ブリーチ(BLEACH)の霊王の正体とは?わかりやすく解説
ブリーチに登場する謎多きキャラクター【霊王(れいおう)】
48巻421話の愛染の発言によりその存在が示唆され、原作終了後も多くの謎があります。
そこで今回は【霊王とはどのような存在なのか、できる限り簡単にわかりやすく解説】していくので参考にしてください。
【霊王とは?】
© 久保帯人/集英社
BLEACH 68巻より引用
霊王とは、死後の世界である尸魂界の王とされています。
しかし霊王は一切の姿すら見せず、人々からはその存在が知られているのみ…。
護廷十三隊の隊長クラスでも、その多くがどんな人物かほとんど知らされていませんが、愛染やユーハバッハなどの標的となっており、物語の鍵となっている存在です。
霊王は霊王宮と呼ばれ、尸魂界のはるか上空にある特殊な空間に住んでおり、護廷十三隊より上位の地位【零番隊】と呼ばれる直属の部隊に守られています。
また、霊王宮に入るには【王鍵(おうけん)】と呼ばれる特殊な鍵がないと入れない場所です。
【王鍵とは?】
王鍵は、霊王の住む霊王宮に入るための鍵です。
霊王宮は特殊な空間にあるため、通常は王鍵がないと入ることができません。
さらに王鍵は特殊なもののようで、霊王宮に攻め入ろうとしていた愛染ですら簡単に作れませんでした。
そのため愛染は、空座町の人々の魂で王鍵を作ろうとしており、空座町は王鍵を作るのを防ごうとする愛染と死神たちとの決戦の舞台へとなっています。
【霊王の正体】
© 久保帯人/集英社
BLEACH 48巻より引用
霊王は物語終盤において、滅却師の王「ユーハバッハ」が霊王宮に攻め入った際にようやく姿を表します。
しかしその体は、水晶のような物質の中に閉じ込められており、身動きだけでなく言葉を発することすらできない状態で登場。
さらに霊王は、手足だけでなく内臓すらもない状態であり、ユーハバッハの攻撃にも、一切の抵抗をすることがありませんでした。
そして本題である霊王の正体とは、「世界の均衡を維持するための生贄のような存在」で、世界(現世・尸魂界・虚圏など)を分割・維持するための役割を担っています。
簡単に説明すると、世界のバランスが崩れないように設置されたすごい力が宿っている人型の置物だったのです。
この拘束され無残な霊王の状態により、霊王のことを「楔(くさび)」や「人柱(じんちゅう)」と呼ぶキャラクターさえいます。
ただ守護する零番隊には、何らかの方法で意思を伝えているため、閉じ込められながらも完全に封印された状態ではないようです。
【零番隊とは?】
零番隊は、霊王宮を守ることを任務とした特別な部隊です。
現在は兵主部一兵衛 ・麒麟寺天示郎 ・曳舟桐生 ・二枚屋王悦 ・修多羅千手丸の5人を中心に構成されており、その実力は5人で護廷十三隊の全ての戦力より上とされています。
零番隊になるには、歴史に残る何かを創り出し、霊王に選ばれることが必要であるとされており、麒麟寺天示郎・曳舟桐生・修多羅千手丸の三人は護廷十三隊の隊長から昇格したような描写があります。
またその骨は霊王宮に入るための王鍵になっているとのことで、霊王宮に入るのは零番隊と一緒に入るか許可されることが条件になります。
【霊王の過去と能力】
原作漫画では詳しく明かされなかった霊王が水晶に閉じ込められた経緯は、小説「Can’t Fear Your Own World」で明かされています。
霊王は、世界が別れていなかった昔に、人々を虚から守っていた存在で、死神の力だけでなく滅却師・完現術者の力をも持っていました。
しかし、現世や尸魂界、虚圏に世界を分離して生死のある世界を作ろうとした五大貴族と呼ばれる一部の死神たちによって、霊王は水晶に閉じ込められてしまい、さらに手足や内臓も奪われています。
ただその際の詳しい様子は語られておらず、閉じ込められた時には自ら望んで入った可能性も考えられています。
そして霊王は、死神・滅却師・完現術者の3つの力を持っており、最強の存在であったとも言われています。
その実力は物語内では明かされていませんが、キャラクターの中には霊王の体の一部を持つ敵味方が登場しており、それぞれが強力な力を持っています。
一部ですらチート級の能力を発動しているため、五体満足の霊王は恐らく神級の力を持っていたとされています。
【霊王のパーツについて】
霊王の身体の一部は、本編および小説内でいくつか登場しています。
右腕は、ある土地の神として祀られており、ある経緯の後に十三番隊長浮竹十四郎の体の中に…。
左腕と心臓は、ペルニダとジェラルドと言う滅却師へとなっています。
さらに小説オリジナルの道羽根アウラというキャラクターは霊王の鎖骨。
また松本乱菊も幼少期には爪の力を所持していたと語られています。
また完現術者も「霊王のかけら」と呼ばれる霊王の体の一部を宿しており、かけらが原因で特殊な能力に目覚めたとされています。
【霊王の最後とその後】
© 久保帯人/集英社
BLEACH 68巻より引用
霊王は、世界を維持する重要な役割であったはずですが、ユーハバッハが襲撃した際にあっさりと殺されてしまいました。
さらにその力の一部はユーハバッハに吸収されて、ユーハバッハの能力を「全知全能(ジ・オールマイティ)」を未来を自由に操るチート能力へと進化させます。
そしてユーハバッハが倒されると、ユーハバッハの死体が霊王の代わりとなります。
そうして世界は保たれて平和は維持されていったのでした。
【霊王に必要な要素】
世界の均衡を維持する霊王に必要な要素は明確には語られていませんが、死神・滅却師・完現術者の三つの能力を持つことが条件の様です。
そのため、死後は霊王の一部を取り込んだユーハバッハがその代わりとなっています。
ただその基準は明確ではないようで、もしユーハバッハが霊王の代わりにならないときは主人公の黒崎一護が生贄のような形で霊王にされてしまう可能性があったとのことでした。
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今回は、ブリーチに登場する謎多きキャラクターである霊王について紹介しました。
霊王は、本編において直接活躍する事はありませんでしたが、世界を維持する役割を持っており、その体の一部ですら絶大な力を持つ物語の鍵となる人物。
その過去からもし霊王がいなかったら世界は混沌に満ちており、ブリーチの物語すら始まっていなかったかもしれません。
そんなブリーチにおいて重要なキャラクターである霊王。
もしこの記事が、そんな霊王について知る手掛かりになれば幸いです。