シンデレラグレイに登場するベルノライトについて!元ネタも含めてご紹介【ウマ娘】
実際にいた競走馬を美少女化したメディアミックス作品「ウマ娘」は、アプリゲーム、アニメ、漫画と様々の方面で人気の高いコンテンツとなっています。
元々は、アプリゲームが主体となっているのですが、アプリゲームの配信より先に漫画の連載やアニメ化がされるということが話題となりました。
ウマ娘の漫画作品の一つである「ウマ娘 シンデレラグレイ」は、オグリキャップが主人として描かれており、史実を元にストーリーが展開されていきます。
今回はシンデレラグレイに登場し、オグリキャップを親友として支えるベルノライトについてご紹介していきます。
【ウマ娘シンデレラグレイに登場するベルノライトとは?】
©漫画 久住太陽/脚本 杉浦理史/漫画企画構成 伊藤隼之介(原作:Cygames) / 集英社
© Cygames, Inc.
ウマ娘シンデレラグレイ 1巻より引用
【初登場】 | 【所属】 |
1巻1話 | 日本ウマ娘カサマツトレーニングセンター学園 ↓ 日本ウマ娘トレーニングセンター学園(サポート研修生) |
【誕生日】 | 【身長】 |
5月22日 | 146cm |
【毛色】 | 【性格・特徴等】 |
栗毛 | ※温厚篤実(おんこうとくじつ)/カサマツで座学学年1位/実家がスポーツ用品店のその方面の知識が深い/レースは苦手 |
【元ネタになった競走馬】 | |
ツインビー/内面はオグリキャップと共に中央に移籍した三輪勝蹄鉄師 |
※温厚篤実…心穏やかで人に優しく、思いやりがあり、誠実な様子。
ベルノライトはカサマツトレセン学園に通うウマ娘の一人です。
ふわっとしたボブヘアに前髪に白色のアッシュがはいっており、Bの形のヘアピンを両サイドにつけています。
オグリキャップと同じクラスで、入学初日に憧れの学園生活に心躍らせるシーンで初登場します。
その後はオグリキャップのよきサポーターとしてそばで支える存在となります。
ここからはベルノライトのキャラクターについてご紹介していきます。
【友達思いの心優しいウマ娘】
©漫画 久住太陽/脚本 杉浦理史/漫画企画構成 伊藤隼之介(原作:Cygames) / 集英社
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ウマ娘シンデレラグレイ 1巻より引用
ベルノライトは優しい性格で、引っ込み思案な一面もある一方で、人のために怒ることもできる思いやりのあるウマ娘です。
引っ込み思案が原因で入学初日は友達ができず落ち込んでしまいますが、同じく一人で食事するオグリキャップに声を掛けます。
第一印象でオグリキャップは一際癖が強いと初めは引いていましたが、その後はどんどん仲良くなっていきます。
また、オグリキャップがルディレモーノ、ミニーザレディ、ノルンエースにいじめられていた時はやめるように言ったり、本気で「いい加減にしてよ」と怒るシーンもあります。
引っ込み思案ながらも友達のために行動できています。
【作中一の顔芸キャラクター】
他のウマ娘のコンテンツに比べ、比較的ストイックなスポーツ漫画として描かれるシンデレラグレイは、登場するキャラクターのほとんどがかなりシリアスな表情で描かれることが多いです。
しかし、その中で一番リアクションをとるのがベルノライトです。
初めてオグリキャップを見た時はかなり引いており、シンボリルドルフと会話するときは怯えており、中央のサポートウマ娘に初めて会う時は色々と悟った顔をしています。
ちなみにオグリキャップもゴルゴ13のような顔をするシーンもあります。
【ウマ娘だが走るのが苦手】
©漫画 久住太陽/脚本 杉浦理史/漫画企画構成 伊藤隼之介(原作:Cygames) / 集英社
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ウマ娘シンデレラグレイ 1巻より引用
心優しいベルノライトですが、体力面には課題があります。
オグリキャップと同じく北原トレーナーのもとでトレーニングに励むのですが、オグリキャップと並走トレーニングをしているシーンでは大量の汗をかき、顔を真っ赤にしており北原トレーナーから「ベルノはまず体力づくりからだな」と言われています。
その後の金華山でのオグリキャップとのランニングでも「もう無理」と倒れてしまいます。
