アニメのマチカネフクキタル!【ウマ娘】元ネタやキャラについてご紹介
ウマ娘は史実で活躍した競走馬をモデルとした少女達の物語です。
モデルとなった競走馬の活躍は1990年前後が多く、あの時の熱いレースがウマ娘でも再現されており、当時を知る世代も知らない世代にも大人気となっています。
ウマ娘はアプリゲーム、アニメ、漫画と展開されており、その中でもアニメは2018年に第1期、2021年に第2期が放送されました。
今回はアニメに登場するウマ娘の1人であるマチカネフクキタルをご紹介します。
【ウマ娘のアニメに登場するマチカネフクキタルとは?】
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【登場アニメ】 | |
ウマ娘 プリティーダービー ウマ娘 プリティーダービー OVA うまよん ウマ娘 プリティーダービー Season 2 | |
【誕生日】 | 【学年/寮】 |
5月22日 | 高等部/栗東寮 |
【身長】 | 【体重】 |
158cm | 本日も大吉なので増減なし |
【スリーサイズ】 | 【声優】 |
B84/W59/H83 | 新田ひより |
マチカネフクキタルはトレセン学園に通うウマ娘の1人です。
栗毛で外ハネのショートヘアに、右耳あたりに黄色の四葉のクローバーの髪飾り、左耳あたりにダルマの髪飾りをつけ、キラキラした目が特徴的です。
アニメ第1期の6話の秋の感謝祭でメジロマックイーンに占い屋をしているシーンが初登場となります。
ここからはマチカネフクキタルのキャラクターについてご紹介していきます。
【占いが大好きなウマ娘】
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マチカネフクキタルは占いが大好きなウマ娘で、自分だけではなく、他人を占うことも大好きなようです。
また、占いだけでなく、実家が神社の為、神社の巫女の手伝いもしており、年末は毎年神社の手伝いをしているようです。
アニメ第1期の秋の感謝祭で出店した占い屋ではメジロマックイーンを占い、ラッキーアイテムが焼きそばと言っています。
ちなみにそのすぐ後にソースを持ったゴールドシップがやってきますが、焼きそばではなくお好み焼きを作らされることになり、メジロマックイーンは落胆してしまいます。
アニメ第2期でも登場しており、アニメ第2期からは感謝祭のみならず普段から占い屋を学園内に構えています。
看板には「表はあっても 占い」「マチカネフクキタルのよく当たる(以下小さい文字で)かもしれない」など書かれています。
ちなみに第2期初の占いはゴールドシップで、ゴールドシップに今後の活躍ができるか聞くと「凶です」と伝え、即座に「ぶっ潰す」とゴールドシップに返されています。
また、第2期でのある意味裏主人公である、メジロパーマーには親身になって占いをしており、メジロパーマーにとっては欠かせない人物でもあります。
初めは、悩むメジロパーマーにはパートナーの存在が必要なことを告げ、ダイタクヘリオスと出会いを導いています。
また、天皇賞の走りについてメジロパーマーが相談した時には、ただの逃げではなく、爆逃げすべきと告げています。
メジロパーマーは占い通りにレースに挑むと、結果的にメジロパーマーはレースで結果を残すようになります。
占いの結果によって、結果を残せる事ができたメジロパーマーにとっては、マチカネフクキタルは恩人といっても過言ではないでしょう。
【アプリゲームでのマチカネフクキタル】
アニメでは占いキャラの印象が強いマチカネフクキタルですが、アプリゲームでも占いはやっております。
アニメではほぼ水晶を使った占いのみでしたが、鉛筆転がしや人参占いなどの運任せな占いも信じているようです。
また、アニメよりも、信心深く占いに依存している部分が非常に強く表れており、しかも融通が利かない時もあり、暴走しがちなので、見方によっては度が過ぎる狂信者になっています。
そのせいか、よく奇声をあげたりしているためアニメより元気に見えます。
【マチカネフクキタルの走り】
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マチカネフクキタルの走るシーンはアニメでは残念ながらあまり描かれていません。
アニメ第1期ではグラスワンダーがスペシャルウィークを下した宝塚記念で、マチカネフクキタルも出走しています。
走っているところにされて注目されていませんが、ゲートイン前にストレッチするシーンが描かれています。
また、OVAでは駅伝にチームBとして参戦しています。
走順を決める会議では、理論的に決めようとするビワハヤヒデにそんな頭でっかちな決め方ではなく占いで決めましょうと提案しています。
駅伝では第二区を担当しています。
スタート前の第二区を紹介するシーンでは勝負服で背負っている招き猫のリュックサックを背負っていましたが、ライスシャワーからタスキを受け取った時には招き猫はいなくなっていました。
その後はBNWが出走する大阪杯にも出走しており、招き猫を見ながら「見えた!」とレース結果が見えたようなことを言っています。
