ウマ娘のアニメのエイシンフラッシュについて!どんなキャラか詳しくご紹介
「ウマ娘」は史実の競走馬を少女に擬人化し、史実と同じ名前のレースを健気に走るストーリーとなっています。
当時のレースを知る世代も、知らない世代もその走る姿に惹きつけられる内容のため大人気となっています。
2018年と2021年にアニメが放送し、2020年から漫画が連載し、2021年にはアプリゲームが配信され、現在は大人気コンテンツの一つです。
本日はアニメに登場し、2021年8月20日からアプリゲームで実装された「エイシンフラッシュ」についてご紹介していきます。
【ウマ娘のアニメに登場するエイシンフラッシュとは?】
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参照元:https://twitter.com/
【登場アニメ】 | |
ウマ娘 プリティーダービー ウマ娘 プリティーダービー OVA うまよん | |
【誕生日】 | 【学年/寮】 |
3月27日 | 高等部/栗東寮 |
【身長】 | 【体重】 |
160cm | 増減なし(1gの誤差もなく) |
【スリーサイズ】 | 【声優】 |
B88/W58/H86 | 藤野彩水 |
エイシンフラッシュはトレセン学園に通うウマ娘の1人です。
黒髪のボブヘアで右耳にはレースの耳飾りをつけた清楚系の雰囲気を持っています。
ドイツからの留学生ではありますが、日本語は流暢で、パティシエの父親の影響でお菓子作りが趣味です。
初登場はアニメ第1期の6話で感謝祭でナイスネイチャと共にサイレンススズカに話しかけるシーンが初登場となります。
ここからはエイシンフラッシュのキャラクターについてご紹介していきます。
【真面目で几帳面なウマ娘】
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エイシンフラッシュは、真面目で几帳面な性格の持ち主です。
アニメ第1期では登場するシーンが多くないため、見た目と話し方から清楚系の雰囲気しか分かりません。
しかし、OVA「BNWの誓い」と「うまよん」ではその性格の一面を見ることができます。
まず「BNWの誓い」の感謝祭中に、料理教室(仮)を催しています。
そこに参加したサンバイザーが小麦粉を図るシーンがあるのですが、エイシンフラッシュはサンバイザーが小麦粉を1グラムオーバーしているため、やり直しを促しています。
他にもダイワスカーレットがウイニングチケットがどこにいるか質問すると、エイシンフラッシュは「北北東に42センチの距離にいらっしゃいますよ」と答えます。
とても短いシーンではありますが、これだけで過剰すぎる几帳面さと正確さが伺えます。
また「うまよん」ではサスペンス劇場回に容疑者としてエイシンフラッシュが登場しています。
まったく推理力がないナイスネイチャとメジロライアンに対して真面目な性格のため、細かく説明してしまい自分が犯人であることを自白してしまいます。
最後にはサスペンス劇場らしく海沿いの崖から身を投げるのですが、人形をおとりに自分は崖の上から死角の岸で共犯者からタオルを受け取っています。
身を投げるところまで計算していたのでしょうか。
几帳面なため数値には細かく、先の先まで考える性格のようです。
【勝負服】
勝負服で走るシーンはアニメではありませんが、ドイツからの留学生ということでドイツの民族衣装ディアンドルをモチーフとした衣装となっています。
また、スカートはモデル馬の勝負服をイメージした赤と黒のストライプ模様です。
【エイシンフラッシュの走り】
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エイシンフラッシュの走るシーンはアニメ第1期の6話の毎日王冠で見ることができます。
毎日王冠ではエイシンフラッシュの他に逃げウマ娘として期待のサイレンススズカ、復帰レースとなったグラスワンダー、無敗で連勝中のエルコンドルパサー、そしてナイスネイチャが出走しています。
スタートすると、エイシンフラッシュは3番手から先頭のサイレンススズカをマークします。
途中2番手まで上がり、スパートをかけますが、グラスワンダーとエルコンドルパサーに交わされてしまいます。
結果4着以降となり、ウイニングライブにでるサイレンススズカとナイスネイチャを羨ましがっています。
走り方に関しては、前傾姿勢で走るサイレンススズカやエルコンドルパサーに比べると背筋を伸ばした直立姿勢で走っています。
また、OVA「BNWの誓い」の駅伝のシーンでも同様の走りをしています。
