ウェザーリポートのスタンド能力を解説!【ジョジョの奇妙な冒険】
- 2021.05.23
- 漫画
- ウェザーリポート, ジョジョの奇妙な冒険, スタンド
ジョジョの奇妙な冒険6部「ストーンオーシャン」に登場するキャラクター【ウェザー・リポート】
ウェザー・リポートは、徐倫たちと同じ目的のために行動を共にしていますが、ある理由から過去の記憶を全て失くしている物語のキーパーソンでもあります。
そして、失くした記憶には、宿敵プッチ神父と深い関わりがあります。
悲しい過去に隠された秘密を知れば、ウェザーに感情移入すること間違いなしです。
今回は、秘密を抱えるキャラクター「ウェザー・リポート」がどんな人物なのか生い立ちや性格、またウェザー・リポートのスタンド「ウェザー・リポート(ヘビー・ウェザー)」の能力もご紹介していきますので参考にしてみて下さい。
【ウェザーリポートの能力者「ウェザー・リポート」】
【ウェザー・リポート】 | |
(C)荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS / 集英社 ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン 5巻より引用 | |
【年齢】 | 【スタンド】 |
39歳 | ウェザー・リポート |
【身長】 | 【体重】 |
不明 | 不明 |
【囚人番号】 | 【罪状】 |
MA-152403 | 殺人未遂 |
ウェザー・リポートはジョジョの奇妙な冒険6部「ストーンオーシャン」に登場する男性キャラクターで、主人公の空条徐倫と共にグリーンドルフィンストリート刑務所に収容されている服役囚の1人です。
ウェザー・リポートは、とても無口で、さらにつま先立ちで歩いたり、顔を近づけて話す癖があり”ジョジョの奇妙な冒険”らしい、初対面でも濃い印象を感じます。
普段は優しくて頼りになる性格から、周りにウェザーという愛称で呼ばれています。
しかし、ウェザーは記憶を失っているため本当の自分の名前や過去を知りません。
その理由は、宿敵プッチから記憶のDISC(能力で記憶をDISCにしたもの)を奪われてしまったためです。
初めは徐倫の仲間のエンポリオやナルシソ・アナスイと”エンポリオの秘密の部屋”にいて、徐倫に手を貸すことになります。
物語が進んでいくとウェザーの出生の秘密も明らかになります。
実は、ウェザー・リポートの本名は「ドメニコ・プッチ」で、なんとウェザーは黒幕「エンリコ・プッチ」の双子の弟でした。
ある母親が、自分の子供が生まれてすぐに死んでしまったため絶望し、ウェザーと亡くなった自分の子をひっそりと取り換えてしまったのが、不幸な運命の始まりでした。
ウェザーは、「ウエス・ブルーマリン」と名付けられ生活を送っていました。
この頃のウェザーは記憶を失くしてからの性格とは全く異なり、荒っぽい性格をしています。
ある日、黒幕エンリコ・プッチは、ウェザーの母親から懺悔を聞き、実の弟が生きていることを知ります。
調べるとなんと、ウェザーが実の弟だと分かりました。
またその頃、ウェザーは数奇なことにエンリコ・プッチの妹「ぺルラ・プッチ」と交際していました。
つまり、ぺルラはウェザーの実の妹です。
それを知ったエンリコ・プッチは、事実に驚き2人を別れさせようと探偵に依頼します。
しかし、探偵は頼まれた以上にウェザーを痛めつけて木に吊るしてしまい、それを発見したプルラはウェザーが死んでしまったと勘違いをしてショックのあまり、崖下へ身を投げて自殺してしまいます。
ウェザーは起き上がると自分も後を追うように自殺を図りますが、失敗しました。
それは、プルラを失った憎しみで、双子の兄「エンリコ」がスタンド能力を開花させる弓矢を使い、スタンド能力を覚醒させた時に、ウェザーも同時にスタンド能力が開花したために自分の身体を守ったためでした。
ウェザーは自殺も失敗し、さらにはエンリコ・プッチの責任でプルラを失ったことを知り、怒りのあまりスタンド能力である「ヘビー・ウェザー」を発動させ、町中を大混乱にします。
