クラピカの能力!指の鎖の種類や絶対時間(エンペラータイム)について解説
週刊少年ジャンプにて連載中(現在は休載)の人気漫画「HUNTER×HUNTER」
作中に登場する人気キャラクターの「クラピカ」は作品の主要メンバーの一人です。
クラピカは幻影旅団によって皆殺しにされた「クルタ族」の最後の生き残りで、幻影旅団に奪われた同族の眼球を取り戻すためハンターを目指す復讐者。
今回は、作中でもトップクラスの強さを持つクラピカの念能力や緋の目についてご紹介していきますのでご覧ください。
【クラピカの能力】
【クラピカ】 | |
© POT(冨樫義博) | |
【年齢】 | |
17歳(登場時) | |
【誕生日】 | 【身長/体重】 |
4月4日 | 171㎝ |
【出身地】 | 【念の系統】 |
ルクソ地方 | 具現化系 |
ハンター試験終了後、ゴンと別れたクラピカはマフィアの令嬢の護衛を経て「ノストラードファミリー」の若頭としてマフィアに所属しています。
クラピカは常に冷静沈着で、ゴン達みたいな気を許した仲間に対しては情に厚く時に時に冷静な判断ができない時がありました。
本質は弱者をいたわり公正を重んじる真面目で優しい性格です。
さてそんなクラピカは作中ではトップクラスの実力を持っていますので、下記にてクラピカの念能力について説明していきます。
【具現化系の念能力】
クラピカの念能力は具現化系で、右手に具現化した5本の鎖を用いて戦う戦闘スタイルです。
鎖の先端には楔が装着しており、それぞれ指ごとに違う特性を持ち様々な戦闘に対応できるようになっている為、頭脳派のクラピカにピッタリな能力と言えます。
また、念能力を使う際は能力をより高める為「制約と誓約」を課しています。
クラピカの場合は「中指の鎖を幻影旅団以外に使用しない(制約)、使用した場合は自分の死(誓約)」を課しています。
その結果、幻影旅団と戦う際は、中指の鎖(チェーンジェイル)だけ非常に強力な力を発揮します。
【鎖を具現化した理由】
クラピカが鎖を具現化したのには理由が存在しました。
1・幻影旅団を相応しい場所に鎖で繋ぎ止めてくため
2・自分の復讐のために周りを巻き込みたくない為、自分一人で戦い抜くための能力を備える為
大きくはこの2つが鎖にした理由です。
また、この鎖を具現化するまでに至るまでは、毎日鎖をいじくり、夢に出てくるまで鎖の事を考える…といった頭がおかしくなりそうな修行をし具現化に成功していました。
これを見るとクラピカの旅団に対する復讐心がいかに大きいか分かります。
【緋の目発動中は「特質系」能力者】
本来はクラピカの念能力の基本系統は具現化系で、上記の記載でも触れたように右手の指に5本の鎖を具現化し5本それぞれに能力を持つ戦闘スタイルです。
しかし、クルタ族特有の特異体質「緋の目」が発動された時のみクラピカの念能力は具現化系から特質系に変わり、全系統の能力を100%引き出せる「絶対時間(エンペラータイム)」が発動し、戦闘スタイルもガラッと変わります。
これは緋の目が発動できるクラピカにしかない特別な力となっており、本来であれば念能力者が100%まで極める事ができるのは「生まれつきの系統能力だけ」です。
【緋の目について】
ルクソ地方に住んでいた少数民族「クルタ族」は戦闘能力に優れた種族で、感情が高ぶると瞳の色が燃えるような緋色になるという特異体質を持った民族です。
その「緋の目」と呼ばれている状態のまま死を迎えると瞳の色はそのままになるという特徴を持ち「世界七大美色」呼ばれているほど価値の高く、裏市場では高値で取り引きされるほど。
怒りや悲しみの感情が一番美しい緋の目になるそれに目を付けた幻影旅団はクラピカ以外のクルタ族全員を惨殺。
生き残ったクラピカは普段はクルタ族と分からないようカラコンを着用し、幻影旅団へ復讐するために生きている。
