ドラケンの名言、個人的にカッコいいと思ったセリフ【東京リベンジャーズ】

ドラケンの名言、個人的にカッコいいと思ったセリフ【東京リベンジャーズ】

 

『東京卍リベンジャーズ』主要キャラクター龍宮寺堅。通称ドラケン。

 

東京卍會総長マイキーの右腕的存在で、副総長を勤めており、東卍には不可欠的存在です。

 

暴走族副総長という点や辮髪というトレードマークを除けば、とても義理堅く、比較的温厚で仲間をよく理解し、面倒を見ている東卍のお母さん的存在。

 

彼の言葉にはどれも重みがあり、誠実さが感じられ読者の心を惹きつけます。

 

今回は、そんなドラケンのセリフや名言を集めてみましたのでご覧ください。

 

※この記事は、『東京卍リベンジャーズ』原作漫画のネタバレを含みます。

 

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【ドラケンの名言1】「下げる頭持ってなくてもいい 人を想う”心”は持て」

©ken wakui/和久井健/講談社
東京卍リベンジャーズ 2巻より引用

 

対愛美愛主(メビウス)戦の火種となったパーちん(林田春樹)の親友の彼女の元を訪れたときの言葉です。

 

娘をめちゃくちゃにされ、怒りを露わにする父親に対し、一番に頭を下げたドラケン。

 

それに対し「オレたちは悪いことしてないから頭なんか下げなくていい」と言うマイキー。

 

マイキーの言うことは確かに間違っていませんが、誰しもみんな大切な人がいて、不良の世界」に関係ない人を巻き込んで泣かせることがあってはいけないと、ドラケンは諭したのです。

 

【共に頭を下げた佐野万次郎】

マイキーは「ケンチンが隣にいてくれてよかった」と、この言葉の旨を理解します。

 

話を読み進めていくと、マイキーが決して無慈悲な人間ではないことはわかりますが、「マイキーの心」の大部分がドラケンによって補われてきたことがこのシーンで読み取れます。

 

【ドラケンの名言2】「タケミっちに1億円‼︎」

©ken wakui/和久井健/講談社
東京卍リベンジャーズ 4巻より引用

 

パーちんが愛美愛主の総長長内信高を刺し、自首したことにより、「自首したことを尊重するドラケン派」と「仲間を救いたかったマイキー派」で内部抗争に発展。

 

二人が仲直りした後も、マイキー派で納得のいかなかったペーやん(林良平)たちは愛美愛主と手を組み「8・3抗争」を企てます。

 

「8・3抗争」で私怨を持つキヨマサ(清水将貴)に刺されたドラケンをマイキーに任され、運び出した花垣武道。

 

病院へ向かう道中に現れたキヨマサらによって道を阻まれます。

 

人生のリベンジをかけ、喧嘩賭博の「タイマンの決着をつけよう」と言い放った武道ですが、実際にはかなり疲弊しており、圧倒的不利の中でドラケンが放った一言です。

 

【花垣武道】

背中を押されたタケミチはその後キヨマサを倒します。タケミチ自身この場面では強い意思が現れていますが、どれだけ不利な状況でも仲間を信じるドラケンの心強い一言があったからこそ勝てたのかもしれません。

 

その後の「聖夜決戦」の回想でも「認めてくれた」こととしてこのシーンは登場します。

 

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【ドラケンの名言3】「それでもオレはオマエの仲間だ!」

©ken wakui/和久井健/講談社
東京卍リベンジャーズ 6巻より引用

 

東京卍會一番隊隊長だった場地圭介が芭流覇羅(バルハラ)入りを果たし、羽宮一虎と共に「マイキーを殺す」と裏切りを宣言。

 

「血のハロウィン」と呼ばれることとなる対芭流覇羅戦の二日前、ドラケンが急遽一虎を呼び出した時の言葉です。

 

元東京卍會創設メンバーの一人として、仲間として、不毛な抗争は避けたいと願うドラケンの心からの言葉だと思います。

 