それを止めるべくエンリコ・プッチは、自分のスタンド能力を使い、ウェザーの記憶をDISC化し、監視下に置くためグリーン・ドルフィン・ストリート刑務所に収容させます。
とても悲運な過去を持っているウェザーですが、最期まで徐倫達と黒幕プッチに戦いを挑みました。
この後解説するスタンド能力も強力ですが、悲痛な過去を持ちながらも自分自身の運命と戦う様子はとてもかっこよく、ジョジョの奇妙な冒険第6部の中で人気な理由でもあります。
【ウェザー・リポートの能力】
【ウェザー・リポート】 | |
(C)荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS / 集英社 ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン 5巻より引用 | |
【破壊力】 | 【スピード】 |
A | B |
【射程距離】 | 【持続力】 |
C | A |
【精密動作性】 | 【成長性】 |
E | A |
ウェザー・リポートのスタンド名は愛称のままの「ウェザー・リポート」です。
そして、記憶のDISCが戻りウェザー・リポートの秘密のスタンド能力が「ヘビー・ウェザー」です。
「ヘビー・ウェザー」は、破壊力、スピード、射程距離、持続力、精密動作性、成長性の全ての能力が「不明」です。
スタンドの元ネタはアメリカのエレクトリック・ジャズバンドで「ウェザーリポート(Weather Repot )」とアルバム名の「ヘビーウェザー(Heavy Weather)」がスタンド名となっています。
ウェザー・リポートのスタンド能力は、人型の天候を操る能力です。
天候や空気を広範囲に操ることが可能で、雲を呼びよせ雨を降らせたり、雷を呼ぶこともできます。
また、竜巻を利用してヤドクガエルを降らせることも。
もちろん局所的に雨風を発生させることも可能です。
重力を操るスタンド使いと戦闘した時に、空気を身体の周りに留まらせ雲で宇宙服を作り、徐倫にも着用させて能力を応用していました。
地球で起こりうる天候全てを利用できる、圧倒的なスタンド能力です。
しかし、1つだけ弱点があるとすれば、気象現象を超える動きができないことです。
そして、ウェザー・リポートの隠された能力「ヘビー・ウェザー」は、オゾン層を操作して光の屈折率を変化させて「悪魔の虹」を生み出し、虹に触れた人をカタツムリに変える能力です。
また、カタツムリに変わった生命体に触れても同じようにカタツムリになってしまいます。
記憶のDISCを取り戻し、ウェザー・リポートが思い出した真の能力です。
しかし、こちらの能力はウェザー・リポート自身も操作することができないため、敵味方関係なく攻撃を与えてしまう弱点があります。
過去に恋人のぺルラ(実の妹)が、自殺をしたのを知った時には、「ヘビー・ウェザー」の能力で町中を大混乱にしました。
最期の戦いでも「ヘビー・ウェザー」の能力を使い、プッチ神父(双子の兄)と死闘を繰り広げます。
プッチ神父をあと少しのところまで追い込んだとき、プッチ神父に運命が味方していたので、ウェザー・リポートに車が追突し、プッチ神父のスタンドに敗北しました。
徐倫達が到着した時には、既にウェザー・リポートは息絶えていて、とても悲しい最期を迎えました。
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今回はウェザー・リポートがどんな人物なのか、生い立ちや性格、ウェザー・リポートのスタンド「ウェザー・リポート(ヘビー・ウェザー)」の能力についてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
初めは寡黙で少し風変りなキャラクターでしたが、能力も高く心強い存在になりました。
隠された秘密は、なんと物語の最重要ポイントで、徐倫たちの共にウェザー自身は使命を全うすべく最後まで関わり合います。
この、悲運ながらかっこいい生きざまに大変心惹かれるため、ウェザーに感情移入する方は多いんではないでしょうか。
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