ウマ娘のBNWの誓いの簡単なあらすじ!物語のキーポイントも併せてご紹介
ウマ娘は、史実で活躍した競走馬をモデルとした少女がレースを走る物語です。
アプリゲームとしての発表があり、その後アニメ化、漫画化と現在大人気コンテンツとなっています。
その中でアニメ「ウマ娘 プリティーダービー」は2018年に第1期、2021に第2期が放送されており、早くも第3期が期待されています。
また、第1期のDVDでは、特典としてオリジナルアニメ「BNWの誓い」も収録されています。
今回はアニメ第1期のブルーレイBOXで描かれたOVA「BNWの誓い」についてご紹介していきます。
【ウマ娘 プリティーダービー BNWの誓いの物語】
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アニメ「ウマ娘 プリティダービー」は全13話で放送され、プルーレイBOX化となったのですが、1巻3話分のボリュームで作られることとなったため、4巻は13話のみと追加で新作アニメを3話分作られることとなりました。
それが「BNWの誓い」です。
アニメ第1期で活躍したチーム「スピカ」メンバーも登場することながら、史実でも頭文字をとってBNWとよばれた競走馬をモデルとするビワハヤヒデ、ナリタタイシン、ウイニングチケットにフォーカスがあてられた物語となっています。
▼あらすじはこんな感じ▼
ある日、チームスピカはトレーニングを終え帰ろうとするところにトレーナーがやってきて、チームスピカが春の感謝祭の実行委員会に選ばれたことを伝えます。
また、ハズレクジを引いたと怒るメンバーでしたが、仕方なく引き受ける事になり、感謝祭にむけてそれぞれペアになり、各出店の見回りをすることとなります。
ハルウララは高知物産店、それに対してユキノビジンは岩手物産展を出店するようです。
一方でゴールドシチーは美容室をプレオープンしており、見回りに来たダイワスカーレットとウオッカがおしゃれをしてもらうことにします。
世間話をする中で次の大阪杯に出走すること、そして、今のBNW(ビワハヤヒデ、ナリタタイシン、ウィニングチケット)になら大阪杯で勝てるかもしれないとつぶやくのでした。
一方、ゴールドシップとメジロマックイーンは見回りを終え、マンハッタンカフェが出店するカフェで一休みしていました。
するとゴールドシップが、窓際の席で新聞を見るナリタタイシンに気が付きます。
新聞の見出しには「G1大阪杯 BNW激突!!!」とでかでかと掲載され、それをみてナリタタイシンはため息をつきます。
ウイニングチケットも近くを通りかかりますが、気まずそうにしてナリタタイシンから離れた席に座ります。
そこにビワハヤヒデもやってきて「タイシン、座っていいか?」と聞きますが、ナリタタイシンは返事もせずどこかにいってしまいます。
明らかに気まずそうな雰囲気のBNWをスピカのメンバーは不思議そうにみつめます。
スピカメンバーが見回りを終え、生徒会室にやってくるとシンボリルドルフ、ナリタブライアン、エアグルーヴが日本ダービーのテレビ録画を見ています。
そこには最後の直線で勝負をかけるウイニングチケットに、後方からビワハヤヒデとナリタタイシンがやってくるBNWの世代の日本ダービーでした。
一瞬ビワハヤヒデとナリタタイシンがウイニングチケットを交わしますが、ウイニングチケットが並々ならない気持ちを奮い立たせ、最後に抜けたウイニングチケットが勝利をつかみます。
最後に競り合った3人で、お互いをたたえ合うところでテレビ録画は終わります。
そして、ビワハヤヒデ、ナリタタイシン、ウイニングチケットをリーダーとする各チームが競う駅伝を感謝祭の目玉にするとシンボリルドルフはチームスピカに話します。
本人の了承も得られていない中で、チームスピカはこの駅伝のことも渋ります。
しかし、優勝チームには全国お取り寄せ高級スイーツ1年分という商品に目がくらんだチームスピカは、何も知らないBNWのメンバーに駅伝の説明をしにいきます。
ビワハヤヒデにはメジロマックイーンが駅伝のことを伝えます。
ビワハヤヒデは異存はないといって駅伝にでることを了承しますが、ビワハヤヒデは他の二人を気にしていました。
ウイニングチケットにはスペシャルウィークとトウカイテイオーが駅伝のことを伝えます。
ウイニングチケットもやはり他の二人を気にし、遠慮しとくといって駅伝に出ることを拒みます。
そして、ナリタタイシンにはゴールドシップが駅伝のことを伝えてます。
ゴールドシップが駅伝の話を始めますが、BNWの言葉を聞くとナリタタイシンは途中で立ち去ってしまいます。
その後もチームスピカでスピカ流にウイニングチケットとナリタタイシンを話をするため捕まえようとするのですが、思うようにいきません。
そこにビワハヤヒデがやってきます。
なぜ、BNWの3人は気まずそうなのか訳を聞くと、天皇賞(秋)で1番人気と2番人気で出走したビワハヤヒデとウイニングチケットが大敗し、出走できなかったナリタタイシンの3人はどうしてだか、そこから嚙み合わなくなってしまったことを打ち明けます。
