ウマ娘シンデレラグレイの簡単なあらすじ!物語のキーポイントも併せてご紹介
アプリゲーム、アニメ、漫画と大人気コンテンツのウマ娘。
実際の競走馬をモデルとしているため多くのキャラクターが登場します。
そんなウマ娘の一人、オグリキャップを主人公とした漫画が「ウマ娘 シンデレラグレイ」です。
今回は、そんな「ウマ娘 シンデレラグレイ」に興味があってこれから読もうかと悩んでいる方に、作品の簡単なあらすじや押さえておきたいキーポイントなどをご紹介していきますので参考にしてみて下さい。
【ウマ娘シンデレラグレイの物語】
©漫画 久住太陽/脚本 杉浦理史/漫画企画構成 伊藤隼之介(原作:Cygames) / 集英社
© Cygames, Inc.
ウマ娘シンデレラグレイ 1巻より引用
『週刊ヤングジャンプ』にて、2020年28号より連載開始が開始され、2021年5月現在コミックは3巻まで発行されています。
作画は過去にヤングジャンプ新人漫画賞を受賞された久住太陽先生が担当しています。
脚本は杉浦理史先生、漫画企画構成は伊藤隼之介先生で、お二人はアニメウマ娘の構成、プロデューサーとして関わっています。
オグリキャップはアニメではレースでの強さより健啖家のイメージを残したキャラクターでしたが、史実で第二次競馬ブームを起こすほど活躍し、愛された競走馬です。
漫画ではそんなオグリキャップの成長、そして活躍するオグリキャップが描かれています。
▼あらすじはこんな感じ▼
別世界の名馬の名前と魂を受け継いだ少女達である「ウマ娘」
この世界のウマ娘達は、トゥインクルシリーズと呼ばれるレースに勝つ為に、日々トレーニングに励んでいます。
ある日の東京都府中市東京レース場で行われた日本ダービー。
日本ダービーは最終コーナーを過ぎ、競り合うウマ娘達が死闘を繰り広げるレースに観客は大盛り上がりをみせます。
そんなレース中継をスマホ越しにみていたトレーナーの北原も大興奮で震えていました。
しかし、北原がいる岐阜県羽島郡のカサマツレース場には中央(トウインクルシリーズ)とは違い、活気のある観客も、強いウマ娘達も、熱い実況のアナウンサーもそこにはいませんでした。
帰り道、北原は自分と重ね、心から応援したくなるようなそんなスターカサマツにはがいないことに落胆します。
時を同じく、カサマツトレーニングセンター学園、通称カサマツトレセン学園に入学したウマ娘のベルノライトは、憧れの学園生活に心を躍らせます。
一癖も二癖もある周りのウマ娘に萎縮していると、泥だらけのジャージを着て「間に合った」と豪語しながら遅刻するウマ娘のオグリキャップが現れます。
その後もオグリキャップは授業は居眠りし、昼食はタワーのように積み重ねたコロッケを一瞬で食べたりとマイペースな学園生活をはじめます。
そんな姿を見たベルノライトは、オグリキャップはクセはあるもの悪い子ではないと感じ、少しずつ話すようになっていきます。
しかし、クラスメイトのノルンエース、ルディレモーノ、ミニーザレディの3人はオグリキャップの存在をよく思わず、「泥うさぎ」と呼び、寮の部屋を追い出して物置部屋で寝るように言います。
それを見ていたベルノライトは怒り、強い口調でいい加減にするよう言いますが、オグリキャップが「何があったか知らないけどケンカは良くない。みんな仲良く!」とドヤ顔でケンカを止めます。
唖然とするその場を気にもとめずオグリキャップは物置小屋へ歩いていきました。
翌日の授業はゲート体験と、800メートルダート(砂)のレースの練習でした。
北原を含めたトレーナーもチームスカウトのために見学に来ている中、1番にいい走りをみせたのはフジマサマーチでした。
いいスタートに綺麗なフォームからトレナー達はフジマサマーチに期待を寄せます。
そして、オグリキャップの番がやってきます。
隣のゲートに入ったミニーレディは嫌がらせでオグリキャップの靴紐を解いてしまいます。
結び直し、出遅れるオグリキャップですが、超前傾姿勢であっという間に先頭を抜かします。
それを見ていた北原はそんなオグリキャップの走りを見て、自分と重ね合わせて、心の底から応援したくなるスターを見つけ、涙を流し喜びます。
焦りながらターフまで転がり降りた北原はオグリキャップの名前を尋ね、「俺と一緒に天下を取らないか!?」と自分のチームにスカウトします。
そして、オグリキャップとトレーナー北原の特訓が始まっていきます。
この物語はオグリキャップが地方であるカサマツレース場のみならず、中央(トゥインクルシリーズ)でライバルと共に成長していく物語です。
▼要約すると
後に"怪物"と呼ばれるウマ娘オグリキャップが地方レースから敵わないと言われた中央レースで活躍する物語です。
地方から来た怪物オグリキャップは史実でも地方から中央競馬に上り詰め、数々のレースで活躍します。
そんなオグリキャップがどのようにカサマツで過ごし、どのように中央で活躍したかが、史実を元に描かれています。
以下では「ウマ娘 シンデレラグレイ」を読むにあたって抑えておきたいポイントをいくつかご紹介していきます。
【ウマ娘シンデレラグレイのキーポイント】
【ウマ娘】
©漫画 久住太陽/脚本 杉浦理史/漫画企画構成 伊藤隼之介(原作:Cygames) / 集英社
© Cygames, Inc.
