ウマ娘の2期に登場するツインターボについて!どんなキャラなのか詳しくご紹介
「ウマ娘 プリティダービー」は多くの人がダウンロードしているアプリゲームですが、その媒体は漫画とアニメなどと多くの形で楽しめる作品です。
アニメの第1期は2018年4月に放送し、第2期は2021年1月に放送され、史実をうまく取り入れたストーリーが話題を呼びました。
第1期ではスペシャルウィークとサイレンススズカが主人公として成長する姿を描かれていましたが、第2期ではトウカイテイオーとメジロマックイーンが主人公として描かれています。
2期では、トウカイテイオーとメジロマックイーン以外に、ナイスネイチャやツインターボが所属する、チーム「カノープス」の活躍も多くあり、トウカイテイオーとメジロマックイーンの物語をより面白くさせています。
今回はそんなチーム「カノウプス」に所属しているツインターボについてご紹介します。
【アニメ「ウマ娘」2期に登場する「ツインターボ」とは】
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参照元:https://twitter.com/
【登場アニメ】 | |
ウマ娘 プリティーダービー Season 2 | |
【誕生日】 | 【学年/寮】 |
4月13日 | 中等部/美浦寮 |
【身長】 | 【体重】 |
146cm | 計測不能 |
【スリーサイズ】 | 【声優】 |
B72/W51/H74 | 花井美春 |
ツインターボはトレセン学園に通う生徒でチーム「カノープス」に所属するウマ娘です。
青色の髪のツインテールで紫と青のオッドアイをもつ小柄なウマ娘です。
第2期はチーム「カノープス」にもフォーカスされているため、ツインターボはほぼすべての話に登場します。
では、ツインターボがどのようなキャラクターなのか紹介していきます。
【ポジティブで負けん気が強いのウマ娘】
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ツインターボは体は小さいですが、負けん気は人一倍あるようで、いつも全力でレースに臨んでいます。
また、いつも元気いっぱいで明るい性格をしているので、チーム「カノープス」のムードメイカーといった存在です。
自尊心が強く、わがままで駄々っ子な所もありますが、割と素直な娘でもあります。
一人称は「ターボ」です。
【レースへの想いは誰よりも強い】
レースへの想いは誰よりも強く、例え出られないレースであっても、常に出走するという意思を持っていました。
その思いが強すぎる為か、あるレースの鑑賞中に、出走しないのにもかかわらず、勝負服を着用して、欠席者が出た時の為に準備万端でいました。
【どんな時でも全力】
ツインターボはどんな時でも全力を出し切るようで、それが例えトレーニングであってもです。
そのせいか、トレーニング中のスタートの練習なのに、全力で走ってしまうので、ヘロヘロになってしまいます。
本人曰く『ターボ最初から全力がいい。ずっと一番が気持ちいいもん。』なのだそう。
【天然でお馬鹿なところもあるウマ娘】
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性格はポジティブなのですが、天然でお馬鹿なとこもあるのがツインターボです。
まず、漢字は苦手なようで、スピカに送った矢文やトウカイテイオーに送った挑戦状等に所々誤字があります。
▼例えばこんな感じ
・スピカに送った矢文の『打倒スピカ』が『妥当』
・会議中のホワイトボードの『会議』が『会ギ』
・トウカイテイオーへの『挑戦状』が『挑戦場』
また、マチカネタンホイザが出走するレースを皆で見に行ったのに、マチカネタンホイザがライスシャワーに勝ったことを忘れており、後日勝ってることを聞くとびっくりしてずっこけるシーンもあります。
さらには、授業中に寝ているシーンが1話や6話で描かれており、6話では先生に指示棒で頭を叩かれていました。
こういったお馬鹿な所があるせいか、ファンの間では愛されキャラとして親しまれています。
【ツインターボのレースシーン】
レースの駆け引きも苦手なのか、ツインターボのレースは大逃げであり、これは史実と同様になっています。
