キングダムの国一覧!七国(戦国七雄)」の王都や国王ついてご紹介
中国の史実を元に、主人公・李信の成長をはじめ様々な物語が繰り広げられる【キングダム】
今回は、そのキングダムに登場する主な国々を一覧にして解説します。
物語内の出来事を中心に、実際の歴史の内容にも触れながらご紹介していくので参考にしてください。
【キングダム 各国の一覧表】
©原泰久・集英社
キングダム 17巻より引用
【キングダム 国一覧】 | ||
【国名】 | 【王都】 | |
① | 秦(しん) | 咸陽(かんよう) |
② | 趙(ちょう) | 邯鄲(かんたん) |
③ | 魏(ぎ) | 大梁(たいりょう) |
④ | 楚(そ) | 陳(ちん)、郢(えい) |
⑤ | 燕(えん) | 薊(けい) |
⑥ | 斉(さい) | 臨淄(りんし) |
⑦ | 韓(かん) | 新鄭(しんてい) |
キングダムは、古代中国における春秋戦国時代(しゅんじゅうせんごくじだい)を史実に基づいて描かれています。
作品内では、その時代の末期に当たる「戦国の七雄」(上の一覧参照)と呼ばれる7つの国における戦いが繰り広げられており、そのなかの秦の武将の一人である李信を中心にストーリーが展開。
オリジナル要素を交えながら、登場人物たちの人間ドラマを実際の歴史に乗っ取って物語が進んでいきます。
そして各々の国力は、「楚」と「秦」が上。
「趙」・「魏」・「斉」・「燕」が中で、「韓」が下であると李牧によって述べられています。
【① 秦国について】
©原泰久・集英社
キングダム 39巻より引用
【秦国】 | |
【国王】 | 【武将】 |
嬴政(えいせい) | 李信(りしん) 蒙武(もうぶ) 騰(とう) 王翦(おうせん) 桓騎(かんき) 楊端和(ようたんわ) 王賁(おうほん) 蒙恬(もうてん) 羌瘣(きょうかい) 壁(へき) 他 |
秦は、キングダムの中心となる国。
中華の西方に位置する大国です。
国の王都は【咸陽(かんよう)】
国の王は、のちに万里の長城を作った始皇帝としても名高い【嬴政(えいせい)】
国土は、嬴政の三代前の秦王である昭王とその配下である6大将軍によって勢力を大きく拡大しており、楚に次いで2番目の広大さを誇っています。
国の武将で物語の主人公である「信(李信)」は、一兵士からついに将軍までに昇進しています。
しかし信の上にはまだ新たな6大将軍(1つは空席)「蒙武(もうぶ)」・「騰(とう)」・「王翦(おうせん)」・「桓騎(かんき)」・「楊端和(ようたんわ)」が存在。
それ以外にも、信のライバルである「王賁(おうほん)」や「蒙恬(もうてん)」。
他にも「羌瘣(きょうかい)」や「昌平君(しょうへいくん)」・「昌文君(しょうぶんくん)」・「壁(へき)」をはじめ、多くの魅力的な中心人物たちが存在しています。
【② 趙国について】
©原泰久・集英社
キングダム 48巻より引用
【趙国】 | |
【国王】 | 【武将】 |
悼襄王(とうじょうおう) ↓ 幽繆王(ゆうぼくおう) | 李牧(りぼく) 龐煖(ほうけん) 司馬尚(しばしょう) 慶舎(けいしゃ) 紀彗(きすい) 廉頗(れんぱ) 扈輒(こちょう) 舜水樹(しゅんすいじゅ) 李白(りはく) 他 |
趙は、中華の中北部に位置しており、王都は【邯鄲(かんたん)】
強力な騎馬を持つのが特徴で、長平の戦いでは秦によって40万人を生き埋めにされ、逆に秦の最後の6大将軍であった「王騎(おうき)」を討ち取るなど、秦とは因縁が深い国になっています。
そして信の宿敵である三大天の「李牧(りぼく)」が中心人物。
同じく三大天ながらも、武のみに特化した異質の存在である「龐煖(ほうけん)」を巧みに操り、その天才的な戦略を交えて多くの戦いにおいて活躍していきます。
それ以外にも多くの有能な武将がいるだけでなく、まだ謎多き人物とされる「司馬尚(しばしょう)」の存在もあり、今後も注目される国です。
しかし趙は、王に恵まれていませんでした。
王である「悼襄王(とうじょうおう)」は、キングダムでは愚かな王されており、自身のこといか考えない男好き。
李牧の助言をほとんど受け入れず、趙の力を弱体化させる一因となっています。
さらに、その後継ぎを同じく危ない性癖を持つ「遷(せん)」(のちの幽繆王)に指名し、死後も国を混乱させました。
【③ 魏国について】
©原泰久・集英社
キングダム 60巻より引用
【魏国】 | |
【国王】 | 【武将】 |
景湣王(けいびんおう) | 呉鳳明(ごほうめい) 呉慶(ごけい) 凱孟(がいもう) 霊凰(れいおう) 紫伯(しはく) 乱美迫(らんびはく) 白亀西(はくきさい) 他 |
魏は、中華の中心辺りに位置する王国。
王都は「大梁(たいりょう)」となっており、周りを4ヶ国に囲まれているため、多くの戦いで戦慣れしているとされている国家です。
秦の東部に位置しており、秦とは何度も激しい戦いを繰り広げ、領土を争っています。
国王は「景湣王(けいびんおう)」で、地味ながら作中で何度か登場する人物。
