ウマ娘のアニメに登場するダイワスカーレットについて!どんなキャラなのか詳しくご紹介
当初のアプリリリース予定から大幅に延期があったものの、その間アニメや漫画で人気を博し、いざアプリリリースすればさらに人気が爆発したウマ娘。
実際の競走馬をモデルとしたキャラクター達はその競走馬の数には及びませんが、50人以上の数多くのキャラクターが登場します。
その中でも主人公が所属するチーム「スピカ」はかなり個性的なメンバーがそろっています。
本日はチーム「スピカ」の美少女ウマ娘、ダイワスカーレットについて紹介していきます。
【ウマ娘のアニメに登場するダイワスカーレットとは?】
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参照元:https://twitter.com/
【登場アニメ】 | |
ウマ娘 プリティーダービー ウマ娘 プリティーダービー OVA うまよん ウマ娘 プリティーダービー Season 2 | |
【誕生日】 | 【学年/寮】 |
5月13日 | 中等部/栗東寮 |
【身長】 | 【体重】 |
163cm | 不明/(計測拒否) |
【スリーサイズ】 | 【声優】 |
B90/W56/H82 | 木村千咲 |
ダイワスカーレットはチーム「スピカ」に所属するウマ娘です。
他のウマ娘を「先輩」「さん」付で名前を呼ぶため第1期と、第2期の中では中等部でも低学年のようです。
外見はオレンジ色っぽい茶髪で、頭の高い位置から青いシュシュでツインテールをしています。
その長さは膝まで届き、左の耳元に赤いリボンとティアラがトレードマークです。
初登場はアニメ第1期で、チーム「スピカ」がスペシャルウィークをチーム加入のために拉致する際、ゴールドシップとウオッカと共にサングラスにマスク姿で登場します。
ここからは、ダイワスカーレットのキャラクターについて紹介していきます。
【可愛くて負けん気が強いウマ娘】
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ティアラが似合うダイワスカーレットはチーム「スピカ」に所属する、ツインテールが特徴的なウマ娘です。
サイレンススズカのギプスにイラストを描いたり、京都へ行った際は抹茶パフェやわらびを食べたいとスイーツに目がないところがあるなど、女の子らしい一面が強いようです。
ちなみに自分が可愛いという事を自覚しているようで、トレーナーにチーム「スピカ」がレース以外のことで注目されてることを聞くと「私たちが可愛いってこと?」と聞きくほどで、かなり自尊心は高めのようです。
そして、そんな可愛らしい所もある反面、負けん気が強い一面もあります。
同じチームメイトのウオッカとはライバル関係のようで、ウオッカと競い合っているシーンが沢山あり、初詣でのお願い事は「こいつ(ウオッカ)には負けない」と2年連続お願いしています。
ちなみにウオッカのお願い事も同じです。
他にも多々あるのですが、それは二人の関係をまとめた記事があるのでそちらをご覧ください。
【トレーナーにはあたりが強い】
そんなかわいいダイワスカーレットですが、トレーナーへのあたりは強いです。
アニメ1期2話では、スペシャルウィークのデビュー戦に向けてのトレーニング方針が適当と感じたダイワスカーレットは「ちょっとは真面目にやんなさいよ」と言ってウオッカと一緒にトレーナーを踏んづけます。
また、1期8話のチーム「スピカ」の新年会の時、予想以上の量を買うメンバーにトレーナーは「お前らに家庭的なものを望んだ俺が間違っていたよ。」と言われ、みんなとトレーナーを絞めあげています。
その時ダイワスカーレットは腕十字固めをキメています。
【アドバイスは精神面から】
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スピカのメンバーが協力してトレーニングするシーンがあるのですが、ダイワスカーレットは基本的に精神面でのトレーニングを協力している点が多いようです。
例えば、第1期主人公のスペシャルウィークが減量の為、ダイエットを協力する時には、「勝負に大切なのはハングリー精神」といい大好物のにんじんを箱ごと封印させます。
勝ったら絶対に食べるぞという気持ちでスペシャルウィークを奮い立たせ、まずは精神面での強化を図ろうとします。
また、第2期主人公のトウカイテイオーが足を骨折したときには、ディフューザーを渡します。
「こういう時はメンタルが大事でしょ」とトウカイテイオーを労り、精神面での安定を促そうとします。
こういった事から、ダイワスカーレットは精神面からトレーニングをしていくようです。
【仲間思いな一面も】
第2期の4話では休日にダイワスカーレット、ウオッカ、スペシャルウィーク、ゴールドシップ達がタピオカの飲みに行こうとするシーンがあります。
そこにジャージを着たトウカイテイオーとメジロマックイーンが現れます。
