アニメのサクラバクシンオー!【ウマ娘】元ネタやキャラについてご紹介
ウマ娘とは史実で活躍した競走馬が少女となり、史実と同じ名前のレースを勝利にむけて健気に走る物語です。
物語は史実に沿ったストーリーとなっており、競走馬の特徴、騎手や馬主の思い、生まれた背景などがウマ娘に反映されています。
現在アニメ、漫画、アプリゲームなどでメディア展開されており、そのすべてが大人気となっています。
今回はウマ娘の一人サクラバクシンオーについてご紹介していきます。
【ウマ娘のアニメに登場するサクラバクシンオーとは?】
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参照元:https://twitter.com/
【登場アニメ】 | |
ウマ娘 プリティーダービー OVA うまよん ウマ娘 プリティーダービー Season 2 | |
【誕生日】 | 【学年/寮】 |
4月14日 | 高等部/美浦寮 |
【身長】 | 【体重】 |
158cm | 増減なし |
【スリーサイズ】 | 【声優】 |
B83/W55/H83 | 三澤紗千香 |
サクラバクシンオーはトレセン学園に通うウマ娘です。
紫の耳飾りとカチューシャをつけた茶髪のポニーテールヘアに、瞳の虹彩が花びらの形をしています。
ちなみにクラスの学級委員長をしています。
TVアニメでの初登場は第2期で4話にてカフェテリアでミホノブルボンに話しかけるシーンが初登場となります。
また、OVA「BNWの誓い」にも駅伝の実況司会者として登場しているため、メディア的にはOVAの方が初登場といえるかもしれません。
ここからはサクラバクシンオーのキャラクターについてご紹介していきます。
【学級委員長で快活なウマ娘】
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サクラバクシンオーは底抜けにポジティブで、明るいウマ娘です。
自身が学級委員長であるという事を誇りに思っており、困った人がいればすぐに駆け付けるような、正義感の強い所があります。
アニメでは登場シーンが少ないのですが、それらの中からサクラバクシンオーについて見ていきます。
まずはアニメ第2期についてですが、登場は4話のワンシーンのみですが、注目していきましょう。
時期はミホノブルボンが無敗でクラシック挑戦前で、ある日のお昼のカフェテリアです。
スペシャルウィークがグラスワンダーとエルコンドルパサーとこれからクラシックに挑戦するウマ娘の話をしていると、ミホノブルボンが話題となります。
ミホノブルボンにカメラが切り替わって、話しかけているウマ娘がサクラバクシンオーです。
「学級院長であるこの私が完璧なアドバイスをしてあげますよ、ブルボンさん!」と学級委員長を強調しながら話しかけます。
ミホノブルボンの走りをみたサクラバクシンオーはミホノブルボンが短距離向きと判断して、短距離路線に進むことを勧めます。
しかし、ミホノブルボンはマスターこと黒沼トレーナーに支持された三冠ウマ娘になるため、短距離路線には進まないと言って去って行ってしまいます。
立ち去るミホノブルボンに「ぅへえー。なんでー?学級委員長が認めているのにー?」と勧誘に失敗して残念そうです。
短い登場シーンながらも学級委員長を強調したキャラクターでした。
また、ミホノブルボンを短距離路線に勧誘し、ライバルになろうと言うサクラバクシンオーは短距離ウマ娘のようですね。
史実のサクラバクシンオーも圧倒的な強さのスプリンターです。
残念ながらアニメでサクラバクシンオーが走るシーンはまだ描かれていません。
【虹彩のカタチ】
ウマ娘には様々は虹彩の形をもったウマ娘がいます。
例えばアニメではキラキラした虹彩のマチカネフクキタルや、渦のような虹彩のメイショウドトウ、他にはツインターボはオッドアイの持ち主です。
そして、サクラバクシンオーも花の形の虹彩をもっています。
この花の形ですが、名前に「サクラ」がついているのた、サクラの花と思われてますが、この花は実は桃の花です。
比べてみるとサクラの花は花弁の先が二股になっており、桃の花弁は先がとがっています。
ちなみに桜の虹彩を持っているのはハルウララです。
【うまよんとOVAでのサクラバクシンオー】
