チェンソーマンのレゼは爆弾の悪魔！デンジが恋した女の本当の正体

「チェンソーマン」のレゼは、主人公のデンジが想いを寄せた女性です。

しかし、その正体はデンジの命を狙う悪魔で、あまりの豹変ぶりに驚いた方も多いのではないでしょうか。

今回はそんなレゼについて紹介していきますので、作品の読む際の参考にしてみてください。

【レゼについて】

レゼはカフェでアルバイトをしている普通の女の子で、出会ってすぐにデンジと仲良くなります。

しかし、思いもよらない裏の顔をもっており、読者に大きな衝撃を与えたキャラではないでしょうか。

まずはレゼについて、順を追って紹介していくことにしましょう。

【デンジと両想いの女性】

©藤本タツキ／集英社
チェンソーマン　5巻より引用

レゼはデンジと出会った直後から、デンジに対し好意を寄せていました。

「私がデンジ君を幸せにしてあげる」とまで言っており、デンジにとって初めて自分を好きになってくれた女性です。

自分を好きになってくれる女性が好きなデンジは、あっという間にレゼの虜に。

デンジはレゼが裏切るまで、その正体に気づくことはありませんでした。

【デンジを狙ったソ連からの刺客】

©藤本タツキ／集英社
チェンソーマン　6巻より引用

レゼの正体はソ連から来た暗殺者で、デンジの命を狙っていました。

親のいなかったレゼは、幼い頃から兵士になるために育てられていました。

デンジに好意を向けているように見えたのも、全ては訓練で身につけたもので、デンジを油断させるための演技でした。

レゼ達のような子供達は、死ぬまで体を実験に使われるため「モルモット」と呼ばれており、後述する悪魔の力も実験の結果使えるようになったものなのでしょう。

【レゼの最期】

©藤本タツキ／集英社
チェンソーマン　6巻より引用

デンジはレゼとの戦いに勝利しますが、レゼのことが好きなデンジはとどめをさすことができませんでした。

それどころか、レゼを逃がそうと思ったデンジは「一緒に逃げねえ？」とレゼに言いますが、レゼはそれを拒否してデンジをうごけなくさせ、一人で逃げることに。

レゼの去り際に、「あのカフェで待ってる」とデンジが叫び、レゼはその場から立ち去っていきます。

その後、逃亡中のレゼはふと思い立ち、デンジとの思いでのカフェに向かいます。

待ち合わせのカフェの前まで来たレゼ。

しかし、そこに現れたのはマキマとエンジェル (天使の悪魔) でした。

エンジェルの武器によって胸を貫かれたレゼは、デンジと再び会うことなく死亡してしまいました。

【レゼは爆弾の悪魔】

©藤本タツキ／集英社
チェンソーマン　6巻より引用

レゼは「爆弾の悪魔」をその身に宿しており、デンジと同じく人間でも悪魔でもありません。

首のピンを引き抜くことによって爆弾の悪魔に変身することができ、その力は悪魔にすら恐れられるほど。

ここからは爆弾の悪魔 (ボム) について、紹介していきます。

【爆弾の悪魔の能力】

©藤本タツキ／集英社
チェンソーマン　6巻より引用

爆弾の悪魔は、触れたものや自身の身体を爆発させることができます。

火種を飛ばして遠方の敵を爆発させたり、爆発を利用して空中を移動したり、指をちぎって爆弾にしたりと汎用性の高い能力といえるでしょう。

身体の強度も高く、暴力の魔人の蹴りすらも全く効きません。

水に濡れてしまうと爆発できなくなってしまうのが唯一の弱点で、デンジに弱点を見抜かれて敗北してしまいました。

【爆弾の悪魔の目的】

©藤本タツキ／集英社
チェンソーマン　7巻より引用

ソ連からの刺客だった爆弾の悪魔の目的は、デンジの心臓ことチェンソーの悪魔を奪うことでした。

マキマの力に怯える各国は、どうにかしてマキマの戦力を削り、我が物にしようとしていたのです。

デンジのような悪魔でも魔人でもない存在は貴重で、それだけでも狙われる理由になります。

爆弾の悪魔との戦いがテレビで放送されたことで、世界中にデンジの存在が知れ渡り、結果デンジは各国の刺客たちから命を狙われることになりました。

【マキマの支配を受けて復活】

©藤本タツキ／集英社
チェンソーマン　10巻より引用

一度死んだレゼはマキマの力によって復活し、公安対魔特異5課としてチェンソーの悪魔と戦うことに。

サムライソードやクァンシなど、一度退場したはずの人物も同時に登場しており、マキマがチェンソーの悪魔との戦いに備えて組織していたのだと考えられます。

デンジのことは覚えていないようですので、マキマに記憶を書き変えられていたのでしょう。

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以上、「チェンソーマン」のレゼについて紹介してきました。

レゼは敵ではありますが、人気投票では4位と主人公のデンジよりも人気があるキャラクターです。

レゼについて興味をもった方は、ぜひ原作を読んでみてくださいね。