ウマ娘のアニメに登場するダイタクヘリオスについて!どんなキャラなのか詳しくご紹介
アプリゲーム、アニメ、漫画と幅広いメディア展開で、どのジャンルも大人気のウマ娘。
史実の1990年代前後に活躍した競走馬がモデルとなっている幅広い年齢層が楽しめる内容となっております。
本日はウマ娘のキャラクターの中でも、アニメ第2期でギャルっ子として描かれ、史実では「笑う馬」と言われたダイタクヘリオスをご紹介していきます。
【ウマ娘のアニメに登場するダイタクヘリオスとは?】
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参照元:https://twitter.com/
【登場アニメ】 | |
ウマ娘 プリティーダービー Season 2 | |
【誕生日】 | 【学年/寮】 |
4月10日 | 高等部/栗東寮 |
【身長】 | 【体重】 |
156cm | ウェーイ! |
【スリーサイズ】 | 【声優】 |
B82/W53/H85 | 山根綺 |
ダイタクヘリオスはトレセン学園に通うウマ娘の一人です。
青いメッシュのサイドポニーテールヘアで、右耳には4つピアスをつけ、目元には星と三角のフェイスステッカーを付けています。
初登場はアニメ2期1話のオープンキャンパスの際に、トウカイテイオーがキタサンブラック達に中庭を紹介すしている最中に切り株の穴に叫んでいるシーンで登場します。
ここからはダイタクヘリオスのキャラクターについてご紹介していきます。
【ノリのいい明るいギャルウマ娘】
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ダイタクヘリオスは、作中一のギャルで、作中一明るくノリがいいウマ娘です。
話す時はギャル特有のパリピ語をつかうため、一般の人には中々伝わらない事が多いようです。
後に親友になるメジロパーマーは、ダイタクヘリオスに初めて会った時にパリピ語がわからない為、話すのに最初は苦戦していました。
その後は、ダイタクヘリオスがパリピ語を教えたことでメジロパーマーもパリピ語を話すようになり、意気投合していきます。
仲良くなったメジロパーマーとその後は一緒にいることがほとんどで、お互いに親友(ズッ友)として信頼しあっているようです。
ちなみに次の中間テストどうするというメジロパーマーの質問に「逃げる」と言っているので勉強は苦手なようです。
【パリピ語】
ダイタクヘリオスが使うパリピ語、ギャル語はちょっと古いのですが、ここで少し紹介したいと思います。
「あいつのバイブスはんぱねぇ」
↓
※バイブスはテンションやのり、雰囲気などを意味があります。
「超やばたにえん」
↓
※やばいと同じ意味
「あざまるすいさん」
↓
※ありがとうございますと同じ意味
「MJK」
↓
※まじか(majika)の母音をとりのぞいて同じ意味
「ベッケンバウワーだけどフロリダって分かる?」
↓
※ベッケンバウアーが別件があるという意味 ※フロリダがお風呂に入るから離脱するという意味の略語
「まじ卍」
↓
※感情の高ぶりや、物事の程度を示す意味
「てんあげでGOっしょ」
↓
※テンション上げるの略
ちなみにメジロパーマーは「TKG」※たまごかけごはん をパリピ語と勘違いしてました。
【ダイタクヘリオスの走り】
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「逃げこそ最高~FOOO!」と言うように大逃げ以上の超逃げ以上の爆逃げでレースを走ります。
レースシーンはメインで描かれることはなく、メジロパーマーと一緒にレースに出走しているシーンばかりです。
初のレースシーンはまだメジロパーマーに出会う前でメジロマックイーンが2着となった有馬記念で3着ナイスネイチャの後方で5着となっています。
しかも、服も顔も描かれておらず、全身真っ白モブウマ娘として名前だけ登場しています。
この時はゴール版の前しか描かれておらず逃げていたのかは不明です。
それ以降はメジロパーマーと共にレースに出走しています。