二人は次の天皇賞に向けて休日もトレーニングをすると言うのです。
そんな様子を見てダイワスカーレットは「私遊びに行くのやめる。チームの二人が休日返上して頑張ってるのに呑気にタピオカ啜ってられないわ。」と真っ先に言い、皆で二人のトレーニングに付き合うことを決めました。
ダイワスカーレットがメンバー思いとわかるシーンです。
【可愛いだけではなく力強い走り】
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残念ながらダイワスカーレットのアニメでのレースシーンは少ないですが、ここからレースシーンに注目していきましょう。
まずは、第1期オープニングで走っているシーンが少しあります。
それはゴール手前の直線から後続を一気に加速して突き離すシーンです。
これは史実に基づいており、実際のダイワスカーレットは最後の直線での加速を得意としています。
続いてアニメ第1期の13話でのレースはウオッカと最後の直線で競り合い後続を突き放すシーンです。
その後どちらが勝利したから描かれていませんが、ウイニングライブまでもいがみ合っていており、全く歌っても踊ってもいません。
こちらも史実通りで実際のダイワスカーレットとウオッカはライバル同士の関係であり、レース最後の直線で競り合うことが何度かありました。
【史実を取り入れた小ネタ】
ダイワスカーレットのレースの様子はどれも史実を反映させていました。
他にも史実を取り入れた小ネタを紹介します。
例えば、トレーナーがスペシャルウィークに作戦を伝えようとするシーンで、「逃げに決まってるでしょ」と答えます。
史実のダイワスカーレットもレースは先頭でレースを引っ張る走り方が得意であった為、こちらを元にしているようです。
また、トレーナーがスペシャルウィークに日本一のウマ娘は何かと聞いた時に「有馬記念だって」と答えます。
これは実際の2008年の有馬記念で、ダイワスカーレットが牝馬として37年ぶりに優勝したことを元にこう発言していると考えられます。
【実際にいた名馬「ダイワスカーレット」】
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ダイワスカーレットは実際の競走馬ダイワスカーレットという牝馬がモデルとされています。
競走馬の世界では、牝馬が走らないと言うわけではないのですが、重賞を勝利するのはほとんどが牡馬でした。
そんな強豪である牡馬の中で大活躍した牝馬、ダイワスカーレットについてご紹介していきます。
【期待の牝馬、ダイワスカーレットの誕生】
ダイワスカーレットは2004年北海道の社台ファームで父馬アグネスタキオン、母馬スカーレットブーケの血統で生まれました。
父馬アグネスタキオンは現役時代は10ヶ月と短いですが、4戦4勝で皐月賞にも勝利しており、幻の3冠馬と言われています。
また、種牡馬としても優秀でダイワスカーレット以外にも2008年にダービーを制したディープスカイがいます。
母馬スカーレットブーケも重賞を4勝しています。
ダイワスカーレットの名前の由来は、母の名前の一部を引き継ぎ、映画「風と共に去りぬ」の主人公である、スカーレットブーケ・オハラからもきています。
父と母だけでなく、半兄にはG1で5勝しているダイワメジャー、母父にはダイナカール(エアグルーヴの母)やアンバーシャダイ(メジロライアンの父)等、数々の産駒を輩出している大種牡馬であるノーザンテースト、近親にはGⅠ9勝ヴァーミリアンがいるなど、かなり良い血統のお嬢様の為、デビュー前から期待の競走馬でした。
2006年2歳で、新馬戦にてデビューし2馬身差で勝利をおさめ、続く中京2歳ステークスも勝利します。
翌年2007年のシンザン記念に1.5馬身届きませんでしたが、牡馬相手に2着と好成績を収めます。
【ダイワスカーレットの走り】
ダイワスカーレットはの走りは基本は逃げです。
馬自ら勝手に飛び出すため好スタートが得意で、レースは先頭または先頭集団にいて、馬群を引き連れます。
そして、最後の直線も馬群を離すことができる力強い走りは見ていてとても気持ちいいです。
【永遠の宿敵『ウオッカ』】
2007年チューリップ賞にて、ある競走馬と初めて同じレースに出走します。
それが、ウオッカです。
ダイワスカーレットとウオッカ、この2頭は同じ年に生まれ、そして同じ牝馬でありながら後に牡馬を圧倒する熱いレースを繰り広げた為、永遠の宿敵と言われています。
初対決のチューリップ賞は最後の直線で残り300を過ぎてからはダイワスカーレットとウオッカの一騎討ちとなり、競り合いの結果、半馬身でウオッカが勝利しました。
そしてその1ヶ月後に迎えた桜花賞でダイワスカーレットは最後の直線で早めに抜け出す作戦をとり、ウオッカを2馬身近く差をつけてダイワスカーレットが勝利しました。
更にその年の秋華賞でもダービーを制したウオッカに1.5馬身差でダイワスカーレット勝利します。
その年の最後の有馬記念にも2頭が出走します。
