リヴァイの最後【進撃の巨人】!ジークとの因縁から最終的な結末をご紹介
調査兵団の兵士長として、作品内でも最強の1人との呼び声も高い人物【リヴァイ・アッカーマン】
作品内では超絶な身体能力を駆使して、知性巨人とすら渡り合う活躍を見せていました。
今回は、そんなリヴァイの最後がどうなるのかについてご紹介していきます。
アッカーマン家の血筋の秘密や、獣の巨人ジークとの因縁~結末にも触れていきながらご紹介していきますので参考にしてください。
※この記事以下本文では「進撃の巨人」のネタバレが含まれています。
【リヴァイについて】
【リヴァイ・アッカーマン】 | |
©諫山創・講談社 | |
【出身】 | |
ウォール・シーナ内王都の地下街 | |
【誕生日】 | 【身長/体重】 |
12月25日 | 160㎝/65㎏ |
【所属】 | |
調査兵団・兵士長 | |
【原作初登場】 | 【アニメ初登場】 |
3巻 | 9話 |
【声優】 | |
神谷浩史 |
リヴァイは調査兵団の兵士長として、エレンたちの上司的な役割で登場します。
身長160cmで体重65kgという小柄な体格ながら、かなり無愛想な態度をとり、粗暴な言動が目立つ人物です。
一方、少しの汚れも許さない潔癖症で非常に几帳面。
綺麗にしないとかなり不機嫌となり、決して人当たりが良い人間ではありません。
しかしリヴァイは巨人の力の一部を、人間の姿で使うことのできるアッカーマン一族の一員。
立体機動兵器を用いた戦闘力は、作品内でもトップクラスです。
【アッカーマン家の力の秘密】
アッカーマン家は、巨人科学という不思議な研究の副産物として生まれています。
一族は何かのきっかけで覚醒すると、人間のまま巨人の力の一部を使用でき、身体能力が飛躍的に上昇します。
その力により、アッカーマン家は王側近の武家として栄えてきました。
しかしアッカーマン家は、壁内の記憶が塗り替えられた際に、王政に反発。
そのためにアッカーマン家は、迫害を受けて没落していったのです。
【リヴァイの作品内での活躍】
©諫山創・講談社
進撃の巨人 7巻より引用
リヴァイは、元は壁内中心であるウォール・シーナの地下街出身です。
病気の母親の代わりに、叔父であるケニー・アッカーマンに生き方を教えられて、地下街の荒くれ者として成長していきます。
しかしエルヴィンにスカウトされたことをきっかけに、調査兵団に入団。
その後は兵士長になり、兵団の最強戦力として活躍します。
そして調査兵団団長のエルヴィンの片腕として、巨人だけでなく王政を打破するのにも力を発揮していきました。
【リヴァイの幼少期】
リヴァイの幼少期は、本編コミック17巻69話及びアニメサードシーズンの47話で描かれています。
そこでは叔父のケニー・アッカーマン視点での、小さな頃のリヴァイが登場しており、リヴァイの性格を形成したルーツが分かります。
リヴァイが捻くれた性格をした理由も、おおよそ描写されており、恐らく過酷な環境とケニーの偏った教育が大きく影響しているのでしょう。
【獣の巨人ジークとの因縁】
©諫山創・講談社
進撃の巨人 20巻より引用
リヴァイは、獣の巨人であるジークと大きな因縁があります。
シガンシナ奪還作戦では、獣の巨人の投石攻撃により、エルヴィン団長を含めて兵団のほとんどの団員を殺害されてしまいました。
リヴァイはそこで、エルヴィンに対して「獣の巨人は仕留める」と約束しています。
それが因縁の発端です。
そもそもリヴァイは、ラガゴ村で村民を巨人に変えて利用したり、兵団の部下を次々と殺された原因となった、ジークそのものが嫌いでした。
しかも、人の命を軽く見ていたジークの考え方が許せませんでした。
さらにジークはパラディ島にきた後も、新たな部下たちを脊髄液入りのワインによって、巨人化されてしまいます。
そっけない態度をとりながら、実は仲間想いであったリヴァイは、そのことでも静かに怒っていたのです。
【エルヴィンとリヴァイの関係】
エルヴィンとリヴァイは、お互いにどこか冷めた態度をとっていましたが、強い信頼関係で結ばれていました。
そしてリヴァイは、自分の判断でエルヴィンを死地に送り出してしまったのもありますが、「獣の巨人を討ち取る」というエルヴィンとの約束に拘っていました。
