ウマ娘の1期から登場するサイレンススズカについて!どんなキャラクターなのか詳しくご紹介
アプリ配信前から、アニメや漫画等メディア展開され、人気を博していたウマ娘
アニメは2期まで放送されており、アニメ1期では実在した競争馬「スペシャルウィーク」をモデルにしたスペシャルウィークというキャラが主人公を務めています。
このスペシャルウィークは、サイレンススズカというウマ娘に憧れており、1期では彼女に近づくために日々努力した姿が描かれていました。
今回はそんなウマ娘のアニメで主人公スペシャルウィークと関わりの深いサイレンススズカについて詳しくご紹介します。
【アニメ「ウマ娘」1期から登場するサイレンススズカとは?】
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参照元:https://twitter.com/
【登場アニメ】 | |
ウマ娘 プリティーダービー ウマ娘 プリティーダービー OVA うまよん ウマ娘 プリティーダービー Season 2 | |
【誕生日】 | 【学年/寮】 |
5月1日 | 高等部/栗東寮 |
【身長】 | 【体重】 |
161cm | 増減なし |
【スリーサイズ】 | 【声優】 |
B70/W53/H79 | 高野麻里佳 |
サイレンススズカはトレセン学園こと、日本ウマ娘トレーニングセンター学園の高等部に通う生徒のひとりです。
元々は学園内最強集団といわれるチームリギルに所属していましたが、チーム方針への不満により、チームスピカへ移籍しました。
サイレンススズカは、持ち前の才能と努力による圧倒的な走りを見たチームメイトであり、主人公のスペシャルウィークの憧れとなっています。
ここでは、サイレンススズカがどのようなキャラクターなのかご紹介します。
【どこか儚げでクールなウマ娘】
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サイレンススズカは、物静かでどこか影が見えるクールなウマ娘です。
儚げな雰囲気を纏っており、そこはかとない透明感が魅力的な美少女で、憧れをもつウマ娘も少なくありません。
真面目で直向きな性格をしており、走る事が何よりも好きな為、もっと速く走れるようにと、いつもストイックにトレーニングに励んでいます。
また、少し人見知りな部分もあるようです。
チームメイトであり、寮で同室になったスペシャルウィークとは、自分とは正反対の性格だったので、初めは戸惑いを隠しきれませんでしたが、スペシャルウィークの明るくて元気な姿を見て、少しずつ心を開いていき、今ではよき仲間としてお互い信頼しあっています。
スペシャルウィークにはよくアドバイスを送っており、面倒見の良い面もあります。
【スペシャルウィークとサイレンススズカ】
サイレンススズカはスペシャルウィークが初めて見たレースで勝利をし、その圧倒的な勝利からスペシャルウィークはサイレンススズカに憧れを抱きます。
普段はルームメイトのスペシャルウィークを「スペちゃん」と呼び、色々とアドバイスを送ったり、蹄鉄を打ち直すなど、何かと気を使い面倒を見ています。
【サイレンススズカの実力】
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サイレンススズカの実力は、元々学園最強のチームリギルに所属していたこともあり、チームスピカ内では随一です。
一番の特徴としては、驚異的なスピードであり、戦法はそのスピードを活かした「逃げ」を選んでいます。
アニメでの成績は8戦5勝で、勝利したレースはどれも圧倒的なスピードによる「逃げ」によって勝利を収めています。
あまりにも圧倒的な逃げを繰り広げているサイレンススズカは、「異次元の逃亡者」という異名で呼ばれています。
【史実とは異なる奇跡の復活】
第7話で天皇賞(秋)に出走しますが、サイレンススズカレース中に怪我をし、そのまま倒れレースをリタイアしています。
これは実際にあった出来事を再現しており、実際のサイレンススズカは天皇賞(秋)のレース中に骨折してしまい、その後回復不可となり安楽死となっています。
しかし、ウマ娘では怪我の部分のみ再現されており、その後は辛いリハビリの末、レースに復帰することに成功しています。
