コニーの過去【進撃の巨人】
【コニー・スプリンガー】は、エレンたちと同じ104期訓練兵団に入った坊主頭の少年です。
お調子者のムードメーカーのような存在で、サシャとのコンビが特徴的。
今回はそんなコニーの訓練兵団における過去や、故郷であるラガゴ村での出来事から、コニーの過去について分かる内容を紹介していくので、参考にしてください。
※この記事以下本文では「進撃の巨人」のネタバレが含まれています。
【コニー・スプリンガーについて】
【コニー・スプリンガー】 | |
©諫山創・講談社 | |
【出身】 | |
ウォール・ローゼ南区ラガゴ村 | |
【誕生日】 | 【身長/体重】 |
5月2日 | 158㎝/58㎏ |
【所属】 | |
調査兵団 | |
【原作初登場】 | 【アニメ初登場】 |
1巻 | 2話 |
【コニー・スプリンガーの過去】
©諫山創・講談社
進撃の巨人 4巻より引用
コニーは家族を楽にさせるためと、背が低い自分を馬鹿にした村の人々を見返すために訓練兵団に入っています。
そして200人以上在籍した同期隊員の中で、8位に入る優等生でしたが、訓練兵団の教官キースには、「頭の回転が鈍い」と少しおバカ扱い…。
その後は、悩んだ末に調査兵団に入隊して、エレンたちと共に多くの苦難を乗り越えた一方、非常に仲間想いで裏切り者であったライナーたちことも最後まで信じていました。
そんなコニーは、過去における特別な回想シーンこそありませんでしたが、巨人の秘密にも密接に関係するラガゴ村での事件に関わる出来事で、コニーの家族や故郷への想い。
さらには調査兵団での過去で、多くのやり取りから、コニーの性格が良くわかります。
【コニーの名前の由来】
コニーは、作者が「夏休みの子供」をイメージしたことで生まれました。
そのためコニーは、純粋でちょっとおバカなキャラクターになっています。
またコニー・スプリンガーの「コニー」は親しみやすさを感じさせるため。
「スプリンガー」は、ばねの英語であるスプリングから来る、すばしっこいイメージから由来しています。
【ラガゴ村での出来事】
©諫山創・講談社
進撃の巨人 9巻より引用
ウォール・マリアの壁が壊された後、コニーたちは近隣の村々に避難する指示をして回りました。
そして最後に、巨人の現れた方向にあった自身の故郷であるラガゴ村を訪れます。
しかし予想通り、ラガゴ村は多くの建物が破壊されており誰もいません。
コニーは、「帰ってきたぞ」と叫び、最後に自分の家に向かいました。
そしてコニーは、父親と母親、弟と妹でおるサニー・マーティンの無事を祈りながら家まで辿り着きます。
すると、家には仰向けになった一体の巨人が…。
全く人のいない故郷に、コニーは涙を流します。
けれども、人が襲われた形跡が見られなかったため、コニーはみんなの生存を信じて、任務を続行しようとしたのです。
しかしその時、なんと近くの巨人から「おかえり」との驚きの言葉が聞こえます。
コニーは、その巨人を見つめてその巨人が母親であるとの疑問を持ったのです。(その後、多くの情報から壁内で発生した巨人が、コニーの故郷の村で発生したのが明らかになります…)
これらから、コニーが父母と弟と妹との5人家族。
故郷である村が、比較的仲が良かったことが予想されます。
また、故郷や家族のことで取り乱したり涙も見せたため、きっとコニーは家族や故郷の人々が大切だったのでしょう。
【ラガゴ村事件の真相】
ラガゴ村の事件は、エレンの兄・ジークの脊髄液を霧状にして散布されたことで引き起こされています。
その実態は、マーレが壁内に攻め込むための威力偵察と言われています。
またジークは王家の血筋だったため、巨人を作り出す始祖ユミルに干渉する力がありました。
そのためラガゴ村で生まれた巨人は、ジークが操ることができるだけでなく、夜にも活動できる特殊な巨人となったのです。
【訓練兵団での過去】
©諫山創・講談社
進撃の巨人 4巻より引用
訓練兵団でのコニーの行動は、コニーの特徴を表すものが多いです。
