アニメのユキノビジン!【ウマ娘】元ネタやキャラについてご紹介
ウマ娘とは史実で人々の心に残った競走馬が少女へと姿を変え、レースに挑み続ける物語です。
アニメ、漫画、アプリゲームと様々なメディア展開をされており、そのどれもが大人気となっています。
2021年には「ユーキャン新語・流行語」に「ウマ娘」がノミネートされました。
そんなウマ娘の魅力の一つは、史実の競走馬をモデルとする70人以上の多種多様なキャラクター達ではないでしょうか。
今回はそんなウマ娘のひとり、ユキノビジンについてご紹介していきます。
【ウマ娘のアニメに登場する ユキノビジンとは?】
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参照元:https://twitter.com/
【登場アニメ】 | |
ウマ娘 プリティーダービー OVA うまよん ウマ娘 プリティーダービー Season 2 | |
【誕生日】 | 【学年/寮】 |
3月10日 | 中等部/美浦寮 |
【身長】 | 【体重】 |
156cm | 増減なし |
【スリーサイズ】 | 【声優】 |
B80/W55/H80 | 山本希望 |
ユキノビジンはトレセン学園に通うウマ娘です。
栗色のボブヘアを編み込みしており、白色のイヤーカバーとカチューシャをつけています。
岩手出身のウマ娘の為か、方言を話しています。
アニメではOVA「BNWの誓い」で春の感謝祭で岩手物産展を準備しているシーンが初登場となります。
ここからはユキノビジンのキャラクターについてご紹介しています。
【岩手出身の方言女子】
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ユキノビジンは岩手出身のウマ娘です。
実際にモデル馬も岩手の盛岡競馬から中央に移籍しています。
おとなしく、控えめで、自尊心の低い性格ですが、都会に対して憧れを持っており、特にモデルとしても活躍しているゴールドシチーには非常に強い憧れを持っています。
うまよんでは3話「憧れの世界はホラここに」に登場しています。
ユキノビジンはゴールドシチーがモデルとして掲載されている雑誌を「素敵だ~」「憧れるな~」とマヤノトップガンと見ています。
すると、やって来たゴールドシチーに撮影現場に来ないかと誘います。
しかし、私たちみたいな素人がいると邪魔じゃないかとユキノビジンは心配します。
また、見学後も思ったより華やかでもないでしょというゴールドシチーに「すんげぇキラキラしてました。」「私には遠い憧れの世界で」と言いユキノビジンの控え目な一面がみられます。
その後は、ゴールドシチーに憧れって言葉で夢から遠ざけないで、まずは挑戦して夢に近づくことが第一歩と言ってユキノビジンは少し前向きになるのでした。
【ゴールドシチー】
田舎の子が都会の子に憧れるように見えるユキノビジンとゴールドシチーですが、実はそうではありません。
ゴールドシチーも都会に染まりきらず、ピュアなユキノビジンのことを素敵と感じているようです。
史実のモデル馬同士の競争経験はありませんが、ゴールドシチーと同名の別の競走馬が中央から岩手競馬に移籍したことがあります。
【岩手愛】
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うまよんでは控えめな性格なユキノビジンでしたが、OVAでは自分が出店する岩手物産展の為に、積極的に動き、奮闘しています。
春の感謝祭ではモデル馬にゆかりのある岩手物産展を出店しており、高知物産展をやるハルウララをお互いにライバル視しています。
準備のシーンや感謝祭当日は岩手ゆかりのものが多く登場しています。
●こけし
●南部煎餅
●盛岡冷麺
●岩咲桜
●抹茶あんサンドクッキー
こけし、南部煎餅、盛岡冷麺は実際にある岩手の名物ですね。
岩咲桜は名前とパッケージから「石割桜」というゴーフルのお土産が元ネタのようです。
また、抹茶あんサンドクッキーは「あんバターサンドクッキー」というお菓子が元ネタのようです。
そして、物産展を終えてユキノビジンが登壇したのが「オグリキャップのわんこそばしょー」です。
準備期間にわんこそばを見つけたオグリキャップは、わんこそばが「お客さんがいらないというまでおそばを食べてもらうんですよ~」という説明を受け、あることを思いつきます。
そして、感謝祭目玉企画の駅伝中に同時進行でわんこそば1000杯食べられるかに挑戦することとなります。