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サクラバクシンオーは、他にはうまよんとOVAでもサクラバクシンオーが登場しています。
まず、うまよんでは「ヒーロー劇場・ウマソルジャーV‼」で登場します。
5レンジャーに扮したウマ娘の一人で「ピンクバクシンオー」と名乗っており担当はピンクのようです。
ただ、ハルウララも登場しており、ハルウララもピンク担当の為、5レンジャーの中にはピンクが二人いる不思議な状態です。
敵役のマンハッタンカフェのビーム攻撃をサクラバクシンオーはかわす見せ場があるものの(※ハルウララは撃沈)、口癖の「学級委員長」は出てこず、サイレンススズカ以外のメンバーがひたすらボケ倒し、サイレンススズカがひたすらツッコむ回でした。
続いて、OVA「BNWの誓い」のサクラバクシンオーは駅伝の実況兼司会者として登場しています。
ステージの上に自信満々で立ち自己紹介を終えると「今日は大爆進していきましょー!」と会場を盛り上げていきます。
各区のウマ娘を一人ずつ名前を紹介したり、解説に話を振ったりとかなりスムーズな進行です。
途中、最終第7区を担当するビワハヤヒデがドクターストップにより駅伝が中止と発表された後も、会場が盛り下がらないように、元気に実況を続けています。
しかし、中止だったはずの第7区にナリタブライアンが駆け付けたことによって駅伝は続行となったり、結果全チームが失格となったり思わぬ事態が起こり驚くシーンもありましたが、元気でハキハキした実況は駅伝を盛り上げてくれました。
【実況者に選ばれた元ネタ】
OVAでは多くのウマ娘の中から実況にサクラバクシンオーが選ばれました。
これは主に競走実況を担当している青嶋アナウンサーが元ネタではないかと言われています。
青嶋アナウンサーは競馬実況の名手と言われており、1000mや1200mという短距離においては1分ほどの短い時間ですべての馬の名前を滑らかな早口で言っています。
このため名短距離馬のサクラバクシンオーの名前から青嶋バクシンオーという愛称がついているそうです。
サクラバクシンオーも駅伝では青嶋アナウンサーほど早口な実況シーンはありませんでしたが、十分会場を盛り上げる実況でした。
【アプリゲームでのサクラバクシンオー】
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アニメでの登場が少ないためアプリゲームのサクラバクシンオーについて少しご紹介していきます。
アニメでもハキハキ話していましたが、アプリゲームでは人一倍元気なサクラバクシンオーが見ることができ、語尾によく「!!」がつく印象で「バクシン!バクシーン!」とよく言っています。
学級委員長である事に誇りを持ち、非常に真面目なのですが、無駄に高い自尊心をもっており、融通が利かない所が多く、暴走する事がしばしばあります。
また、真面目に授業を受けていますが、まったく理解していないので、学力は大してなく、よく補習を受けています。
サクラバクシンオーのキャラを要約すると超絶ポジティブで快活、そして皆に愛されるアホの子というわけです。
アニメでは走るシーンはありませんでしたが、アプリでは史実と同様短距離を得意とするウマ娘です。
学級委員長キャラも健在でみんなの模範となるように史実では走ったこともない、中・長距離のレースに挑戦したいと考えている変に真面目な一面も見ることができます。
そして、アニメで同じシーンに登場したミホノブルボンとライスシャワーと仲がいいようです。
史実のスプリングステークスで3頭が1度だけ一緒に走っており、その後はクラシック路線と短距離路線と別々の道に進んでいます。
【ミホノブルボン】
サクラバクシンオーは感情をあまり表に出さないミホノブルボンのことをロボットだと思っており、本気で電池を差し入れしたエピソードがあるそうです。
ミホノブルボンは気にしてなさそうですが、これはちょっと怒っていいと思います。
【実際にいた名馬「サクラバクシンオー」】
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サクラバクシンオーは、史実で活躍したサクラバクシンオーという栗毛の牡馬がモデルとなっています。
史実で主に短距離で活躍した競走馬です。