【五つの指の鎖のそれぞれの能力】
【能力名】 | 【効果】 | 【楔の形状】 | |
【親指】 | 癒す親指の鎖 -ホーリーチェーン- | 自然治癒力の強化 | 十字架 |
【人差し指】 | 奪う人差し指の鎖 -スチールチェーン- | 標的のオーラを吸収し念能力を奪う | 注射器 |
【中指】 | 束縛する中指の鎖 -チェーンジェイル- | 捕らえた旅団員を強制的に「絶」状態にし拘束 | 鉤爪 |
【薬指】 | 導く薬指の鎖 -ダウジングチェーン- | 集中力を強化しダウジング効果を発揮 | 球 |
【小指】 | 律する小指の鎖 -ジャッジメントチェーン- | 標的に掟を宣告した上で尊守させる | 短剣 |
ここからはクラピカの念能力について詳しくご紹介していきます。
クラピカの場合は5本の指それぞれが別の能力を放つことができるすご技で、1人で戦い抜くために考え抜かれた能力です。
上の表をご覧いただき能力についてご覧いただいてそれぞれの能力を1つずつ解説していきます。
【親指】癒す親指の鎖 -ホーリーチェーン-
© POT(冨樫義博)
ハンターハンター 9巻より引用
右手の親指に創り出された鎖の能力で巻き付けた鎖の部分の自己治癒力を強化し傷を癒します。
特質系時以外では大きな回復は見込めないので、大きなけが以外は治せるようです。
また、この能力はクラピカ以外も回復させることができます。
【粉砕骨折も…】
ちなみに絶対時間(エンペラータイム)の発動時にこの能力を使うと、粉砕骨折も数秒で完治させることができます。
【人差し指】奪う人差し指の鎖 -スチールチェーン-
© POT(冨樫義博)
ハンターハンター 35巻より引用
右手人差し指の鎖が持つ能力で、鎖の注射器を相手に刺してオーラを吸い取り相手の念能力を預かることができる能力で、預かるだけで使用しなければリスクを追わず使用可能です。
また、この能力は5つの鎖の中で最後に判明した能力で、クラピカ自身が独り立ちした後に追加した能力です。
【ステルスドルフィン】
イルカとは「イルカ型の念獣(ステルスドルフィン)」のことで、鎖で念能力を預かった後に絶対時間を発動させると機械人形の様に喋ることができるイルカが出現します。
人差し指の注射器で吸った念能力をイルカにセットするとその預かった能力を解析し一度だけその能力を使用できるようになります。
このイルカ(ステルスドルフィン)の能力は能力を使用するまでドルフィンと絶対時間は解除されないという制約があり、能力を使用するとドルフィンは消滅し、奪った念能力は相手に返還されます。
また、預かった能力を他の人に注射するとその人に能力を譲渡でき、注射器に空きができるのでまたオーラを吸い取ることができるようになります。
しかしリスクも高いです。
例えば難しい念能力をドルフィンにセットしてしまうと、その能力を使えないままだとドルフィンも消滅せず絶対時間も消えませんので寿命を削られ続けるということにもなってしまう恐ろしい能力でもあります。
【中指】束縛する中指の鎖 -チェーンジェイル-
© POT(冨樫義博)
ハンターハンター 9巻より引用
右手の中指の鉤爪の能力で、幻影旅団のみ使用でき、鎖を巻き付けられた団員は強制的に「絶」状態にし捕縛します。
クラピカにとって旅団戦の要となる能力で、この中指の能力だけは「制約と誓約」で非常に強い念が込められています。
一度この鎖で捕らえられると念能力が封じこめられてしまうので解除するには筋力のみで鎖を壊すしかありません。
幻影旅団の中でも一番筋力のある「ウボォーギン」ですら筋力だけでチェーンジェイルを引きちぎれなかったので、ウボォーギンより筋力がない他の旅団メンバーが一度この鎖で捕らえられると逃れるのは困難でしょう。
「旅団以外に使用したら死ぬ」という高いハードル設定の為いつでも使える能力ではありません。
【薬指】導く薬指の鎖 -ダウジングチェーン-