挑戦中はものすごい勢いでそばを食べるオグリキャップのスピードに焦りながらも「はい、どんどん」と掛け声もしっかり言って遅れることなくそばを入れ続けます。
かなりスムーズな給仕ため、もしかすると地元の岩手でわんこそばの給仕をしたことがあるのかもしれませんね。
【地方出身ウマ娘】
感謝祭の準備期間中のワンシーンに偶然集まったスペシャルウィーク、オグリキャップ、ハルウララ、ユキノビジンには共通点があります。
それはどのウマ娘も地方出身ということです。
スペシャルウィークは北海道、オグリキャップは岐阜のカサマツ、ユキノビジンは岩手、ハルウララは高知です。
また、スペシャルウィークはアニメ第1期「ウマ娘 プリティーダービー」の主人公、オグリキャップは漫画「ウマ娘 シンデレラグレイ」の主人公、ハルウララは漫画「ウマ娘 プリティーダービー ハルウララがんばる!」の主人公ですね。
もしかするとユキノビジンも他のメディアで注目される日が来るかもしれませんね。
【アプリゲームでのユキノビジン】
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2021年11月現在、アプリゲームではユキノビジンは未実装です。
そのため、どのような育成になるのか、どのような走りかは今後のお楽しみとなります。
しかし、サポートカードとしては実装されているので、他のキャラクターと話すユキノビジンを見ることができます。
マヤノトップガンのよき理解者で、ゴールドシチーに憧れているところが描かれています。
他にも、マンハッタンカフェやウイニングチケットとの絡みもあります。
さらには2021年10月28日~11月8日の期間に実施されたストーリーイベントでの重要キャラになるなど、未実装ながらも色々と活躍の場を得られています。
今後の実装が楽しみですね。
また、未実装のため勝負服姿で走るシーンを見ることはできませんが、サポートカードでは勝負服姿を見ることができます。
紺色のダッフルコードにミトンとマフラーをつけたスカート姿です。
雰囲気は冬場の女子高生のようなスタイルです。
また、靴はなんとスケートの靴で底にはブレードがついています。
本当にその靴で走れるのか気になりますね。
さすがにスケート靴で走らせるのは危険な気がしますし、ダッフルコートで走らせるのも暑くて可哀想な気もするので、恐らく実装された場合は衣装変更されるでしょう。
【方言】
ユキノビジンは誰が聞いても方言で話しているのですが、本人は標準語を話しているつもりのようです。
そんなユキノビジンの声を担当されているのは声優の山本希望さんです。
実は山本さんご自身も同じ東北の青森ご出身だそうです。
声優を決めるにあたって、東北ご出身の方を選ばれたのでしょうか。
【実際にいた名馬「 ユキノビジン」】
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ユキノビジンは史実で活躍したユキノビジンという名前の牝馬がモデルとなっています。
岩手の盛岡競馬場でデビューし、その後中央競馬に移籍しG1に出走しています。
ここからは競走馬ユキノビジンについてご紹介していきます。
【岩手でデビュー】
ユキノビジンは1990年に生まれます。
父馬サクラユタカオーは1986年の天皇賞(秋)に勝利したGⅠ馬で、種牡馬としては、ウマ娘でも登場しているサクラバクシンオーの父馬でもあり、多くの優秀な競走馬を輩出しています。
母馬ファティマはアメリカで14戦8勝のロイヤルスキーを父馬にもちます。
ウマ娘でも岩手が強調されていたように盛岡競馬場でデビューとなります。
本来は中央でデビューするはずでしたが、預託厩舎に空きがなかったことと、初めはダートで走らせる方針だった為、盛岡競馬場でデビューとなります。
1992年新馬戦の初戦で初勝利をあげるとそのまま3連勝と快調でしたが、初の重賞となった南部駒賞では5着に沈みます。
翌年1993年は予定通り中央に移籍し、クロッカスステークスに出走します。
10頭中9番人気と期待されずにスタートしますが、逃げて2着に3馬身差で移籍後初戦で初勝利をあげます。
そして、ユキノビジンはGⅠである桜花賞に駒を進めることとなります。
【同期馬】
1990年生まれのユキノビジンですが、中央での同期にはビワハヤヒデ、ウイニングチケット、ナリタタイシン等のBNWが同期に当たります。
ちなみに牡馬の3頭と牝馬のユキノビジンのため同じレースに出走したことはありません。
