地獄楽の天仙様の正体!生みの親やメンバーをご紹介
罪人が己の罪滅ぼしをするため送り込まれ島【神仙郷(しんせんきょう)】
この神仙郷には「天仙様(てんせんさま)」という守り神がおり、島を統べる8人の仙人が君臨しています。
罪人を罰する為に存在する「天仙様」
類まれなる才能を持った罪人達の最大の敵であり絶対的な能力を持つ「天仙様」との戦いが神仙郷で繰り広げられます訳ですが、「天仙様」とは一体どのような存在なのか?詳しくご紹介していきますので参考にしてください。
※以下からはネタバレを含む記述がありますので注意してください。
【地獄楽 天仙の正体!生みの親は?】
©賀来ゆうじ/集英社
地獄楽 3巻より引用
極楽浄土と呼ばれる島「神仙郷(しんせんきょう)」を、「徐福(シューフゥ/じょふく)」という人物が作り出しました。
仙道を極め神になった徐福は、神仙郷にて不老不死の研究を行なったその過程で天仙を作り出し、最終的に8人生み出しました。
天仙とは「人間と植物の「氣(タオ)」を融合させた生命体」で、雌雄共同体であり、神がかったスピード・パワー・再生能力をもっています。
一見、悪い神のような存在に感じる天仙ですが、それらの業を行う背景には天仙の深い愛情が関係しています。
【氣(タオ)について】
氣とは「誰しもが本来持っている生命力に根ざした力」です。
氣を習得すると身体能力が向上はもちろん、「放出」・「纏う」・「再生」・「感知」などの超人的な能力が得られます。
陽の氣・陰の氣、この2つを上手く練り循環させる事で氣が増強しますが、その反面、氣を使いすぎると生命の危機に陥る程の反動を受けます。
この氣を極めた者こそ「天仙様」であり、「天仙様」と同等に戦うには氣を使えるようになれるかが鍵、作中において重要な能力です。
氣には属性もあり「火」・「水」・「木」・「土」・「金」の5種が存在します。
【地獄楽 天仙のメンバー詳細】
【名前】 | 【別名】 | 【年齢/誕】 | 【氣】 | 【花の種類】 |
蓮(リエン) | 普賢上帝(ふげんじょうてい) | 約1000歳 5月14日 | 土 | 蓮 |
菊花(ジュファ) | ア閦大帝(あしゅくたいてい) | 約1000歳 9月1日 | 火 | 菊 |
桃花(タオファ) | ラトナ大聖(らとなたいせい) | 約1000歳 9月1日 | 木 | 桃 |
朱槿(ヂュジン) | 如イ元君(にょいげんくん) | 約1000歳 9月1日 | 水 | ハイビスカス |
牡丹(ムーダン) | 不空就君(ふくうじゅくん) | 約1000歳 9月1日 | 土 | 牡丹 |
蘭(ラン) | 准胝帝君(じゅんでいていくん) | 約1000歳 9月1日 | 水 | 蘭 |
桂花(グイファ) | 文殊公々(もんじゅこうこう) | 約1000歳 9月1日 | 金 | キンモクセイ |
メイ | - | 約1000歳 12月3日 | 水 | 梅 |
【佳花(グイファ)】
©賀来ゆうじ/集英社
地獄楽 9巻より引用
【概要】
佳花(グイファ)はリエンにより作られた仙人です。
見た目はベリーショートのような髪型をしており、着物のようなものを着ています。
「佳花(グイファ)」タオ(氣)は「金」
金木犀の花の天仙。瞑想により不死を目指す守一を研究しています。
淡々とした性格ですが、人見知りでいつも本で顔を隠します。常に雌雄同体でタオを循環させています。
作中でもグイファが戦っているような戦闘シーンはなく、どのくらい強いのかどのような技を使うのかも分からない謎の多い仙人です。
仙人達との戦いを終えた後のシーンを描いた最終巻では、人間に興味を持ったのかリモートで生徒たちに何かを教えているかのような場面がありました。
