ソーが持つハンマーの名前やスペック!
アベンジャーズの一員であり、MCUキャラクターの中でも人気が高い「マイティーソー」
ソーと言えば豪快かつ持ち前のパワーで敵を次々と倒してくれるキャラクターです。
ソーの力を十分に発揮させるには相方である武器「ハンマー」が必須、これがなくては「マイティ―ソー」は成立しません。
今回は、このハンマーについて名前や能力などについてご紹介していきます。
【ソーが持っているハンマーの名前は?】
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ソーが持つハンマーの名前は「ムジョルニア」と呼ばれています。
このハンマーのモデルとなったのは、北欧神話の雷神トールが持っていた「ミョルニル」と呼ばれる鎚です。
ミョルニルという言葉には古ノルド語で「粉砕するもの」という意味も込められています。
ミョルニルの別名は、雷神トールが持っていたこともあり「トールハンマー」という呼ばれ方もしていて、こちらの方は聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?
モデルとなった「ミョルニル」の特徴(スペック)として
・思う存分打ち付けても壊れない
・投げても的を外さず手元に戻ってくる
・柄が短い
・自在に大きさを変えて携行できる
・ミョルニルを扱うには専用の手袋が必要
などがあります。
映画の中でも「ムジョルニア」は「ミョルニル」を彷彿とさせる描写が数多くあるので、モデル通りのスペックを持ち合わせている事があわかります。
ソーは設定上、神々の国アスガルドの第1王子であり、これは北欧神話における雷神トールのモデルとなっているため、ソーの武器としてこのハンマーが出てくるのも必然と言えますね。
【ムジョルニアのスペック】
さて、由来となった「ミョルニル」の話から改めて「ムジョルニア」の具体的な能力などについてご紹介していきます。
まず「ムジョルニア」は、映画でオーディンが「惑星ニダベリアの心臓から作られた」と言っています。
そして、オーディン曰く「全てを滅ぼし想像する力を秘めている」と全てを知っている発言をしているので、ムジョルニア作成時にオーディンが関わっているのは間違いなさそうです。
映画では素材名まで出ていませんでしたが、原作では「ウル」と呼ばれる金属でできているとの記載があります。
「ウル」の硬度はマーベルコミックで度々出てくる合金「アダマンチウム並(世界最高峰の硬度を持つ金属)」と言われ、このアダマンチウムはX-MENに登場するウルヴァリンの爪の素材ともなっています。
これらを合わせて考察すると「惑星ニダベリアの心臓から作られた」というのは「ウルを使用して作られた武器にオーディンが何らかの魔法をかけて作られた武器」と解釈できますよね。
そんな「ムジョルニア」が有している能力は以下の通りです↓
・雷や嵐などの天候操作
・稲妻を発生させ打つ
・エネルギーの放射と吸収
・飛行能力
・物質操作
・次元間/時間軸の移動
ネタバレになってしまいますが、「ムジョルニア」は「アベンジャーズ/インフィニティウォー」の敵キャラ「ヘラ」に跡形もなく破壊されてしまいます。
代わりに、ソーの新しい武器「ストームブレイカー」という名の斧を扱うこととなります。
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「ストームブレイカー」は、「ムジョルニア」と同等/それ以上の力を持ち合わせており、新たに「虹の橋(宇宙の移動)」の力が加わりました。
【ムジョルニアはソーしか持てない?】
ムジョルニアは基本的にとてつもなく重く、高潔な心の持ち主でないと持ち上げることは出来ません。
怪力自慢のハルクでも持ち上げることはできなかったので、腕力だけでは持ち上げる事ができないのは証明されています。
しかし、映画では「ヴィジョンやキャプテンアメリカ」が持ち上げていたので、ソーだけしか持てないという訳でもありません。
持つ条件に関しては「高潔な心の持ち主であること」なので、汚れのない心の持ち主であれば持つ事は可能という事です。
第1作目では力を失って人間と化してしまい、心が乱れていたソー自身もムジョルニアを持ち上げることが出来ていません。
後に人々を守ろうとしたソーを持ち主と認めたムジョルニアは再びその力をソーに与えています。
このように、ソー自身でも心が汚れている状態だと持つ事はできませんでした。
ネタバレになってしまうので詳しくは書けませんが、このムジョルニアはマイティーソー3作品においてずっとソーの側にいるわけではありません。
お互い認め合いながらも様々な理由で離れたり、またソーの元に戻ってきたりと、まるで恋愛のような過程を繰り返します。
そんな彼女のような親友のような存在のハンマー「ムジョルニア」の気持ちになりながらソー作品を見返してみると面白い発見がありそうです!