刃牙の漫画を読む順番!
刃牙は1991年から連載され、長年人気のある漫画シリーズ。
世界最強はだれか、世界最強とは何かという、個々の強さがメインテーマとなっており、シンプルに格闘シーンを主に描いた読みやすい漫画です!
この記事では、まだ刃牙を読んだことない方に向け、どういった順番で読めばいいのかをご紹介し、各編のあらすじについても触れています。
是非、参考にしてみてください。
【漫画「刃牙」を読む順番】
①【グラップラー刃牙 全42巻】
・1巻~8巻:地下闘技場編
・9巻~20巻:幼年編
・21巻~42巻:最大トーナメント編
②【バキ 全31巻】
・1巻~18巻:最凶死刑囚編
・18巻~27巻:中国大擂台賽編
・28巻~31巻:神の子激突編
③【範馬刃牙 全37巻】
・1巻~2巻:実戦シャドーファイティング編
・3巻~10巻:超絶!!監獄バトル編
・10.5巻外伝ピクル(10.5巻)
・11巻~23巻:野人戦争編
・23巻~29巻:強者達の闘い編
・30巻~37巻:地上最強の親子喧嘩編
④【刃牙道 全22巻】
⑤【バキ道 2019年3月時点、2巻まで刊行中】
【刃牙外伝シリーズ】
・グラップラー刃牙 外伝(全1巻)
・バキ特別編SAGA(全1巻)
・バキ外伝 疵面 -スカーフェイス-(2019年3月時点、8巻まで刊行中)
・バキ外伝 創面(バキがいでん きずづら)(全3巻)
・バキ外伝 拳刃(バキがいでん けんじん)(全1巻)
・バキどもえ(全3巻)
●上記①~⑤の順番で読むのがセオリーです。
●刃牙外伝シリーズは、本編だけのストーリーを知りたい人は読まなくてもOKです。
【漫画「刃牙」 各作品のあらすじ】
【グラップラー刃牙のあらすじ】
【地下闘技場編(1巻~8巻)】
【あらすじ】
徳川光圀の子孫である徳川光成が支配人を務めている地下闘技場が舞台です。
事前に準備した武器を使ってはいけないだけで他は何をやってもいいという、まさに最強を決める場所となっています。
そんな地下闘技場で範馬刃牙が地下闘技場の選手たちと戦っていくのがこの話となっています。
【幼年編(9巻~20巻)】
【あらすじ】
主人公である範馬刃牙が13歳~15歳だったころの出来事を描いた話です。
刃牙の母親である江珠や父親である地上最強の生物範馬勇次郎などのキャラクターが掘り下げられて描かれています。
特に父親である裕次郎の考え方が強く垣間見える話となっています。
【最大トーナメント編(21巻~42巻)】
【あらすじ】
地下闘技場で実施されるトーナメントを描いた話となっています。
シリーズを通してのメインキャラである花山薫や烈海王、また刃牙の異母兄弟であるジャック・ハンマーなどが出場しています。
刃牙が戦う試合以外にも魅力的な試合が多く、格闘技好きにはたまらないシリーズとなっています。
【バキのあらすじ】
【最凶死刑囚編(1巻~18巻)】
【あらすじ】
世界各国の刑務所に捕らえられている死刑囚の5人が「敗北を知りたい」という同じ文言の言葉を残し脱獄します。
脱獄した5人が全員東京へ来て、バキ含む地下闘技場で活躍した戦士とルール無しの
格闘が場所問わず始まることになります。
「敗北を知りたい」という言葉が重要で、敗北とは何なのかということがテーマとなった話となっており、死刑囚達との壮絶なバトルを繰り広げていきます。
【中国大擂台賽編(18巻~27巻)】
【あらすじ】
死刑囚編で毒を受けた刃牙が治療のため大擂台賽に参加することになります。
大擂台賽とは、中国で開催される中国最強の称号である海皇を決める大会となっています。
このシリーズでは現海皇である郭海皇と勇次郎の対決など良カードが目白押しなシリーズとなっています。
【神の子激突編(27巻~31巻)】
【あらすじ】
神と呼ばれたマホメド・アライの息子であるマホメド・アライJr.に焦点を当てたシリーズとなっています。
戦いだけでなくマホメド・アライJr.が刃牙の彼女である梢枝に求婚したりするなど、恋愛的な要素も描かれています。
そういった刃牙と梢枝とマホメド・アライJr.の三角関係の要素もこのシリーズの魅力の一つとなっています。
【範馬刃牙のあらすじ】
【実戦シャドーファイティング編(1巻~2巻)】
【あらすじ】
鮎川ルミナといういじめられている少年が、いじめっ子にそそのかされて刃牙に挑むところから始まります。
その少年が刃牙と接することで、刃牙の偉大さに触れすごさを実感していくという話になっています。
一方刃牙のほうは来るべき勇次郎との戦いに備え修行するというのがこのシリーズの内容となっています。
【超絶!!監獄バトル編(3巻~10巻)】
【あらすじ】
勇次郎と戦うためのスパーリングパートナーを探すため、アメリカの大統領を誘拐し、オリバが入っている監獄に収監されるところから始まります。
刑務所に入り収監されている様々な悪人格闘家と戦って修行をするのがこのシリーズの内容となっています。
勇次郎が一目置いているほどの大きな存在であるオリバと戦い勝利を収めることができるのかというところが一番の山場です。
【範馬刃牙10.5巻外伝ピクル(範馬刃牙10.5巻)】
【あらすじ】
野人戦争(ピクル・ウォーズ)編の前置きの話となっています。
科学者たちがティラノサウルスとともにピクルを発見するところから始まります。