同じ直立姿勢で走るウマ娘といえばアニメ第2期ではメジロパーマーがいますね。
【史実のレース】
エイシンフラッシュの他に何人かのウマ娘が出走した毎日王冠ですが、実はモデル馬が出走したタイミングはズレがあります。
エイシンフラッシュが出走した毎日王冠は2012年と2013年で、2013年のレースでは勝利しています。
また、サイレンススズカ、エルコンドルパサー、グラスワンダーが出走した毎日王冠は1998年です。
そして、ナイスネイチャが出走した毎日王冠は1992年、1993年、1994年です。
【アプリでのエイシンフラッシュ】
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アニメ等の登場が少ないためここからはアプリゲームでのエイシンフラッシュについて少し注目していきます。
真面目で几帳面故な性格のエイシンフラッシュですが、トレーニングプランは秒単位で計画を立て、食事もカロリー計算をしているため、プロフィールの体重は「増減なし(1gの誤差もなく)」となっているようです。
その性格のためか通常はトレーナーがメニューを決めるのですが、エイシンフラッシュは自身でトレーニングメニューを決めるイベントがあるそうです。
一方で、想定外の事態には弱く融通が利かない頑固で不器用な一面も見ることができるようです。
走りにに関して、モデル馬と同様で差しが主な戦法です。
アニメでは直立姿勢で走っていますが、アプリゲームのレースシーンは他のウマ娘同様に前傾姿勢で走っています。
【仲のいいウマ娘】
アニメでは主にナイスネイチャとセットで登場することがありますが、史実では20歳ほど年の差があります。
アプリゲームでは同じ年代に活躍したウマ娘との絡みが多く、寮の部屋が同室のスマートファルコンの他に、ゴールドシップ、トーセンジョーダン、ナカヤマフェスタなどがおり、史実ではどの競走馬も対戦経験があります。
【実際にいた名馬「 エイシンフラッシュ」】
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エイシンフラッシュは史実で活躍した黒鹿毛の牡馬のエイシンフラッシュという競走馬がモデルとなっています。
「ウマ娘」でドイツからの留学生として描かれている通り、ドイツにゆかりがある、末脚が強い競走馬です。
ここからは競走馬エイシンフラッシュについてご紹介していきます。
【驚異的な末脚でダービーを掴む】
エイシンフラッシュは2007年に社台ファームで生まれます。
父馬キングズベストは主にイギリスで走った競走馬で末脚が強いGⅠ馬です。
さらに姉には凱旋門賞馬のアーバンシーがいます。
母馬ムームレディはドイツで4勝経験があり、1993年のジャパンカップに出走したプラティニを父馬にもっています。
ムーンレディはエイシンフラッシュを妊娠した状態で日本にやってきたため、エイシンフラッシュは持込馬扱いでした。
2009年7月にデビューしデビュー戦は2着となりますが、夏の休養後の未勝利戦にて初勝利を挙げます。
次走のオープン戦では3着となりますが、エリカ賞、初の重賞となった翌年の京成杯にて勝利をあげます。
順調と思われたエイシンフラッシュですが、皐月賞に向けたトライアルレースは熱発のため回避し、そのまま皐月賞に駒を進めます。
迎える皐月賞では休養後とあって11番人気ながらも、直線で馬郡を抜ける末脚で伸び3着に入ります。
そして、日本ダービーに出走を決めます。
日本ダービーには日本ダービーのトライアルレースで圧勝したペルーサ、皐月賞馬ヴィクトワールピサ、エアグループの仔ルーラーシップ等をはじめとする、実力競走馬が出走していたため、エイシンフラッシュは7番人気でした。
スタートすると馬郡はスローペースで、エイシンフラッシュは中断で走り、人気馬は伸びてきません。
直線にはいると馬郡の中から上がり3ハロン(ゴールまでの残り600mのタイム)を32.7秒という驚異的な末脚で勝利をつかみます。
その後は夏の休養を経て、神戸新聞杯で日本ダービーで負かしたローグキングダムに届かず2着となり菊花賞を次走とします。
しかし、調教中に筋肉痛を発症したため、菊花賞を回避することとなります。
その後はジャパンカップ8着、有馬記念は出遅れて7着とダービー馬ながらも微妙な結果となってしまいます。
【上がり3ハロン】
上がり3ハロンとはゴールまでの残り600mのタイムのことを言い、競走馬を見極める際に大切なタイムです。
エイシンフラッシュの上がり3ハロン32.7秒という記録はダービーにおける最速でした。
