ウマ娘の2期に登場するメジロマックイーンについて!どんなキャラなのかご紹介
ゲーム、アニメ、漫画と幅広いジャンルで人気のウマ娘。
実際の競走馬の名前や競馬の史実をモデルに作られ、忠実に再現されており、競馬ファンからも人気の高い作品となっています。
そんなウマ娘の中でも、主要キャラクターの1人であり、他のキャラクターとも関わり深いメジロマックイーン。
メジロマックイーンと言えば、競馬界においても、有名な競走馬で、父子三代で天皇賞(春)を制した名馬です。
そんなメジロマックイーンはウマ娘でも史実に忠実に再現されています。
今回はウマ娘に登場するメジロマックイーンについて詳しくご紹介します。
【アニメ「ウマ娘」2期に登場する「メジロマックイーン」とは】
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【登場アニメ】 | |
ウマ娘 プリティーダービー ウマ娘 プリティーダービー OVA うまよん ウマ娘 プリティーダービー Season 2 | |
【誕生日】 | 【学年/寮】 |
4月3日 | 中等部/栗東寮 |
【身長】 | 【体重】 |
159cm | 微増(現在必死に調整中!) |
【スリーサイズ】 | 【声優】 |
B71/W54/H76 | 大西沙織 |
メジロマックイーンはトレセン学園こと、「日本ウマ娘トレーニングセンター学園」の中等部に通う生徒です。
栗東寮で生活しており、イクノディクタスと同室です。
また、名門「メジロ家」のお嬢様でもあり、アニメでは、主人公と同じく、チームスピカに所属しています。
まずは、メジロマックイーンについてどんなウマ娘なのか紹介していきます。
【名門「メジロ家」出身のお嬢様】
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メジロマックイーンは名門メジロ家のお嬢様であり、一流の淑女のような丁寧な物腰と名門生まれ故のその気品から、皆の憧れの的となっています。
自分の血筋に誇りがを持っており、祖母と母が獲得した天皇賞を自分も手に入れるため、3世代での勝利を目指し、日々奮闘しています。
そんなプライドの高いお嬢様ではありますが、意外にも気分屋でやんちゃなところもあったり、聡明そうに見えて、実は単純な一面もあります。
ちなみに太りやすい体質のようで、いつも大好きな甘いものを我慢して、減量に打ち込んでいます。
【実は野球好きの一面も】
メジロライアンの影響により、野球が好きで、「ユタカ」という選手を応援しています。
これは、武豊騎手やメジロマックイーンの現役当時、阪神タイガースで活躍していた和田豊選手がモデルではないかといわれています。
【ゴールドシップとの関係】
アニメでは双方、同じチームスピカに所属しており、互いに互いを特別だと感じており、メジロマックイーンがゴールドシップに振り回されることがよくあります。
史実ではメジロマックイーンがゴールドシップの母方の祖父であり、関連性は非常に高いため、ウマ娘でも反映されたようです。
ちなみに、史実でのメジロマックイーンとゴールドシップは、ゴールドシップが生まれた時に、メジロマックイーンはすでに他界していたため、直接会うことはありませんでした。
【トウカイテイオーとの関係】
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アニメ2期でのメジロマックイーンは、トウカイテイオーと同じく主役格として描かれており、さらに関わるシーンが多くなりました。
2人は同じチームに所属しており、トウカイテイオーはメジロマックイーンをライバル視しつつ、また、同時に尊敬もしています。
そして、お互い切磋琢磨しあい、励まし合いながら、各々レースに臨んでいます。
【トウカイテイオーの引退を思いとどまらせる】
トウカイテイオーが度重なる怪我に苦しんでいる時は、自分の走りで元気付けようと、トウカイテイオーをレースに呼びました。
しかし、メジロマックイーンの走りを見たことで、トウカイテイオーは余計落ち込んでしまい、引退を考えてしまいます。
それでも、メジロマックイーンはトウカイテイオーを復帰させる為に、チームの仲間とともにトウカイテイオーを励まし、引退を思いとどまらせました。
【有馬記念とトウカイテイオーとの約束】
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引退騒動後、トウカイテイオーは度重なる怪我に苦しみながらも、皆に励まされ心機一転、復帰にリハビリを続けていました。
トウカイテイオーが復帰した中で、負けじとメジロマックイーンも練習に励みますが、そんな中、メジロマックイーンは練習中に違和感を感じていました。
医師によると「繋靭帯炎」と診断され、まともに走ることができなくなってしまいます。
メジロマックイーンは現実が受け入れられず、無理矢理練習に励みますが、痛みが悪化してしまい、立つこともままならなくなってしまいます。
そんなメジロマックイーンに今まで励ましてもらった恩を返し、自分が走ることで元気づけようと思ったトウカイテイオーは、有馬記念への出場を決意し、勝利することをメジロマックイーンに約束します。
そして、有馬記念当日、トウカイテイオーは誰も予想していなかった追い上げを見せ、見事勝利しました。
【実際の出来事】
史実では、メジロマックイーンは1993年の天皇賞を前に、繋靭帯炎発症しています。
繋靭帯炎発症は競走馬にとって屈腱炎と並ぶ致命的な病気であり、一度発症すると8カ月~1年と長い期間療養が必要になります。
例え一時的に治ったとしても、再発もしやすい病気でもある為、一度かかってしまうと復帰は難しい病気です。
