ウマ娘の2期の主人公であるトウカイテイオーについて!どんなキャラなのか詳しくご紹介
ゲーム、アニメ、漫画と幅広いジャンルで人気のウマ娘。
実際の競走馬をモデルにし、それに沿って忠実に再現していることから、競馬ファンからも注目されている作品です。
また、個性的なキャラクターが豊富におり、どれも魅力的なキャラクターばかりなのも、人気の要因と言えるでしょう。
今回はそんなウマ娘のアニメ2期の主人公「トウカイテイオー」をについて詳しく紹介していきます。
【アニメ「ウマ娘」2期の主人公「トウカイテイオー」とは】
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参照元:https://twitter.com/
【登場アニメ】 | |
ウマ娘 プリティーダービー ウマ娘 プリティーダービー OVA うまよん ウマ娘 プリティーダービー Season 2 | |
【誕生日】 | 【学年/寮】 |
4月20日 | 中等部/栗東寮 |
【身長】 | 【体重】 |
150cm | 増減なし |
【スリーサイズ】 | 【声優】 |
B77/W54/H76 | Machico |
トウカイテイオーはアニメ1期の主人公、スペシャルウィークと同じトレセン学園に通う生徒であり、同じく、チームスピカのメンバーでもあります。
アニメ初登場時は、転入してきたスペシャルウィークの案内人を務めており、スピカのチームメンバーとして準レギュラー的な立ち位置にいました。
そして、アニメ2期では、主人公を務めており、アニメ2期の物語をけん引してきました。
まずは、トウカイテイオーはどんなウマ娘なのかをご紹介していきます。
【抜群のセンスと才能を持つ明朗快活な自信家】
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トウカイテイオーはいつも元気で、誰からも愛されるような明るい性格をしたウマ娘です。
少し生意気な部分もありますが、持ち前の明るさと誰とでもフレンドリーにできるので、彼女を慕っているキャラも多くいるようです。
すぐカッとなってしまうところがあり、勝負事になると、とても熱くなるという、負けず嫌いな部分もあります。
ずば抜けた才能とセンスを持っており、レースでの成績も優秀の為、多くのファンも持っている人気ウマ娘の1人となっています。
また、柔軟性が非常に高く、歌もうまい為、ウイニングライブでの評価が非常に高い為、それもファンが指示する要因でもあります。
ちなみに、一人称が「ボク」という、ボクっ娘でもあります。
【テイオーステップ】
トウカイテイオーは独特なステップを持っており、その身軽な跳ねるようなステップはファンから親しみを込めて「テイオーステップ」といわれています。
ちなみに、史実でのトウカイテイオーも、ゲートインの前にまるでステップしているかのように、弾みながら歩いていました。
このトウカイテイオーの独特な歩き方を「テイオーステップ」と呼ばれ、アニメ版の元ネタとなっています。
ちなみに、このステップができたのも、球節(きゅうせつ)と蹄の間の部位である、繋(つなぎ)という呼ばれる部位が非常に柔らかった為と言われています。
【シンボリルドルフに憧れる】
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トウカイテイオーはトレセン学園で生徒会長を務め、皇帝と呼ばれているシンボリルドルフに強い憧れを抱いており、彼女を非常に慕っています。
シンボリルドルフに対しての強い憧れと明るくて甘えん坊な性格故か、シンボリルドルフによく懐いており、シンボリルドルフも懐いてくるトウカイテイオーに対して、まんざらでもない様子です。
そして、シンボリルドルフの意思を継ぐことを目標にしており、シンボリルドルフが成し遂げた無敗の3冠達成を果たし、シンボリルドルフが「皇帝」と呼ばれたように、自身も「帝王」になることを夢見て、日々努力しています。
【トウカイテイオーに甘いシンボリルドルフ】
冷静沈着で、その威厳から後輩たちに慕われているシンボリルドルフですが、実はトウカイテイオーにはとても甘く、呼び出されればどこへでもすぐに駆けつけてしまいます。
あまりにもトウカイテイオーに甘いので、副会長の「エアグルーヴ」に注意された程です。
【トウカイテイオーとシンボリルドルフの接点】