【蘭(ラン)】
©賀来ゆうじ/集英社
地獄楽 7巻より引用
【概要】
蓮(リエン)により作られた天仙の一人です。
髪型は長い髪を後ろで縛っており、花のような前髪を垂らしているのが特徴的。
また、タンクトップのチャイナ服を着ています。
「蘭(ラン)」タオ(氣)は「水」
蘭の花の天仙。体操により不死を目指す導引を研究しています。
蓮(リエン)を兄上、メイを姉上と呼んでいます。
蘭(ラン)は自分のタオを筋繊維のように細く引き伸ばし束ねて体に纏うことで物理的な防御力を有しており、このような状態にしたタオを物理的な攻撃にも使うことで、肉体戦を得意としています。
【牡丹(ムーダン)】
©賀来ゆうじ/集英社
地獄楽 5巻より引用
【概要】
牡丹(ムーダン)は蓮(リエン)により作られた仙人です。
見た目は、レースのカーテンのような髪をセンターで分けており、美しい顔が魅力的な仙人です。
また、首に大きめの数珠をつけています。
「牡丹(ムーダン)」タオ(氣)は「土」
牡丹の花の天仙。経路(ツボ)や内臓の氣で不死を目指す周天を研究しています。
タオの強い人間を穴に入れ、丹にしたりする研究や作られた丹を摂取できるような方法を開発しました。
非人道的な性格であり、捕らえた人間を玩具(おもちゃ)と呼び、相手に突っ込ませ自爆させるようなことをしたりします。
牡丹(ムーダン)自身はタオを遠くに飛ばすような技を得意としており、鬼戸解した姿は1つの下半身と2つの上半身、1つの顔がついている化け物のような姿になり、背後から生えているいくつもの花の触手を使って攻撃します。
【朱槿(ヂュジン)】
©賀来ゆうじ/集英社
地獄楽 3巻より引用
【概要】
朱槿(ヂュジン)は蓮(リエン)に作られた天仙です。
見た目は、オールバックの髪型に風神のような着物を着ています。
「朱槿(ヂュジン)」タオ(氣)は「水」
ハイビスカスの花の天仙。呼吸で不死を目指す胎息を研究しています。
体の性別を入れ換えることで胎内のタオを循環させ、普段は女性の姿をしており、戦闘になると男性の姿へと変貌します。
また、朱槿(ヂュジン)は7人いる天仙の中でも一番弱く、タオをまだ使えない状態の画眉丸に鬼戸解を発動するほどに追い詰められてしまいます。
鬼戸解した姿は八足歩行で頭部分に大きな花がついている化け物です。花の触手を使い攻撃ます。
【桃花(タオファ)】
©賀来ゆうじ/集英社
地獄楽 8巻より引用
【概要】
桃花(タオファ)は菊花(ジュファ)と蓮(リエン)によって一緒に作られた天仙です。
見た目は、ボブの髪型で水着のような女性らしい可愛らしい服を着ており、天仙の中でも妹的な立ち位置です。
「桃花(タオファ)」タオ(氣)は「木」
菊花とともに房中術を研究し、主に女性の姿をしており天真爛漫でムードメーカーです。
木人など生き物を丹として犠牲にしていることを深く憂いており、心をすり減らす過程で、外の人間をおびき寄せることを提案します。
しかし、1000年という長い修行の中で「不老不死になれない」という事に気が付いてしまい、かつて木人に抱いていた優しい感情は薄まってしまいました。
戦闘では、桃花(タオファ)の強靭な肉体を生かした物理的な蹴りや殴りによる攻撃、タオを遠くに飛ばして攻撃する仙術も使います。
桃花(タオファ)と菊花(ジュファ)は一緒に作られたこともあり、鬼戸解する際は融合して鬼戸解し、人の顔が頭についた巨大な怪鳥の姿をします。
また、鬼戸解した際の攻撃は、花の雨を空から降らせ、人に寄生し樹化させる攻撃と複数の触手による攻撃がメインです。
体が裏表あり、どちらかがダメージを受ければ裏返り回復させるため、同時に攻撃し倒す必要があります。