【羽宮一虎】

一虎はこの言葉に対して、作中ではあまり感情を示しません。

 

これによって抗争をやめるなどはありませんでしたが、ドラケンらしさが出てるまっすぐな言葉にうざっというような反応示しつつも、何か思うものがあるのではないでしょうか。

 

【ドラケンの名言4】「オマエはいい奴だ 不良に向いてねぇよ」

©ken wakui/和久井健/講談社
東京卍リベンジャーズ 14巻より引用

 

ドラケンがまだマイキーと出会う前、三ツ谷隆が最初で最後の家出をした日に二人が初めて出会った日の発言。

 

ルナ・マナ(三ツ谷の妹)を残し、本当はずっと「大丈夫かな…」と不安に思いながら家出をしていました。

 

不良でもなければむしろ真面目な三ツ谷は性に合わないと感じているようでした。

 

【三ツ谷隆】

出会ってすぐ、自分のことを見透かされたことに感動しているように見えました。

 

その後「家族を大事にする不良になる‼︎」とドラケンに対する憧れを抱き「不良になる覚悟」を決めました。

 

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【ドラケンの名言5】「信じるよ オレとマイキーがオマエの両腕になってやる」

©ken wakui/和久井健/講談社
東京卍リベンジャーズ 20巻より引用

 

黒川イザナ率いる天竺との抗争「関東事変」で、開始前にマイキーの妹である佐野エマを稀咲鉄太により殺害され失意に落ちいたマイキーとドラケン。

 

それでもこの抗争は先延ばしにできないと武道の引率で決戦の拠点へと向かいます。

 

その頃、病院ではヒナ(橘日向)がマイキーとドラケンに、武道が本当はタイムリープをしてみんなのことを救おうとずっと一人で戦っていることを告白します。

 

それを聞き、駆けつけたドラケンが武道に伝えた言葉です。

 

【花垣武道】

ずっと直向きに一人でやってきた努力を理解してもらえる瞬間って、とても胸がきゅーんとするものです。

 

ドラケンは東卍のメンバーの中でも、人の努力や心をわかってあげられる唯一のメンバーだと思います。

 

【ドラケンの名言6】「オマエが必死に戦ってきたのは知ってる」

©ken wakui/和久井健/講談社
東京卍リベンジャーズ 21巻より引用

 

「関東事変」でイザナと鶴蝶を銃殺した稀咲は半間修二の手助けによって逃亡します。

 

足を撃たれている武道は気だけで追いかけて来ましたが動くことができずドラケンの背中を借ります。

 

武道が異様に稀咲に執着していたのをドラケンは知っていたし、どんなに弱くても殴られても折れなかった姿勢を知っていたからこそ「オマエが必死に戦ってきたのは知ってる」と言えたのかもしれません。

 

【ボロボロの花垣武道】

喧嘩は強くないものの、気だけでずっと戦って来て、足も負傷している武道。

 

本当だったら倒れていてもおかしくないですが、ドラケンという憧れの存在に力を借りて「ここで終わりにする!」という強い気持ちが感じられます。

 

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【ドラケンの名言7】「エマさんを好きでした」

©ken wakui/和久井健/講談社
東京卍リベンジャーズ 21巻より引用

 

「関東事変」が終わり、エマの葬儀で、マイキーとエマの親代わりであった祖父万作への発言。

 

その目は腫れていて、どれだけ泣いたのだろうと胸が苦しくなる場面ですが、「オレがいながらにして彼女を守ることができなかった」ことを謝罪し、エマ本人にちゃんと言えてなかった言葉を、初めてちゃんと口にした場面でした。

 

【葬儀場にいた全員】

二人の関係を知っていた東卍のメンバーは、誰もが胸をえぐられるような思いになったであろうこの場面。

 

いつも毅然としていて、冷静沈着で頼りになるドラケンが絞るように出した言葉、そして涙に誠実でまっすぐな思いをより一層感じられる場面でした。

 

