【あらすじ】
時は安政元年江戸時代の小石川。
時代の不穏な空気を感じつつある時の物語。
ある日、師・千葉周作の臨終の席でのこと。
同じ門下生の清河八郎と意見が対立した万二郎は、果し合いの結果大怪我を負ってしまう。
そこへ治療のために呼ばれる良庵。
しかし頑固な二人は大喧嘩に。
数日後、二人は善正寺という寺で再会するが……
【見どころ】
主人公の一人、手塚良庵(後の良仙)はなんと実在の人物なのです!
小石川に種痘所を創設した人物として名を残しています。
下級武士・伊武谷万二郎は、剣の才能に恵まれた、正義感があり直情型。
手塚良庵は、ちゃらんぽらんで女好きだが医師として優れた技術を持つ人物。
この二人が、時には同じ女性を想う恋敵となったり、時には熱い友情を結んだりしながら、人間として成長していく様がとても丁寧に描写されています。
以上が、個人的におすすめする医療アニメランキングでしたがいかがでしたか?
この機会に、医療の現場や裏側をアニメを通してのぞいてみてはいかがでしょうか。