ウマ娘シンデレラグレイ 1巻より引用
本作に登場する登場の大半はウマ娘と言われる架空の人種です。
外見は基本は人間と同様ですが、馬のような耳と尻尾を持っています。
また、レース中は約70キロのスピードで走ることが出来ます。
ウマ娘には一人一人にモデルとなった競走馬がいるため、見た目や性格には違いがあります。
例えば本作の主人公のオグリキャップは、葦毛の馬の為、髪の毛は銀髪のような色となっています。
また、身に付けているカチューシャは騎手が来ていた黄色の菱形の模様がモデルとなっています。
そして、性格も競走馬をモデルとしており、他の馬より1.5倍ほど食べることから健啖家として描かれています。
【もはやバトル漫画と言っていいウマ娘】
ウマ娘はアプリゲーム、アニメ、漫画、小説など様々な媒体で楽しめますが、「シンデレラグレイ」は他の作品に比べてレースにシリアス要素が強くなっています。
アニメ版はキラキラとした「希望」を描いているイメージですが、一方でシンデレラグレイではシビアな「現実と絶望」を描いています。
特に、レースとなると殺伐とした雰囲気が醸し出され、もはや命が取られるのではないかと思われる程の形相で走っているシーンが多く見られ、もはやバトル漫画に近い作品になっています。
しかしながら、そういった雰囲気が出た事によって、レース展開の熱さや敗北の絶望感、勝利の達成感、感動等がより強く感じられます。
オグリキャップが見せる生き生きとした本気の顔、笑顔、涙はぜひ皆さんにも見てもらいたいものです。
【トレーナー】
©漫画 久住太陽/脚本 杉浦理史/漫画企画構成 伊藤隼之介(原作:Cygames) / 集英社
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ウマ娘シンデレラグレイ 2巻より引用
ウマ娘がレースに出るためにはチームに入らなければなりません。
そのチームを指導する人をトレーナーと呼びます。
本作に登場する北原もカサマツ所属のトレーナーの一人です。
トレーナーの仕事は新入生からチームへのスカウトから始まります。
フジサカマーチの場合、特待生だったこと、走りにも素質があることから多くのトレーナーのドラフト1位だった模様です。
その直後に走ったのがオグリキャップですが、ほとんどのトレーナーはフジサママーチを勧誘をするのに必死だったため、オグリキャップの走りを北原しかみていませんでした。
そのため、ものすごいスピードで走ったにもかかわらず、他のトレーナーは見ていなかったため、唯一見ていた北原のみがスカウトを成功させます。
ついでに、ベルノライトも一緒にスカウトされます。
そして、チーム加入後は走り方のトレーニングを指導します。
北原は走ると息があがってしまうベルノライトには体力作りを指示したり、オグリキャップにはダートに適した走り方を指示しています。
また、同じくカサマツ所属の柴崎トレーナーはフジサカマーチにコースの長さをはじめレースの駆け引きなどを指導しています。
しかし、思っていることを相談しないフジサカマーチの担当トレーナーの柴埼はコミュニケーションは必須課題と考えているため、走る技術だけではなく内面でも必要であればトレーニングを行うようです。
【金欠なトレーナー】
トレーナーは上記で挙げた以外にもウマ娘をサポートしています。
オグリキャップに関しては底が抜けるまで履き潰した靴をトレーナーが出資して新調しています。
実家がウマ娘専用のスポーツ用品店のベルノライトが靴や蹄鉄などを買い揃えた結果、82,005円もの金額となり、領収書を目にした北原は凍りつきます。
ちなみに収入は給料制で、地方トレーナーは安月給で苦労してるようです。
アニメウマ娘のチーム「スピカ」のトレーナーもいつも「スピカ」のメンバーに食べ物をおごったり、合宿に連れて行っているためから金欠な様子が描かれていました。
【カサマツトレセン学園】
©漫画 久住太陽/脚本 杉浦理史/漫画企画構成 伊藤隼之介(原作:Cygames) / 集英社
© Cygames, Inc.
