アニメのスマートファルコン【ウマ娘】!どんなキャラか詳しくご紹介

アニメのスマートファルコン【ウマ娘】!どんなキャラか詳しくご紹介

 

ウマ娘はアプリゲーム、アニメ、漫画と大人気コンテンツのひとつです。

 

史実で活躍した競走馬をモデルにしているため現在公式ホームページに掲載されているキャラクターは70人以上となっております。

 

ストーリーも史実の出来事、競走馬の特徴、騎手や馬主の思いが細かく反映されている点が面白い点ではないでしょうか。

 

今回はアニメ、アプリゲームに登場するスマートファルコンについてご紹介していきます。

 

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【ウマ娘のアニメに登場するスマートファルコンとは?】

 

© Cygames, Inc.
参照元:https://twitter.com/

 

【登場アニメ】
ウマ娘 プリティーダービー OVA

うまよん

【誕生日】【学年/寮】
4月4日高等部/栗東寮
【身長】【体重】
156cm微減(生活ちょっとキツい)
【スリーサイズ】【声優】
B78/W55/H80大和田仁美

 

スマートファルコンはトレセン学園に通うウマ娘の1人です。

 

ピンクと紫の菱形柄の大きなリボンのツインテールヘアに、右前髪には上から紫、白、ピンクの3つのリボンを付けています。

 

アニメではOVAの駅伝中にリポーターとして初登場します。

 

ここからはスマートファルコンのキャラクターについてご紹介していきます。

 

【ニコニコ明るい“ウマドル”ウマ娘】

 

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参照元:https://twitter.com/

 

アニメの登場はOVAの他にうまよんでも登場しているのですが、全体的に登場シーンは少ないです。

 

「トキメキ ウマドル スマートファルコン」と自己紹介している通り、ウマ娘のアイドル「ウマドル」として活動しています。

 

そのため普段からイメージ作りに余念がなく、いつもニコニコした笑顔で、ウマドル活動においては真剣なウマ娘です。

 

ウマドル活動をしているためか、マイクを持って話したり、インタビューすることは慣れているようで、OVAの駅伝では、出走する側ではなく7区の中継者でリポーターとして活躍しています。

 

7区を担当するウイニングチケット、ビワハヤヒデ、ナリタタイシン達にもスムーズにインタビューしています。

 

また、ビワハヤヒデには計算通りだというコメントに対して「流石は頭でっかち…あ、いやいや頭脳派として有名なビワハヤヒデさんのコメントでした。」とその後に「誰の頭がでかいって!?」という定番のツッコミを誘うフリまでみせ、イベントの盛り上げ方も心得ているようです。

 

しかし、それどころではないビワハヤヒデは何も言わずに座ってしまいます。

 

また、うまよんではウマドルグループ「逃げ切りシスターズ」のリーダーのような存在として、グループの今後を考えたりとウマドル活動においては真剣な一面も見られます。

 

【愛称】

スマートファルコンの愛称は「ファル子」と、自分で決めた愛称をつけています。

 

登場決め文句は「トキメキ☆ウマドル、スマートファルコンです!ファル子って呼んでね♪」です。

 

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【逃げ切りシスターズ】

 

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参照元:https://twitter.com/

 

スマートファルコンのレースでの走りは描かれていませんが、うまよんにて走っている姿は描かれています。

 

ストーリーはある日、スマートファルコンがウマドルグループの「逃げ切りシスターズ」が5人体制になる夢をみます。

※「逃げ切りシスターズ」とは逃げウマ娘を集めたウマドルグループのことを言います。

 

そして、マチカネフクキタルの「今日あなた方から逃げ切ったウマ娘が新しいメンバーとなるでしょう」という占いから、新しいメンバーをサイレンススズカとミホノブルボンとで探すことになります。

 

そこに、勧誘しようとしたアイネスフウジンが、マルゼンスキーが転ぶ勢いでどこかに走っていってしまいます。

 

勧誘から逃げたことが占いの言う通りだと感じ、アイネスフウジンを3人で追いかけます。

 

ここが初めて見るスマートファルコンの走るシーンです。

 

最初はサイレンススズカとミホノブルボンと並んで走れていましたが、「ついて来れたら(話を)聞いてあげるの」というアイネスフウジンの言葉に本気を出すサイレンススズカとミホノブルボンには追いつけず必死で後方を走っています。

 

その後は先程転んでいたマルゼンスキーにもちゃっかり交わされてしまいます。

 

結果、アイネスフウジンにウマドルへの勧誘の話を聞いてもらったので追いつけたようですね。

 

その後は加入に悩むアイネスフウジンの説得をしたり、ウマドルになりたいと懇願するマルゼンスキーの加入を認めたりしています。

 

最終的には夢で見た通り5人で逃げ切りウマ娘としてライブを行っています。

 

