東京リベンジャーズで起こった事件や抗争まとめ!
『週刊少年マガジン』にて連載されている『東京卍リベンジャーズ』は、アニメ化が大成功をおさめ、実写映画も公開中の大人気作品です。
作者は『新宿スワン』で有名な和久井健先生であり、第二のヒット作としての人気は留まるところを知りません。
今回は、そんな『東京卍リベンジャーズ』にで全ての起こった事件や抗争について、抗争の経緯や関係する人物・チーム等を解説していきます。
※以下ではネタバレも含まれますのでご注意ください。
【東京卍會の抗争(現代)】
©ken wakui/和久井健/講談社
東京卍リベンジャーズ 1巻より引用
2017年7月1日に発生した、主人公 花垣武道の”リベンジ”のきっかけとなった抗争/事件です。
巨悪と化した「東京卍會」により、組織と関係のない一般人にまで被害が及びました。
犠牲者は武道の元彼女 橘日向とその弟 橘直人。祭りの最中、屋台を狙って突っ込んだトラックに巻き込まれ、亡くなってしまったようです。
武道はその日中に初のタイムリープを果たし、それ以降、壮大な”リベンジ”の幕が上がります。
なお、初回のタイムリープで直人に接触した武道は、直人に”2017年7月1日”という日付を覚えるよう伝えたことで、直人の運命を変えることに成功しました。
【「東京卍會」の内部抗争(12年前)】
©ken wakui/和久井健/講談社
東京卍リベンジャーズ 3巻より引用
2005年8月3日 東京都渋谷区の駐車場にて発生した、「東京卍會」の”マイキー派”と”ドラケン派”による内部抗争です。
過去改変前の時間軸では、この抗争によって「東京卍會」副総長”ドラケン”こと龍宮寺堅が死亡してしまっています。
ドラケンの死によってマイキーの心に変化が訪れ、以降の東卍は巨悪化の一途を辿ることになりました。
この事件のきっかけは後述の抗争であり、裏で糸を引いていたのは稀咲鉄太です。
【8・3抗争(12年前)】
©ken wakui/和久井健/講談社
東京卍リベンジャーズ 2巻より引用
上述の内部抗争と同じく、2005年の8月3日に発生した抗争です。
「愛美愛主(メビウス)」は、「東京卍會」より2個上の世代の、新宿を仕切っている暴走族です。
「東京卍會」の参番隊隊長”パーちん”こと林田春樹の親友が袋叩きにされたことが事の発端であり、”マイキー”佐野万次郎の一言により、8月3日の武蔵祭りで決戦が行われることとなりました。
しかしながら、抗争は前倒しで8月3日を待たずに始まってしまいます。ボクシング経験のある長内に押されるパーちんでしたが、最終的にはマイキーの一撃によって長内がダウンし、東卍の勝利となりました。
一方、事態はそこで収束せず、復讐を望んだパーちんが長内を刺したことで、雲行きが怪しくなってしまいます。
その日以降、傷害で逮捕されたパーちんを巡り、ドラケンとマイキーが完全に対立。
このまま内部抗争にもつれ込むかと思われた両者でしたが、武道の尽力によって事なきを得ました。
【8・3抗争本番】
武道の尽力により、”分裂”という最悪の事態は逃れた「東京卍會」。
一方、以前マイキーとドラケンによって”喧嘩賭博”を潰された「東京卍會」参番隊所属のキヨマサが復讐に燃えており、ドラケンを刺殺する気でいました。
そして8月3日の武蔵祭り当日、事態は二度目の「東京卍會」vs「愛美愛主」抗争にまで膨れ上がります。
抗争の混乱に乗じたキヨマサにより、ドラケンは腹を刺されてしまいますが、未来を知っていた武道の尽力により、今回の危機もなんとか乗り越えることが出来ました。
【羽宮一虎の事件(14年前)】
©ken wakui/和久井健/講談社
東京卍リベンジャーズ 6巻より引用
「東京卍會」の創設期である2003年の夏に発生した事件です。
創設メンバーの一人である羽宮一虎は、場地圭介と共に、総長 マイキーの誕生日に「CB250T(バブ)」をプレゼントすることに。
2人にはまともにバブを入手するツテも金もなく、羽宮が選んだのは”強盗”でした。
夜な夜なバイク屋に忍び込んだ2人は、順調にカスタム済みのバブまで辿り着き、盗み出そうとします。
しかし、不幸にもその様子を店主に見られてしまい、動転した羽宮が店主を撲殺してしまったのです。
さらに不幸なことに、その店主の正体は”マイキー”こと佐野万次郎の兄 佐野真一郎でした。
この事件をきっかけに、羽宮一虎は少年院送致に。マイキーと羽宮の間には、深い確執が生まれることとなりました。