一方オグリキャップは汗一滴かいておらず、楽々とトレーニングをこなしていた為、オグリキャップとの並走トレーニングはベルノライトにとってかなり無理があるようです。
そして、オグリキャップに遅れることながら、ベルノライトもデビュー戦を迎えます。
残念ながらレースの様子は描かれていませんが、「負けました」と落ち込んでいます。
レースを振り返ると「タイミング」「位置取り」「ペース配分」を考えながら全力で走ること、駆け引き、レース勘も自分には足りないものが多過ぎると涙を流し落ち込みます。
【華奢?】
ベルノライトが芝用の蹄鉄を作った時や、中央に行くオグリキャップについていくことを決めた時、オグリキャップは嬉しさのあまりベルノライトを抱きしめます。
しかしベルノライトは「折れる折れる」とものすごい形相を浮かべます。
ベルノライトの身体が華奢なのか、それとも怪物の力が強すぎるのか、どちらなのでしょうか。
【オグリキャップの良きサポーター】
©漫画 久住太陽/脚本 杉浦理史/漫画企画構成 伊藤隼之介(原作:Cygames) / 集英社
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ウマ娘シンデレラグレイ 1巻より引用
レースでの自分の足りないものを感じたベルノライトは、今後はオグリキャップのサポーターとして支える存在となります。
オグリキャップが底が抜けるまで履きつぶした靴を新調する際にはオグリキャップの走りにあった靴を選び、蹄鉄もトレーニング用とレース用の違いを説明し、オグリキャップに必要なものを買いそろえます。
実はベルノライトの実家はウマ娘専門のスポーツ用品店の為、その方面の知識が豊富です。
その結果、ベルノライトが選んだ靴で臨んだレースでは勝利をあげ、オグリキャップも「あのレースで勝てたのはベルノのおかげだ」と言います。
誰かの役に立てること、そして、自分のサポートでオグリキャップが勝てたというのは、自分も一緒にレースに勝てたようだとベルノライトは喜びを実感します。
その後はオグリキャップの蹄鉄をトレーニング用の重い蹄鉄に打ち換えたり、芝用の蹄鉄をアルミ合金から作ったりとトレーナー以上にオグリキャップを支えます。
さらに、勉強中に読んでいた本が「スポーツ科学」ということから本格的にオグリキャップのサポートに力を入れます。
そして、オグリキャップが中央移籍が発表されたゴールドジュニアのレース後に、ベルノライトは北原トレーナーに私も中央に行きますと明かします。
知らぬ間にトレセン学園のスタッフ研修生の編入試験を受けており、見事合格していました。
その為、オグリキャップと中央に行くことになります。
ベルノライトは中央のスタッフ研修生クラスに転入する事になりますが、クラスメイトはさらに癖の強いウマ娘が多く、やばいところきたと顔を真っ白にしていました。
中央に行ってからも、オグリのトレーニングを見守ったり、お休みの日には一緒に渋谷に出かけたりしているようです。
今後のベルノライトがスタッフ研修生クラスで学び、どのような形でオグリキャップを支えるか楽しみです。
【実は頭がいい】
編入初日シンボリルドルフの挨拶でオーラに怯えがたがたしているベルノライトですが、編入試験に号哭する学力はシンボリルドルフにも認められるほど高いものです。
現にスクールモットーの「Eclipse first, the rest nowhere」も、あっさり「唯一抜きんでて並ぶものなし」と直訳ではなく意訳をしています。
ちなみに、カサマツでの座学は一位という成績を持っています。
【ツッコミもできるオグリの相棒】
シリアスな場面の多いシンデレラグレイですが、ギャグパートも何かと多く、ベルノライトはツッコミ役でも大いに活躍しています。
特にオグリキャップは天然で常識もあまり知らないので、良識的なベルノライトによく鋭いツッコミをされています。
オグリキャップのサポートをし、加えてオグリキャップのボケにすぐさま反応する。
まさに、オグリキャップには欠かせない相棒というわけです。
【ベルノライトの元ネタ】
ベルノライトの元ネタは二つあるそうで、一つは史実の競走馬ツインビーという栗毛の牝馬、もう一つは三輪勝装蹄師と言われています。
ちなみにコナミで「ツインビー」というシューティングゲームがあり、このゲームでのパワーアップアイテムの「ベル」が存在しています。
また、ゲームには「ライト」という登場人物がいるので、「ベル」と「ライト」この2つが由来と言われています。