ピクルのすさまじい身体能力などが明らかになる、ピクルを中心とした外伝となっています。
【野人戦争(ピクル・ウォーズ)編(10巻~23巻)】
【あらすじ】
このシリーズの最初で、1億年以上前に地球に隕石が落ち氷河期となった際に、岩塩層の中に凍結されていた人間が発見されます。
その凍結されていた人間はピクルと名付けられ、米軍の施設に収容されます。
絶対的な野生的存在であるピクルに興味を持った勇次郎や烈海皇、愚地独歩たちが米軍基地に忍び込みピクルと戦っていくというのがこのシリーズの内容となっています。
【強者達の闘い編(23巻~29巻)】
【あらすじ】
勇次郎との試合に備えるために、シャドーボクシングで勇次郎を想定して練習したりするなどこのシリーズでもメインは修行的な内容となっています。
さらにこのシリーズではラスベガスに渡った烈海王の戦いの様子も同時進行で描かれます。
刃牙と烈海王の二人の戦いが魅力的なシリーズとなっています。
【地上最強の親子喧嘩編(30巻~37巻)】
【あらすじ】
刃牙が地上最強の生物と呼ばれる刃牙の父である勇次郎と戦うという話になっています。
親子同士の戦いという側面もありますが、刃牙が父親に対してどう向き合うかというのも一つのテーマとなっています。
勇次郎の意外な一面も見れるなど様々な魅力が詰まったシリーズとなっています。
【刃牙道(全22巻)のあらすじ】
【あらすじ】
前シリーズで勇次郎との戦いを終えた刃牙は地下闘技場の試合中ですらあくびをするほどに、戦闘に飽きていました。
そんな中地下闘技場の支配人である徳川光成は宮本武蔵の遺体からクローンを作り出す研究を進めていました。
宮本武蔵のクローンと戦いがこのシリーズのメインの話となっています。
【バキ道(2019年3月 2巻まで刊行中)】
【あらすじ】
このシリーズでは、新しいキャラとして第二代野見宿禰(のみのすくね)のクローンが登場します。
初代野見宿禰は自慢の怪力で石炭を握りしめダイヤモンドに帰るという技を持っていました。
長い間それをできる存在がいませんでしたが現代にそれをできるようになったものが現れ第二代野見宿禰と呼ばれています。
バキ道はまだ始まったばかりですが、第二代野見宿禰がメインとして描かれる作品になっていくのだと予想できます。
ネタバレになってしまいますが、ビスケットオリバが第二代野見宿禰と戦い、背骨を折られ敗北しました。
【グラップラー刃牙 外伝(全1巻)】
【あらすじ】
地下闘技場の選手であるマウント鳥羽とアントニオ猪狩の試合を描いた話となっています。
試合をする2人のモデルは、ジャイアント馬場とアントニオ猪木です。
実際には公式戦で勝負をしなかったジャイアント馬場とアントニオ猪木が、漫画のキャラクターとしてではありますが勝負を行うというロマンあふれるシリーズとなっています。
【バキ特別編SAGA(全1巻)】
【あらすじ】
普段の格闘要素はなく刃牙と梢枝の恋愛要素がメインとなっています。
刃牙と梢枝の情事が濃厚に描かれた話になっており、色事に満ちています。
恋愛の話ではありますが、真剣すぎる刃牙と梢枝がシュールで笑ってしまうという一幕もあるシリーズとなっています。
【バキ外伝 疵面 -スカーフェイス-(8巻まで刊行中)】
【あらすじ】
刃牙シリーズ本編に登場する花山薫を主人公に据えた外伝です。
花山薫は本業として花山組の二代目組長として仕事をこなしており、この外伝ではその仕事がメインの内容となっています。
練習しないことを信条としている花山薫の様々な一面を垣間見ることができる外伝となっています。
【バキ外伝 創面(全3巻)】
【あらすじ】
高校一年生の頃の花山薫を主人公とした外伝漫画となっています。
ヤクザであるからこそあまり学校で問題を起こさないようにする花山薫ですが、そうはいっても身長が高く強面で目立つ存在であるため、様々な問題にかかわってしまうという話となっています。
本編と違い格闘がメインというよりは、どちらかというとシュールギャグ要素の強い内容となっています。
【バキ外伝 拳刃(全1巻)】
【あらすじ】
本編に登場する神心会空手の創始者である愚地独歩の若いころが舞台の話となっています。
刃牙の祖父である範馬勇一郎やプロレス王の力剛山などのキャラクターも出てきます。
範馬勇一郎や愚地独歩など本編とも縁のあるキャラクターが掘り下げられた外伝となっています。
【バキどもえ(全3巻)】
【あらすじ】
この作品は刃牙シリーズを萌え漫画風のタッチで描いたパロディ漫画です。
刃牙の世界がコミカルに描かれており、全体的にギャグ要素が強めです。
本編の名シーンを改変してギャグに落とし込んでいる話もありますので本編を見た人なら笑える要素が多々ある作品となっています。
グラップラー刃牙シリーズの魅力といえば戦闘シーンの描写の緻密さとインパクトの強いキャラクターが挙げられるでしょう。
特に、範馬勇次郎の存在感は他を圧倒する勢いですさまじく、まさにこの作品を象徴するキャラクターといえますね。
刃牙シリーズは最近、第2部の「バキ」の最凶死刑囚編がアニメ化され、原作である「バキ道」の開始とも重なり様々なコンテンツで展開しています。
これを機に刃牙シリーズをじっくり見てみるのはいかがでしょうか!