監察医朝顔を見る順番！ドラマシリーズの見方をご紹介

【監察医朝顔　第1シーズン】

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【あらすじ】

主人公の万木朝顔は神奈川県の興雲大学法医学教室に勤務する新米法医学者です。

朝顔をはじめとする職場のメンバーは遺体の死因を解明するため懸命に働き、故人の想いを拾い上げて遺族の悲しみを癒したり、また犯罪事件解決に導いたりしていました。

朝顔は遺体解明のこだわりが強く、その裏には2011年3月11日に起きたの東日本大震災で母を失い未だに遺体が見つかっておらず、その深い悲しみから「故人の想い」に執着しています。

震災時、遺体安置場で懸命に働いてた現上司でもある茶子先生との出会いをきっかけに、廃人同様だった朝顔は法医の道を目指すこととなります。

しかし、震災の心の傷跡は大きく、母の故郷の東北へ行こうとすると震災を思い出し電車から降りることが出来ませんでした。

そんな中出会った桑原信也と結婚することとなったのですが…。

【見どころ】

物語の構成がいくつかに分けられているところが、このドラマの魅力の一つです。

「監察医朝顔」という題名から事件が起きて解決に向けて挑むというストーリー展開は間違いではありませんが、それだけではなく主人公・朝顔を中心にした家族の日常や人生を丁寧に描いています。

また最大の魅力は出演者の演技力の高さです。

朝顔役の上野樹里や平役の時任三郎、桑原信也厄・風間俊介は毎週回では激しい演技をするわけではありませんが、ゆっくりと流れる時間や言葉一つ一つ心情を丁寧に表現されていて胸に響くシーンがたくさん生まれていました。

さらに、作中に流れる主題歌の「朝顔」が胸を締め付け、音楽と共にストーリーを見ると涙が出てきます。

【監察医朝顔　特別編　夏の終わり、そして】

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【あらすじ】

ある日、朝顔が興雲大学法医学教室に出勤すると光子、高橋らがミーティングの準備をしていました。

運ばれてきたのは推定70歳から80歳の高齢者のご遺体。

とくに目立った外傷もなく、身元につながる物は一切身につけておらず指紋も歯も1本もない状態だったのです…。

朝顔たちは遺体の身元を究明できるのでしょうか…。

【見どころ】

後半近くでは平が朝顔の母を探す為、故郷の仙ノ浦に移り住むことを考えるシーンなど物語は次のシーズンを視野にきちんと描かれていますので注目です。

【監察医朝顔　第2シーズン】

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【あらすじ】

法医学者・朝顔は、刑事の父・平と夫の真也、幼稚園児・娘のつぐみと暮らし、家事、育児は父と夫に協力してもらいながら仕事をする日々を送っていましたが、シーズン２では万木家に変化が訪れます。

平が手を負傷してしまい、父に代わって母を探しに東北へ向かう朝顔。

優しく出迎えた祖父は孫のつぐみの写真と手紙に喜び元気そうですが、あまり食事を食べない祖父の体調が気がかりでした。

ある日、朝顔は祖父の家の仏壇引き出しからハンカチに覆われた歯を目にし、後日祖父から「里子の手袋が見つかったところにあった歯だ。調べないでほしい」と告げられ驚きます。

そんな中、父の部屋で東北の雑誌を見つけたことから、平の口から移り住む決意を知り手の怪我が治り次第引っ越すことに。

一方では、夫・真也が発砲事件の容疑者になり一時キツイ取り調べをされ家に帰ることが出来ずにいましたが、朝顔や平など周囲の協力からようやく容疑は晴れたものの、真也は長野の交番勤務を命じられてしまい異動になってしまいました。

やがて平も刑事を辞め東北へ移り、万木家はバラバラになってしまい…。

【見どころ】

今作では「命の重さ」や「家族の大切さ」というスタンスは変わっていませんが、今現代の社会問題を示唆して描かれている部分が多くみられます。

特に第10話ではご遺体が狂犬病に感染している可能性があることを知り、執刀した光子は、メスで指を切ってしまい感染の可能性が高いため隔離され、不安な気持ちで検査結果を待つことに。

朝顔の娘・つぐみが保育園で一連のニュースを見た親が遠回しに子供たちに伝えたことで「つぐみと遊んだら病気になる」と言われ、感染症の一件は子どもたちにまでおよんでしまいます。

この話を観た視聴者からの反響が大きく、今のコロナ渦の世情にリンクしていると医療関係者や医師からも支持されました。

そんな今だからこそ伝えたい作品です。

【監察医朝顔　新春スペシャル】

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【あらすじ】

今作では、桑原と朝顔の出会いから「つぐみ」誕生秘話、さらに朝顔の初執刀助手として解剖に挑んだストーリーなどが描かれています。

初めての執刀助手で緊張を隠せない朝顔。

運ばれてきたご遺体は特殊な造形をしているアーティストで、第一発見者は小学2年生の男児でした。

遺体の体中に砂糖が振るかけられているという不可解な状態で、その砂糖ケースからは第一発見者の男児の指紋が検出されたのでした…。

【見どころ】

作中では、桑原と朝顔の出会いのシーンも描かれており、何となく噛み合わない2人の関係に思わずクスッとしてしまったり位雰囲気だけじゃないのもこの作品の魅力です。

また、朝顔と平の親子初の旅行シーンはホンワカしていて見ていて顔がほっこりします。

そんなゆっくりと流れる時間で思い出しながら振り返る2人のシーンは印象的でした。