さらにコナミはコナミスポーツクラブを経営しており、ベルノライトの実家がスポーツ用品店なのもここからきているのではないでしょうか。
また、ベルノライトがオグリキャップの蹄鉄を手入れをしていることから史実でオグリキャップを担当した三輪勝装蹄師もモデルになっているのではないかと言われています。
ここからはツインビーと三輪勝装蹄師についてご紹介していきます。
【オグリキャップの同期馬ツインビー】
ツインビーは1985年に父馬ナイスダンサー、母馬ヒラクリユウの血統に生まれます。
父馬ナイスダンサーの父馬はノーザンダンサーで、20世紀に成功した種牡馬の一頭と言われています。
父馬ナイスダンサーもカナダの競走馬で重賞を6勝しており、種牡馬となって日本にやってきました。
母馬ヒラクリユウは大きなレースの勝利はありませんが、3勝した経験をもっています。
1987年に新馬戦でデビューします。
初戦は3着とやぶれますが、4着以上の成績をくりかえし、デビューから2か月後の6戦目のレースで勝利を上げ1987年を終えます。
ちなみにオグリキャップとフジマサマーチのモデルのマーチトウショウとは同期ですが、一度も共に出走したレースはありません。
【父馬の血統】
ツインビーの父馬ナイスダンサーはツインビーの他の産駒としてはナイスネイチャがいます。
また、ナイスダンサーの孫にあたる馬にはトウカイテイオーもいるので、血統は決して悪くない方でした。
【ツインビーの走り】
翌年1988年は連戦がはじまります。
1月、4月、5月、7月、8月、10月、11月、12月は月に二度レースに出走しており1年に19レースに出走しています。
この出走頻度はツインビーに限らず、オグリキャップやマーチトウショウなども月に2度出走していることもあります。
その中でも4月、7月、8月、12月に勝利をあげています。
アニメ「ウマ娘 プリティーダービー」のモデルとなった中央の競走馬達に比べて、笠松の馬は出走頻度が高いようです。
翌年の1989年は2月の2レースは2着まで迫るも3月以降のレースは休養しており、1度も勝利することができません。
しかし、翌年の1990年になると、最初のレースで勝利を挙げ、8月までは5度レースに勝利し、どのレースも4着以内にはいっています。
5度目の勝利となったのは笠松オールカマーで勝利し、自身最高額の300万円の賞金を得ています。
その後は燃え尽きたように2度のレースで10頭中9位の順位まで落ちて、1990年10月をもって引退となりました。
引退後は繁殖馬となりますが、成績を残せた産駒はいません。
【1400mが得意】
ツインビーの競争成績を見ていると、デビュー戦で800mを走って以降は、1400mか1600mを中心にレースをこなしています。
生涯の10勝のうち1400mが8勝のため、もしかすると1400mの方が得意だったのかもしれません。
一方でカサマツオールカマーの勝利は1600mでしたが、この勝利がどのように漫画に関わってくるのか楽しみなところです。
【三輪勝装蹄師】
ベルノライトは、オグリキャップの蹄鉄を手入れすることから三輪勝装蹄師がモデルとも言われています。
史実で三輪装蹄師は、オグリキャップを担当した装蹄師です。
オグリキャップが中央へ移籍後、笠松競馬の関係者は直接関わることができなくなりましたが、三輪装蹄師だけは例外的に中央に行った後のオグリキャップを担当し続けていました。
本来笠松競馬場の開業装蹄師である三輪氏は、中央競馬の施設内では装蹄はできなかったそうなのですが、オグリキャップの中央移籍勧め、オグリキャップを2000万円で譲り受けた佐橋氏の強い要望によって、特例として認められたそうです。
三輪氏は、レースとなると東京でも京都でも装蹄しに行き、笠松時代でも中央時代でもオグリキャップを支えていたそうです。
【装蹄師とは】
装蹄師とは馬の蹄に蹄鉄を打つ人のことを言います。
装蹄師には資格があり、1級と2級が存在しています。
2級を取得したのちに4年以上経過してから1級を受けることができるそうです。
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漫画のベルノライトはレースシーンは全くありませんでしたが、史実のツインビーは引退する最後まで結果をのこし走り続けたことがわかります。
また、オグリキャップと同じ年に競争生活を引退しています。
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