その為、繋靭帯炎発症を発症したメジロマックイーンは、復帰が叶わず、そのまま引退することになります。
ウマ娘では、引退までは再現されていないようで、アニメ最終話のラストシーンではトウカイテイオーと二人だけで走る姿を見るに、病気は治ったと推察されます。
【実際にいた名馬「メジロマックイーン」】
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ウマ娘の他のキャラクターと同じく、メジロマックイーンにもモデルとなった実際の競走馬がいます。
長距離を得意とし、その抜群の走りの才能から、「最強のステイヤー」と現在に至るまで語り継がれています。
ここでは、実際の競走馬「メジロマックイーン」について紹介します。
【メジロマックイーンとはこんな馬】
メジロマックイーンは父メジロティターンと母メジロオーロラを両親に持ち、1987年4月3日に北海道浦河町の吉田堅牧場で生まれました。
メジロマックイーンの母メジロオーロラは、当時日本屈指の競走馬生産牧場である「メジロ牧場」からの預託馬でした。
その為、メジロマックイーンの「メジロ」は「メジロ牧場」の冠名からとられています。
それに付け加え、アメリカの俳優、スティーブ・マックイーンから、「マックイーン」を取り、「メジロマックイーン」となったわけです。
メジロマックイーンは、幼い頃は病弱であり、よく熱を出し、加えてよく怪我もしていたそうです。
しかし、精神力はかなり高かったようで、雨の日でも調子が良いと騎手からの人気も高い馬でした。
ちなみに、厩舎では甘えていますが、レースでは堂々としているそのギャップが関係者の中では知られていました。
【メジロ87年組】
メジロマックイーンが生まれた87年は豊年といわれており、「メジロ87年組」といわれています。
「メジロ87年組」は、他に宝塚記念を制したメジロライアンや、宝塚記念と有馬記念を制したメジロパーマなどがいました。
【メジロマックイーンのスタイル】
実際のメジロマックイーンはウマ娘のメジロマックイーンとは違い、500kgを超える大型馬でした。
調教を繰り返しても、なかなか体重が落ちず苦労していたそうです。
体重が落ちないという点ではウマ娘でも同じく、体型を維持するために日々努力をしているなど、きちんと再現されています。
【メジロマックイーンの戦績】
メジロマックイーンは生涯で出場した21レースのうち、12勝をしており、菊花賞、天皇賞、宝塚記念、ジャパンカップなど、そうそうたるレースで勝利してきました。
1991年の天皇賞・春では祖父、メジロアサマ、父、メジロティターンに続き勝利し、親子3代での制覇となりました。
この勢いで天皇賞3連覇を目指しますが、1993年の天皇賞・春ではライスシャワーに敗北し、2着となりました。
結果、天皇賞2連覇で留まり、天皇賞3連覇は達成できませんでした。
【当時の獲得賞金世界最高記録を達成したメジロマックイーン】
メジロマックイーンは京都大賞典をコースレコードを出し勝利しました。
このレースによって、獲得賞金が合計賞金10億1465万7700円となり、当時の世界最高記録を樹立しました。
【天皇賞降着事件】
数々のレースに勝利して血統を証明してきたメジロマックイーンですが、そんなメジロマックイーンにとって不名誉である大きな事件がありました。
それは、1991年、第104回の天皇賞(秋)
このレースでは、メジロマックイーンは1位で入線しました。
しかし、スタート直後に斜行してしまい、18着のプレジデントシチーの進路を妨害したとして、18着への降着となりました。
ちなみに、日本のグランプリで1着馬が18着にまで降着するというのは、これが初めての事例でした。
これにより2着であったプレクラスニーが繰り上がりで勝利となりました。
【当時の状況】
当時は雨により、状況が悪く、不良馬場でした。
また、会場はスタート直後にコーナーがあった為、ポジショニングが難しい状況でした。
当時搭乗騎手であった武豊氏は進路の妨害を否定しましたが、結局審議の結果妨害とみなされ降着となりました。
それにより、繰り上げ優勝したプレクラスニーの騎手、江田照男氏は武豊氏が持っていた天皇賞・秋の最年少制覇の記録を更新しました。
【前脚部繋靱帯炎を発症し引退へ】
メジロマックイーンは天皇賞の4日前の調整中、歩き方に異常が見られました。
検査した所、前脚部繋靱帯炎を発症していました。
これにより、現役引退を余儀なくされ、天皇賞への出走は叶わぬものとなりました。
その後は、社台スタリオンステーション早来にて種牡馬となりました。
主な産駒にはエイダイクインやツヅノワンダーがいます。
しかし、メジロマックイーンの産駒達はあまり勝利に恵まれず、成績低迷により、2012年のホクトスルタンを最後に、JRAの登録から抹消されてしまいます。
【晩年】
メジロマックイーンは2006年に社台スタリオンステーション荻伏にて、誕生日と同日に心不全を起こし亡くなってしまいました。
その後、北海道洞爺湖町のメジロ牧場にお墓が建てられました。
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メジロマックイーンはとても競走馬としての才に長けていましたが、自身の引退が決まった際、それを悟るかのように急激に老け込んでしまったそうです。
そのような走ることへの思いの強い性格もまた、ウマ娘のメジロマックイーンと重なるところがあります。
ウマ娘にはまだまだ、個性豊かなたくさんのキャラクターがおり、それぞれの視点で実際に起こった出来事や関係性を物語を通して見ることができるのも、この作品の魅力なのではないでしょうか。
皆さんもぜひ、いろんなキャラクターの視点から、作品を楽しんでみてはいかがでしょうか。