© POT(冨樫義博)
ハンターハンター 8巻より引用
右手の薬指の球の能力で、集中力を強化し、ダウジング効果を発揮する能力です。
この能力を発動することで探し物を見つけ出したり、相手の嘘を見抜くこともできます(ウソ発見器のようなもの)。
戦闘において使用する際は弾丸を防ぐ時に使用しています。
【小指】律する小指の鎖 -ジャッジメントチェーン-
© POT(冨樫義博)
ハンターハンター 9巻より引用
相手の体内に短剣の鎖を心臓に打ち込みルールを宣告します。
相手がルールを破った場合は鎖が心臓を潰して死に至らしめる死神の様な能力です。
この能力は誰にでも使用でき、クラピカ自身の心臓にもジャッジメントチェーンがセットされています。(幻影旅団以外にチェーンジェイルを使用すると自身の心臓も鎖によって潰されることとなる「制約と誓約」)
しかし物語が進行するにごとにクラピカの心も当初より変化し、制約を弱くして絶対時間にのみの発動となるようにしています。
【絶対時間(エンペラータイム)】
© POT(冨樫義博)
ハンターハンター 9巻より引用
ここからは上記の記事に度々触れてきた「絶対時間」について検証していきます。
クラピカにしか使えない特質系能力は「緋の目」発動時のみ変化する能力です。
以下ではどんな能力なのかどのようなときに使うのかをご紹介していきますのでご覧ください。
【絶対時間 (エンペラータイム)のリスク】
「絶対時間 -エンペラータイム-」はクルタ族特有の特異体質「緋の目」発動時に使える能力です。
クラピカの感情が高ぶると「緋の目」状態となり念系統も具現化系から特質系に変わり、全系統の念能力を100%引き出すことの出来る最強の能力となります。
しかし最強の能力がゆえにリスクも大きく、クラピカにかかる負荷は「緋の目発動時は1秒につき1時間寿命が縮む」というもの。
長時間使用すると数日寝込むほどの疲労や激しい痛みに襲われるなど、命がけの能力となります。
【クラピカの寿命】
最強な念能力「絶対時間 -エンペラータイム-」ですが、364話にて、この能力は発動時から1秒につき1時間寿命が縮むという恐ろしい制約を立てていた頃が判明します。
クラピカの寿命は分かりませんが暗黒大陸編では発動状態のまま意識を失い12時間ほど寿命を削ったことになりますので、5年ほど命が削られたことになります。
その他にもウヴォーギンとの戦いなどでも「絶対時間 -エンペラータイム-」を使用していましたので少なくとも10年弱の寿命を削っていることになります。
今後さらに旅団との戦いが増えていく中で「絶対時間 -エンペラータイム-」を使用することは増えていくのは必然なのでしょうが、旅団を倒すまでなんとか持ちこたえてほしいですね。
本来は、「絶対時間 -エンペラータイム-」を使用した際に意識を失ってしまうのなくすための制約だったのですが、能力を使用し3時間経過すると9時間もの間意識を失ってしまうことが後に判明し、結局制約が意味がないものとなってしまいました。
結局「絶対時間 -エンペラータイム-」は無限ともいえる最強の力を手に入れる代わりに命をかけるという常に死を意識した力と言えます。
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締め
いかがでしょうか。
「HUNTER×HUNTER」は休載・再開を繰り返してはいますが、本当に熱狂的なファンが多く、不動の人気作品です。
2020年現在は休載とはなっていますが、再開を心待ちにしているファンは大変多く今後の展開に期待を寄せています。
今回ご紹介したクラピカの戦いは今後大きく展開していきそうですので目が離せません。
今回の記事を見てクラピカに興味がわきましたら、最初から「HUNTER×HUNTER」を読んでいただき最新作にそなえませんか?