アニメ2期では占い担当となっており、走っているシーンはほぼありませんでしたが、走る際は占いで戦法を決めていそうですね。
【メイショウドトウ】
占いのシーン、神社のシーンなどマチカネフクキタルはほぼ、メイショウドトウと一緒にいます。
特にアニメ第2期占いのシーンでは、メイショウドトウの「救いはないのですか~?」という言葉が決め台詞のようになっています。
モデル馬同士は一度だけ同じレースに出走したことがあります。
ちなみにそのレースではメイショウドトウが勝利しています。
開運なマチカネフクキタルとネガティブなメイショウドトウという対照的な性格でコンビが組まれているみたいです。
【うまよんのホラー回】
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うまよんでのマチカネフクキタルは肝試しの回で登場します。
肝試し大会が始まる前、ウオッカが少し怯えているダイワスカーレットに「ビビってるのか?」と茶化し、それに対しダイワスカーレットは怒り、喧嘩になってしまいます。
「肝試し前に喧嘩するペアは良くないことが起こる」とマチカネフクキタルが占い、お互いいがみ合っているダイワスカーレットとウオッカに二人をなだめつつ、喧嘩するなら参加をやめるように言います。
しかし、それをきかない二人に、ヒシアマゾンが「じゃあ肝試しでどっちがビビらないか勝負しろ」と言い、二人はそれに乗ります。
そして、マチカネフクキタルはどちらがビビりかジャッジする役割として3人で森へと入いる事となりました。
肝試し道中は一本道のはずですが、なぜか分かれ道に遭遇してしまいます。
マチカネフクキタルは暗い道の方に行ってみようと2人を誘いますが、道順とは違うといって、ダイワスカーレットは別の道を進みます。
そして、さらに分かれ道となり、またマチカネフクキタルは暗い道の方に行こうと誘います。
そこにお化け役のハルウララやゴールドシップが現れ、それに驚いたダイワスカーレットとウオッカは、一目散にマチカネフクキタルを置いて、ゴール地点に到着します。
焦っている二人の元に走り寄ってくるマチカネフクキタルは「どうして先に肝試しに出発してしまったのか」と問います。
それを聞いたダイワスカーレットとウオッカは血の気が引いて、気絶してしまいます。
マチカネフクキタルはずっとスタート地点にいたそうで、道中暗い道の方に誘ったマチカネフクキタルは誰だったのでしょうか…。
うまよんでは珍しいホラー回でした。
【シラキオ様】
シラオキ様とは、競走馬マチカネフクキタルの先祖にあたる大牝馬の競走馬シラオキと言われています。
シラオキ自身は函館記念のみの勝利ですが、牝馬ながら日本ダービーに2着という成績を残しており、多くの子孫が活躍しています。
シラオキ系ですとダービー馬スペシャルウィークやダービー優勝牝馬のウオッカなどもシラオキ系に当たります。
【実際にいた名馬「マチカネフクキタル」】
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マチカネフクキタルは、史実の競走馬マチカネフクキタルという牡馬がモデルとなっています。
史実では日本ダービーを終えてから圧倒的な強さをみせ、菊花賞馬となっています。
ここからは競走馬マチカネフクキタルについてご紹介していきます。
【恵まれた血統の競走馬】
マチカネフクキタルは1994年に生まれます。
父馬クリスタルグリッターズはアメリカの競走馬で17戦5勝のG1馬で日本に種牡馬として日本にやってきます。
母馬アテナトウショウは天馬と称されており、15戦10勝のトウショウボーイを父馬に持ちます。
トウショウボーイの産駒としてはウマ娘となっているのは、クラシック三冠馬ミスターシービーがいます。
アテナトウショウ自身も13戦2勝でG3で3着の実績があります。
父母ともにかなり優秀な馬の為、かなり恵まれた血統のかけ合わせです。
クリスタルグリッターズとアテナトウショウの仔馬は、マチカネフクキタルが2頭目でした。
全兄の仔馬は父馬の血統をうまく受け継ぎ、期待されていた仔馬でしたが骨の異常のため安楽死となっています。
アプリゲームでも姉の存在が明らかになっており、この全兄の仔馬がモデルのようです。
優秀な姉と比べられるということが嫌で、マチカネフクキタルは自己評価が低い一面がウマ娘では描かれています。
マチカネフクキタルは兄ほど期待はされていませんでしたが、健康に成長し、トレーニングセンターに入厩します。
名前は冠名の「マチカネ」と公募から選ばれた「フクキタル」でマチカネフクキタルと名付けられます。
トレーニングの際は頭を高くして走り、調教師のいうことを聞かない気性の難しい馬だったそうですが、心拍数が平均より少ないため、心配機能の高さに期待を持たれていました。
1996年11月のダート新馬戦でデビューしますが、第3コーナーからコースを大きくはずれ、3着となります。
次走の新馬戦でも外に膨れながら走るため4着と敗れます。
その後、裂蹄のため3か月の休養をとり、翌年1997年3月の未勝利戦でようやく初勝利を挙げます。
