鋼の錬金術師の簡単なあらすじ!どんな物語かわかりやすく解説

鋼の錬金術師の簡単なあらすじ!どんな物語かわかりやすく解説

 

『鋼の錬金術師』は、荒川弘先生による漫画作品です。

 

「錬金術」をテーマに、主人公 エドワード・エルリックと弟 アルフォンス・エルリックの旅が描かれたファンタジー作品であり、『月刊少年ガンガン』で、2001年8月号から2010年7月号まで連載されました。

 

アニメ化や映画化など様々なメディア化を果たし、少年漫画の金字塔として今なお高い人気を誇っている『鋼の錬金術師』。

 

本記事では、そんな『鋼の錬金術師』について、簡単なあらすじや概要をご紹介していきますので、参考にしてみてください。

 

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【鋼の錬金術師の物語】

 

主人公 エドワード・エルリックが、”人体錬成”という錬金術における禁忌を犯し、自身の体の一部と、弟 アルフォンスの身体を失うことから始まる本作は、エドワードは自身と弟の身体を取り戻すために旅をするファンタジー作品です。

 

子供から大人まで楽しむことが出来る作品であり、連載終了から10年が経った今なお人気を誇っています。

 

▼あらすじはこんな感じ▼

主人公のエドワード・エルリックとアルフォンス・エルリックは兄弟です。

 

類稀なセンスを持つ2人は、失ってしまった母を生き返らせるため、「禁忌」とされている人体錬成を実行。

 

その結果、エドワードは左足を、アルフォンスは全身を失ってしまうこととなりました。

 

弟を失ってしまったエドワードは、自身の腕を代償に”弟の魂”を錬成。

 

付近に飾ってあった大きな鎧に”魂”を定着させたことで、アルフォンスは中身のない鎧姿となって生きる事になりました。

 

それ以降エドワードは右腕・左脚が鋼の”義手”となり、やがて国家錬金術師となった彼は”鋼の錬金術師”の二つ名を得ることとなります。

 

そんなエドワードとアルフォンスが探しているのは、”伝説上の代物”と謳われる術法増幅器「賢者の石」です。

 

「賢者の石」を探すため、旅を続けるエルリック兄弟。

 

2人の旅は、軍属にして”焔の錬金術師”ロイ・マスタングの協力も受けつつ、順調に進んでいきます。

 

しかしエルリック兄弟は、旅の途中で恐るべき真実を知ることになりました。

 

それは、「賢者の石」の材料が”多数の生きた人間”であるということです。

 

「賢者の石」を巡る真実により、岐路に立たされたエルリック兄弟。そして彼らは、人造人間であるホムンクルスらが関わる、国家規模の陰謀に巻き込まれていくこととなります。

 

戦いの末、エドワードが選択したのは――

 

異常が、簡単な『鋼の錬金術師』のあらすじです。

 

「錬金術」という術法がテーマとなっている本作ですが、後述する通り魔法や異能力の類に近く、作品独自の理論や法則性に従った”科学”と言えます。

 

内容は笑いあり涙ありの少年漫画そのものであり、「錬金術」を駆使したバトルシーンは一見の価値ありです。

 

以下では、そんな『鋼の錬金術師』を読むにあたって押さえておきたいキーポイントをご紹介します。

 

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【鋼の錬金術師のキーポイント】

 

【錬金術】

©荒川弘/月刊少年ガンガン/スクウェア・エニックス
鋼の錬金術師 1巻より引用

 

錬金術とは、『鋼の錬金術師』の作中世界で独自に発展した学問/技術です。

 

基本的の錬金術には「錬成陣」が必要であり、紙や地面に「錬成陣」を作成したうえでエネルギーを流すことによって、物を”錬成”することができます。

 

万物を創造できる神の御業に近しい技術に思われますが、錬金術は後述する「等価交換」という法則のもとで成り立っており、無制限に何でも創り出すことができるわけではありません。

 

【錬金術師の種類】

作中では、様々な方面に特化した錬金術師が登場しています。

 

例えば、エルリック兄弟のよき協力者である”焔の錬金術師”ロイ・マスタングは、二つ名の通り”焔”を操る錬金術師です。

 

彼は”発火布”という特殊な布で作られた手袋をはめており、錬金術によって対象や空気中の成分を変化させることで、焔を操ることを可能にしています。

 

非常に強力な”錬金術”を扱うマスタング大佐ですが、指を鳴らす摩擦熱によって火種を作り出しているため、雨が降ると”無能”になってしまうという欠点も抱えています。

 

その他にも、キメラ作成に心血を注ぐ”綴命の錬金術師”ショウ・タッカーや、爆発物専門の”紅蓮の錬金術師”ゾルフ・J・キンブリーなど、様々な特性を持った錬金術師が登場しています。

 

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【等価交換】

©荒川弘/月刊少年ガンガン/スクウェア・エニックス
鋼の錬金術師 1巻より引用

 

等価交換は、『鋼の錬金術師』の世界における「錬金術」の基礎的な法則であり、「質量保存の法則」と「自然摂理の法則」に大別されます。

 

・質量保存の法則

材料に使う物体と、錬金術によって錬成された物体の質量が同じであるという法則です。すなわち、”無”から”有”を作り出すことはできません。

 

・自然摂理の法則

材料に使う物体と、錬金術によって錬成された物体が、同じ属性のものであるという法則です。例えば、”水”から錬成したものであれば、必然的に”水属性”のものが完成する、という具合です。

