ダークナイトの見る順番!シリーズ三部作の正しい見方【バットマン】
「メメント」や「インターステラー」など数々の名作を手掛けた映画監督【クリストファー・ノーラン】
ノーラン監督を語るうえで外せないのが【ダークナイトシリーズの3部作】です。
バットマンのコンテンツはアニメや漫画、ドラマ、映画と様々ありますが、ダークナイトシリーズはその中でも非常に完成度が高く人気のあるシリーズとなっています。
今回は、そのダークナイトシリーズがどういったものであるか、どの作品から見ればいいのか、さらにはあらすじや見所までご紹介していきます。
【ダークナイトシリーズを見る順番】
【ダークナイトシリーズの見る順番】 | |||
【作品名】 | 【公開日】 | 【視聴時間】 | |
① | バットマンビギンズ | 2005年6月 | 2時間20分 |
② | ダークナイト | 2008年8月 | 2時間30分 |
③ | ダークナイトライジング | 2012年7月 | 2時間40分 |
●ダークナイトシリーズは「バットマンビギンズ」⇒「ダークナイト」⇒「ダークナイトライジング」へと順番に物語が繋がっている3部作です。
●ダークナイトシリーズとは、それ以前のバットマン映画4作品をなかったことにして、1から作り直した作品群となっています。
バットマンがどのようにして誕生したかというところから始まり、そこからゴッサムシティの悪をなくすため奮闘するバットマンの姿が描かれます。
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【ダークナイトシリーズ 各作品紹介】
【バットマンビギンズ】
参照元URL https://www.amazon.co.jp/
【監督】 | クリストファー・ノーラン |
【キャスト】 | ブルース・ウェイン(バットマン):クリスチャン・ベール アルフレッド・ペニーワース:マイケル・ケイン ルーシャス・フォックス:モーガン・フリーマン ジェームズ・ジム・ゴードン:ゲイリー・オールドマン ヘンリー・デュカード(ラーズ・アル・グール):リーアム・ニーソン レイチェル・ドーズ:ケイティ・ホームズ 他 |
【あらすじ】 | |
ゴッサムシティに住む資本家の息子ウェインは幼いころオペラの帰り道に襲われ両親を失ってしまう。 14年後、ウェインの両親を殺した犯人はゴッサムシティを牛耳っている「ファルコー二」によって不当に釈放されてしまった。
腐敗したゴッサムシティに絶望したウェインは、個人で街を変えられるような力をつけるため世界中を回った後、ヒマラヤにいる「ラーズ・アル・グール」の下で訓練を受けることとなる。
訓練をすべて終えた後、ラーズの組織に勧誘されるウェインだったが、その組織はゴッサムシティを滅ぼそうと画策していることを聞き相容れないとしてラーズを殺しゴッサムシティに戻ることにする。
ゴッサムシティに戻ったウェインは、罪と不正がはびこるこの町を変えるべくバットマンとして悪を裁いていくことで恐怖の象徴となり犯罪を抑止していくことを決意する。
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【感想/見どころ】 | |
ダークナイトシリーズの最初の作品の見どころとしては、ウェインのトラウマがしっかり描写され、そこからバットマンになる過程が自然に描かれている点です。
ウェインは幼いころ井戸に落ちてしまいコウモリに襲われ、それ以来コウモリがトラウマになってしまいます。 これにより両親とともに見たオペラでコウモリが出てきたところで退室してしまい、結果として両親が殺されてしまいます。
直接的にはウェインのせいではないのですが、本人としてはその恐怖に立ち向かえなかったことに対して負い目を感じて生きていくことになります。
ラーズの下での修業によりトラウマを克服し、自らが悪人の恐怖の対象となるためにコウモリ(bat)を象徴としてバットマンと名乗り活動していくことになります。
この辺りのトラウマの描写は非常に細やかに描かれており、ウェインというキャラクターが一層魅力的に引き立つ描かれ方だと思います。
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【ダークナイト】
参照元URL https://www.amazon.co.jp/