【海外へ挑戦するサイレンススズカ】
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サイレンススズカは以前から、海外へ留学する事を決めており、その為に国内レースの戦績を積んで、留学のタイミングを計っていました。
しかし、天皇賞(秋)の怪我により、海外への留学が遠のいてしまいます。
それ以上にこの怪我によって、走れない可能性も出てきてしまい、意気消沈してしまいます。
しかし、それでも走りたいという思いが強かった為、レース出走に向けてリハビリに精を出します。
スペシャルウィークを筆頭に、チームメンバーや他のウマ娘の応援もあってか、結果、見事走れるようになるまでになり、アニメ第2期ではアメリカへ留学する事になります。
【サイレンススズカのセリフから生まれた名言】
サイレンススズカは寮で同室のスペシャルウィークをとても気にかけており、先輩ということもあり、度々アドバイスを送っています。
第1話にて、夢とは何かと聞かれた際には、「見ている人に夢を与えられるような、そんなウマ娘」と答えており、
第2話にて、スペシャルウィークに走る目標を聞かれた際には、「私に出来ることは走ることだけだから」と答えており、スペシャルウィークも思わず、「かっこいい」と言っています。
また、同話で、レースのプレッシャーに悩むスペシャルウィークに対して、「2人のお母様と作った目標への一歩目なんですよね。怖がっていたら損ですよ。楽しまないと。」とアドバイスしています。
【実際にいた名馬「サイレンススズカ」】
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サイレンススズカには、実際の競走馬「サイレンススズカ」がモデルになっています。
芝を得意とし、「異次元の逃亡者」といわれた当時最速の逃げの名馬であり、数々のレースで活躍しました。
ここではそんな、競走馬サイレンススズカについて紹介したいと思います。
【偶然によって生まれたサイレンススズカ】
サイレンススズカは、父にサンデーサイレンス、母にワキアを持ち、1994年に北海道沙流郡平取町の稲原牧場で誕生しました。
元々、サイレンススズカはこの2頭の間に生まれる予定ではありませんでした。
その時の稲原牧場では、牡馬が望まれており、母ワキアの1頭目の仔馬は牝馬だったので、次の交配に期待を寄せていました。
そこで、バイアモンとの交配を試みたものの、受胎しなかったため、次はトニービンと交配することになりました。
しかし、当時トニービンは調子が良く、忙しかったため、交配を行う調整ができませんでした。
そこで、サンデーサイレンスが偶々スケジュールがあった為、サンデーサイレンスと交配が行われ、無事サイレンスズカは誕生しました。
【初めは期待されていなかった】
数々の名馬を輩出してきたサンデーサイレンスを父を持ったサイレンススズカですが、当初はあまり期待されていませんでした。
というのも、この時のサンデーサイレンスの産駒はまだデビューしていない馬ばかりだった為、産駒達の能力がよくわからなかった為です。
また、体格が小さく、親にもあまり似ていなかったという点、また才能という才能があまりよく見えなかったという点もあり、期待はされなかったようです。
【寂しがり屋で人懐っこい馬だった】
競走馬サイレンススズカの性格は、ウマ娘のサイレンススズカとは少し違い、人懐っこく、寂しがりやな一面があります。
また、訓練を一発でクリアしてしまったり、雪が深く積もっていても何事もなく進んでしまう等を平然とこなしてしまうその能力に、デビュー前から注目が集まっていました。
【弥生賞での出来事】
サイレンススズカは、デビュー後に出走した弥生賞にて、突如ゲート下に潜ってしまいます。
それにより騎乗していた上村騎手は落馬してしまい、足を負傷してしまいました。
実はこのエピソードは担当厩務員の加茂さんに会いたくなってしまったからだといわれており、寂しがりやな性格がこのエピソードからもよく分かります。
【サイレンススズカの実績】
サイレンスズカは1997年の京都競馬場で行われた新馬戦でデビューしました。
新馬戦では圧倒的な走りを見せ、2着以下に7馬身もの差をつけ勝利しました。