【菊花(ジュファ)】
©賀来ゆうじ/集英社
地獄楽 3巻より引用
【概要】
菊花(ジュファ)は桃花(タオファ)と一緒に蓮(リエン)に作られた天仙です。
見た目は、長い髪で美形な顔をしていて、着物を着ています。
「菊花(ジュファ)」タオ(氣)は「火」
菊の花の天仙。性交で不死を目指す房中術を研究。主に男性の姿をしています。
気性が荒く、潔癖症で、桃花を守ることを第一に考えています。
かつては桃花と同じで不老不死を実現させるために修行に力を入れていたが、途方もない修行と研究に絶望し、自分たちの修行や研究が悪いのではなく、周りがおかしいと感じてしまうようになりました。
その頃から、優しい性格から攻撃的な性格になってしまいます。
初めての登場シーンでは体を真っ二つに切られたが、圧倒的な再生能力ですぐさま回復していました。
罪人たちとの最終決戦では、タオの力を身に着けた罪人たちに追い詰められ、桃花と融合し鬼戸解を発動し、さらなる力を持って立ちはだかりました。
【蓮(リエン)】
©賀来ゆうじ/集英社
地獄楽 13巻より引用
【概要】
「蓮(リエン)」のタオ(氣)は「土」
蓮の花の天仙。天仙たちをまとめる首領です。
他の天仙の研究や教育をしてきたこと、他の天仙たちは逆らえないことからリーダー格であることがわかります。
蓮(リエン)は他の天仙達とは別次元の強さを持っていて、対面した罪人たちですら「蓮(リエン)は他の天仙達とは訳が違う」という事を悟っています。
蓮(リエン)は基本他の天仙達が出来ることはでき、船の上での最終決戦では致命的なダメージを与えたかと思いきや手をたたくだけで全回復してしまうほどです。
そんな蓮(リエン)だけ他の天仙とは違う不老不死の薬を作ることへの執着を持っていました。
それには訳があります。蓮(リエン)は徐福(宗師)が最初に生み出した天仙と言われていました。
しかし、その正体はかつて謎多き島に中国からやって来た徐福である宗師の妻の文身体でした。
つまり、蓮(リエン)は宗師の妻のタオによって作られた人形という事になります。
では宗師の妻は何を目的に蓮(リエン)という存在を創造したのでしょうか?
その目的とは宗師を完全に復活させることであり、その復活のために蓮(リエン)を使い不老不死の薬の研究をしていました。
つまり、愛する者を復活させたかっただけなのです。
画眉丸に倒された最後には満足したような顔を浮かべていました。
【メイ】
©賀来ゆうじ/集英社
地獄楽 3巻より引用
【概要】
徐福と蓮(リエン)により生み出された最初の天仙です。
見た目は可愛らしいショートカットの女の子の姿をしています。
「メイ」のタオ(氣)は「水」
メイは他の天仙達とは異なり、陰のタオしか持たない天仙であるため、非常に珍しい存在です。
蓮(リエン)とは本当の家族のような関係性であるが、木人達を犠牲にし仙薬を製造している蓮(リエン)の実験に嫌気が指し、止めようとしたが、その行為に対しての制裁により力の大半を失います。
さらに、道士たちの房中術の相手にされたため、逃げ出し木人に拾われ一緒に暮らすようになりました。
後に画眉丸たちと出会い、一緒に天仙達の所業を止めようとタオを使った戦い方や情報を教えてくれる協力者になります。
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今回は、漫画『地獄楽』に登場する「天仙様の正体」についてご紹介しました。
天仙様も彼らなりの正義があり、理由があるということを理解して漫画を読むとさらに面白く感じると思いますので、これを機に原作を読み返してみてはいかがでしょうか。