残念ながら、作中のレースシーンは、回想シーンを合わせると3回だけと他のウマ娘に比べると登場の割に少ないです。
3話の回想シーンのレースは序盤から大逃げしますが、終盤は体力が尽き、最期から2番目でゴールにヘロヘロで倒れこみます。
どのウマ娘も必死で走っているのですが、ツインターボに関しては序盤から常に全力なので、他のウマ娘以上に必死な顔をして走っています。
【トウカイテイオーは片思いのライバル】
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ツインターボは1話からトウカイテイオーをライバル視しています。
しかし、第2期はトウカイテイオーとメジロマックイーンの切磋琢磨している姿がメインで描かれているため、ツインターボはトウカイテイオーにとってはあまり眼中にない存在なので、片思いのライバルとなっていました。
しかも、トウカイテイオーには『ダブルターボ』や『ダブルジェット』等いつも名前を呼び間違えられている為、トウカイテイオーの中にはツインターボはあまり認知されていない状態でした。
このままツインターボの片思いで終わるのかと思いきや、徐々にトウカイテイオーに認知されるようになり、最後には名前を覚えてもらえるようになります。
【諦めないことを証明した「逃亡者ツインターボ」】
トウカイテイオーに諦めないことを見せつけるため、強者ぞろいのオールカマーにでるツインターボ。
しかし、オールカマー当日はトウカイテイオーの引退ミニライブでした。
そこでチーム「カノープス」はミニライブのスクリーンでオールカマーの実況中継を無断で流すことを決めます。
ステージに立ち、引退でいいのか悩むトウカイテイオーが見たスクリーンには、全力疾走で大逃げを繰り広げ、「逃亡者ツインターボ」と叫ぶ実況と共に、1着をとるツインターボの姿でした。
『これが、諦めないってことだ!トウカイテイオー!』と声を大にして叫びました。
このレースがトウカイテイオーが再び前へ進む一押しとなりました。
このレース後にトウカイテイオーからは「ツインターボ師匠」と正しい名前で呼ばれ、ライバルを超え師匠となったのでした。
【実際にいた名馬「ツインターボ」】
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ツインターボは実際に存在したツインターボという牡馬が元になっています。
勝つときは大逃げで圧勝、負けるときは終盤に失速することから逆噴射と呼ばれて惨敗、といった極端なレースを繰り広げます。
ここでは大逃げ馬として名馬「ツインターボ」について紹介していきます。
【ツインターボとはどのような競走馬なのか】
ツインターボは父ライラリッジ、母レーシングジイーンの間に生まれ、残念ながら親馬は輝かしい功績はありません。
ツインターボの戦法は何といっても「大逃げ」です。
「逃げ」という戦法は、最初から最後まで1位をキープして勝利する方法で、この戦法は先頭でなければ本領を発揮することができません。
しかし、この戦法は馬の体力任せなところもあり、勝ち負けが激しいリスキーな戦法のように思えます。
ツインターボはこの「逃げ」を上回る、大きく先頭に立つ「大逃げ」の戦法を取っていたため、さらにリスクは上がりますが、ツインターボはデビューから引退までほぼこのスタイルでした。
【憶病が故に「逃げ」を選んだツインターボ】
実は、ツインターボの性格はアニメとは真逆で臆病な馬だったそうです。
ツインターボは他の馬が怖かったそうで、馬郡の中でレースができませんでした。
その為、馬郡の中に入らないように、大きく先頭に立つ「大逃げする馬」として調教されていたそうです。
つまりレース中は文字通り、他の馬が怖いので、本気で「逃げ」ているのです。
また、その憶病な性格ゆえか、ゲート試験というゲートに入り、ゲートから出る試験ではなかなかゲートに入らず、入ったと思えばゲートから出なくなってしまったそうです。
これにより通常の馬に比べて、ゲート試験合格に時間がかかったしまったためデビューが遅れてしまいました。
アニメでは『ターボ最初から全力がいい。ずっと一番が気持ちいいもん。』と前向きな発言していましたが、実際は正反対だったという訳です。
ちなみに、アニメでスタートの練習に全力疾走でバテているシーンがありましたが、実際に出走前のウォーミングアップは全力疾走だったそうです。
