ストロベリーナイトを見る順番は?ドラマや映画の見方をご紹介!

この作品は2010年に放送されたスペシャルドラマ【ストロベリーナイト】を皮切りにシリーズ化した人気ドラマです。
グロテスクな表現が多々見られる作りですが、人気の根底には俳優陣の圧巻に演技力に作品の構成の素晴らしさもあります。
今回はそんな【ストロベリーナイト】の見る順番をご紹介していきます。
【ストロベリーナイトを見る順番】
【ストロベリーナイトを見る順番】 | |||
【分類】 | 【作品名】 | 【放送・公開日】 | |
① | SPドラマ | ストロベリーナイト | 2010年11月 |
② | TVドラマ | ストロベリーナイト(全11話) | 2012年1月~3月 |
③ | 映画 | ストロベリーナイト | 2013年1月 |
④ | SPドラマ | ストロベリーナイト アフター・ザ・インビシブルレイン | 2013年1月 |
⑤ | TVドラマ | ストロベリーナイトサーガ(全11話) | 2019年4月~6月 |
●ストロベリーナイトは、上記のよう「公開順」で見るのをおすすめします。
●④【ストロベリーナイト・アフター・ザ・インビシブルレイン】は、③【ストロベリーナイト】の公開と同時に土曜プレミアムの特別企画として放送された作品です。
④の内容は③後のストーリーとなっているので、③を見た後に④を視聴してください。
●【ストロベリーミッドナイト】という作品もありますが、映画公開前に4回にわたりフジテレビ放送されていた作品で、1話10分のショートドラマをコミカルに描かれています。
2013年7月に発売された劇場版【ストロベリーナイトコレクターズエディション】の特
典ディスクに収録されています。
見る順番としては劇場版前に見るのがお勧めですが、レンタルなどでは見ることができないので今回の見る順番からは除外しています。
【ストロベリーナイト 各作品紹介】
①スペシャルドラマ【ストロベリーナイト】
【あらすじ】
物語冒頭、見知らぬ男が何者かに引きずられ殺されるシーンから物語は始まります。
公園の東屋の横にビニールシートに包まれた死体が発見された。
竹内結子演じる姫川玲子率いる姫川班が捜査を開始。捜査を進めていくうちに連続殺人だということが明らかになる。
被害者の共通点を探る中、姫川班の部下の桐谷健太演じる大塚真二が殺人ショーを行うサイト通称[ストロベリーナイト]を発見し、難航している捜査の糸口を見つけるが…。
「みどころ」
この作品でのみどころは、ストーリーの所々に出てくる姫川の過去の回想シーンです。姫川の過去を知ってこそこの物語のスタートラインです。
姫川が少女期に巻き込まれた事件がトラウマとなり彼女自身を苦しめていました。
そんな彼女が刑事になった理由、決意をストーリーの箇所個所に散りばめられており、特に回想シーンの1つ、勇気を出し法廷で証言台に立つところからのシーンはぜひ見ていただきたいところです。
各出演者、俳優陣の豪華さも魅力!
