天気の子に「君の名は。」の登場人物が!?2つの作品の時系列も併せてご紹介!
「君の名は。」の新海誠監督の待望の最新作である「天気の子」が2019年7月に公開されました。
「天気の子」は2019年8月時点で100億円を突破する大ヒットを記録しています。
そして「天気の子」にはなんとあの「君の名は。」のキャラクターが一部登場します。
今回は、「天気の子」と「君の名は。」のキャラクターと考察について紹介します。
ネタバレ要素がたくさんあるため、ネタバレが嫌な方は映画を見てからこの記事をチェックしてください。
【「天気の子」に登場した「君の名は。」の登場人物】
立花瀧
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「君の名は。」の主人公の一人です。
東京に住む瀧は糸守に住む三葉との入れ替わり、そしてその後に三葉とは3年の時間軸のずれがあることに気づきます。
そして、ティアマト彗星で壊滅する糸守の人々を救うため行動します。
立花瀧の登場シーン
陽菜の晴れ女サービスの最後の顧客は、立花冨美という名の老婦人です。
ここで晴れ女サービスをしているときに、大学生の瀧が登場します。
陽菜が来週18歳になるんだと帆高が話したときに、瀧は帆高に「プレゼントを用意しなきゃ」とアドバイスします。
「君の名は。」のときよりグッと大人びた瀧の姿を見ることができます。
宮水三葉
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「君の名は。」のもう一人の主人公で、立花瀧とは3年の時間軸のずれがあり実際は瀧より3歳年上です。
糸守を救おうとする瀧とタソカレ時に出会い、その思いを引き継ぎ糸守の人々を救うために奔走します。
宮水三葉の登場シーン
「君の名は。」の三葉は、帆高が陽菜へのプレゼントを探しに行ったアクセサリーショップの店員をしていました。
ネームプレートには「Miyamizu」と書いているほかに、トレードマークの赤い組紐が結ばれています。
まだ瀧と再会する前で、苗字も宮水のままです。
勅使河原克彦
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三葉の同級生で、通称「テッシー」。勅使河原建設の社長の息子で、三葉とともに糸守の人々を救うために行動します。
勅使河原克彦の登場シーン
「君の名は。」メインの二人とくらべて登場シーンが分かりにくいため、ラストのクレジットにて「サヤちん」こと名取早耶香と一緒に登場しました。
これを見て「テッシーとサヤちんがいたんだ」と驚いた人が多いのではないでしょうか。
テッシーとサヤちんが登場したのは、晴れ女サービスをおこなったフリーマーケット会場です。
会場の観覧車の中に、テッシーとサヤちんの姿があるので注目してください。
名取早耶香
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三葉の同級生で、通称「サヤちん」。放送部に所属していて、三葉とともに糸守の人々を救うために行動します。
名取早耶香の登場シーン
前述した通り、「テッシー」こと勅使河原克彦と一緒にラストのクレジットにて登場しています。
宮水四葉
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宮水四葉は三葉の妹で、三葉とともに神社の家業を手伝います。
宮水四葉の登場シーン
四葉が登場するんはテッシーやサヤちんと同じくほんの一瞬です。
陽菜が人柱となり空へ飲み込まれたときに晴れ間ができます。
このときに学校から空を見上げる女子校生のひとりが四葉です。
「天気の子」の主人公とヒロイン
森嶋帆高
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「天気の子」の主人公の森嶋帆高は、都立神津島高校の1年生です。
離島出身ですが、島の生活が息苦しく感じて東京へ家出するところが物語のはじまりです。
家出少年の帆高は高校生のため、なかなかアルバイトを見つけられずに都内をさまよいます。
そんなときに立ち寄ったファーストフード店でヒロインの天野陽菜と出会います。
アルバイトができずに東京をさまよう帆高は、陽菜が風俗バイトに勧誘されているところに出くわしそれを救出しようとします。
そのときに、偶然拾っていた拳銃を発砲してしまい大きなトラブルになります。
その後、帆高はフェリーで出会った須賀圭介のもとに転がり込み、住み込みでバイトをはじめ、陽菜の能力を活かした「晴れ女」のサービスをはじめます。
順調だった「晴れ女」のサービスですが、じつは大きな問題があることが判明し……。
天野陽菜
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「天気の子」のヒロインの天野陽菜は100%の晴れ女という不思議な能力をもっています。
陽菜はとある事情で小学生の弟と二人暮らしをしていて、帆高より年上の高校生を自称します。
お金が必要なためバイトを探す陽菜はトラブルに巻き込まれているところで帆高と再会し、帆高の提案で晴れ女サービスをはじめます。
自分の能力で喜んでもらえることにやりがいを感じますが、100%の晴れ女の能力には大きな代償があり……。
【「天気の子」と「君の名は。」の時系列】
時期 | 出来事 |
2013年9月 | 三葉と瀧が入れ替わる(君の名は。) |
2013年10月4日 | ティアマト彗星が糸守町へ落ちる(君の名は。) |
2016年10月後半 | 瀧が三葉を探しに糸守町へ向かう/カタワレ時に2人は再会して過去を改変する(君の名は。) |
2021年夏 | 帆高が上京して陽菜と出会う/帆高が地元に島に帰る(天気の子) |
2022年春 | 三葉と瀧が再会する(君の名は) |
2024年春 | 帆高が高校卒業して上京し、陽菜と再会する(天気の子) |
「天気の子」は「君の名は。」よりも新しい出来事
「天気の子」は2021年夏の物語で、「君の名は。」よりも新しい時代の物語です。
その証拠として、「君の名は。」に登場する瀧や三葉が高校生ではなく大学生・社会人として登場します。
「天気の子」のラストシーンは「君の名は。」のラストシーンよりあと
三葉と瀧が再会するのは2022年春で、「天気の子」のメインストーリーが終了したあとです。
しかし、帆高と陽菜が再会するのは2014年春のため、「天気の子」のラストシーンは「君の名は。」のラストシーンよりあとになります。
【天気の子と君の名はに関する考察】
「天気の子」と「君の名は。」は同じ世界なの?
「天気の子」と「君の名は。」は同じ世界観なのは間違いありません。
それは時系列で追うと矛盾がないところからわかります。
しかし、まったく同じ世界かと言われると、そうとは言い切れません。
それは、「天気の子」の世界の東京はこのあとずっと雨が降り続けるためです。
三葉と瀧が再会するのは「天気の子」のあとの話で、「君の名は。」では再会した日は晴れていました。
このため、「天気の子」は「君の名は。」のパラレルワールドではないかと思われます。
「君の名は。」の三葉と瀧は結婚するの?
「天気の子」のラストシーンで、帆高は晴れ女サービスに依頼が残っていることに気づきます。
それは瀧の祖母である立花冨美からの依頼でした。帆高はもう晴れ女サービスができないことを謝罪にいきます。
このときに、冨美は赤い組紐を巻いていて、宮水家との繋がりがあることがうかがえます。
また、「天気の子」の原作小説でこのときの冨美の部屋に孫の結婚式の写真があることが描写されています。
瀧と三葉が再会したあとに、瀧が別のこと結婚しているということがなければ、二人は結婚していると思われます。
「君の名は。」と「天気の子」のキャラクター紹介と考察を紹介しました。
それぞれの作品に直接的なつながりはありませんが、両方の作品を見ることでより楽しめます。
「天気の子」を見るときは、「君の名は。」のキャラクターを意識して見てください。