モデル馬が同期だったためBNWがメインとなるOVA「BNWの誓い」に登場したのかもしれませんね。
【中央での重賞勝利を目指して】
桜花賞にはトライアルレースのチューリップ賞を制したベガ、ここまで2番以内の堅実な走りのマックスジョリー、GⅡ報知杯4歳牝馬特別を制したヤマヒサローレルが1~3番人気と集中していました。
その中で、ユキノビジンは5番人気となります。
スタートすると先頭中団にベガとヤマヒサローレル、その後ろ中団にマックスジョリー、ユキノビジンが走ります。
第3コーナーを過ぎるとベガとマックスジョリーがあがり、先頭争いとなります。
第4コーナーでユキノビジンが外へもちだし直線でぐんぐん上がり他馬を交わします。
先頭を独走するベガの後方でユキノビジンは2番手争いかと思いきや、そのまま伸びベガを差す勢いで走ります。
しかし、結果的に首差届かずで、2着となります。
あと数メートル余裕があれば確実に差し切れた末脚に、ユキノビジンの評価が上がり、次走のオークスでは3番人気まで期待が高まります。
スタートするとユキノビジンは先頭争いをする勢いで飛び出し、3番手を走ります。
まとまった馬郡の前、ユキノビジンは3番手のまま第4コーナーに入ります。
直線でユキノビジンが先頭を走るヤマヒサローレルを交わし先頭にたちます。
しかし、同じく外から上がるベガに並び交わされてしまいます。
なんとか最後に伸びるマックスジョリーを抑えて、ユキノビジンは再び2着という結果となりました。
結果、GⅠには勝利に手が届きませんでしたが、2度の2着とベガとの接戦から今後が期待されるようになります。
しかし、この頃のユキノビジンはまた関節の不安と戦っていたのでした。
【ぬいぐるみ】
ユキノビジンは「美少女」「グッドルッキングホース」といわれています。
名前が美しいこと、きれいな栗毛の馬体に鬣を白いリボンで編み込みがされており、女性からの人気が高い競走馬でした。
そのため重賞未勝利ながらオークス後にはユキノビジンのぬいぐるみがつくられていたそうです。
【ラストランと引退後】
牝馬三冠といえば、桜花賞、オークス、秋華賞と想像するかもしれませんが、秋華賞は1996年に新設された為、ユキノビジンが現役の頃には秋華賞はありませんでした。
その為、この時の牝馬三冠というと、桜花賞、オークス、エリザベス女王杯でしたので、ユキノビジンは目標を、当時の牝馬三冠最終レースであるエリザベス女王杯とします。
夏の休養を終えるとエリザベス女王杯に向け、秋の初戦をクイーンステークスとします。
これまでの走りから中央で初の1番人気で出走すると、スタート後に早々に先頭に立つとそのまま勝利し、中央重賞初勝利をあげます。
そして迎えた、本命のエリザベス女王杯ですが、3番人気でありながらも、前方集団を走るも直線で伸びることなく、他馬に交わされ続け10番と惨敗します。
このレースで勝利したのは、前走クイーンステークスで下したホクトベガで、桜花賞、オークスで先頭争いの接戦を繰り広げたベガは3着でした。
その後はターコイズステークスに出走し、再びホクトベガを下します。
しかし、古馬となるも、脚部不安のためその後のレースに出走することなく、引退することとなり、結局ターコイズステークスがラストランとなりました。
引退後、ユキノビジンは繁殖牝馬となります。
ウマ娘関係では、ウイニングチケットとマンハッタンカフェの産駒を生んでいます。
しかし、残念ながら活躍馬は誕生しませんでした。
2010年に繁殖牝馬を引退すると、牧場で功労馬として余生を過ごします。
そして2016年に老衰のため26年の生涯に幕を下ろします。
【子孫】
繁殖牝馬の成績はいい結果を残すことはできませんでしたが、ユキノビジンの仔から3頭の牝馬が繁殖牝馬となっています。
そして、ユキノビジンからみて孫にあたるゴムマリが、2021年5月までレースに出走していました。
その後の出走はないようで、引退しているのかもしれませんが、2017年のデビューから2021年の5年間走り続けたようですね。
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アニメでの登場が短かったように、史実も脚部不安で短い競争生活でした。
しかし、モデル馬が美しかったようにウマ娘のユキノビジンもとてもかわいい外見をしています。
今後のアプリゲーム実装が楽しみですね。
ウマ娘は史実を知るとキャラクターに深みを感じ、愛着を持つことができます。
これを機に史実を見てからアニメを見たり、見返してみるのはいかがでしょうか。