その次の報知杯弥生賞では8着となり、3レース目と4レース目では勝利したものの、その後の成績はあまり良くなく落ち込んでいました。
しかし、1998年のバレンタインステークスから数え、7戦連続人気順1位となり、それから連勝を上げ続け、バレンタインステークスから毎日王冠まで6連勝しています。
【武豊騎手とのコンビ】
サイレンススズカには1997年の香港国際カップで初めて武豊騎手が騎乗しました。
普通、騎手は馬が割り当てられるのを待つのだが、この時は武氏が自ら騎乗したいと名乗り出ました。
それまでいまいち結果の出なかったサイレンスズカですが、初戦こそ5着になったものの、その後快勝を続け、6連勝を達成しました。
【異次元の逃亡者】
武豊騎手はサイレンススズカに対して、非常に高い評価を下しており、かなりの期待よせていました。
一方で、「この馬は最初から全力で走りすぎてしまい、抑えようと思ってもきかない」という評価も下しています。
ならばこの癖を逆に活かそうと考えた武豊騎手は、初めから馬が思うように全力で走らせる「大逃げ」の戦法をとり、見事のその戦法が大当たりします。
武豊騎手騎乗後の金鯱賞では、なんと11馬身差をつけて見事1着。
毎日王冠でもNHKマイルカップの優勝馬であるエルコンドルパサーに2馬身半差もつけて圧勝。
この圧倒的なスピードにより、「異次元の逃亡者」と異名を付けられることになります。
【沈黙の日曜日】
サイレンススズカを語る上で、外せないエピソードがあります。
それが「沈黙の日曜日」です。
1998年の11月1日の日曜日、東京競馬場にて第118回 天皇賞・秋が行われていました。
12頭の競走馬が出場する中、サイレンススズカは人気順1位を獲得していました。
スタートから快走し、どんどん加速していきましたが、3コーナーを過ぎたところで突然失速してしまいます。
原因は左前脚の手根骨粉砕骨折であり、レースへの出場が不可となり、途中リタイアしています。
その後、回復する見込みがないと診断され、サイレンススズカは安楽死となってしまいました。
この時に実況をしていた塩原アナウンサーが「沈黙の日曜日」と発言してから、この一連の事件を「沈黙の日曜日」と呼ばれ、語り継がれています。
【武豊を守ったサイレンススズカ】
トップスピードを保ったまま、骨折したにも関わらず、サイレンススズカは転倒する事はありませんでした。
普通はスピードを出した時に骨折なんてしてしまえば、その痛みに耐えきれず転倒してしまいます。
しかし、サイレンススズカは必死にふんばって耐え、武豊が落馬しないようにし、馬群を避けつつ安全な場所へ向かいました。
このせいで、サイレンススズカの骨折はさらに悪化し、手の施しようがなくなります。
この時に転倒していれば、もしかすると骨折も悪化せず、助かったのかもしませんが、同時に転倒する事により、騎手の命も危ぶまれます。
それでもサイレンススズカは転倒する事をせず、武豊を守る事を選択しました。
人懐っこい性格ゆえか、騎手を危ない目に合わせたくなかったのでしょう。
【号泣し取り乱した武豊】
普段あまり感情を見せない、武豊騎手ですが、この時は号泣するほど取り乱していたそうです。
それほどサイレンススズカには思い入れがあったのでしょう。
あまりの出来事に、その夜は泥酔するほどワインを飲んでいたそうです。
サイレンススズカの能力に誰よりも早く気付き、誰よりも期待していただけあって、サイレンススズカの突然の死は相当心にくるものがあったと思います。
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競走馬のサイレンススズカは悲しい最後となってしまいましたが、ウマ娘のサイレンススズカは無事復帰することができました。
実はアニメが制作された年である2018年は「沈黙の日曜日」からちょうど20年の年でした。
叶わなかった復帰が、アニメウマ娘を通して実現したことで、多くの競馬ファンを感動させました。
ウマ娘には、史実がモデルになっているものもありますが、逆に「もしも」の展開でのエピソードもあるため、史実を知っている人にはたまらないのではないでしょうか。
このように、ウマ娘には作品ファンも競馬ファンも様々な人が楽しむことができる点がたくさんあります。
ぜひ、史実と照らし合わせながら、アニメ ウマ娘を楽しんでみてはいかがでしょうか。