その日の夜、チームスピカはスペシャルウィークの部屋で会議することになります。
現状を考えると、駅伝の実行が難しい状況で、あきらめモードになっていました。
そこに丁度アメリカに遠征中のサイレンススズカから通話がかかってきます。
訳を聞くとサイレンススズカはあることを話しはじめます。
以前に自分がチームの脚を引っ張るかもしれないという不安で本気で走れなかったこと、そして、トレーナーからともに高めあう仲間の大切さを教わったことを伝えます。
それをきいたスペシャルウイークは翌日ウイニングチケットにトレーナーがサイレンススズカに喝を入れたときの言葉をまるっと真似して、ウイニングチケットに駅伝に出るように説得します。
しかしトレーナーがサイレンススズカに喝を入れた時とは状況が異なり、この状況で同じことを言っても、なんの脈絡がないため、ウイニングチケットは呆気にとられてしまいます。
それを見守っていたメジロマックイーンとトウカイテイオーが焦って止めに入ります。
そのおかしな様子をみたウイニングチケットは笑いながら、自分の気持ちを話し始めます。
日本ダービーの後、BNWは同じような時期にそろって怪我をしてしまいます。
ウイニングチケットは怪我が治った後も「自分だけ全力が出せなかったら二人に申し訳なくて」と本当の気持ちを話し、駅伝に出ることを拒否していたことを謝ります。
それを聞いたスペシャルウイークは、ウイニングチケットが二人を想う気持ちを自分がサイレンススズカを想う気持ちに重ねて、「チケゾー先輩は(駅伝に出てBNWで走りたいと思っている)ハヤヒデ先輩のことが大好きじゃないんですか?」と問います。
翌日、トレセン学園の校門の近くでウイニングチケットは自分のチームのメンバーの募集のため、ビラを配ります。
そんなウイニングチケットの姿をビワハヤヒデが見つけます。
ウイニングチケットは、ビワハヤヒデのことが好きだから駅伝にでると決めたことを伝えます。
もう一度、お互いが認めあえるような走りをすることを誓います。
残すはナリタタイシンのみとなります。
果たして、感謝祭の駅伝は成功するのでしょうか。
そしてBNWの3人はどうなるのでしょうか。
▼要約すると
自信を失ったBNWのビワハヤヒデ、ナリタタイシン、ウイニングチケットの3人が、駅伝を通して、再びライバルとしてお互いが認めあえるように奮闘する物語です。
アニメ第1期の続きのように見えますが、時系列的にはその後2021年に放送されたアニメ第2期の後の物語となります。
OVAはBNWがクラシックレースに挑戦した翌年の話、アニメ第2期はBNWがクラシックレースに挑戦した年の話です。
時系列は前後しますが、新しいウマ娘がクラシックに挑戦するエピソードを注目することができます。
ちなみに物語がそのまま繋がっているものではないので、パラレルワールド的な見方をした方がいいでしょう。
ウマ娘には多くのキャラクターがいるため、多くのキャラクターの活躍が期待されています。
また、アニメ第1期ではスペシャルウィークが主人公として描かれていましたが、OVAはBNWの3人が主人公のように描かれているため各々の心情が丁寧に描かれています。
【ウマ娘 プリティーダービー BNWの誓いのキーポイント】
【トレセン学園の春の感謝祭】
ウマ娘が通うトレーニングセンター学園、通称トレセン学園には大きなイベントの一つに春のトゥインクル・シリーズファン感謝祭があります。
秋にも同様の規模で感謝祭があるため、年2回文化祭のようなイベントがあるようです。
今回のOVAではこの春の感謝祭が一大イベントとなります。
実行委員を担当するチームは生徒会主導のもとでトレーナーのくじ引きで決められており、今回はチームスピカのトレーナーがハズレクジを引いてしまい、チームスピカが感謝祭の実行委員に選ばれます。
準備期間は各ウマ娘がどのような出し物をしているか実行委員が生徒会の元、見回りをしています。
出し物の内容は、モデルとなった競走馬に関係のある内容となっているものからキャラクターの性格に合わせた内容などがあります。
・ハルウララ:高知物産店
・ユキノビジン:岩手物産展
・ゴールドシチー:美容室
・ビゴーペガサス&ヒシアケボノ:ヒーローショー
・マンハッタンカフェ:喫茶店
・スーパークリーク:耳かき屋さん
・エイシンフラッシュ:お料理教室
・ファインモーション:ラーメン屋台
また、当日はオグリキャップがわんこそばショーに挑戦しておりわんこそばを1000杯完食を目指しています。
アニメ第1期の秋の感謝祭では、各ウマ娘がどのような出し物をしていたかは描かれていませんでしたが、OVAではその点が細かく描かれています。
また、今回の感謝祭ではシンボリルドルフの提案で駅伝をすることとなり、そのチーム分けなども実行委員のチームスピカが仕切ることとなります。
【オグリキャップ】
オグリキャップといえばアニメ第1期の秋の感謝祭ではドーナツ大食いバトルにも出場していました。
