メイドインアビスの深層について!各層の上昇負荷や深度を解説
大人気ダークファンタジーアニメ【メイドインアビス】
今回は、メイドインアビスの深層についてご紹介していきます。
アビスは多くの謎が存在しており、特殊な原生生物や不思議な場所があります。
深層の情報を、それらをアビスの謎に絡めながら解説していくので、参考にしてください。
【アビスについて】
©つくしあきひと/竹書房
メイドインアビス 1巻より引用
アビスは1900年ほど前に、南海ベオルスカの孤島で発見された直径1000mほどの巨大な竪穴です。
人類最後の深淵とされている場所で、特殊な磁場のため地上からの観測は困難。
そのため探窟家と呼ばれる冒険家たちが集まり、長い間をかけて少しずつ謎が明かされてきました。
しかしアビスには危険な原生生物や、身体に異常を起こす「上昇負荷」と呼ばれる現象(アビスの呪い)があるため、未だに底まで辿り着けていません。
それでも価値のある遺物や底にあるという黄金郷の存在を夢見て、1900年もの間人々を冒険へと駆り立ててきています。
【アビスの深層を目指す理由】
アビスの深層へ向かうことは、1900年前に見つかってから多くの探窟家によって目標となっています。
その理由は、多くの人々は価値のある遺物を発見することで大金持ちになること。
それ以外にも深層に眠ると言われる黄金郷を夢見て向かうものもあります。
しかし熟練の探窟家たちは、アビスの深層にあるアビスの謎を求めて潜っていきます。
特に六層より下はラストダイブと呼ばれるくらい危険なもので、一度向かうと生きて帰ってこれないとされています。
けれども決して抗えないものとされており、おそらく未知なるものへの強い好奇心なのでしょう。
また物語の主人公であるリコは、母親である白笛ライザからの「奈落の底で待つ」との手紙で深層へ向かっています。
ただしリコが向かう理由は、リコが生き返る原因となった一級遺物「呪い除けの籠」の効果であるともされています。
【白笛ライザについて】
白笛ライザは、「殲滅卿」や「殲滅のライザ」と呼ばれる伝説の白笛。
リコの母親であると共に、物語の重要人物でもある女性です。
ライザは10年前からラストダイブに挑んでおり、現在も生死は不明です。
ただリコのパートナーであるレグと関係の深い人物とされており、「奈落の至宝」の可能性が示唆されているレグの正体と共に、今後の物語の鍵です。
【各深層の説明】
【深層】 | ||
【層】 | 【名称】 | 【深度】 |
深界一層 | 「アビスの淵」 | 0~1350m |
深界二層 | 「誘いの森」 | 1350~2600m |
深界三層 | 「大断層」 | 2600~7000m |
深界四層 | 「巨人の盃」 | 7000~12000m |
深界五層 | 「なきがらの海 」 | 12000~13000m |
深界六層 | 「 還らずの都」 | 13000~15500m |
深界七層 | 「最果ての渦」 | 15500~?m |
深界極点 | 「奈落の底」 | 20000m以上 |
【深界一層】
【概要】
アビスの一層は、0〜1350mまでの深さを指します。
「アビスの淵」と呼ばれている比較的安全な層となっており、地上の環境ともそれほど違いはありません。
しかし一層でもゴコウゲなどの人を襲う原生生物が存在しているだけでなく、二層や三層の危険な原生生物も餌を求めて一層に上がってくる場合もあり油断はできません。
「上昇負荷」は軽い目眩と吐き気となっていますが、子供や体力のない人には辛いものとなっており、そのため探窟家には年齢制限があるようです。
遺物もあまり希少性のないものしか採れないようですが、それでも海外では高く売れるとされており、見習い探窟家である赤笛の任務にもなっています。
特殊な遺跡としては、「埋葬塔」と呼ばれる「お祈り骸骨」が多く集まっている遺跡が存在しており、現在2000年、4000年、6000年前の大量の骸骨が見つかっていますが、その原因は明らかではありません。
【深界二層】
【概要】
アビス地下1350~2600mまでの範囲がアビス二層です。
「誘いの森」と呼ばれており、ここから一気に危険度が上がり赤笛が立ち入った場合は死んだと見なされるほどです。
その上昇負荷は、重い吐き気と頭痛、末端の痺れ。