宝塚記念では、最後の直線まで2人でに先頭に出ていましたが、ダイタクヘリオスは「あとは任せた」と言って失速してしまい、メジロパーマーはそのまま逃げ勝利しています。
回想中の天皇賞(秋)も逃げるのですが、二人で先行争いをしたせいかバテてしまい二人とも惨敗しています。
その後の有馬記念ではトウカイテイオーが走る目的を悩みながら走る裏で、二人で後続に10馬身差で大逃げをします。
ダイタクヘリオスは今回も最後の直線では「あとは任せた」と言って失速してしまい、メジロパーマーはそのまま逃げ勝利しています。
着順まではわかりませんでしたが、ダイタクヘリオスはトウカイテイオーの後ろで12着という結果でした。
逃げウマ娘としてはメジローマーと一緒に逃げるのですが、体力はメジロパーマーに及ばず共に逃げると後半は失速してしまうようです。
それでも親友のメジロパーマーと一緒に走ったダイタクヘリオスでした。
【有馬記念】
ちなみにダイタクヘリオスが「あとは任せた」と言ってメジロパーマーが譲った有馬記念は、史実ではこれがダイタクヘリオスのラストレースでした。
勝利には届きませんでしたが、「やったよー、ヘリオス」と叫ぶメジロパーマーの姿を目にして喜んでるのは、自分のラストランに逃げトモが勝ってくれてうれしかったのでしょう。
ちなみにこの有馬記念のシーンはアニメでは2度描かれます。
1度目はトウカイテイオーが悩みながら走るため暗いBGMですが、2度目は二人の回想で描かれるためほのぼBGMとなっているため2度楽しめます。
【逃げトモメジロパーマー】
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ダイタクヘリオスとメジロパーマーの出会いは運命的です。
お嬢様を振り向かせられないと悩み叫ぶダイタクヘリオスと、マチカネフクキタルの占いでパートナーが必要と言われたメジロパーマーが中庭で出会います。
丁度二人ともパートナーが必要だったということです。
その後は意気投合して、一緒にいるシーンがほとんどです。
ダイタクヘリオスはレースでは一緒に大逃げこと爆逃げを炸裂したり、メジロパーマーのレースは笑顔で応援したり、メジロパーマーがテレビでインタビューを受けてるシーンではテレビの前で喜んでメジロパーマーの名前を連呼したり、レース前の取材にトレーナーの代わりに記者にメジロパーマーの調子を説明したり、「パーマーしか勝たん」と言い切っております。
正確は真反対のウオッカとダイワスカーレットの親友コンビと比べると、同じ大逃げ馬娘同士で意気投合のダイタクヘリオスとメジロパーマーの仲のいいコンビです。
【お嬢様とは…】
ダイタクヘリオスが初登場時に叫んでいたお嬢様については、アニメではその後語られませんでした。
このお嬢様というのは、史実に基づいており、牡馬のダイタクヘリオスが恋人とまで語られるようになった牝馬ダイイチルビーのことをさしています。
アニメでは史実のダイイチルビーが超一流血統のためお嬢様と呼ばれているようです。
詳細は後半でご紹介していきます。
【実際にいた名馬「ダイタクヘリオス」】
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ダイタクヘリオスは史実の競走馬ダイタクヘリオスという牡馬がモデルとなっています。
史実では「笑う馬」「新聞の読める馬」と呼ばれていました。
ここからは競走馬ダイタクヘリオスについてご紹介していきます。
【やたら頑丈な馬】
ダイタクヘリオスは1987年北海道の清水牧場で生まれます。
「ダイタク」という冠名にギリシャ神話の太陽神「ヘリオス」から名付けられました。
父馬ビゼンニシキはシンボリルドルフの同期馬でシンボリルドルフのライバルとなりましたが、早くに故障で引退したためG1での勝利はありません。
母馬ヴァービートも特に活躍した馬の輩出はないのですが、血縁には狂気の逃げ馬と言われたカブラヤオーがいます。
幼い頃は普通の馬で、気性も粗くなく落ち着いた馬でした。
