saoアリシゼーション「シャスター」はどんなキャラ？人物像、武器や剣技などご紹介！

放送も目前に迫ってきた「ソードアートオンライン アリシゼーション War of Underworld」

10月から放送される新作のアニメでは今までアニメで描かれてこなかったダークテリトリー側のキャラクターが多数登場します。

今回はそんなダークテリトリー側のキャラクターでも特に見せ場のある「シャスター」について、人物像・能力などご紹介していきます。

【シャスターの人物像】

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シャスターのフルネームは「ビクスル・ウル・シャスター」、暗黒騎士団を統括する40代の人間の男です。

シャスターは40以上という年齢にも関わらず、人間としては並外れた高身長と、完ぺきな肉体を持ち合わせており非常に強い騎士として騎士団の頂点に君臨しています。

ダークテリトリーの領土は十侯会議という10人の傑物が集まり、それぞれの組織の合議により統治されており、シャスターはその10人の中の1人となります。

【シャスターの望み】

十侯会議の他のメンバーたちは人界を亡ぼし、自分たちの利益のみを追求して動いていますがシャスターは違います。

シャスターは人界を亡ぼした場合、戦争による消耗で十侯会議のそれぞれの組織の間に不均衡が生じることを恐れています。

なぜならばそれにより、十侯会議で成り立っている合議制がなくなってしまい、人界で得た土地をどの組織が手に入れるかという争いが起きると考えているからです。

そのためシャスターは人界との和平を考えていました。現実的ではないと思いつつも、シャスターは自分たちの組織や大切な人を守るためにはそれしかないという風に思っています。

シャスターはそのように他のダークテリトリーの諸侯とは違い、仲間を想う優しき心が備わったキャラクターなのです。

【シャスターの剣技】

シャスターは師匠から究極の剣技は「無想の太刀」であると教えられてきました。

しかしシャスターの師匠は整合騎士長のベルクーリと戦った後、その強さに愕然とし、「無想の太刀」の奥にさらなる領域があることを悟ります。

それが意志の力、つまり心意の力であると気づいた師匠はシャスターにそれを伝えます。

シャスターはそれを聞き「無想の太刀」の向こう側にある「心意の太刀」の領域に達したのです。

【シャスターの剣「朧霞(オボロガスミ)」】

シャスターは師匠から受け継いだ剣として「朧霞(オボロガスミ)」という剣を使用しています。

この剣はキリトの「夜空の剣」やアリスの「金木犀の剣」のように神器と呼ばれている希少な剣となっており、完全支配術を出すことが可能です。

「朧霞」の完全支配術の効果としては刀身が霧状の影へと変化し、その霧に触れた者は天命に斬撃属性ダメージが与えられます。

通常は刃で対象物を切断するか、もしくは貫通するかしないと、斬撃属性ダメージは与えられないのですが、「朧霞」の場合はそういったプロセスなしで斬撃属性のダメージを与えることができるので非常に強力な技となっています。

【シャスターVSベルクーリ】

シャスターの師匠と同じくシャスター自身もベルクーリと戦った経験を持っています。

キリトが最高司祭を倒す5年前、シャスターは自身の肉体が全盛期の頃にベルクーリに挑みました。

シャスターは生きては戻らぬつもりで渾身の一撃をベルクーリにぶつけ、ベルクーリの剣を受け止めることには成功します。

しかし初太刀を受け止めた時点でベルクーリの圧倒的な強さを理解し、敗北を予感します。

そこでベルクーリは初太刀を受け止めたシャスターに感心し、5年後にもう一度来いと言い残しその場を去っていきます。

シャスターはこの出来事から、ベルクーリはほかの人界の人々と違い、話し合うことができるのではないかと感じ和平への道を真剣に考えるようになります。

【シャスターの愛する人】

シャスターは結婚こそしていませんが、相思相愛の中にあるリピア・ザンケールという恋人がいます。

リピアは暗黒騎士をやりながら、日々の給金をほとんど投じて捨てられた子供たちを養っている心優しき女性です。

リピアは孤児院を運営していることを公言していないのですが、シャスターはそれを知っていました。

そしてシャスターはリピアのそういった優しい部分に惹かれ、共に戦争をなくし、世界中の人々が分かち合う世界を作ろうと思っていました。

時は流れ、ガブリエルがスーパーアカウントである「皇帝ベクタ」でログインしたことによって、ダークテリトリーの状況は大きく変化します。

皇帝ベクタにより人界が壊され、騒乱の時代になってしまうことを恐れたリピアは、真っ先に皇帝ベクタを暗殺しようと試みます。

しかし暗殺は失敗に終わり、リピアはあっさりと殺されてしまうのです。

【シャスターの末路】

皇帝ベクタの前に十侯会議のメンバーが招集され、皇帝は暗殺を命令したのは誰かとメンバーに問い詰めます。

最初、シャスターはどの諸侯が暗殺を企てたのかわかっていませんでした。

しかし皇帝ベクタが取り出した氷の立方体の中に閉じ込められたリピアの死体を見て、リピアが自分のために暗殺を企て返り討ちにされてしまったことを悟ります。

怒りに満ちたシャスターは師匠から受け継いだ神器「朧霞（オボロガスミ）」で皇帝ベクタに切りかかります。

自らの怒りにより「朧霞(オボロガスミ)」の完全支配術が発生し、皇帝を守るために向かってきた諸侯を3人ばかり巻き添えにします。

しかし結局皇帝ベクタの中にある強大な闇に飲まれて、シャスターは完全に消滅してしまうのです。

今回はシャスターについて紹介していきましたがいかがでしたか。

シャスターはダークテリトリーの中でも悲しい結末で終わってしまうキャラクターですが、その儚さがいいという部分もあります。

原作通りにアニメ化されるのであればおそらく1～3話辺りには今回紹介したシャスターの見せ場が登場すると思います。

なのでこの記事を見た方はぜひシャスターに注目してご覧になってみてはいかがでしょうか。