【逃げ切りシスターズの立ち位置】

ここまでリーダーとして奮闘しているスマートファルコンですが、ライブのポジションは実はセンターではありません。

 

センターはサイレンススズカ、そこからVの字になって左にスマートファルコン、右にミホノブルボン、再び左にマルゼンスキー、右にアイネスフウジンとなっています。

 

前3人が初期メンバーという立ち位置はよくわかりますが、なぜこの立ち位置なのか調べてみました。

 

「20世紀の名馬100」というランキングが2000年JRAによって行われており、競走馬の人気ランキングの順位が関係しているのではないかと思います。

 

上位から4位サイレンススズカ、17位ミホノブルボン、32位マルゼンスキー、68位アイネスフウジンとなっています。

 

スマートファルコンは2005年生まれのためランクインしておらず、サイレンススズカの次のポジションです。

 

これは競走馬スマートファルコンが「砂のサイレンススズカ」と呼ばれたことでこの位置なのではないでしょうか。

 

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【アプリゲームでのスマートファルコン】

 

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参照元:https://twitter.com/

 

ここからはアニメで描かれなかったアプリゲームのスマートファルコンについてご紹介していきます。

 

アニメでは逃げウマ娘たちとグループ活動をしていますが、本当はウイニングライブでセンターで踊りたいや、ワンマンライブを夢見ています。

 

そのため校門前で1人ゲリラライブを行っていることもあります。

 

また、走りに関しては史実のようにダートなら距離を問わず全てに対応できます。

 

そして、脚質は逃げに特化しています。

 

しかし、最初はダートは泥臭くトップウマドルは芝で活躍しているイメージのため、適性のない芝のレースにこだわっていた為結果が出せずにいました。

 

そして、トレーナーの働きかけもあり適正のあるダートレースで、芝のレース以上に盛り上げられるように目指すことになります。

 

【仲の良いウマ娘】

アニメでは逃げ切りシスターズでサイレンススズカ、ミホノブルボン、マルゼンスキー、アイネスフウジンとウマドルグループを結成しており一緒に活動しています。

 

アプリゲームでは他にスマートファルコンの寮のルームメイトのエイシンフラッシュはスマートファルコンのマネージャーのようにサポートをしています。

 

また、生粋のウマ娘オタクであるアグネスデジタルは、スマートファルコンのライブに率先していき、ライブを盛り上げてくれます。

 

【CM】

アプリゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」のテレビCM「Heroes ただ一度も先頭を譲らなかった事実。」編では逃げ切りシスターズのメンバーが登場します。

 

ただ、アイネスフウジンは実装されていないため代わりにマヤノトップガンが登場します。

 

スマートファルコンはここで「観客を魅せる 砂塵の隼」と紹介されています。

 

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【実際にいた名馬「スマートファルコン」】

 


参照元:https://twitter.com/

 

スマートファルコンは史実の競走馬スマートファルコンという栗毛の牡馬がモデルです。

 

ゲームでダート適性があると描かれていたように、ダートで圧倒的な強さを見せつけた競走馬です。

 

ここからは競走馬スマートファルコンについてご紹介していきます。

 

【芝ではなくダートレースで勝負】

 

スマートファルコンは2005年に生まれます。

 

父馬ゴールドアリュールは芝で良い走りを見せるも勝ちきれませんでしたが、ダートでは9戦7勝を記録したダートのGⅠ馬です。

 

母馬ケイシュウハーブは自身、近親とも成績が振るわない中、仔のワールドクリークが東京大賞典を制覇したことで注目されるようになります。

 

スマートファルコンは父馬がダートで活躍したため、ダートでの活躍を期待されます。

 

2007年のダート2歳新馬でデビューし、デビュー戦で初勝利を挙げます。

 

その後のレースも2着、1着と好成績を残し、翌年2008年に初挑戦となった芝ジュニアカップでも勝利します。

 

このまま芝でクラシックを目指すことになりますが、その後は7着、10着と敗戦が続き、初のGⅠ皐月賞は最下位となります。

 

芝レースでの結果が残せず、その後は、再びダートレースに戻ります。

 

ダート復帰レースとなったGⅠジャパンダートダービーは、日本ダービー最下位だったサクセスブロッケンに届かず2着となります。

 

しかし、ここからダートレースにおけるスマートファルコンの頭角が出始めます。

 

KBC杯を逃げ切って勝利、白山大賞典を逃げ切って勝利、JBCスプリントは前を捉えきれず2着となりますが、彩の国浦和記念を逃げ切って7馬身差の圧勝、兵庫ゴールドトロフィー勝利では出遅れるも4馬身差で勝利します。

 

芝に苦戦するも2008年は10戦5勝と、芝に戻ってからはここまで2位以内の戦績で、ダートでの強さを見せつける1年となりました。

 

【スマートファルコンの芝のラストレース】

大敗となった皐月賞はスマートファルコンにとっての最後の芝でのレースでした。

 