 

【国家錬金術師】

©荒川弘/月刊少年ガンガン/スクウェア・エニックス
鋼の錬金術師 6巻より引用

 

アメストリスにおける国家資格の名称であり、様々な特権と引き換えに、大きな義務を背負うこととなる肩書です。

 

具体的な”特権”は、研究費の支給、特殊な文献の閲覧許可、軍における”少佐”相当の地位などが挙げられます。

 

国家錬金術師の資格を取得するためには難関試験を突破する必要があり、突破後も資格維持のためには一年毎に行われる査定に合格する必要があるようです。

 

【国家錬金術師の3大制限】

国家錬金術師には、下記の3つの制限が課せられます。

 

・人を造るべからず

・金を造るべからず

・軍に忠誠を誓うべし

 

軍への忠誠を誓うということは、戦争などの有事の際に国家錬金術師が戦力として強制的に動員させられる可能性があるということ。

 

そういった意味で、国家錬金術師は「軍の狗」と揶揄されることもままあるようです。

 

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【賢者の石】

©荒川弘/月刊少年ガンガン/スクウェア・エニックス
鋼の錬金術師 3巻より引用

 

”伝説上の代物”として名高い深紅の石であり、「哲学者の石」や「鮮血の星」をはじめとした様々な別称を持つ”完全物質”にして、当初エルリック兄弟が欲していた物です。

 

しかし、その材料は”複数の生きた人間の魂”であり、それを知ったエルリック兄弟には迷いが生じることとなりました。

 

また「賢者の石」は、上でご紹介した「等価交換」を完全に無視した物質錬成が可能となるため、ある程度知識のある錬金術師が用いれば、手を付けられないほど強力な代物です。

 

後述するホムンクルスは、この「賢者の石」が核となって動いています。

 

【ホムンクルス】

©荒川弘/月刊少年ガンガン/スクウェア・エニックス
鋼の錬金術師 4巻より引用

 

作中世界におけるホムンクルスは、「賢者の石」を核に持った「人造人間」の呼称です。

 

登場するホムンクルスらは「七つの大罪」を冠した名を与えられており、色欲(ラスト)、暴食(グラトニー)、嫉妬(エンヴィー)、強欲(グリード)、怠惰(スロウス)、憤怒(ラース)、傲慢(プライド)の7名から構成されています。

 

7名全員身体に「ウロボロス」が刻印されており、核となる賢者の石の力が尽きない限り、生命に関わる攻撃を食らっても、再生することが出来ます。

 

本作の”ラスボス”にあたる「お父様」に仕えており、その目標のためにアメストリス国内外で活動を行っていました。

 

【欲望に忠実】

「七つの大罪」の名を冠されたホムンクルスらは、自身を象徴する”欲望”に忠実です。

 

その最たる例が、”強欲”グリードと、”怠惰”スロウスでしょう。グリードは”強欲”のあまり、従うべき存在である「お父様」の下から飛び出し、単独で行動を開始。際限のない欲を満たし続ける豪快な生き方が描かれています。

 

また、”怠惰”スロウスは、生きる事すら面倒くさいと口にするほど怠惰な性格であり、命じられた仕事をこなしつつ、常に「めんどくせー」と口にしている程です。

 

【イシュヴァール】

©荒川弘/月刊少年ガンガン/スクウェア・エニックス
鋼の錬金術師 14巻より引用

 

太陽神イシュヴァラを主神として崇める、イシュヴァール教徒の民族らからなる自治区の名称です。

 

本作のメイン舞台”アメストリス”の傘下に当たる地域であり、現地人は銀色の髪に褐色の肌、赤い目の特徴的な見た目をしています。

 

イシュヴァール殲滅戦によって焦土と化し、現在生き残ったイシュヴァール人はスラムを形成して細々と生きているようです。

 

【イシュヴァール殲滅戦】

「イシュヴァール内乱」を発端に、キング・ブラッドレイ大総統の命令の下、「イシュヴァール殲滅戦」が勃発。

 

軍属の錬金術師はもちろんのこと、国家錬金術師も”三大制限”の名のもとに招集されており、無抵抗の人員すらも巻き込む、大規模な大量虐殺が行われました。

 

”傷の男(スカ―)”は、この一件によって生まれた憎悪の塊のような人物です。

 

イシュヴァール殲滅戦に参加した軍人や錬金術師の中には、罪の意識を抱えて過ごしている人物も少なくありません。

 

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【錬丹術】

©荒川弘/月刊少年ガンガン/スクウェア・エニックス
鋼の錬金術師 25巻より引用

 

本作のメイン舞台であるアメストリスの隣国「シン国」で生まれた、医療に特化した錬金術です。

 

アメストリスで広く研究されている「錬金術」と源流は同じですが、錬成に用いる”エネルギー”が異なっています。

 

錬金術は地殻エネルギーを用いている一方で、錬丹術では”気”のエネルギーが用いられており、この違いによって、錬金術では不可能だった”遠隔錬成”も可能となっています。

 

余談として、この”気”を読む力に長けているシン国の人間は、通常の人間と”気”が異なるホムンクルスを見分けることが出来ます。

 

 

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以上、『鋼の錬金術師』のあらすじとキーワードについて、簡単にご紹介しました。

 

不朽の名作として名高い『鋼の錬金術師』。

 

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