ここからは競走馬サクラバクシンオーについてご紹介していきます。
【スプリンター「サクラバクシンオー」】
サクラバクシンオーは1989年に生まれます。
父馬サクラユタカオーは天皇賞(秋)を勝利した競走馬で、レコードを3度更新しているスピードが強みの競走馬です。
産駒はサクラバクシンオー以外にウマ娘ではユキノビジンがおり、種牡馬としても産駒5頭がG1を勝利しています。
母馬サクラハゴロモは有馬記念と天皇賞(春)に勝利したアンバーシャダイを全兄がおり、父馬は世界的な大種牡馬ノーザンダンサーでした。
両親の血筋や成績から見てわかる通り、サクラバクシンオーは良血馬として生まれますが、幼い頃は柔らかみを感じるものの一般的な競走馬といった印象で、素直で大人しい性格でした。
しかし、トレーニングセンターに入ると父馬、母馬同様脚部に不安を抱えるものの、優れたスピード能力を発揮しはじめます。
この頃は血統的に長距離も走れるだろうと期待されていました。
1992年の新馬戦で1200mダートでデビューとなり、逃げて5馬身差を着け、初戦初勝利をあげます。
その後の距離を伸ばし1600m黒竹賞に出走するも、スタートが思うようにいかず最後に仕掛けるも届かず2着となります。
再び1200mに戻り桜草特別は逃げで4馬身差で勝利します。
この時点でサクラバクシンオーはクラシックへの挑戦も考えられていた為、皐月賞トライアルレースのスプリングステークスに出走します。
そのレースにはミホノブルボンやライスシャワーが出走していました。
コースが重馬場だったこともあり、サクラバクシンオーは逃げるミホノブルボンに並ぶこともなく12着という大敗に終わります。
このレースの結果を経て、サクラバクシンオーは短距離路線に進むこととなります。
距離は1200mに戻り、クリスタルカップに万全ではないながらも3馬身半差で勝利し、重賞初勝利となります。
その後の菖蒲ステークスも逃げで勝利しますが、ニュージーランドトロフィー4歳ステークスは距離が伸びたこと、万全ではなかったことから7着となります。
夏の休養後は勝利になかなか届きません。
秋の初戦は大逃げの馬に届かず3着、次走は飛ばしすぎて直前で力尽き7着となります。
その後のキャピタルステークスで軽快な逃げで2馬身半差で勝利し、初のG1スプリンターステークスに駒を進めます。
レースにはマイルCS勝利のダイタクヘリオス、桜花賞勝利のニシノフラワーが出走しており、サクラバクシンオーは3番人気となります。
スタート後は先行集団を走り、3頭で争い合った結果、かなりのハイスピードとなり、最後にニシノフラワーに差されて、サクラバクシンオーは6着となります。
【サクラバクシンオーの走り】
サクラバクシンオーは初めの頃は逃げ馬でした。
短い距離での逃げのためかなりスピード能力が高かったようです。
その後は違った戦法で走るため、うまよんに登場する「逃げ切りシスターズ」にサクラバクシンオーは含まれていません。
ちなみにサクラバクシンオーが生涯で勝利した11勝はすべて1400m以下で、ニシノフラワーに敗北したスプリンターステークスが1400mにおいての唯一の敗北でした。
【初のGI勝利にむけて】
その後は、脚部不安のため翌年の1993年春シーズンは全休し初戦はオータムスプリントステークスに出走します。
これまでほぼ逃げで勝利してきたサクラバクシンオーでしたが、今回は5、6番手を走り、直前で抜け出して勝利する新しい走るスタイルを身につけます。
しかし、次走は重馬場だったこともあり4着となります。
そして、前年勝利したキャピタルステークスを連覇し、前年の6着だったスプリンターズステークスに駒を進めます。
レースには安田記念、天皇賞(秋)を勝利したヤマニンゼファー、前年勝利馬のニシノフラワーも出走していました。
スタートするとサクラバクシンオーは3番手を走り、ヤマニンゼファーはその後ろを走ります。
ゆったりと進み、直前でサクラバクシンオーが馬群を抜け2馬身半差で勝利します。
これがサクラバクシンオーにとってのG1初勝利となりました。
翌年の1994年は、2度目のG1勝利のため安田記念を目指し前哨戦に臨みます。
しかし、条件が合わず東京新聞杯と京王杯スプリングカップを回避し、ダービー卿チャレンジが前哨戦となり、勝利します。
迎えた安田記念は強豪な外国馬も出走しており、サクラバクシンオーは3番人気となります。