その後はダートレースのみに専念しています。

 

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【様々なレース場を経て、運命の出会い】

 

翌年2009年、スマートファルコンは、昨年のラストレース兵庫より、地方の交流競走に出走していました。

 

佐賀では4馬身差で勝利、名古屋では半馬身差と5馬身差で2連勝、埼玉では1馬身半差で勝利し、ここまで6連勝を挙げます。

 

その後はマーキュリーカップで2着、ブリーダーズゴールド勝利、連覇をかけた浦和記念は残念ながら7着となってしまいます。

 

2009年の成績は7戦5勝という結果でした。

 

スタートが遅れることもあるも、基本は逃げて勝ち、勝利数を伸ばしていきます。

 

2010年はかきつばた記念、さきたま杯に勝利しますが、久しぶりとなるGⅠレース帝王賞競走は残念ながら6着となります。

 

ここにきて主戦騎手であった岩田騎手が骨折をした為、スマートファルコンの主戦騎手は武豊騎手に変更となります。

 

ここから再びスマートファルコンの快進撃が始まります。

 

夏の休養明けとなった日本テレビ杯は3着に敗れるも、GⅠであるJBCクラシックでは7馬身差で勝利し、念願のGⅠ初勝利をつかみます。

 

その後は昨年連覇を果たせなかった浦和記念を6馬身差で勝利し、父馬との親子制覇がかないます。

 

次走の大賞典競争も驚異的なレコードで勝利し、2010年は7戦5勝とその走りは衰えることはありませんでした。

 

【ドサ回り】

主戦騎手が武騎手に代わるまでスマートファルコンの勝利は14勝でした。

 

重賞を10勝しているのですが、その内訳はGⅢを8勝、GⅡを2勝とGⅠでの勝利は一度もありませんでした。

 

また、2009年頭からは地方レースを主に出走していためファンからは「地方でドサ回りしている」と言われていたらしいです。

 

久しぶりの出走となった2010年GⅠ帝王賞競走も6着と言う結果も併せてファンの間で定着したそうです。

 

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【年間無敗の勝利、そして引退へ】

 

翌年2011年も連勝は続き、ダイオライト記念は8馬身差で勝利、帝王賞競走馬は9馬身差で勝利、日本テレビ杯を4馬身差で勝利、JBCクラシック競走馬は後続に1馬身差まで詰められるも勝利、連覇のかかった東京大賞典競走馬接戦の末、鼻差で勝利を掴み史上2頭目となる連覇2010年を果たします。

 

5戦5勝(内GⅠは3勝)で2010年は年間無敗を達成します。

 

この戦績から2年連続でスマートファルコンは、NRAグランプリダートグレート競走特別賞に選出されました。

 

翌年7歳となる2012年も現役を続行し、川崎記念もレコードで逃げて圧勝、その後は、昨年疲労のため回避したドバイワールドカップに出走することとなります。

 

しかし結果は10着という大敗でした。

 

逃げ馬にも関わらず、ゲートに突進してしまい、そのせいでスタートに出遅れ、その後は後方を走るのみでした。

 

帰国後は足を痛めていたので、休養を取りますが、年齢のこともあり、しばらくしてから引退が発表されます。

 

引退後は2013年よりとなり種牡馬となり、初年は164頭に種付けを行っています。

 

産駒は2016年よりデビューしており、デビュー年より産駒は初勝利、翌年に重賞勝利を記録しています。

 

地方競馬の重賞に勝利する産駒が数頭出始めて、ついに2021年東海ステークスをオーヴェルニュウが勝利したことで、産駒の中央競馬重賞初勝利となりました。

 

今後の産駒の活躍が期待されますね。

 

【NRAグランプリダートグレード競争特別賞】

2010年の戦績、レコード更新などの活躍によりスマートファルコンはNRAグランプリダートグレード競争特別賞※に選出されます。

※ダート路線で最も活躍した馬に与えられる賞のこと

 

【砂のサイレンススズカ】

スマートファルコンの重賞19勝は当時の国内平地重賞の最多記録でした。

 

ダートで活躍し、全て逃げで勝つ強さから「砂のサイレンススズカ」とまで呼ばれていました。

 

現在は8歳現役馬カツゲキキトキトが2021年に20勝目をあげています。

 

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スマートファルコンはアニメはわずかなシーンの登場でしたが、史実ではダートにおいての圧倒的な強さに驚かされました。

 

ぜひともアニメでウマ娘として走る姿が見てみたいですね。

 

ウマドルを目指すというキャラクター設定も華やかなクラシックではかなわず、地方を転々としても勝利を積み重ねていった競走馬スマートファルコンの要素が上手く反映されていると思います。

 

このように史実を知ると、楽しくなる「ウマ娘」シリーズ、これを機にアニメを見たり、見返してみるのはいかがでしょうか。

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