そして、現在も日本ダービーにおいてその記録は打ち破られていません。
ただ、競争距離を変えるともっと早い競走馬もいます。
イルバチオ(牝馬)という競走馬は31.6秒を記録しているのですが、距離は1000mです。
短い距離の方がやはりラストスパートで思いっきり走るれるということですね。
【天皇賞(秋)での返り咲き】
翌年2011年は産経大阪杯にて、ダービー馬のため3番人気になるも結果は3着、そして天皇賞(春)2着、宝塚記念3着と、惜しい結果のまま夏の休養に入り、その後もGⅠに出走するも勝利に手が届きません。
翌年2012年は初戦にトランセンド、スマートファルコンと共にドバイワールドカップに出走することが決まります。
しかし、6着という結果にあまり注目もされず、帰国後は宝塚記念に出走するもスピードが乗らず6着、夏の休養明けの毎日王冠は9着という惨敗に終わります。
そして、次は天皇賞(秋)に駒を進めます。
2012年の天皇賞(秋)には7年ぶりの天皇・皇后両陛下が来場されていました。
スタートするとシルポートが好スタートを決め後続を10馬身から15馬身まで広げる大逃げで1000mを57.3秒というハイスペースで先頭を走ります。
(サイレンススズカは天皇賞(秋)で1000m57.4秒)
そして、エイシンフラッシュは中団を走ります。
直線に入ってもシルポートが10馬身差で先頭ですが、徐々に後続の馬郡が迫ります。
残り200メートルで最内からエイシンフラッシュがシルポートを交わし、そのまま先頭で勝利を挙げます。
エイシンフラッシュにとって日本ダービー以来、約2年半ぶりの勝利でした。
(ちなみにサイレンススズカ並みに逃げたシルポートは12着で、上がり3ハロンは37.9秒でバテバテした。)
【ターフ上での最敬礼】
天皇賞(秋)に勝利したエイシンフラッシュに騎乗していたデムーロ騎手は、ウイニングラン後にスタンド正面に戻ると、エイシンフラッシュから降り、ヘルメットを脱ぎ、ターフの上でひざまずいて、両陛下に最敬礼を行いました。
これに両陛下も笑顔で手を振り返し、会場は大歓声に包まれました。
アプリゲームでエイシンフラッシュがレースに勝利すると最敬礼をするのはこれが元ネタとなっています。
ちなみに、よっぽどの事がない限りターフ上で馬から降りるのは規約上違反行為となっており、今回の最敬礼は、本来ならデムーロ騎手に罰則を与えられるはずだったのですが、今回の件は不問となっていたようです。
JRAもまた粋な計らいをしてくれました。
【引退まで】
天皇賞(秋)での勝利後はジャパンカップ9着、有馬記念4着という結果で2012年を終えます。
翌年2013年は産経大阪杯に出走し、結果は3着、そして、2度目の海外遠征となる香港のクイーンエリザベス2世カップに出走するも、大外枠だったためか、3着となります。
帰国後は秋まで休養となり、次走は2度目となる毎日王冠に出走します。
普段は中団を走るエイシンフラッシュですが、スタート後は4番手で走ります。
直線に入ると間から前へ抜けて1年ぶりの勝利をつかみます。
しかし、連覇を狙った天皇賞(秋)は外から差すジャスタウェイに届かず3着となります。
次走のジャパンカップでは10着の大敗となり、有馬記念が引退レースとなる予定でしたが、歩様に乱れがあったため有馬記念を回避し、そのまま引退することとなりました。
そして有馬記念の翌日に、中山競馬場にて引退式がおこなれました。
現役引退後は種牡馬となりますが、目立った産駒は出ていません。
【馬体詐欺】
エイシンフラッシュの走りは、中盤は脚をため、直線に入ってから末脚を見せる走りですが、その末脚を発揮しないレースも多々あるためなかなか連勝とまではいきませんでした。
しかしながら、日本ダービーでの驚異の末脚と漆黒の馬体はたくましく美しいため、パドックで見てしまうと馬券を買いたくなるような競走馬でした。
その為、一部のファンでは馬体詐欺と言われたりもしました。
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アニメ等では短い登場だったエイシンフラッシュですが、モデル馬は黒鹿毛の4年間走り続けたダービー馬だったんですね。
「ウマ娘」は登場する70人以上のウマ娘にはほぼすべてモデル馬が存在しています。
モデル馬の特徴だけではなく、騎手や馬主のエピソード、レースの結果も物語に反映されているため、細かく作りこまれていることに驚かされますね。
史実を知った上でアニメを見たり、振り返るとそこ作りこみの深さを感じることができます。
これを機にアニメを見たり、振り返ってみるのはいかがでしょうか。