1989年10月3歳にて新馬戦でデビューし、3着という結果におわります。
しかし、ここから怒涛のレーススケジュールが始まります。
デビューして約2週間後に再び新馬戦に出走し2着、その翌週に三度新馬戦で1着と立て続けに新馬戦に出走します。
ここで終わらずその2週間後にデイリー杯3歳馬ステークスを4着、その1ヶ月後のさざんか賞1着、その1週間後の阪神3歳ステーク2着とレースを重ねます。
普通の馬ならヘトヘトになるほどのハードスケジュールですが、何事もなかったのように走るダイタクヘリオスは、やたら頑丈な馬でした。
競走馬のレース出走には大きなストレスと疲労がかかるため通常は月に1回なのですが、ダイタクヘリオスは2ヶ月半で6戦をこなし5着以内に入っていました。
これにより、某怪物に劣らない馬体見せつけます。
そして翌年の1990年は昨年ほどの連戦ではなく、月一回ペースでレースをこなしていきます。
クラシックを見据えて自身初の2000mきさらぎ賞、1800mのスプリングステークに出走しますが、きさらぎ賞6着、スプリングステークス11着という結果から、短距離路線へと切り替えます。
そのすぐ後のクリスタルチャンピョンシップでは初の重賞勝利をあげます。
しかし、夏の休養後にぶっつけで臨んだマイルチャンピョンシップには17着と惨敗しております。
【笑う馬】
レース中はよく大きく口を割って走ることから、「笑いながら走る馬」と呼ばれていました。
【恋するダイタクヘリオス】
翌年1991年、マイラーズカップを5馬身差で勝利するも、次のダービー卿チャレンジトロフィー1番人気でしたが、結果は4着となってしまいます。
そして、京王杯スプリングカップには、アニメではダイタクヘリオスにお嬢様と呼ばれ、その後恋人とまで言われた牝馬ダイイチルビーがいました。
ダイイチルビーは父馬は大人気種牡馬のトウショウボーイと母馬は「華麗なる一族」と称された優秀な血統のハギノトップレディの間に生まれてた超良血馬でした。
そんな二頭はここからいくつものレースを共に出走します。
1戦目の京王杯スプリングカップは、直線でみせる華麗な末脚でダイイチルビーが1着、ダイタクヘリオスは6着となります。
2戦目の安田記念は、10番人気のダイタクヘリオスに対して2番人気のダイイチルビーとなり、直線で先頭に出たダイタクヘリオスをダイイチルビーが大外から差し、1着ダイイチルビー、2着ダイタクヘリオスとなります。
10番人気だったダイタクヘリオスですが、2着と好成績を残します。
3戦目の高松宮杯は、ダイイチルビーの高松宮杯の母仔3代制覇を期待されていました。
スタート後から2番手のダイタクヘリオスと3番手のダイイチルビーが、最終直線に入るとダイタクヘリオスが先頭に立ち、ダイイチルビーが差すも並んでゴールし、1着ダイタクヘリオス、2着ダイイチルビーとなります。
ここにきて二頭並ぶ結果が2回続いたため、ダイタクヘリオスはダイイチルビーのことが好きだとファンにいわれるようになります。
4戦目のスワンステークスでは、ダイタクヘリオスが先頭を走り続けるも、直線でケイエスミラクルとダイイチルビーが馬郡から抜け交わされ、ケイエスミラクル1着、ダイイチルビー2着、そしてダイタクヘリオスは9着と終わります。
5戦目のマイルチャンピョンシップは、ダイタクヘリオスがスタート後から先頭集団で馬郡をひっぱり、直線で先頭に立って逃げ、ダイイチルビーも伸びますが届かず、ダイタクヘリオス1着、ダイイチルビー2着となります。
翌年1992年6戦目のマイラーズカップは、先行集団から先頭にたちダイタクヘリオスが1着、ダイイチルビーは直線で伸びず6着の惨敗となります。
その後のダイイチルビーは不振が続き、それにつられてダイタクヘリオスも不振続きとなってしまい、7戦目京王杯ステークスカップ、8戦目安田記念は両者惨敗となります。
そして安田記念を最後にダイタクヘリオスが恋するダイイチルビーはその後ターフを去ります。
この二頭の戦いにより、「ダイタクヘリオスがダイイチルビーに恋しているのでは?」という説がファンの中で挙がります。
