岸辺露伴は動かないのドラマシリーズを見る順番！

【富豪村】

【概要】

岸部露伴は、「ピンクダークの少年」の冒険が大ヒットしている有名な漫画家でした。

しかし露伴はお金や地位には興味はなく、人の記憶を本として読むことができる特殊な能力を用いながら、良い漫画を描くためだけに漫画のネタを集めていました。

そんなとき、新しく担当になった若い女性編集者・泉京香が露伴の家を訪れてきます。

そして住む人々が、すべて成功者となっている不思議な集落を漫画のネタとして持ってくるのですが…。

「岸部露伴は動かないシリーズ」実写ドラマ化第一弾。

原作と違いスタンドが登場しないことや、ゲストヒロインとして登場する泉京香というキャラクターが物語に今後も密接に参加するなど、実写ドラマオリジナルの描写が随所に見られます。

けれども「岸部露伴は動かないシリーズ」の持ち味である心理戦と頭脳戦を、見事に表現している傑作です。

【くしゃがら】

【概要】

岸部露伴は、同僚の漫画家・志士十五から不思議な相談をされます。

それは担当の編集者が残した「禁止用語リスト」に、意味不明の言葉「くしゃがら」という言葉が載せられていた謎に対するものでした。

志士は、調べるにつれてその言葉に囚われていき、次第に行動がおかしくなっていきます。

露伴も、その様子に違和感を感じ独自に調べ始めたのですが…。

ドラマ作品の中で唯一、「岸辺露伴は動かない」の小説版である「岸辺露伴は叫ばない 短編小説集」を原作としている本作。

ドラマ放送後には、「くしゃがら」を調べる人が続出しており、ツイッターで「くしゃがら」がトレンド入りするなど大反響を呼んでいます。

【D・N・A】

【概要】

岸根露伴が、泉京香や平井太郎と歩いていると、言葉を逆に話す不思議な少女・片平真央とその母親・片平真依に出会います。

真依は身の回りで不幸な事件が多く起こるため、その原因が真央にあると考えていました。

露伴も真央の不思議な行動に対して興味を持ち、真依の家を訪れて真央を能力で調べるのですが…。

実写ドラマ第一部の最終話となる本作。

掲載されたのが少女漫画誌「別冊マーガレット」だったためか、1.2話とかなり趣が変わった作品となっており、心温まる内容になっています。

【ザ・ラン】

【概要】

岸部露伴は、本のネタを得るために全財産を使って妖怪伝説のある山を購入してしまっていました。

そのことに驚く泉京香に対して、露伴はある人物が体験したとされる不思議な現象を話をします。

それは、ある人物がジムで遭遇したか走るにこだわり狂気な行動をした男の話であり…。

2021年12月に放送された実写ドラマ化第二部の1作目。

原作と違い、露伴がネタとして知ろうとしていた「六壁坂に潜む怪物」が異変の原因とされており、その後の物語とも密接につながっています。

【背中の正面】

【概要】

岸部露伴の家に、「六壁坂について」と言って訪れてきた乙雅三。

露伴はそのことに違和感を感じて、乙を本にして記憶を読みますが、特に変わったことはありません。

しかし乙は、背中を見られたくないという不思議な思考を持っており、露伴は乙の背中を見たくなる好奇心に駆られてしまいます…。

「ジョジョの奇妙な冒険」の原作漫画エピソードを実写化した作品。

この敵役もスタンド能力でなく、六壁坂に潜む怪物であるという描写がされています。

けれどもストーリーは、オリジナル要素を加えつつ見事にまとめられています。

【六壁坂】

【概要】

岸部露伴は、今までの怪奇現象の謎を解くために「六壁坂」があるとされている村を訪れます。

そして露伴は推理しながら「六壁坂」の場所の可能性がある場所を見つけます。

坂の近くにある家を訪れた露伴は、そこの家の夫人の記憶を読むことにしたのですが、そこには驚くべき事実が…。

実写ドラマ2期のラストエピソード。

怪奇現象を見事に推理する露伴が描かれており、不気味さが中心となりながらもユーモアを上手く絡めたストーリーになっています。

【ホットサマー・マーサ】

【概要】

コロナ禍のため、思うように外出ができずストレスが溜まっている岸部露伴。

そんなとき犬の散歩をしていると、近所に神秘的な神社を見つけます。

露伴は奥に入っていき不思議な祠をのぞき込むと、そこには鏡が祭られていました。

その後、立て続けに露伴の身の回りに、不可解なことばかり起こり始めてしまい…。

原作は2022年3月に発売された「JOJO magazine 2022 SPRING」に掲載された漫画の映像化。

今作はコロナ禍の現代を背景に描いており、岸部露伴の身辺に起こる不可解な現象をミステリアスに描いたものとなっています。

【ジャンケン小僧】

【概要】

岸部露伴の家にある少年が訪ねてきます。

少年を一度は追い返した露伴ですが、少年はそれからも何度も露伴に絡んできます。

そんな自分の行動を邪魔する少年に苛立ちを感じた露伴は、少年のいわれるままジャンケン勝負をすることになるのですが、ジャンケンに負けると露伴の体には異変が起こり始めます。

「背中の正面」に続き、「ジョジョの奇妙な冒険」の原作漫画エピソードを実写ドラマ化した本作。

敵スタンド能力の代わりに、ジャンケン小僧の大柳賢が化物に憑りつかれて特殊な能力を得る設定になっています。

それに伴い、物語の過程も若干の変更が加えられています。

【岸辺露伴は動かない ルーヴルへ行く】

【概要】

パリのルーブル美術館に取材に訪れた岸部露伴。

その目的は、「この世で最も黒い絵」と呼ばれる呪われた絵画を見ることでした。

しかし、露伴はそのことで大きなトラブルに巻き込まれてしまい…。

2023年5月に公開予定になっていますが、キャストやあらすじは非公開になっており、今後が楽しみな作品です。

また原作漫画は、プロジェクトの一環でルーヴル美術館からの依頼により執筆されており、日本の漫画家として初めてルーヴル美術館に展示されています。