猿の惑星を見る順番!映画シリーズの見方をご紹介
言わずと知れた名作【猿の惑星】
今回は、名作【猿の惑星】の魅力とシリーズの見る順番をご紹介していきます。
【猿の惑星シリーズを見る順番】
猿の惑星の見る順番としておすすめする見方は2種類あります。
まず一つ目の見方は【公開順】です。
公開順で見ると以後の作品によるネタバレを防ぎ、純粋に猿の惑星を楽しむことができます。
また、作品が進むにつれ映像クオリティーの向上などストーリー以外での楽しみ方もあります。
【猿の惑星 公開順】
【タイトル】 | 【公開日】 | |
① | 猿の惑星 | 1968年 |
② | 続・猿の惑星 | 1970年 |
③ | 新・猿の惑星 | 1971年 |
④ | 猿の惑星/征服 | 1972年 |
⑤ | 最後の猿の惑星 | 1973年 |
⑥ | PLANET・OF・APES/猿の惑星 | 2001年 |
⑦ | 猿の惑星/創世記(ジェネシス) | 2011年 |
⑧ | 猿の惑星/新世紀(ライジング) | 2014年 |
⑨ | 猿の惑星/聖戦記(グレート・ウォー) | 2017年 |
2つ目は【時系列順】です。
猿の惑星には一つの作品を除いて時系列で繋がります。
この時系列で見ることにより猿の惑星の成り立ちから終わりまですべてを繋げてみることができ、より一層猿の惑星を楽しむことができます。
ちなみに、時系列に当てはまらない作品は【PLANET・OF・APES/猿の惑星】で、リ・イマジネーション作品と呼ばれており世界観の設定自体はオリジナル版と同じですが、ストーリーは全くの別物になります。
【猿の惑星 時系列順】
猿の惑星/創世記(ジェネシス) | 高知能の猿が人類に反旗を起こし、地球が猿の惑星へとなるきっかけを描いている 時系列 現代の地球 |
猿の惑星/新世紀(ライジング) | 猿インフルエンザにより、人間文明が崩壊し、人間を恨む猿と高知能の猿に恐怖を感じる人間との闘いを描いております。 時系列 反旗を起こした10年後 |
猿の惑星/聖戦記(グレート・ウォー) | 猿と人類の互いの種を残すため対立が激しくなり、人間同士や猿同士の闘い、人間と猿の闘いなど多くの闘いを描いています。 時系列 前作の闘いから2年後 |
猿の惑星 | 猿と人間の戦争が起こる前に宇宙へ旅立った飛行船が遠い未来の地球へ帰還するが、そこは猿に支配されてしまった地球を描いています。 時系列 2673年未来の地球 |
続・猿の惑星 | 過去から来た宇宙飛行士により、再び人間と猿の闘いが起こり、最後に地球は消滅してしまうストーリーです。 時系列 2673年未来の地球 |
新・猿の惑星 | 地球が爆破される前に宇宙船で逃げた猿が爆発の影響で過去の地球にタイムスリップし、過去の地球で迫害を受けてしまうストーリーです。 時系列 1973年過去の地球 |
猿の惑星/征服 | 再び人類は過ちを犯し猿たちは人類に反旗を起こし、再び猿の惑星になる地球を描いています。 時系列 1991年 |
最後の猿の惑星 | 再び猿の惑星となった地球で、仲間と人間の反乱により、人間の奴隷を開放し、お互い共存する未来を夢みるストーリーです。 時系列 2003年 |
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【猿の惑星シリーズ 各作品詳細】
【猿の惑星】
【公開日】
1968年4月3日(アメリカ) 1968年4月13日(日本)
【視聴時間】
112分
【監督】
フランクリン・J・シャフナー
【キャスト】
ジョージ・テイラー大佐/チャールトン・ヘストン、コーネリアス/ロディ・マクドウォール、ジーラ博士/キム・ハンター、ノバ/リンダ・ハリソン 他