レースは先行を走り、直線で先頭に立つも後続に差されて4着となりました。
その後の毎日王冠は2年半ぶりの1800mに出走することとなります。
レースではハイペースで走り、直前まで先頭でしたが、ゴール直前で後続馬に交わされて4着となります。
その後はスワンステークスの短距離レースに戻ります。
レースには安田記念を勝利したノースフライトが出走していましたが、サクラバクシンオーが約2馬身差で勝利します。
次走はマイルCSに出走が決まり、再びノースフライトと走ることとなります。
レースはサクラバクシンオーが3番手後ろにノースフライトが走り、直線で先頭に立つも直前でノースフライトに交わされてしまい1馬身半差で2着となります。
【苦手な距離】
サクラバクシンオーは1200mや1400mでは圧倒的な強さを見せつけました。
マイルCSの1600mが得意な距離以外での最後のレースとなりましたが、サクラバクシンオーは生涯で1600m以上で勝つことは一度もできませんでした。
【スプリンターとしてのラストランと種牡馬としての活躍】
次走は連覇がかかるスプリンターズステークスとなり、これがサクラバクシンオーの引退レースと決まります。
強豪外国馬も参戦している中でサクラバクシンオーは1番人気となります。
レースはハイペースとなりサクラバクシンオーは先団をみながら中団を走ります。
最終コーナーから仕掛けると直線で先頭にたちます。
そして、どの馬も寄せ付けない勢いで走り、「楽勝でゴールイン」という実況とともにゴール板を駆け抜けます。
結果は2着のヒゴーペガサスに4馬身差をつけてラストランを勝利で飾り、タイムもレコードを更新をしています。
サクラバクシンオーはスプリンターズステークスで勝利した功績により、1994年のJRA賞最優秀短距離馬を受賞し、日本競馬史上最強最速短距離馬と称えられました。
翌年1995年に引退式が行われ、サクラバクシンオーは最後の走りを披露し、社台スタリオンステーションで種牡馬となります。
この牧場に入る種牡馬はトウカイテイオーやメジロマックイーンと言った殿堂入りした優秀な競走馬のみでした。
当時は海外から輸入されたサンデーサイレンス、トニービン、ブライアンタイムなどの外国種牡馬が人気でしたが、内国産種牡馬としてサクラバクシンオーが期待されます。
そして、多くのG1馬が種牡馬成績の伸び悩む中、サクラバクシンオーは多くの優秀な産駒を残します。
産駒の数が多いため、G1馬の代表産駒には下記などがいます。
1997年産
ブランディス(2004年中山大障害、中山グランドジャンプ)
1998年産
ショウナンカンプ(2002年高松宮記念、スワンステークス、2003年阪急杯)
2008年産
グランプリボス(2010年京王杯2歳ステークス、朝日杯フューチュリティステークス、2011年NHKマイルカップ、2012年スワンステークス、2013年マイラーズカップ)
また、グレート制重賞優勝馬や地方重賞優勝馬は毎年のように出ています。
ちなみに、母の父としては2015年に菊花賞、スプリングステークス、セントライト記念、2016年にジャパンカップ、京都大賞典、2017年に大阪杯、天皇賞(秋)、有馬記念、2017年に天皇賞(春)に勝利したキタサンブラックが有名です。
そして、サクラバクシンオーは産駒達が活躍する2011年に心不全で22年の生涯に幕を下ろしました。
【JRAのCM】
JRAで2012に放送されたスプリンターズステークスのCMではサクラバクシンオーのことが取り上げられています。
94年 スプリンターズステークス
絶頂を極めた者に、もはや勝つべき戦いは残っていないのか。
レコードを叩きだした、ラストラン。
最後に勝つものが勝者だ。その馬の名は―サクラバクシンオー
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アプリゲームではかなり初期から登場していたことと、育成がしやすかったため人気のウマ娘の1人でもあります。
アニメでは短い登場ながらも、史実のモデル馬の圧倒的な強さを知るとキャラクターの印象が変わってきますね。
ウマ娘は史実を知るとさらにストーリー、設定、小ネタが楽しめます。
これを機にアニメを見たり、見返してみるのは如何でしょうか。