いくつか象徴になるものを述べていきます。
コニーの訓練兵団では、まずいくつものおバカエピソードがあります。
入団式後に、敬礼のやり方でキース教官に大目玉を食らっています。
対人格闘術の訓練では、サシャと一緒におバカなやり取りを…。
同じようにキース教官に怒られています。
またジャンに、エレンと握手した手を拭われたことがありました。
そしてアニメオリジナルOADである突然の来訪者でも、サシャと同じチームの一員として、愉快なやり取りを繰り広げます。
一方、コニーはちょっとしたたかで勇敢な一面もあります。
エレンが立体機動兵器の使い方について悩んでいても、「天才だから」と言ってエレンを見下します。
さらに巨人を模したものを倒す訓練では、ジャンを尾行して標的を攻撃しようとしていました。
またトロスト区防衛戦では、巨人に対しても立ち向かう勇ましい姿を見せたのです。
これらからコニーにはおバカ一面がある一方、コニーが明るくノリが良いだけでなく、結構しっかりものではと考えられますね。
【サシャについて】
コニーを語る上で、仲の良かったサシャの存在は外せません。
サシャとコニーは、本来はただの訓練兵団の同期であったはずでした。
故郷は比較的近い場所だったようですが、入隊以前には面識がなかった様子です。
しかし、両方がおバカだからだとも考えられますが、まるで双子のような息ぴったりな2人。
サシャの死後にコニーは、「半身をなくした」と言っており、2人のノリの良い描写と対比して、後半の人間同士の争いの悲惨さが際立つものとなっています。
【コニーと母親との関係】
©諫山創・講談社
進撃の巨人 13巻より引用
コニーの母親は、足が悪かったなどの理由で動けない巨人として、コニーの家族としては唯一生き残っています。
そんなコニーは母親を大事にしており、それが分かるエピソードがいくつかあります。
兵団を決める際には「母ちゃん喜ぶから」との理由で、ギリギリまでエリートコースである憲兵団に入ろうともしていました。
そしてコニーは、なんとラガゴ村での事件の後も何度も故郷に戻っていたようです。
恐らく最後の家族である母親が、心配だったのでしょう。
そのため物語後半においては、顎の巨人になったマーレの戦士候補生であるファルコを、母親に食べさせて人間に戻そうとしました。
しかしその後、アルミンに諭されて考えを改め、「母ちゃんに誇れるような兵士になりたい」と決意したのです。
このことでもコニーが、家族を大事にしていた人物であることがわかります。
しかし人間に戻しても、母親が喜ばないことを改めて痛感したコニー。
この後は、世界を救うために悩みながらも立ち向かっていったのです。
【コニーの母巨人が話した理由とは?】
コニーの母親は、コニーが村を訪れた際、「お帰り」との言葉を発しています。
これは、本来会話をしないはずの無知性巨人の謎の一つになっています。
そもそも無知性巨人の行動は、多くの謎に包まれていましたが、物語中盤の調査兵団のユミルは、無知性巨人だったときには「終わらない悪夢だった」との描写があります。
もしかすると無知性巨人とは、人間にとっては夢のような状態で、少しだけ意識があるのかもしれません。
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今回は、コニーの過去と繋がりの深いラガゴ村や訓練兵団での出来事から、コニーの過去について考えていきました。
コニーはおバカキャラではありましたが、故郷を大切にして家族想いの優しい人物。
ラガゴ村事件後も、最後の家族である母親を人間に戻すために行動していました。
また訓練兵団での過去では、サシャとの息のあったコンビが印象的で、コニーの明るさは本編序盤だけでなくOADでもその魅力は味わえます。
そしてコニーが、馬鹿なだけではなく意外にしっかり者なのもわかります。
そんなコニーの過去がわかることで、物語後半ではシビアな状況に直面する、コニーの内面が分かる手助けになれば幸いです。