宇宙飛行を終え地球に帰還するはずの宇宙飛行士らが、トラブルにより猿が支配者として君臨する惑星へ不時着してしまいます。
テイラー大佐ら宇宙飛行士たちは生き残るために猿たちとの闘いに挑むストーリーになります。
誰かに支配される恐怖というものがリアルに感じられ私たち人間が無意識に他の生物を支配していたと認識させられ、また不時着した惑星が核戦争の末破滅した地球だと知らされた時の絶望感が心に深い衝撃を与えられた作品になっています。
【続・猿の惑星】
【公開日】
1970年5月26日(アメリカ) 1970年8月29日(日本)
【視聴時間】
95分
【監督】
テッド・ポスト
【キャスト】
ジョージ・テイラー大佐/チャールトン・ヘストン、ジョン・クリストファー・ブレント少佐/ジェームズ・フランシスカス、ノバ/リンダ・ハリソン、ジーラ博士/キム・ハンター 他
前作の【猿の惑星】が記録的大ヒットとなり、急遽制作された続編映画になります。
ミュータントと化した人類と猿との闘いに巻き込まれたテイラー大佐が仲間を殺されて絶望し、最後には核爆弾により地球が消滅するストーリーになっています。
自分の言う通りにしない者を力で支配する権力者同士の争いに巻き込まれ、絶望わ味わい最後にすべてを破壊してしまう悲しいラストに心が痛みます。
力を持ち始めた者は欲望をかなえるためさらなる力を求めてしまう権力者や強い力を持つ者の悲しい本質を描いています。
【新・猿の惑星】
【公開日】
1971年5月21日(アメリカ) 1971年7月31日(日本)
【視聴時間】
98分
【監督】
ドン・テイラー
【キャスト】
コーネリアス/ロディ・マクドウォール、ジーラ/キム・ハンター、ルイス・ディクソン博士/ブラッドフォード・ディルマン 他
前作【続・猿の惑星】で地球が消滅する直前に宇宙船で脱出した猿コーネリアスらが爆発の影響で過去の地球にタイムスリップするストーリーになります。
新しいものに対し受け入れる人や受け入れられない人の葛藤や争いなど人間の心理を描いていて、今の私たちにも共感できる部分が多い作品です。
【猿の惑星/征服】
【公開日】
1972年6月29日(アメリカ) 1972年7月22日(日本)
【視聴時間】
87分/97分(完全版)
【監督】
J・リー・トンプトン
【キャスト】
シーザー/ロディ・マクドウォール、ブレック知事/ドン・マレー、リサ/ナタリー・トランディ 他
疫病により犬や猫が絶滅し、新たに猿をペットとして扱うようになった時代で、人類に不当な扱いを受けていた猿たちが人類に牙をむくストーリーとなります。
支配欲に駆られている人類のエゴを描いており、現在ではすべての命は平等と認識が多いですが、この時代は人種差別など自分と違うものを差別する時代で、時代の情勢を深く表現した作品となっています。
【最後の猿の惑星】
【公開日】
1973年6月15日(アメリカ) 1973年7月21日(日本)
【視聴時間】
86分/97分(エクステンデッド版)
【監督】
J・リー・トンプトン
【キャスト】
シーザー/ロディ・マクドウォール、アルドー/クロード・エイキンス、リサ/ナタリー・トランディ 他
前作【猿の惑星/制圧】の闘いで人類を猿の立場が逆転した世界で、奴隷と化した人類が再び主導権を握ろうとし、支配者の猿たちと生き残りをかけた戦いを描いています。
この時代のアメリカの人種差別を題材として、有名な指導者であるキング牧師の名演説の「私には夢がある。それはかつての奴隷の子供とかつての奴隷所有者の子供が兄弟として同じテーブルにつくこと」という言葉があり、この作品の最後に子猿と人間の子供が共に物語を聞くシーンでキング牧師の言葉と体現しています。
【PLANET・OF・APES/猿の惑星】
【公開日】