主人公のリコがナキカバネにさらわれたときには、その症状で気絶してしまうほど過酷なものになっています。
そして二層の最下部「逆さ森」は、植物が上から生えて水も上に流れるなどかなり異空間な雰囲気の区域。
ここのなかには、監視基地(シーカーキャンプ)と呼ばれる探窟家が休憩できる場所があり、ここの管理人には白笛オーゼンが務めています。
【深界三層】
【概要】
三層は、深度2600mから7000mの範囲となっており、「大断層」とも呼ばれる大きな垂直の竪穴が続いている区域です。
竪穴内の空域には物語序盤に登場したベニクチナワをはじめ、多くの危険な原生生物がおり、垂直に降りていくのは非常に危険。
しかしリコたちは、体が小さいことを利用してネリタンタン と呼ばれる原生生物が掘った小さな穴を利用して比較的安全に下に降りていました。
ここの上昇負荷は、二層に症状に加え平衡感覚に異常をきたし、幻覚や幻聴を見せるものとなっており、慣れていないものには危険なものになっています。
【深界四層】
【概要】
四層は、深度7,000mから12,000mまでの空間で、黒笛からしか立ち入ってはいけない区域。
別名「巨人の盃」と呼ばれています。
名前の由来にもなっている上部の傘に水やお湯を貯めたダイラカズラと呼ばれる植物が多く存在しているのが特徴です。
この層には100人以上の探窟家を葬ったタマウガチと呼ばれる原生生物がおり、リコはタマウガチによって一度は死の淵まで落とされました。
また四層の中部には、不屈の花園と呼ばれるトコシエソウの群生地が有りましたが、植物に擬態して周りの生物を襲うクオンガタリと呼ばれる寄生タイプの虫型の生物が六層よりなぜか移動してきており、花園一帯は燃やされました。
何者かによって、白笛のライザの墓が作られたのも四層の花園。
リコとレグが、ナナチとミーティーと出会っとたのもこの層になります。
上昇負荷は、全身への激痛と穴という穴からの流血となっており、もし呪いにかかると目や鼻から血が流れ続けてなかなか止まりません。
【深界五層】
【概要】
五層は「なきがらの海」と呼ばれている階層です。
名前の由来は明確には述べられていませんが、層の海のなかに沈んでいる多くの生き物の死骸から呼ばれていると思われます。
深度は12000~13000mと範囲こそ狭いですが、地上の街オースより何十倍とされているほどの広さで、海の果てが見えません。
この層の上昇負荷は、全感覚の喪失と、それに伴う意識混濁、自傷行為となっており、小さな子供だと精神が壊れてしまうほど…。
そうでなくても、間違えると自傷行為で自殺してしまう可能性がある恐ろしいものです。
この層の下部には、前線基地(イドフロント)と呼ばれる基地があり白笛のボンバルドが管理しています。
そのなかには六層へ降りる遺物があり、通常はこれを使わなければ六層へはたどり着けません。
またボンバルドは、ここで恐ろしい研究を行なっており、特に呪いに関する実験で多くの子供を成れ果てへと変えたり、自分たちの呪いを一方的に押し付けるカートリッジを作るために子供をバラバラにしてしまっています。
ここは以前は白笛しか立ち入れない場所とされていましたが、現在は黒笛も入れるようになっています。
【深界六層】
【概要】
六層は「還らずの都」と呼ばれている13000mから15500mの空間。
不思議な物質でできた遺跡のような街が存在しており、黄金郷とも呼ばれている美しい場所です。
しかしその環境はかなり過酷で、非常に危険な原生生物と人間を成れ果てと呼ばれる怪物に変えてしまう上昇負荷は、白笛でさえも死んだとみなされてしまう区域。
そのため五層から六層へと降りることをラストダイブ(絶界行)と呼びます。
この層からは詳しい情報は知られておらず、リコたちもライザが残した手紙でどのような生物がいるのか知る程度。
七層近くでは、レグのような人型のものがいたとのことも記されていましたが、その詳細は明らかではありません。
まだ多くの謎がある地域ですが、大昔に六層に到達した人々が作った成れ果て村が存在。
それ以外にもボンボルドやスラージョなどの白笛や巫女と呼ばれている謎の集団も、何かの目的を持ってこの層まで到達しています。
【深界七層】
【概要】