【羽宮のその後】
マイキーを喜ばせるための行動が、結果的にマイキーを悲しませることになってしまった羽宮。
元来歪んだ思考の持ち主だった彼は、今回の結果を”マイキーのせい”として認識し、マイキーや「東京卍會」そのものに憎悪を向けるようになってしまいます。
その結果、少年院出所後の彼は「芭流覇羅(バルハラ)」にNo.3として迎え入れられ、後述の「血のハロウィン」にて「東京卍會」を潰すべく敵対しました。
【血のハロウィン(12年前)】
©ken wakui/和久井健/講談社
東京卍リベンジャーズ 7巻より引用
2005年10月31日に起こった、「芭流覇羅」と「東京卍會」による大規模な抗争です。
観戦として「灰谷兄弟」や「ガリ男」などの不良界隈における有名人が訪れているとともに、抗争の仕切りは「ICBM(池袋クリミナルブラックメンバーズ)」の阪泉が担当。
数百人規模の抗争とあって、注目度はかなりのものです。
乱戦形式で開戦したこの抗争は、結果として1名が死亡、1名が逮捕という悲惨なものに。
武道は「東京卍會」やマイキーを守る為に力を尽くしましたが、壱番隊隊長 場地圭介は命を落としてしまいました。
【聖夜決戦】
©ken wakui/和久井健/講談社
東京卍リベンジャーズ 12巻より引用
2005年12月25日に行われた、「東京卍會」と「黒龍(ブラックドラゴン)」による抗争です。
当初は武道、千冬、八戒、三ツ谷の4名と、「黒龍」の大寿、九井、乾の3名という4vs3の構図でしたが、「黒龍」を圧倒的な力とカリスマで再建した大寿の力は計り知れず、東卍側は押されてしまいます。
一方、決死の覚悟で大寿に向かっていった武道により、東卍側の士気が上がりました。
結果として、武道らはマイキーの到着まで耐えることに成功し、「東京卍會」vs「黒龍」の聖夜決戦は「東京卍會」の勝利で幕を閉じました。
【「黒龍」という組織】
元々「黒龍」はマイキーの兄 真一郎によって作られたチームであり、黒川イザナが総長となった8代目体制以降に悪の道へと染まりました。
斑目率いる9代目時代に創設当初の「東京卍會」によって潰された「黒龍」でしたが、九井と乾が大寿を担ぎ上げたことで復活を果たし、現在に至ります。
大寿は圧倒的な強さとカリスマで人望を集め、資金繰りは金を作る天才 九井一が担当。軍隊のような組織へと成り上がった「黒龍」でしたが、マイキー率いる「東京卍會」には及びませんでした。
【連続殺人事件(現代)】
©ken wakui/和久井健/講談社
東京卍リベンジャーズ 13巻より引用
「聖夜決戦」終了後の時間軸で起きた殺人事件です。
「東京卍會」の松野千冬、柴八戒、三ツ谷隆、龍宮寺堅、羽宮一虎、林田春樹ら主要メンバーが全て殺され、その他のメンバーも全員が殺されてしまいました。
稀咲ですらも犠牲者に名を連ねており、一連の殺人事件の容疑者として”マイキー”こと佐野万次郎が指名手配されているとのこと。
マイキーの居場所を突き止めた武道でしたが、マイキーは自身の人生が苦しみだけだったと言い残して息絶えました。
【関東事変(12年前)】
©ken wakui/和久井健/講談社
東京卍リベンジャーズ 19巻より引用
2006年2月22日に勃発した「東京卍會」と「天竺」の抗争です。
この直前に起こった稀咲による佐野エマ殺害の影響でマイキー・ドラケンを欠いた状態の東卍。
半ば諦めムードだった東卍でしたが、ただ一人諦めなかった武道の影響で士気が上がり、東卍50人vs「天竺」400名の圧倒的不利な抗争「関東事変」が幕を開けました。
「天竺」有利で進んでいく抗争ですが、数で劣る東卍メンバーは個々人の強さでなんとか耐え忍びます。
そんな中、やはり駆けつけたのはマイキーとドラケンでした。失意の底にあった2人を奮い立てたのは橘日向。
日向は武道が”タイムリープ”によって孤軍奮闘していた事実を話し、2人を焚きつけます。
結果として、「天竺」総長の黒川イザナが死亡したことにより、「東京卍會」が抗争の勝者に。
また、その直後、武道の宿敵であった稀咲とも決着がつき、武道の当初の目的は達成されることとなりました。
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以上、『東京卍リベンジャーズ』の事件や抗争についてご紹介しました。
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