2人の関係性は、スピンオフコミック及びODA・悔いなき選択で描かれており、エルヴィンの考えに共感するリヴァイが印象的です。
【終盤のリヴァイ】
©諫山創・講談社
進撃の巨人 28巻より引用
終盤においてリヴァイは、一度は瀕死の重傷によって死にかけます。
原因は、リヴァイ自身がジークに仕掛けた雷槍によって…。
臆病だと思ったジークに、雷槍を起爆寸前にしておけば、ジークは動かないと思ったからです。
しかしジークは、自身の目的のために自爆覚悟で雷槍を爆破させます。
それによりリヴァイは、しばらくは身動きすら取れなくなったのです。
【リヴァイの怪我について】
地形さえ利用できれば、知性巨人の力さえ上回るリヴァイでしたが、雷槍の爆発では死んだとさえ噂されるほどの重症を負います。
自爆すら決行するジークの決意を、見誤ったのが1番の原因ですが、そもそも雷槍をジークに仕掛けなければ良かったとも思います。
リヴァイはジークを捕獲する直前に、ジークによって巨人にされた部下を自身の手で葬っています。
その怒りが、リヴァイが大きな痛手を被る自体を招いたのかもしれません。
【最後の戦いでのリヴァイ】
©諫山創・講談社
進撃の巨人 34巻より引用
リヴァイは怪我を負った後、しばらくは戦いには参加できませんでした。
なんと顔には縫合による大きな傷跡が…。
手の指も何本も失い、歩くことすらできません。
しかしリヴァイは、エレンとの最終決戦においてようや復活します。
とはいえ、リヴァイはまだ顔には包帯を巻いており痛々しい姿…。
その直前まで安静にする様に言われていたため、万全とは言いがたいコンディションでした。
そんな中、リヴァイはミカサや他の仲間と協力しながら、エレンの作り出した過去の知性巨人たちとの戦闘を行っていきます。
そこでリヴァイは、一度は超大型の巨人の攻撃で大きなダメージを負いながらも、食べられる寸前のコニーを助けるため、巨人に立ち向かいます。
しかしリヴァイは、そこで足を巨人に噛まれてしまい、さらなるダメージを負いましたが、鳥型の巨人になったファルコにより助けられました。
ただし、リヴァイは足のダメージによってさらに動けなくなり、ファルコに乗りながらジークの居場所を探します。
しばらくするとジークが、始祖の巨人の中から姿を表します。
なんとジークは自ら死ぬ意志を示しており、リヴァイの名を呼び続けます
その言葉に応えたリヴァイは、ジークの首を刎ねて、ジークが引き金となった地ならしを、止めることに成功したのです。
さらにエレンとの最終決戦。
リヴァイは的確な判断で、新たに巨人がされた人々から離れて、ファルコの巨人により離脱します。
そしてミカサと協力して、始祖の巨人の歯を雷槍で破壊。
ミカサの手によって、エレンでもある始祖の巨人を倒すことに成功したのです。
【最後の戦いの後のリヴァイ】
最後の戦いの直後にリヴァイは、死んだ仲間たちの幻影らしきものを見ます。
リヴァイは仲間たちに語りかけた後、幻影の敬礼に合わせて自らも敬礼を…。
その顔は泣いているようでもありました。
戦いの後のリヴァイは、怪我のためか車椅子生活になったようです。
詳細な経緯はわかりませんが、カビやファルコとともに登場しており、もしかすると近所もしくは一緒に暮らしているかもしれません。
そんなリヴァイの考えはわかりませんが、車椅子に乗ったまま新聞を読んでいます。
もしかすると、この後の世界平和を考えているのかもしれませんね。
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今回はリヴァイの最後を、リヴァイの過去やジークとの因縁にも触れながら紹介しました。
リヴァイは、重症を負いながらも生き残り障害を持ちながら暮らしていきます。
しかし最後の戦いでは、ジークを撃つというエルヴィンとの約束をはたして、さらに戦いの結末を幻影として現れた仲間に報告。
どこか区切りがついたような、ちょっと寂しそうな顔も見せていました。
最後まで色々な苦難を乗り越えていったリヴァイ。
この記事で、そんな魅力的なリヴァイの最後がわかる手助けになれば幸いです。