七層は15500m以上であることと、「最果ての渦」と呼ばれていること以外はほとんど知られていない未知なる区域です。
不思議な輪が過去の白笛たちに目撃されている以外は、ほとんど謎に包まれており、「最果ての渦」との名称もなぜつけられたのかは分かりません。
ただこの層から表層まで狩りに出るサカワタリと呼ばれる巨大な鳥が存在しており、何かしらの生態系はある様子。
アビスの最奥とも言われているため、アビスの謎に繋がる重要な場所です。
【深界極点】
【概要】
アビスの底であるとともに終点であるとされている場所。
過去の白笛の伝承によりここに至る道に門番と呼ばれる生物がいるということだけが知らされています。
またリコの母親であるライザは、「奈落の底で待つ」との言葉をリコに送っており、ここにライザがいる可能性を示唆しています。
また他の白笛たちの言葉から、2000年周期で起こっているアビスの謎の原因究明となる場所です。
【アビス深くにいる人物たち】
アビスの深層深くには、リコたちが六層までたどり着いているだけでなく、そのほかにも多くの人物がいるとされています。
白笛では母親のライザだけでなく、「神秘卿(しんぴきょう)」スラージョや「先導卿(せんどうきょう)」ワクナ。
それ以外にも、巫女と呼ばれる集団もいると示唆されています。
またアビス深層には到達するための秘密の方法があるだけでなく、地上よりも時間の進み方が非常に遅いとされているため、深層には過去の白笛を含めてまだ知られていない人物がいるかもしれません。
【成れ果て村について】
成れ果て村は、アビス六層に存在するほとんどが成れ果てで構成されている不思議な空間です。
もとは過去に黄金郷を求めて六層までたどり着いた、決死隊についてきたイルミューイという名前の人間の少女そのもの。
そのイルミューイが、願いをかなえる遺物「欲望の揺籃」の効果で村に変化して作られました。
成れ果て村には、上昇負荷も起こらず多くの成れ果ての暮らす不思議な区域になっています。
決死隊のメンバーだけでなく、六層にたどり着いた人々も村人となっており、アビスにおいて異端な場所といえるでしょう。
【アビス深層区域の謎】
アビスの六層以降における深層深くは、多くの謎に包まれた場所です。
体に大きな変調を与える上昇負荷や、多くの危険な原生生物によって底だけでなく深部全般の情報すらほとんど知られておらず、一般に知られていることはそれらの呼び名程度です。
主人公リコたちも、ライザが書いた断片的な情報や、オーゼンから語られた白笛に伝わる伝承で教えられたくらいしかわかりません。
ただアビスには現在多くの異変が起こっており、それは2000年周期で繰り返すと思われるアビスだけでなくその周りにも影響をもたらす大きな力の様子。
アビスの底は、アビスのいくつもの謎を解き明かす場所であるかもしれません。
【2000年周期の謎】
アビスには、2000年周期で起こる謎の現象があるとされています。
ほとんどの情報がないため、何が起こるかは不明ですが、2000年ごとでのたくさんの骸骨が発見されているため、たくさんの死亡者が出る現象である可能性が高いです。
これはオースの街で起こっている誕生日に死ぬ病も関係しているとされており、アビスから離れると治るようなのでアビスの謎の力が周辺も含めて引き起こす現象なのでしょう。
またこの現象については、白笛であるボンボルドやスラージョはある程度わかっているよう…。
特にボンボルドは、祝福を受けて体が変化したことを「準備ができた」と言っているため、2000年周期で起こる出来事は、生態系すら変えるような大きな変化なのだとも考えられます。
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今回は、メイドインアビスの深層の特徴や深層に関する謎についてを紹介しました。
メイドインアビスには多くの謎があり、いまだ謎の多くは明かされていません。
それに関する好奇心も探窟家をアビスの深層に引き寄せている一因なのでしょう。
またアビスには、現状2000年ごとに起こる謎の現象が始まっています。
それも物語に関係し始めており、アビスの物語にも大きな影響を与えています。
そんないくつもの謎が絡み合うメイドインアビス。
この記事が、メイドインアビスの謎を解き明かす手掛かりになれば幸いです。