【ドラケンの名言8】「総長の決断に異論はねぇ‼︎今日までお疲れ様でした‼︎総長‼︎

©ken wakui/和久井健/講談社
東京卍リベンジャーズ 22巻より引用

 

武道から、未来で何があり、タイムリープをして何をしていたのか全ての一部始終を聞いたマイキーは東京卍會を解散すると宣言します。

 

この決断に全員が動揺し、初めはドラケンも思いつきで話してるのではないかと動揺しました。

 

ですが、各隊長への言葉を聞くうちに「本気」なんだと分かり、マイキーに名を呼ばれた時には誰よりも堂々と総長の決断を尊重した言葉で応えました。

 

【佐野万次郎・東卍メンバー】

ドラケンが本当は引き止めたかった決断を、親友であり仲間であり東卍の総長であるマイキーの気持ちを尊重したドラケンの覚悟を、マイキーはとてもありがたく思ったと思います。

 

東卍メンバーも2大トップの熱い決断に涙を堪えきれない様子がうかがえました。

 

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【ドラケンの名言9】「”マイキーはもっと苦しんだ”」

©ken wakui/和久井健/講談社
東京卍リベンジャーズ 23巻より引用

 

名言枠にして良いのか悩みましたが…。

 

東卍解散したのち、「12年後の東卍結成日、6月19日にまたこのメンバーで集まろう‼︎」とタイムカプセルを埋めた9人。

 

ハッピーエンドを迎えようとしていた12年後の6月19日、結局その日マイキーは集まりませんでした。

 

この言葉は、昔のドラケンが12年後の自分へ向けた手紙の一文です。

 

東卍最後の日、「異論はない」と言ったドラケンでしたが、彼にとって「すべてだった」、そしてきっとみんなにとっても「すべて」だった東卍の解散に後悔し、一人悩み、苦しみ、涙しました。

 

でもマイキーがずっと苦しんでいたことを、誰よりも近くで見ていたドラケンだからそこマイキーの意志は尊重したかったのだと思います。

 

【7人の東卍メンバー】

全員にとって、東卍の突然の解散はあまりにもさみしく、つらいものがあったというのがここで分かります。

 

そしてマイキーがもっと苦しい思いをしてたこともみんなわかっていました。

 

解散の時、メンバーが誰一人として「反対」しなかったは、きっとマイキーの思いを大切にしたいと思っていたからなのでしょうね。

 

【ドラケンの名言10】「”これだけは忘れないでくれ いつもオマエにはエマがいたって…”」

©ken wakui/和久井健/講談社
東京卍リベンジャーズ 23巻より引用

 

こちらも同じく手紙内の一文です。

 

マイキーの苦しみがわかるから、東卍の解散についてこれ以上言及しない、全部ココ(手紙)に置いていくと言います。

 

ただ、どんな苦しいときも、楽しいときも、悔しかったときも、その全てを過ごしてきた思い出の中に東卍だけでなく、必ずいつでもエマがいたと書いて手紙を締めくくりました。

 

【東卍だけでなく、エマについても言及】

2巻10話でエマは「ウチの事なんか興味ナシ!マイキーとバイクと喧嘩の事ばっかり」とヤキモチを焼いて欲しくて暴走していましたが、この手紙で当時のドラケンがとても大人な男性だったことがわかります。

 

エマに興味がなかったわけではなく、「嫉妬すること」で好意を示そうとしていなかったのです。

 

15歳とは思えないかっこよさが滲み出るドラケンの未来の自分へ宛てた手紙でした。

 

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いかがでしたでしょうか?

 

ドラケンは口数が多い方ではないですが、静かに後ろからみんなのことをよく見ているなと思わせる発言が多いです。それだけマイキーや他のメンバーのこともよく見ています。

 

ドラケンが総長を支え、また、多くの東卍メンバーのよき理解者であることが多くの場面から伝わるのではないでしょうか?

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