実際にダイタクヘリオスがダイイチルビーに恋していたかは、馬なのでわかりませんが、ダイイチルビーが出走しているレースは成績はいい方なので、何かしらの縁はあるのかもしれません。
【二頭の子供】
ダイタクヘリオスがダイイチルビーに恋をしていると騒いだファンの期待から二頭の配合は強く期待されましたが、ダイタクヘリオスの血統ではダイイチルビーの良血には敵わず、二頭の産駒をみることはできませんでした。
しかし、ゲーム『ウイニングポスト』ではそのファンの夢が実現しており、架空の産駒ファーストサフィーが誕生しております。
【馬鹿コンビのメジロパーマー】
ダイイチルビーがいなくなった後もダイタクヘリオスは現役を続けます。
そして、次の宝塚記念で後に馬鹿コンビと言われたメジロパーマーがいました。
宝塚記念では逃げるメジロパーマーに、ダイタクヘリオスは付いて走ります。
しかし、直線に入るとダイタクヘリオスは失速してしまい、メジロパーマー勝利でダイタクヘリオスは5着となります。
その後の天皇賞(秋)はダイタクヘリオスもメジロパーマーも先頭を争いながら超ハイペースの1000m57.5秒で大逃げで走り、うしろの他馬もそれについていくように走ります。
ちなみにこのタイムはサイレンススズカ並の速さです。
結果、メジロパーマーは失速し、ダイタクヘリオスもぎりぎりまで先頭を走り続けますが、なんとかスパートをかける他馬に交わされ、ダイタクヘリオス6着、メジロパーマー17着となりました。
ちなみにこの逃げに惑わされた1番人気のトウカイテイオーは、ペースを乱され7着という結果となりました。
そして、後方で走っていた11番人気のレッツゴーターキンの勝利で、ひっちゃかめっちゃかなレースとなり、このレースによってメジロパーマーとダイタクヘリオスの二頭が「馬鹿コンビ」と呼ばれるようになりました。
次の有馬記念もメジロパーマーが逃げ、それに続くようにダイタクヘリオスも3番手あたりを走ります。
最初の直線からカーブに入る頃に、メジロパーマーとダイタクヘリオス2頭が馬郡を抜けて逃げ、大逃げで15、6馬身前を走ります。
直線に入るとダイタクヘリオスは馬郡に飲み込まれていき、そのまま逃げたメジロパーマーが勝利しダイタクヘリオスは12着となりました。
そして、これがダイタクヘリオスの引退レースとなりました。
ダイタクヘリオスは1996年より種牡馬となりました。
2000年のスプリンターズステークスで良血馬、実力馬の中で第4コーナーで突き放し逃げ切ったダイタクヤマトを輩出しております。
この時16頭中16番人気と最低人気でのG1勝利は史上2頭目で、JRA賞の最優秀短距離場を受賞しています。
その他に目立った種牡馬はおらず、2002年に青森県の山内牧場に移り、2008年に種牡馬を引退しました。
そして2008年に21歳の生涯に幕を下ろしました。
【新聞を見る馬ダイタクヘリオス】
ダイタクヘリオスは不思議な馬でした。
現役時代は6度1番人気になるも、勝ったのはデビュー年のみです。
実力がないわけではありません。
パドックやターフでの練習中に調子が悪そうで、落着きがない場合、つまり人気が上位にはいらない時に勝利しています。
G1でもマイルチャンピオンシップに2年連続で勝利もしています。
このように1番人気で惨敗、人気薄で1着というレースを繰り返していたことから新聞のオッズを読んでたのではないかと言われ、「新聞を読む馬」と呼ばれるようになります。
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アニメでは登場時謎だった「お嬢様」の正体が史実では明らかとなり、メジロパーマーと共に走った有馬記念は、アニメで描かれたように、史実も後続をぐーんと突き放す大逃げだったことがわかりました。
このようにワンシーズンのアニメでは史実のすべてが描かれていません。
また、アニメウマ娘には多くのキャラクターが登場しているため、多くのキャラクターに深い深い史実が存在します。
史実を知った上でアニメを見たり、見返してみるのはいかがでしょうか。