姫川玲子を陰で支えている部下の菊田和男役は西島秀俊を起用し、意見が対立しあう癖あり刑事、勝俣健作(ガンテツ)役に武田鉄矢、上司今泉春男役に高島政宏などベテラン俳優陣で固め、物語をより見応えある作品になっており、連続ドラマへの期待を膨らましています。
②連続テレビドラマ【ストロベリーナイト】
以下連続ドラマ題名一覧
1話 「シメントリー」
2話 「右では殴らない①」
3話 「右では殴らない②」
4話 「過ぎた正義①」
5話 「過ぎた正義②」
6話 「感染遊戯」
7話 「悪しき実①」
8話 「悪しき実②」
9話 「ソウルケイジ①」
10話 「ソウルケイジ②」
11話 「ソウルケイジ③」
【あらすじ・概要】
スペシャルドラマ【ストロベリーナイト】から続くキャスト人に加え、葉山則之役に小出恵介、湯田康平役に関ジャニの丸山隆平を新たに迎え、新姫川班としてスタートをきりました。
主人公、姫川玲子(竹内結子)率いる捜査一課10係姫川班にスポットを当て怪奇殺人事件を解決に向けて捜査する様を描いたストーリーで、姫川玲子が少女期に受けた被害のトラウマを抱えながら、男社会の色が濃い刑事という職業の中で戦っていく姿や、メインメンバーの個々のキャラクター性が上手く表現されています。
また姫川班は他の班と違い、捜査会議は居酒屋で行い、姫川のカンで捜査することが多く、そのカンの鋭さが事件の解決につながっていきます。
彼女の着眼点が他の刑事と違い、上司や他の刑事とぶつかるシーンが多々あります。
姫川は犯人の心情に同調する危険な部分があり、事件を通して飲み込まれそうな闇との葛藤し、強く生きる意志強めています。そんな彼女の垣間見る弱さを敏感に感じとる菊田和男(西島秀俊)は陰ながらささえになっています。
【みどころ】
各出演者の人間像が一番の見所です。
武田鉄矢演じる勝俣健作(ガンテツ)は、脅し・暴力とあらゆる手段を使う捜査の仕方で刑事仲間からもうとまれ、姫川玲子にも嫌みや痛いところついてくる一癖も二癖もある人物を個性的に演じています。
そんなガンテツが2話・3話では、人間味を垣間見ることができるシーンがあり印象的です。
姫川班では、姫川の第二のお父さん的存在の宇梶剛士演じる石倉保(たもさん)や姫川のガードマン的存在の西島秀俊演じる菊田和男、さらに、姫川のストーカーでムードメーカーの生瀬勝久演じる井岡博満、新人の葉山に同じく新人の湯田が加わり、居酒屋会議や職場でも緊迫したシーンとは別にホッとする人間性を見ることができる。
③映画【ストロベリーナイト】
「あらすじ」
今作の象徴は雨です。姫川の闇の部分を雨で表現されており、ストーリー構成はほとんどが雨の風景が描写されています。
物語は、竜崎組の一員である小林充の目と胸に何度も刺された刺殺体が発見された事から始まる。
さらに、同じ手口の刺殺体が見つかり連続殺人事件として四課合同会議が行われた。
被害者が全て暴力団員だったことから、組の内部抗争による見方が強い中、姫川は何か引っかかる様子。
そんな中、「小林充を殺したのは柳井健斗」というタレこみ電話が入るが、姫川の上司から捜査しないよう忠告されるが…
「みどころ」
これまでのシリーズでは恋愛要素はほとんどなかったが、劇場版では菊田・牧田と姫川の恋愛感情が全面的に表現されています。
柳井健斗を巡っての警察内部のあり方に注目していただきたいです。
④スペシャルドラマ【ストロベリーナイト・アフター・ザ・インビシブルレイン】
「あらすじ」
この作品は、主要キャラクターが個々主役となる短編ドラマで、それぞれ「東京」菊田和男(西島秀俊)主演、「沈黙怨嗟」葉山則之(小出恵介)主演、「アンダーカヴァー」姫川玲子(竹内結子)主演、「左だけ見た場合」井岡博満(生瀬勝久)主演、「推定有罪/プロバブリィギルティ」勝俣健作(武田鉄矢)主演の5本で出来ています。
ちなみに「東京」は菊田の若手時代を描いているが、その他は映画後の設定になっており、5つ事件を各主役が解決していきます。
「みどころ」
今作は姫川の視点ではなく、主要キャラクター目線での構成になっているので、また違ったストロベリーナイトを堪能できるものになっています。
「アンダーカヴァー」では姫川が関西弁を話す意外な姿にびっくりします。
また「左だけ見た場合」では遠藤憲一演じる日下守とのタッグで捜査するストーリーが1つの見所です。
いかがでしたでしょうか?
見る順番を参考に視聴していただき、「ストロベリーナイト」の世界を堪能して見てください。
さらに、2019年4月からは【ストロベリーナイト・サーガ】として新たな俳優陣で生まれ変わります。