史実でのトウカイテイオーとシンボリルドルフの接点は、父がシンボリルドルフでその息子がトウカイテイオーという点です。
この2頭が親子関係であった為、非常に仲の良い2人として描かれています。
シンボリルドルフがトウカイテイオーに甘いのも、史実では父親だった為でしょう。
【怪我に苦しみながらも前へ進む】
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トウカイテイオーは、初めこそ順風満帆にレースに勝ち続けていましたが、日本ダービー後の骨折を機に、事態は急変していきます。
当初は、骨折してもあきらめずに、リハビリを行ってはレースに挑んでいましたが、連勝記録の途絶、そして幾度の骨折により、目標を達成できなくなり、どんどん心に影を持つようになっていきます。
そして、怪我によって思うように走れなくなってしまい、遂には引退まで決意してしまいます。
引退の決意を聞いたトレーナーは、「ファン大感謝祭で、今まで応援してくれた人たちに向けお別れのステージをしないか」とトウカイテイオーに提案し、彼女はそれを受けることになります。
感謝祭当日、引退に悲しみつつも、トウカイテイオーの有終の美を一目見る為、大勢のファンが集まります。
そして、トウカイテイオーの最後のライブが始まり、まずはトウカイテイオーのスピーチが行われます。
初めは皆トウカイテイオーのスピーチを粛々と聴いていましたが、やはりトウカイテイオーの現役続行を望む人々が多い為、彼女に憧れを抱いているキタサンブラックを筆頭に、トウカイテイオーの復帰を望む声が多く挙がってきます。
さらには、突如ステージのモニターを乗っ取った、チーム「カノープス」によって、あきらめずに走る続けるツインターボのレースの映像が映し出され、さらに心を動かされていきます。
こんなにも自分を応援してくれているという事を知り、また一から頑張ろうと心を入れ替え、引退を撤回する事になります。
そして、次に出走する有馬記念により、奇跡を起こします。
【奇跡を起こした有馬記念】
怪我で苦しんでいたトウカイテイオーでしたが、スピカのメンバーや、メジロマックイーンの励ましもあり、徐々に回復していました。
しかし、メジロマックイーンが繋靭帯炎になってしまい、もう走ることすら出来なくなってしまいます。
もう走れないという事実に、悲しみに暮れるメジロマックイーンをみたトウカイテイオーは、今まで支えてくれた恩返しとして、元気付けようと思い、有馬記念へ出走して、勝利すると約束しました。
しかし、1年ぶりのレース復帰でブランクもかなりあり、しかもGⅠという重賞レースの為、勝利は難しい状況にありました。
そんな状況下、幾度の怪我を乗り越えたトウカイテイオーは奇跡を起こし、ビワハヤヒデを抑え、見事勝利しました。
そして奇跡の復活を果たすのでした。
【実際にいた名馬「トウカイテイオー」】
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トウカイテイオーは実際に存在したトウカイテイオーという馬が元になっています。
デビューから無敗で二冠を達成した、90年代を代表する名馬の一頭であり、その実力はかなりのものでした。
ここでは、トウカイテイオーのモデルになった実際にいた名馬トウカイテイオーについて、ご紹介します。
【史上初の七冠を達成した「シンボリルドルフ」を父に持つ】
実際の競走馬、トウカイテイオーは父に史上初の7冠を達成したシンボリルドルフをもち、母にトウカイナチュラルをもっています。
トウカイテイオーの父シンボリルドルフは、日本で無敗でクラッシク三冠を達成した史上初の競走馬であり、さらには、その他のレースも含め、史上初の七冠を達成した名馬で、名前にちなんで、「皇帝」と呼ばれていました。
その偉大なる父を持った仔馬は、父の異名である「皇帝」にちなんで、帝王(テイオー)と呼ばれており、幼名は「ハマノテイオー」と名づけられました。
そして、競走名は幼名のテイオーの部分だけ残し「トウカイテイオー」と名付けられます。
【当初の交配予定はトウカイローマンだった】
当初、トウカイテイオーの父、シンボリルドルフと交配予定だったのは、母、トウカイナチュラルの姉、トウカイローマンでした。
トウカイローマンはなかなか勝てずにいたため、次走のレースを引退レースにし、シンボリルドルフと交配させようと考えられていました。
しかし、予想に反して、トウカイローマンは2着でゴールしたため、現役続行が決定し、交配予定は白紙となります。
