ジークイェーガーの過去【進撃の巨人】!
進撃の巨人の重要キャラクターである【ジーク・イェーガー】
ジークは、作品内で多くの調査兵団の兵士を虐殺したり、人々を自身が操る巨人に変えたりする作品トップクラスの悪役です。
けれどもそんなジークの思考は、過去が大きく関わっています。
今回は、過去の話からジークの目的や、ジーがが企む壮大な作戦まで解説していきますので参考にしてください。
※この記事以下本文では「進撃の巨人」のネタバレが含まれています。
【ジーク・イエーガーについて】
【ジーク・イエーガー】 | |
©諫山創・講談社 | |
【出身】 | |
マーレ国・レべリオ収容区 | |
【誕生日】 | 【身長/体重】 |
8月1日 | 183㎝/92㎏ |
【所属】 | |
マーレ軍・戦士隊長 | |
【原作初登場】 | 【アニメ初登場】 |
9巻 | 26話 |
【ジーク・イエーガーの過去】
©諫山創・講談社
進撃の巨人 27巻より引用
ジークは、作品中盤に大型の巨人の姿(獣の巨人)で登場します。
当初はただの巨人かと思われていましたが、ストーリーが進むにつれてその正体が明らかになっていきます。
なんとジークは、始祖の巨人を狙うマーレ国の戦士隊の隊長である人物。
しかもエレンの母違いの兄となっており、さらに物語の随所に意味深な言動が見られました。
そんなジークの考え方と目的は、物語の後半に描かれる本人の過去で明らかになります。
ジークの過去は原作漫画では、28巻114話と29巻115話。
アニメでは、ファイナルシーズンの74話に描写されています。
【ジークの幼少期】
©諫山創・講談社
進撃の巨人 28巻より引用
グリシャ・イェーガーと王家の末裔であるダイナ・フリッツの息子として生まれたジーク。
自分たちがエルディア人というだけで差別される世界に、強い疑問を持っていました。
その後、ジークは復権派の親の希望で、知性巨人の器となるためマーレの戦士隊に入れられます。
しかし親たちに強い期待を受けながらも、エルディアを復権させるための活動が忙しい両親に、ジークは寂しさを感じずにはいられませんでした。
そんなジークは、戦士隊の中では落ちこぼれでした。
親の期待に、応えられないことに落ち込むジーク。
そこに「ボール投げて」と声をかけてくる男性がありました。
それはなんと獣の巨人の所持者であり、巨人学を研究する「トム・クサヴァー」。
クサヴァーとキャッチボールすると、ボールを投げるセンスを褒められて、ジークは久しぶりに穏やかな顔を見せたのです。
そんな時ジークは、親たちの活動がマーレ軍にばれそうになる話を聞きました。
このままではジークも処罰されてしまうため、親たちに復権派の活動をやめて欲しいとお願いします。
しかし親たちは、エルディア人の権利を勝ち取るための思想に固執しており、ジークの言葉を聞き入れません。
1人泣いていると、クサヴァーが声をかけてきました。
そこでジークは、事情をクサヴァーに話して、同時にお別れを伝えます。
一度は絶望したクサヴァーでしたが、すぐにジークに驚くべきアドバイスをします。
なんと両親を密告することで、ジーク及び祖父母の身を守るように告げたのです。
ジークは、そんな恐るべき行為に戸惑いますが、クサヴァーはそんなジークを説得します。
それによりジークは、クサヴァーの言いつけ通り行動したのでした。
【獣の巨人とは?】
【青年になったジーク】
©諫山創・講談社
進撃の巨人 28巻より引用
月日が経ち、ジークは青年に成長しました。
ジークは、もうすぐ13年の寿命を終えるクサヴァーとキャッチボールをしていると、クサヴァーから新たな知識を教えられます。
なんと始祖の巨人は、エルディア人の記憶を操るだけでなく体の構造まで変化させられるとのこと。
するとジークは、ある考えを思いついたのです。
ジークの驚くべき案は、エルディア人の体の構造を変化させ子供が生まれなくすること。
それにより、エルディア人を緩やかに滅亡させようとしました。
するとクサヴァーも、ジークの考えに同調しました。
そしてクサヴァーは、自分がエルディア人と隠して結婚したマーレ人の妻が、事実を知ると子供と共に自殺した辛い過去を明かします。
さらに自分が、生まれなければ良かったと告白しました。
それに聞いたジークは、自分がクサヴァーの巨人を継承して、エルディア人を救うと強く決意しました。
その後、クサヴァーから始祖の巨人の力の使い方を聞かされます。
方法とは、始祖の巨人を誰か信用できる者に受け継がせること。
それにより、始祖の巨人の力を使えなくしている「不戦の契り」を回避できるというのです。
そしてジークは、クサヴァーから獣の巨人を受け継ぎました。
さらに自分とクサヴァーで考えだした「安楽死計画」を遂行するため、行動を始めたのでした。
【巨人化の原因とは?】
巨人とは、全てエルディア人が変化したものです。
基本注射液によって変化していますが、その原料は脊髄液だと言われています。
実際、ジークの脊髄液を体内に取り込んだ者は、ジークの雄叫びで巨人へと変わります。
なぜ脊髄液で巨人化しているかまではわかりません。
しかしなんらかの方法で、脊髄液やそれに近い成分を取り込んだエルディア人が巨人に変わるのだと思われます。
また、王家の血を受け継ぐジークは、自身の脊髄液を体内に取り込んだ巨人を操作可能。
それは王家の血を持った巨人を介して、対象を巨人化させている繋がりからだそうです。
【その後のジークをざっくり解説】
©諫山創・講談社
進撃の巨人 29巻より引用
その後のジークは、「安楽死計画」を実行に移すため、まずはマーレの戦士として忠実に働きます。
その途中、一番の腹心となるイェレナを中心に同志を増やしながらも、壁内においてもラガコ村事件で村人を巨人にしてしまったり、シガンシナ区決戦では、調査兵団をほぼ壊滅させてしまいます。
また、エレンが自分の弟であると同時に始祖の巨人の力を持つと知ると、エレンと接触を図り一緒に「安楽死計画」を実行しようと持ち掛けたのでした。
さらにジークはマーレ国を裏切り、壁内のエルディア国に近づきます。
けれども実際は、自分の脊髄液の入ったワインを兵団に生き渡らせることで操作可能な巨人を作り出す下準備を…。
エルディア国すら混乱させ、己の計画を実行しようと企んでいったのです。
【ジークの行動理由とは?】
ジークは物語全般において、エルディア人を去勢して絶滅させる「安楽死計画」に基づいて行動しています。
その根本的思考は、自分のような可哀そうな人々を作らないため…。
つまり「エルディア人なんて存在しなければ良かった」という心理によるものです。
そのためジークは、エルディア人たちを殺すことを「救う」と表現しており、罪悪感はないようです。
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今回はジーク・イエーガーの過去を紹介しながら、ジークの目的と計画について考えていきました。
個人的には「安楽死計画」で自分の民族を滅ぼす行為は、過激すぎて納得できません。
しかしジークの、幸福とは呼べない家庭環境や、両親すら密告せざる得なかった人生。
それによりこのような行動を起こしていったのでしょう。
そんなジークの過去を知っていから、もう一度ジークの行動を見返すと、「進撃の巨人」の違った楽しみ方ができるのでおすすめですよ!