響けユーフォニアムを見る順番！アニメ、映画シリーズの見方をご紹介

強豪ともいわれていた北宇治高校吹奏楽部は今となっては落ちぶれてかつての姿はどこにもなかった。

小学校時代から吹奏楽を続けている主人公、黄前久美子は今の吹奏楽部のレベルの低さに悩みながらもクラスメイトとともに入部し、そこで中学時代にチームメイトだった高坂麗奈と再会する。中学時代に関西大会出場を逃し、お互いに複雑な感情を一時は抱いていた二人だったが、完全に和解する。

そして吹奏楽部に新しい顧問である滝昇が赴任し、全国大会を目指すか楽しく部活動をするか迫られることで、彼女たちの青春が加速し始めます。

一期は部活動を中心としたストーリーや人間描写が素晴らしいことはもちろんですが、音楽アニメとして「音楽」にも力を入れているのだと音楽に関して素人である方にも感じられるようなクオリティとなっています。

平成を代表する作品の一つと挙げられてもおかしくない完成度が高い作品の序章です。

滝昇の厳しい指導やメンバー選抜を乗り越えた北宇治高校吹奏楽部は無事に京都府大会を突破し、夏の関西大会を前に練習は厳しさを増していた。

そんな時に、去年退部した二年生の傘木希美が再入部を求めてやってきたことで、中学時代から希美の親友だった鎧塚みぞれのトラウマが再発し体調を崩してしまう。

一年前の騒動が原因で再び困難が訪れたが、他の部員の助けもあり事情を理解したみぞれは希美と和解し、一致団結した吹奏楽部は全国大会を目指します。

一期と同等、もしくはそれ以上の完成度となった二期目は複雑な人間関係を前に、向き合っていくことで上へと目指していく彼女たちの姿が描かれた作品となっています。

そんな二人の自由曲に選ばれた「リズと青い鳥」にはオーボエとフルートが掛け合うソロがあった。

嬉しそうにソロを吹く希美と、希美との時間に幸せを感じながらも終わりが近づいていることを恐れているみぞれの二人のソロパートはなかなか上手くかみ合わなかった。

親友である二人の少女にスポットライトを当てた物語で、いつか終わってしまう青春を思い出させてくれる懐かしさを感じる美しく儚い旅立ちです。もう一度見たいと思わせる完成形となっています。

昨年に全日本吹奏楽コンクールに出場を果たした北宇治高校吹奏楽部では、2年生となった黄前久美子らは、4月から入った1年生の指導にあたっていた。

全国大会に出場した影響もあって多くの1年生が入部する中で、黄前久美子らが担当するパートにやってきた4人に指導しながらも全国大会金賞を目指す黄前久美子だったが、部活動はそう簡単に上手くいくはずもなく問題が次々と発生していく。

テレビアニメ2期の続きとなっており、スピンオフ作品のリズと青い鳥とほぼ同時系列の作品となっています。

一年が終わり二年目を迎えた今回も相変わらず人間関係が複雑でぎすぎすした感じとなっていますが、新しい風が吹いたと思わせる内容でした。

ストーリーしては劇場版ということで短い時間ですが、上手く表現されています。