ウマ娘シンデレラグレイ 1巻より引用
シンデレラグレイ第一の舞台となる、岐阜ウマ娘カサマツトレーニングセンター略してカサマツトレセンは、地方の岐阜県羽島郡にある地方の学園です。
そこで学ぶウマ娘はカサマツレース場でデビューすることとなっており、他の地方にあるレース場は北は帯広から南は佐賀まで全国に15箇所あります。
地方で開催されるレースをローカルシリーズといいます。
ローカルシリーズでは基本的に所属するレース場でのみ出走し、優秀な成績を収めると近隣のレース場に遠征したりします。
カサマツの場合は名古屋レース場に遠征したり、東海ダービーに出走することがあります。
カサマツレース場はダートという砂のコースとなっており、モデルとなった笠松競馬場もダートコースとなっています。
作中にオグリキャップが河川敷を走るシーンが度々描かれていますが、実際の笠松競馬場も1級河川の木曽川沿いにあります。
また、北原と金華山を登るシーンがありますが、これも実在する山で、笠松競馬場から10キロほどあります。
【東海ダービー】
当初出会ったばかりのオグリキャップと北原は東海ダービーを目標にレースをこなしていました。
漫画ではそこまで詳しく説明されていませんが、史実での東海ダービーとは名古屋競馬場で行われる競走です。
以前は名古屋優駿と呼ばれており、笠松所属、名古屋所属の馬が活躍しています。
【トゥインクルシリーズ】
©漫画 久住太陽/脚本 杉浦理史/漫画企画構成 伊藤隼之介(原作:Cygames) / 集英社
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ウマ娘シンデレラグレイ 1巻より引用
東京、府中にあるトレセンに通うウマ娘が目指すレースは、全国のレース場で開催される中央(トゥインクルシリーズ)です。
中央レースには格付けがあり、上からG1、G2 、G3、オープン戦などが存在し、ウマ娘はみなG1を目指します。
その中でもオグリキャップが編入したクラシック級はG1クラシック三冠レースの皐月賞、日本ダービー、菊花賞を目指します。
東京のトレセン学園の生徒数は2000人弱で、選手以外にもサポートスタッフを養成する研修コースもあります。
学園内にはプール、ジム、スタジオ、野外ステージ、実物大コースを数種類備えたグラウンドとウマ娘にとって必要なもの、場所がすべてそろっています。
上空からみるとカサマツの倍以上の敷地面積です。
ローカルシリーズとトゥインクルシリーズは史実の地方競馬と中央競馬をモデルとしており、地方競馬に比べ中央競馬は賞金が大きく、その勝利を狙う優秀な馬が集まっています。
ウマ娘に賞金などはありませんが、地方と中央の規模の差はこれが反映されています。
その為、物語冒頭で北原が落胆していたように、観客もウマ娘の実力も小規模となっております。
【スクールモットー】
東京のトレセン学園のスクールモットーは「Eclipse first, the rest nowhere(唯一抜きん出て並ぶ者なし)」です。
これは実在した競走馬「エクリプス」にちなんだ諺です。
エクリプスは18世紀に活躍したイギリスの競走馬、大種牡馬です。
現役時は18戦18勝という戦績を残しています。
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今回の記事を参考にして「ウマ娘 シンデレラグレイ」を読んでみてはいかがでしょうか。