このレースには半兄のダイワメジャーも出走していました。
しかし、レース終盤に終始内側を走っていた9番人気のマツリダゴッホが直線でのび、ダイワスカーレットはさしきれず、波乱のレースとなりました。
この時、ダイワスカーレット2着、ダイワメジャーは3着、ウオッカは11着という結果でした。
そして、迎えるダイワスカーレットとウオッカの最終決戦は翌年2008年の天皇賞(秋)となりました。
また、このレースにはこの年のダービーを制したディープスカイも出走していました。
永遠の宿敵、ダイワスカーレットとウオッカ、ダービー馬ディープスカイというレースは最高の舞台と最高のメンバーが整いました。
いつものようにダイワスカーレットが先行し、中断にディープスカイ、ウオッカがひかえます。
最後の直線に入ってもダイワスカーレットは先頭で伸び、横に伸びた馬群の中からディープスカイスカイとウオッカがさし、それでもダイワスカーレットが差し替えしそのままゴール版の前を走り抜けました。
わずかにディープスカイが届かず、ダイワスカーレットとウオッカは写真判定となりました。
13分間の写真判定審議の結果、鼻差2センチ届かず、ダイワスカーレットは2着となりました。
結果ダイワスカーレットのウオッカとの対決は5戦中3勝となりました。
【最優秀賞3歳牝馬に選ばれる】
惜しくも永遠の宿敵であるウオッカには5戦中2敗してしまいました。
しかし、2007年は有馬記念2着、ダービー馬ウオッカに3勝していることからJRA最優秀3歳牝馬とJRA最優秀父内国産駒を受賞しています。
ちなみにJRA最優秀父内国産駒はこの年が最後の受賞となり、それ以降は廃止されています。
【有馬記念で偉業達成】
先ほどのウオッカとの話とは前後しますが、桜花賞での勝利の後にウォッカは日本ダービーに出走のためダイワスカーレットはオークスでは有力馬候補だったのですが、感冒(風邪のような症状)のため回避となります。
その後の復帰戦ローズステークス、秋華賞の後のエリザベス女王杯をダイワスカーレットは勝利しています。
翌年の2008年はドバイワールドカップに出走する予定だったのですが、調教中に飛んできたウッドチップが右目に入り、角膜炎と診断されたため、回避となりました。
このシーンはアニメ(OVA版)でも再現されており、アニメでのダイワスカーレットはトレーニング中にウッドチップが目に入り、その後は眼帯をしております。
そして、2008年初の復帰戦として産経大阪杯に出走します。
前年皐月賞馬、その年の菊花賞馬などが出走するなか、1馬身差でダイワスカーレットは勝利します。
その後、右前脚換骨骨瘤を発症したため再び休養に入ります。
そして、永遠の宿敵ウオッカとの天皇賞(秋)を終えた後は有馬記念に出走することとなりました。
その中には昨年の有馬記念を制したマツリダゴッホも出走していました。
レースは外枠13番からの出走でしたが、ダイワスカーレットは好スタートで先頭に立ちます。
その後レースを引っ張り、最後の直前まで先頭をキープして、最後の直線にはいります。
馬群がスピードを上げるも、周りを寄せ付けず1馬身差でダイワスカーレットが勝利しました。
これは歴史的偉業で有馬記念の牝馬勝利は37年ぶりでダイワスカーレットは史上4頭目となりました。
翌年は昨年のリベンジとしてドバイワールドカップを目指しますが、翌年2009年のフェブラリーステークスに出走予定でしたが、1週間前の調整中に脚部不安のため回避となり、その後に浅屈腱炎であることが判明しました。
屈腱炎は治療に数ヶ月から数年かかり、再発する恐れのある馬の病気です。
結果、有馬記念を最後に2009年に引退となりました。
【ミスパーフェクト】
有馬記念で偉業を達成したダイワスカーレットですが、他にも素晴らしい記録を持っています。
ダイワスカーレットは12戦8勝で、すべてが2着以内という連対率100%を持った戦績を上げています。
この戦績を評して、ダイワスカーレットは「ミスパーフェクト」と呼ばれました。
【引退後】
ダイワスカーレットは生まれ故郷の社台ファームに戻り繁殖馬となりました。
2010年から11頭の仔馬を出産しました。
驚くことに1〜10頭目が牝馬であった為、誰もが牡馬が生まれる事を望んでいました。
そして2021年4月に念願の牡馬が誕生しました。
母馬ダイワスカーレットのような競走馬に育ってくれることが楽しみです。
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アニメではレースの活躍場面よりウオッカっと張り合うシーンが多かったのですが、史実では牡馬の中で牝馬が数多く勝利していたのは驚きでした。
ウマ娘はみんな女の子ですが、モデルとなった競走馬はほとんどが牡馬です。
ちなみに見分け方はウマ娘の髪飾りもしくは耳飾りが右耳側なら牡馬で、左耳側なら牝馬となります。
そんなところに注目しながら再びアニメを見返すのもいいかもしれませんね。