漫画版とは違って、アニメでは本当に食事しかしていません。
ちなみにわんこそば10杯でかけそば1人前ぐらいになるそうなので、わんこそば1000杯だと、かけそば100人前食べる事になります。
【BNW】
BNWとはビワハヤヒデ、ナリタタイシン、ウイニングチケットの3人のウマ娘の総称です。
史実でも1993年のクラシック三冠でライバルとして争った競走馬としてBNWと呼ばれております。
今回のOVAではこの3人のストーリーがメインとなります。
同期のウマ娘同士でクラシックは皐月賞をナリタタイシン、日本ダービーをウイニングチケット、菊花賞をビワハヤヒデが勝利します。
そしてクラシックの翌年の天皇賞(秋)がOVA冒頭のレースとなります。
OVAの天皇賞(秋)にはビワハヤヒデ、ウイニングチケットが出走しており、ナリタタイシンはケガで出走を断念しています。
また、1番人気2番人気ながらもビワハヤヒデ5着、ウイニングチケット7着という結果となります。
このレース後ビワハヤヒデとウイニングチケットは足をケガしてしまいます。
これがきっけかでクラシックを競い合った仲の良いライバルだったBNWはお互い気まずい存在となり、避けるようになります。
【ナリタブライアン】
OVAのメインとしてはBNWの3人となりますが、ビワハヤヒデの妹ナリタブライアンも注目されています。
アニメ第1期では生徒会の仕事をしている様子はほぼ描かれていませんが、めずらしくスピカの目玉企画の紹介をする際に仕事をしています。
また、ビワハヤヒデと会話するシーンがよく描かれていたり、阪神大賞典で走るシーンも描かれています。
そして、ナリタブライアンもケガで苦しんだこと、走る上で大切なことを語るシーンがあります。
【駅伝】
春の感謝祭の目玉企画が駅伝です。
駅伝にはBNWの3人がリーダーとなり各チームで競い合うという内容です。
スピカに説明した際には、BNWのメンバーはその話をまだ聞いておらず、その駅伝のチーム集めもチームスピカに委託されます。
最初はそれを嫌がりますが、優勝チームに全国お取り寄せ高級スイーツ1年分が贈られることを聞くと真っ先に各々がBNWのもとに向かいます。
チームスピカもチームに加わり、スイーツをもらうことを各々が考え付いたようです。
駅伝に前向きなビワハヤヒデの一方でウイニングチケットとナリタタイシンは駅伝に出ることに気が進みませんでしたが、なんとか当日を迎えることとなります。
駅伝のチーム編成は下記のようになっています。
【チームB】
ライスシャワー
マチカネフクキタル
マヤノトップガン
マンハッタンカフェ
スーパークリーク
メジロマックイーン
ビワハヤヒデ
【チームN】
ミホノブルボン
セイウンスカイ
アグネスタキオン
テイエムオペラオー
エアシャカール
ゴールドシップ
ナリタタイシン
【チームW】
アイネスフウジン
スペシャルウイーク
ウオッカ
エイシンフラッシュ
アドマイアヤベガ
トウカイテイオー
ウイニングチケット
このチーム編成は史実のレースが関係しています。
チームBはモデル馬がすべて菊花賞馬で、マチカネフクキタル以外は天皇賞(春)も制しているステイヤーチームです。
チームNはモデル馬がすべて皐月賞です。
チームを集めたのがゴールドシップだったためか個性的なウマ娘が集まっています。
そして、チームWはモデル馬がすべてダービー馬です。
また、区によっては実際のレースをともに走ったモデル馬同士が担当していたりします。
(例)ライスシャワーとミホノブルボン、スペシャルウイークとセイウンスカイ
全区間のレース模様が描かれているので見ごたえがあります。
果たしてどのチームが勝利するのでしょうか。
【ダイワスカーレット】
この駅伝に残念ながら出走していないスピカメンバーがいます。
それがダイワスカーレットです。
モデル馬も皐月賞、日本ダービー、菊花賞には挑戦しておりません。
トレーニング中に目を負傷してしまい、走ることができないという理由で駅伝には出走していない形となります。
ちなみにこれには元ネタがあります。
競走馬ダイワスカーレットはドバイワールドカップの出走に向けて調整中に走路のウッドチップがはねて右目に入り、創称性角膜炎と診断され、レースとドバイ遠征を回避しています。
駅伝に関しては各チームからコメントをもらったりするといった点で各チームをサポートをしています。
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OVAではアニメ第1期、アニメ第2期にも登場していないキャラクターが登場しています。
今や70人以上のウマ娘がいますが、どのウマ娘にもモデル馬が存在し、どのモデル馬もレース模様や生き様はアニメにしても見ごたえがあります。
少しでも多くのウマ娘の活躍を見てみたいものですね。
わずかな登場でも史実のモデル馬を知るとそのキャラクターに愛着がもてます。
また、アニメの中に様々な小ネタや元ネタがあることを知れます。
これを機にアニメを見たり、見返してみるのはいかがでしょうか。