2001年7月27日(アメリカ) 20017年7月28日(日本)
【視聴時間】
120分
【監督】
ティム・バートン
【キャスト】
レオ・デイヴィットソン大尉/マーク・ウォールバーグ、セード将軍/ティム・ロス、アリ/ヘレナ・ボナム・カーター 他
オリジナル版【猿の惑星】のリ・イマジネーション作品として公開された映画で、原作とはストーリーが大分違い、猿が支配した地球ではなく猿が支配した別の惑星が舞台となっています。
この作品は公開されたのが2000年代ですので、とにかく特殊メイクのクオリティーが格段に上がっているところが見どころになっています。
賛否両論あった問題作ではありますが、オリジナルのリメイク映画ではなく全く別の映画として見れば十分面白い作品になっています。
【猿の惑星/創世記(ジェネシス)】
【公開日】
2011年8月5日(アメリカ) 2011年10月7日(日本)
【視聴時間】
106分
【監督】
ルパート・ワイアット
【キャスト】
ウィル・ロッドマン/ジェームズ・フランコ、シーサー/アンディー・サーキス、キャロライン・アランハ/フリーダー・ピントー 他
オリジナル版【猿の惑星】で描かれた未来の地球になるまでを描いた3部作のうちの第1弾となる作品です。
動物実験の産物として生まれた高知能の猿と高知能の猿の生みの親である人間のとの絆を描いており、高知能の猿は人間と友情と育みながらも一部の人間による迫害を受け人類との関わりを拒絶します。
この作品では、今の地球を舞台とし動物に対する考え方や自分より優れているものに対する嫉妬や憎悪など人の感情を深くあらわした作品なっています。
【猿の惑星/新世紀(ライジング)】
【公開日】
2014年7月11日(アメリカ) 2014年9月19日(日本)
【視聴時間】
130分
【監督】
マット・リーヴス
【キャスト】
シーザー/アンディー・サーキス、コバ/トビー・ケベル、ブルーアイズ/ニック・サーストン 他
オリジナル版【猿の惑星】で描かれた未来の地球になるまでを描いた3部作のうちの第2弾となる作品です。
人類との関わりを絶っていた猿たちが集落を築いでいたころ、人類は新薬の開発途中に生まれたウイルスによって人類文明が崩壊していました。
そして生き残った人類は文明を取り戻すため猿の集落を襲い、猿たちと人類の闘いが始まるストーリーになります。
過去の栄光を忘れられない人間の愚かな性質を描いており、この作品を通じて人間のエゴの怖さを痛感させられます。
【猿の惑星/聖戦記(グレート・ウォー)】
【公開日】
2017年7月14日(アメリカ) 2017年10月13日(日本)
【視聴時間】
140分
【監督】
マット・リーヴス
【キャスト】
シーザー/アンディー・サーキス、バッド・エイプ/スティーヴ・ザーン、ノヴァ/アミア・ミラー、コバ/トビー・ケベル 他
オリジナル版【猿の惑星】で描かれている未来の地球になるまでを描いた3部作のうちの第3弾となる作品です。
文明が崩壊し、さらにウイルスにより退化し始めた人類と猿たちの種族を守るための最後の闘いを描いています。
人類が過去の過ちに気づきながらも生き残るために闘いを選ぶ心情や猿たちが戦いたくなくても種族を守るために戦う心情など心に深く刺さる作品になっています。
この作品の数百年後にオリジナル版【猿の惑星】で描かれた未来の地球になります。
いかがでしたでしょうか。
科学が進歩している現在、近い将来にもし同じことが起きるとしたら少し怖いですね・・・
この作品を見た方は、人や動物など生きとし生けるものに対する態度や考え方を今一度考え直すチャンスかもしれません。
人類や動物など生きるものすべて平等のいのちがあります。この作品を通じてそれが広まってくれたらいいと思います。