【監督】 | クリストファー・ノーラン |
【キャスト】 | ブルース・ウェイン(バットマン):クリスチャン・ベール アルフレッド・ペニーワース:マイケル・ケイン ルーシャス・フォックス:モーガン・フリーマン ジェームズ・ジム・ゴードン:ゲイリー・オールドマン ジョーカー:ヒース・レジャー ハービー・デント:アーロン・エッカート レイチェル・ドーズ:マギー・ギレンホール 他 |
【あらすじ】 | |
バットマンの活躍により、ゴッサムシティは犯罪が減りつつある街となった。
しかし、とある場所でマフィアたちが会議を行っている中、ジョーカーという狂人めいた男が突如現れ、マフィアの資金の半分と引き換えにバットマンを殺害するという提案をする。
最初のうちはそんな常識外の条件を突き付けたジョーカーに対して否定的だったが、徐々にジョーカーの狂気に魅せられ条件をのむことにし彼が組織を動かしていくことになっていく。
金や権力を求めて犯罪を行うわけではなく、ただゲームとして犯罪を楽しむジョーカーに立ち向かっていくのが「ダークナイト」のストーリーとなります。
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【感想/見どころ】 | |
この作品の魅力は敵役のジョーカーという強烈なキャラクターにあるといえるでしょう。 3部作の敵の中でジョーカーだけは唯一金や権力など関係なく愉快犯として犯罪行為を行っていきます。
ジョーカーは取り調べを受けている最中にバットマンに対して「俺はお前がいなければただの強盗犯」と言い、バットマンが存在するからジョーカーという存在が完璧なものとなると笑いながら言い放ちます。
ルールがないジョーカーには交渉も何も通用しません。 このバットマンとジョーカーの異様な関係性がとても面白く映ります。
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【ダークナイトライジング】
参照元URL https://www.amazon.co.jp/
【監督】 | クリストファー・ノーラン |
【キャスト】 | ブルース・ウェイン(バットマン):クリスチャン・ベール アルフレッド・ペニーワース:マイケル・ケイン ルーシャス・フォックス:モーガン・フリーマン ジェームズ・ジム・ゴードン:ゲイリー・オールドマン セリーナ・カイル:アン・ハサウェイ ベイン:トム・ハーディ ミランダ・テイト:マリオン・コティヤール ジョン・ブレイク:ジョセフ・ゴードン=レヴィット 他 |
【あらすじ】 | |
ハービーデントの死、さらにはバットマンが姿を見せなくなってから8年経過しゴッサムシティの犯罪はほとんどなくなっていた。
そんな中、ラーズ・アル・グールの後継者を名乗るベインという人物が現れゴッサムシティを脅かしていくことになる。
レイチェルが死から立ち直れないでいたウェインは執事のアルフレッドが制止するにもかかわらずバットマンとしてベインと戦うことを決意する。
しかしベインとの戦いに敗れ、奈落と呼ばれる牢獄に投獄されてしまう。 ウェインが投獄された後、ベインはウェインの会社から核融合炉を入手し、その力で市や国を脅すことでゴッサムシティを混乱の渦に陥れる。
ウェインが奈落から這い上がり、ゴッサムシティを守れるかというのが「ダークナイトライジング」のストーリーとなっています。
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【感想/見どころ】 | |
この作品はとにかくほかの作品に比べて被害が半端じゃないです。 警察は大量に亡くなったり、ゴッサムシティがプラスチック爆弾で至る所破壊されるたりととにかくスケールが大きい事件となっています。
さらにはアクションシーンも飛行艇「バット」などバットマン専用の空飛ぶ乗り物が登場するなど迫力のあるシーンが多いです。
3部作の中で製作費が一番かかっているということもあり非常に見ごたえのあるシーンが多くおすすめです。 |
ダークナイトシリーズはどの作品も非常に面白く、迫力があるつくりになっています。
さらにはどの作品もテーマがしっかりと描かれており、勧善懲悪というわけでもないので単純なヒーローものが苦手な方も楽しめるのではないかと思います。
とにかくおすすめですので、視聴したことがない方は是非ご覧になってみてはいかがでしょうか。