【忘れられない七夕賞とオールカマー】
新馬戦のデビューから2連勝とラジオたんぱ賞で勝利を飾りましたが、同年の年末有馬記念は13着の大敗しています。
そして、有馬記念後『鼻出血』を発症し、さらに体調不良で1年ほど療養となってしまいました。
復帰後もなかなか順位が振るわないままでいましたが、1993年7月の七夕賞と1993年オールカマーによって、華々しい勝利を挙げます。
この二つのレースはどちらもツインターボらしい大逃げで勝利したレースであり、今も尚ファン達の間で語り継がれています。
【他の逃げ馬を狂わせた「七夕賞」】
ツインターボが出走した「七夕賞」では、16頭中3分の1の馬がツインターボと同じ逃げ馬というレースとなっており、ツインターボにとってライバルが多い不利な状況でした。
そんなライバル達の中でも序盤から全力で先頭にたちました。
もちろん他の逃げ馬も本領を発揮するため、ツインターボのスピードに付いていこうと1位争いをします。
しかし、あまりにもハイスピードすぎるツインターボに、他の逃げ馬はペースを狂わされ、続々と失速してしまいます。
そして、終始失速することがなかったツインターボが勝利しました。
ちなみに、ツインターボと競っていた他の逃げ馬は最終着を争うほどバテていたそうです。
この勝利により、ツインターボの底力と大逃げの強さを見せつけることとなりました。
【歴史に残る圧巻の逃げ「オールカマー」】
オールカマーではGⅠ2勝のライスシャワー等の強豪も出馬していました。
しかも、以前の七夕賞で圧巻の逃げを見せつけたツインターボは、他の馬から警戒されていました。
どうせ、ひとりで全力疾走をして、後半にバテるとにらんでいた為、他の馬は、序盤はツインターボのスピードに合わせず失速を待った走りをしていました。
しかし、ツインターボもこれを読んでおりました。
先頭を走りつつ、抑え目のスピードで終始失速することはなく、常に1位で走ります。
何馬身離れているかもわからないような大きなリードで、ツインターボが大勝利しました。
単純な全力疾走だけではなく、相手の馬の裏を読んだスピードを抑えた逃げは、『逃亡者ツインターボ』と称えられました。
【その後のツインターボ】
オールカマー後のツインターボは、なかなか功績を残すことができず、前半は全力疾走、後半逆噴射が続き、1位から遠ざかっていました。
1995年に地方の上山競馬場に移り、初戦に勝利しましたが、以降は連敗。
そして、1996年に引退となりました。
種牡馬となりましたが、残念ながら優秀な血統ではなかったため、需要はあまりありませんでした。
そして、1998年に心不全により11歳でこの世を去りました。
競走馬の平均寿命は25歳のため、あまりにも早い一生でした。
【今でも人気なツインターボ】
ツインターボの功績は上で記載した七夕賞とオールカマーの2つほどです。
しかし、現在でも逃げ馬として根強い人気があります。
2000年に日本中央競馬会によって行われたファン投票では1000頭近くいる馬の中で91位となっています。
GⅠでの活躍がなかったツインターボの成績にしては異例の順位となりました。
また、2014年にはファン投票で名前を決める、七夕賞の準メインレース名に「韋駄天 ツインターボカップ」として1位に選ばれています。
あまりにも潔いツインターボの逃げは、たくさんのファンを魅了した訳です。
【ツインターボの走り】
短い生涯の中で、必死に小さな体で走る逃げ馬のツインターボ。
後先考えない全力疾走で、圧巻の勝利か逆噴射の大敗の極端なレースでした。
しかし、その1番を走る姿は競争としての興奮を感じさせ、失速し負ける時は潔さを感じるものでした。
勝っても負けてもファンを楽しませてくれる競走馬として今なおファンの心に残っています。
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今回は、ウマ娘アニメ2期でも人気の高いツインターボについて、紹介しました。
実在したツインターボも、その潔い走りから人気の高い競走馬となっており、ウマ娘でも非常にうまく再現されています。
今回紹介した、史実でのツインターボと照らし合わせて、アニメをもう一度見返すのも面白いかもしれませんね。