次走のムーニーバレーレーシングクラブ賞で勝利すると、日本ダービーのトライアルレースのプリンシパルステークスはサイレンススズカに続く2着となり、日本ダービーに駒を進めます。
日本ダービーでは逃げる皐月賞馬サニーブライアンが最後の直線でも先頭で、第3コーナーで仕掛けたマチカネフクキタルは早すぎたタイミングで仕掛けたことが裏目に出てしまい、7着となります。
7着ではありましたが、サニーブライアンから3馬身以内の着差だったこと、仕掛けるときの一瞬の脚の速さから今後のレースが期待されます。
日本ダービー後はさくらんぼステークスに勝利し、夏の休養に入ります。
【同期馬】
ウマ娘となっている1994年生まれの同期競走馬にはサイレンススズカ、メジロドーベル、タイキシャトルがいます。
ウマ娘とはなっていませんが、メジロライアンの産駒メジロブライトやゴールドシップの父馬ステイゴールドなどもいます。
【菊の舞台でも福が来た!菊花賞制覇】
夏の休養を経たマチカネフクキタルは、菊花賞のトライアルレース神戸新聞杯に出走します。
神戸新聞杯には逃げ馬のサイレンススズカが出走していました。
レースはサイレンススズカが先頭、マチカネフクキタルは後方を走ります。
一時マチカネフクキタルは最後方でしたが、直線に入ると一番外から大きくスパートをかけます。
サイレンススズカが馬郡から4馬身ほどを離し、残り200メートルを切ります。
その時マチカネフクキタルがサイレンススズカとの10馬身以上だった差を、2馬身、1馬身、半馬身、並んで交わし、結果約1馬身差で勝利をあげます。
このレースで、圧巻の走りをマチカネフクキタルは見せます。
そして、同じく菊花賞トライアルレースの京都新聞杯にも出走することとなります。
レースは4番手を走り、途中後方まで下がります。
直線に入ると前馬に進路をふさがれますが、内から交わすとそのまま伸びて、勝利をあげます。
マチカネフクキタルは血統的に距離限界説が挙げられていましたが、ここまで3連勝で菊花賞に強い気持ちで駒を進めることとなります。
菊花賞トライアルレースを2連勝していたマチカネフクキタルでしたが、当日は3番人気となります。
やはり父馬クリスタルグリッターズが中距離馬だったこと、トウショウボーイの血統も長距離には向かないとのことが理由でした。
1番人気は神戸新聞杯で下し、京都大賞典を制したシルクジャスティス。
2番人気は京都新聞杯で下したメジロブライトだったのでした。
レースはスタートすると3番手にマチカネフクキタル、中団にメジロブライト、後方にシルクジャスティスは後方を走ります。
2度目の向こう正面になると3頭すべてが中団となります。
最後の直線に入るとメジロブライトが先頭となりますが、マチカネフクキタルが抜け出し1馬身差で勝利をつかみます。
血統も距離ももろともせず、マチカネフクキタルは勝利し、古馬となった走りに期待があがります。
【杉本清アナウンサーの実況】
関西テレビの杉本清アナウンサーはマチカネフクキタルの名前にちなんだ実況をしています。
京都新聞杯では「神戸に次いで京都も制した!京都にも福がきた!」と実況しています。
そして、菊花賞では「福がきた京都!またまた福がきた!神戸、そして京都についで、菊の舞台でも福が来た!」と実況していました。
【引退まで】
1997年は菊花賞の勝利が最後となり、初めての古馬としてのレースは翌年1998年5月の金鯱賞でした。
しかし、この頃から裂蹄や球節炎などの蹄の病気に悩まされ、マチカネフクキタルは勝利することができませんでした。
1998年は3レースのみですべて6着以下という結果でした。
1999年も初戦の京都記念に2着、産経大阪杯に2着と惜しいところまで走りますが、そのほかのレースは11着、7着、5着、7着と大敗します。
そして2000年の宝塚記念後に右前脚浅屈腱炎を発症し、現役を引退します。
その後は種牡馬となりますが、産駒は2007年に中山グランドジャンプを制したリワードプレザンあたりで他に目立った成績を残せた産駒は出ませんでした。
2010年に種牡馬を引退し、山梨県の牧場で同じ馬主のマチカネタンホイザと共にで余生を過ごします。
そして2020年に老衰のため26年の生涯に幕を下ろしました。
【ウマ娘のCM】
アプリゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」では「Heroes 過去も未来も愛される。」編でマチカネフクキタルが出演しています。
マチカネフクキタルは「万福招来 豪脚ステイヤー 」と紹介されています。
古馬となってからは怪我に悩まされましたが、トライアルレースと菊花賞のマチカネフクキタルの走りは心に残る走りでした。
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ウマ娘での占いキャラは、名前から作られた個性だったのですね。
ウマ娘では「凶です」「大凶です」とばかり言っていたマチカネフクキタルですが、史実の神戸新聞杯で逃げ馬サイレンススズカを最後方から差した瞬間は見ていて興奮する走りでした。
史実を知るとキャラクターに愛着が持てますね。
これを機にアニメを見たり、見返してみるのはいかがでしょうか。