中心武将は呉鳳明(ごほうめい)となっており、作中でも秦と何度も戦いを繰り広げ、李牧に劣らないとされる高度な戦術だけでなく、不思議な兵器を駆使しています。
またそれ以外にも、「凱孟(がいもう)」や「乱美迫(らんびはく)」など、まだまだ強力な武将が残っており今後の戦いが注目される国です。
【④ 楚国について】
©原泰久・集英社
キングダム 30巻より引用
【楚国】 | |
【国王】 | 【武将】 |
考烈王(こうれつおう) | 媧燐(かりん) 項燕(こうえん) 汗明(かんめい) 臨武君(りんぶくん) 項翼(こうよく) 白麗(はくれい) 他 |
楚は、中華の南部に位置する広大な国家。
一国で中華の半分以上の領土を持つとされ、中華一の軍事力を持っています。
ただし、燕を除くほとんどの国と接しているため他国から責められやすく、他の国々とは絶妙な均衡が保たれています。
王都は作中で陳(ちん)から郢(えい)になっており、国王は考烈王(こうれつおう)。
考烈王は、作品中盤に突然亡くなっており、その後継者をどうするかにおいて争いまで起こります。
またこの国も多くの有能な武将がいますが、1番の曲者は武将でありながら宰相まで務めることになった「媧燐(かりん)」です。
媧燐は長身でグラマラスな女将軍ながら、その軍略は作品トップクラス。
今後も目が離せない注目人物です。
それ以外にも、史実にて信を破るとされている大将軍「項燕(こうえん)」をはじめ、多くの強力な武将たちも登場しており、今後起こると思われる激しい直接対決も期待されます。
【⑤ 燕国について】
©原泰久・集英社
キングダム 62巻より引用
【燕国】 | |
【国王】 | 【武将】 |
今王喜(こんおうき) | オルド 楽毅(がくき) 劇辛(げきしん) 他 |
燕は、中華の北東に位置する国です。
謎多き国とされており、秦とはほとんど接点がありません。
作中でも合従軍として秦と対決した以外は、趙との戦いが中心です。
王都は「薊(けい)」で国王は「今王喜(こんおうき)」
史実では今後深く関わってくるそうなので、注目される国家です。
また中心武将は、北の騎馬族の出身と言われているオルドです。
オルドは山の地形を詳細に見極める力に優れており、中華の北方に住む山の民族を配下に従えています。
また以前は、中華全土に名前が知られている劇辛(げきしん)将軍がいましたが、趙との戦いにおいて李牧に敗れて戦死しています。
【⑥ 斉国について】
©原泰久・集英社
キングダム 45巻より引用
【斉国】 | |
【国王】 | 【武将】 |
王建王(おうけんおう) | 岩茂(がんも) 顔聚(がんしゅ) 田赫(でんかく) 他 |
斉は中華の東部に位置する王国。
王都は「臨淄(りんし)」で、国王は「王建王(おうけんおう)」
以前は中華一の勢力を誇っていましたが、半世紀ほど前の合従軍で多くの国土を失っています。
蛇を常に口に含んでいる国王の姿が特徴的ですが、秦にとってかなり重要な役割の国になっています。
なんと王建王は嬴政の考え方に賛同してくれ、非公式であるも同盟に近いものを結んでいます。
また合従軍での戦いや趙の鄴(ぎょう)攻めでも戦いを左右するサポートをしてくれており、今後もどう関わっていくか注目です。
ちなみに作中では、ここまで戦いが描かれていない唯一の国。
武将については「岩茂(がんも)」をはじめ何人かの名前こそ出てきますが、まだその姿はでできていません。
【⑦ 韓国について】
©原泰久・集英社
キングダム 62巻より引用
【韓国】 | |
【国王】 | 【武将】 |
王安王(おうあんおう) | 成恢(せいかい) 張印(ちょういん) 洛亜完(らくあかん) 他 |
韓は、中華の中央に位置する小国で、李牧にも7つの中で唯一の弱小国と位置付けられています。
実際、攻め込まれることが多い国ですが、位置的にも秦が中華統一するための重要な場所だと言われています。
しかし他の国とのバランスによって生き残っており、秦が攻めようとすると、趙や秦によってサポートされるとされています。
王都は 「新鄭(しんてい)」で、国王は「王安王(おうあんおう)」
武将は合従軍で戦死した「成恢(せいかい)」以外は、それほど有力な武将は居ませんでしたが、「洛亜完(らくあかん)」と呼ばれる新たな武将も登場。
史実でははじめに滅びる国とされているため、今後の動向が注目です。
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今回は、キングダムに登場する7つの国を一覧と共に紹介しました。
キングダムは中国の歴史を辿りながらも、オリジナルのキャラクターや出来事を交えたストーリーが魅力。
今後も、これらの国々がどう動くかははっきりしていません。
ただ秦が今後は他国を滅ぼしていく展開になるとされているため、それがどう描かれるのかは興味深い所…。
今回の記事や一覧で気になる人物や国などがあったら、史実を含めて調べてみると面白いかもしれませんよ。