そこで、未出走馬でありながら、良血を持つ、ということで、妹のトウカイナチュラルが指名されました。
【プライドの高い利口な馬】
トウカイテイオーは頭のいい馬だったと言われており、面倒ごと等起こすことはほとんどなく、手がかからない利口な馬だったそうです。
しかし、プライドが高く気の強い一面もあったようで、気に入らない事があれば何をしても動かなかったようです。
【デビュー後間もなく無敗で2冠を達成した名馬】
トウカイテイオーは1990年、中京競馬場の新馬戦でデビューしました。
デビュー戦でトウカイテイオーは序盤、後方に位置していたものの、最後の直線で一気に抜け出し、2着以降に4頭身もの差をつけ勝利しました。
また、その次のレース、シクラメンステークスでは、残り800mで前方へ抜け、2頭身の差をつけ勝利し、デビュー2連勝を果たします。
それから、血統の片鱗が見えてきたトウカイテイオーは、順当に勝利をもぎ取っていき、遂には、皐月賞、日本ダービーをも制し、デビュー戦から無敗で二冠達成となりました。
【名前の通り「帝王」となる】
トウカイテイオーはその父親譲りの才能と自身の高い柔軟性でデビュー戦から勝ち続け、産經大阪杯までの7戦を無敗で終えています。
まさに「帝王」の名に相応しい成績を収めています。
【怪我に苦しみながらも奇跡の復活を遂げる】
トウカイテイオーはその実力からかなりの強さを誇り、デビューから連勝を重ねていましたが、二冠達成となった日本ダービー出走後、骨折が判明してしまい休養せざる得なくなりました。
そして、この怪我によって、期待されていた父と同じ無敗で三冠をかけた菊花賞には出走することができませんでした。
その後、約1年の休養を終え、産經大阪杯にて復帰し、見事勝利しましが、その後の天皇賞・春では5着となり、デビュー後初の敗北となり、無敗の記録もここで途絶えてしまいます。
さらにその後、再び怪我に見舞われてしまいます。
そして、休養の末、第106回の天皇賞・秋に出場しますが、思うような走りができず、結果は7着となりました。
思うように結果が出ない事が続きますが、その後のジャパンカップでは、最後の直線で、オーストラリア馬のナチュラリズムとの戦いの末、1着でゴールし、勝利しました。
しかし喜びも束の間、1992年の第37回有馬記念では、人気順1位でありながら、まさかの11着になってしまいます。
さらにその後、再び怪我を負ってしまい、丸一年休養せざるを得ない状況に陥ってしまいます。
どん底にいる中でも、休養を続けたトウカイテイオー。
そして休養明け、迎えた復帰戦は第38回有馬記念でした。
復帰戦ということもあってか、人気順は4位となっていました。
出場馬は、菊花賞を圧勝したビワハヤヒデや、ダービー馬であるウイニングチケットなど、GⅠ制覇を成し遂げた馬が8頭もいるという錚々たる顔ぶれでした。
そのため、この出場馬たちの中で、さらに休養明けであるトウカイテイオーが勝利する可能性は低いと考えられていました。
しかし、トウカイテイオーはレース開始後、中盤から徐々に追い上げ、最後の直線で2着に位置していたビワハヤヒデを抜き、見事1着でゴールをし、勝利を掴み取りました。
【引退後】
トウカイテイオーは、1994年に怪我による休養が相次ぎ、出走できなくなってしまったので、引退しました。
その後は種牡馬となり、トウカイポイントやストロングブラッドが誕生し、グランプリに出場しています。
しかし、産駒は乗馬や騸馬になってしまい、後継種牡馬を確保することができませんでした。
そして2013年、トウカイテイオーは馬房内で心不全のため25歳で亡くなりました。
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トウカイテイオーはその卓越した能力で、何度も勝利を手にしましたが、度重なる怪我によって何度も挫折を味わっています。
しかし、怪我を乗り越えて見事復活し、有馬記念では奇跡と言われる勝利を手にしています。
この出来事は、アニメウマ娘でも描かれ、多くの視聴者に感動を与えました。
ウマ娘では、馬の見た目や出来事、関係性までも上手く表現しているため、史実と照らし合わせ、2度楽しむことができます。
そのため、ウマ娘ファンのみならず、競馬ファンの人や幅広い人が楽しめる作品ではないでしょうか。
ぜひ、モデルとなった馬とキャラクターの両方に注目してみながら、見てみてはどうでしょう。