ワンパンマンの種類は2つある（漫画）！村田版とONE版の違いは？

【村田版の特徴】

まず大きな違いとしてはONE先生が作画を務めているONE版と比べて、村田版は圧倒的な作画がきれいになっているということです。

この版の作画担当である村田雄介先生は、アイシールド21でも作画を担当されていたこともあり非常に緻密で躍動感のある絵を描かれます。

村田雄介先生の絵のうまさは以前にスパイダーマンのポスターのイラストを担当されたときに話題になりました。

スパイダーマンの集合絵ポスター pic.twitter.com/fzkefaqJ4X

— 村田雄介 (@NEBU_KURO) March 14, 2017

マーベル作品っぽいと言われているワンパンマンですので、マーベルファンに絶賛された村田先生の画力がとてもマッチしていると言えます。

そしてONE版との違いは作画だけでなくストーリーも大幅に違います。

大きく違う点としては村田版ではガロウ編でONE版で登場しないオロチというキャラクターが登場します。

そのため、ガロウ編での展開も大幅に違ってきており村田版のほうが全体的に長く構成されています。

ストーリーは結構長く冗長な部分もありますが、作画の迫力がすさまじくさらにはきれいなので非常に読みやすいです。見たことがない方に勧めるならONE版ではなく村田版を勧めるほうが無難でしょう。

ちなみに更新頻度としては大体月2回ほどの隔週ペースで連載されています。

なお、アニメ版に関しては村田版の内容を使ってアニメにしており、現在放送されている分の続きも大量に掲載されていますのでアニメを見た方で続きが気になる方はご覧になってみてはいかがでしょうか。

【ONE版の特徴】

ONE版の最大の特徴としては村田版に比べると絵がものすごく雑な点です。

最近更新された話数でも線がヨレヨレだったり背景をベタでごまかしたりと非常に雑に見えます。

初期の方などは特にそれが顕著でサイタマのハゲた丸い頭が微妙に曲がったりしていますｗ

このように作画は他と比較できないほどひどく落書きレベルなのですが、それでもなお1話から内容がとてつもなく面白いのです！

ONE先生には画力はないのですが、漫画としての面白さを作るのが非常にうまいです。

漫画のツボを押さえているのか、絵が汚くても読んでしまう謎の力があるのです。

ONE版を読んだことがない方は作画が圧倒的にきれいなので村田版のほうが優れていると思うかもしれませんが、実際に読んでみるとONE先生独自のコマ割り構成や作画の味があり、ONE版も捨てがたいという気持ちにさせられます。

ストーリーでの違いとして村田版と比べると話が大幅に進んでおり、もうすでにガロウ編が終了し新展開を迎えています。

内容としてはサイタマがフブキの姉であるタツマキと戦ったり、ヒーロー協会本部に住むことになるなどといった展開となっていきます。

ガロウ編より前の話に関しても、微妙に違う箇所が結構ありますので、ご覧になったことがない方は見比べてみると面白いかもしれません。

更新頻度に関しては村田版と違い完全に不定期となっており、数か月空くこともありますし短期間で一気に更新されることもあります。

そのためあまり期待せず、気長に待つのが良いと思われます。